Cool Classicsシリーズについて。スペクトラフロスト×レトロスロットの魅力と’84 Hurst Oldsのレビュー。 | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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Cool Classicsシリーズについて。スペクトラフロスト×レトロスロットの魅力と’84 Hurst Oldsのレビュー。

Hot WheelsにはいくつかのClassicsシリーズがあります。
その中でも一番新しいのがCool Classicsシリーズです。
※2017年にはModern Classicsが復活するそうです。

僕が本格的にホットウィールを買いだしたころに買っておいて開けてなかったCool Classicsが1台あったので今回引っ張り出してきました。

Cool Classicsについてのまとめと、Hurst Oldsのレビューです。

Cool Classicsシリーズとは?

Cool Classicsシリーズは2013年にシリーズ1として30車種、2014年にシリーズ2として30車種の合計60種がリリースされました。

2005年から2009年まで展開されたClassicsシリーズはその名が表す通り、原点回帰を一つのテーマとしたかのような仕様=スペクトラフレームが採用されたモデルを集めたものでした。
Cool Classicsではあたらしいスペクトラペイントとも言える、「スペクトラフロスト」が採用されています。

また、一車種を覗いてすべての車種に「Retro Slots」というCool Classicsシリーズ専用のタイヤが採用されている点、ボディとベースがMETAL / METALである点などがその特長となります。

ブリスターカードは1968年当時のカードデザインをオマージュしたもので、初期風ロゴのまわりの炎が青くなっているあたりがまさに「Cool」と言えますね。
ClassicsではPurple Passionに変更されていた車のイラストも、初期デザイン同様のCustom Ottoに戻っています。

カード裏面の記載では、ClassicsシリーズがHot Wheels Collectors.com(HWC)名義のものだったのに対し、Cool ClassicsはHOTWHEELS.COM名義になっています。

これが意味するものは明確にはわかりませんが、個人的にはHWC=上級サイドラインと考えていたので、そのルールで言えばこちらは下位ランクのサイドラインという位置づけになってしまいますね。

それを裏付けるように、Cool Classicsは全車種の生産国が「タイ」になっています。
近年で言えばBMWアソートとかワイスピアソートなどの廉価なサイドラインがタイ製なのに対し、Car CultureやEntertainmentといったリアルライダーが採用されているような上級サイドラインはマレーシアで作られていました。

といっても価格帯はアメリカで$4程度、日本では500円オーバーだったという点や、ブリスターカードが分厚いことを考えると、Cool Classicsを上級サイドラインに位置付けても良さそうな感じです。

※そもそも上級とか下級とかって僕が勝手に呼んでるだけですが・・・w

スペクトラフロスト

Cool Classicsの特長の1つであるスペクトラフロスト。
スペクトラフレームはそれこそ初期のモデルからClassics、RLC、STHなどなどでみることが出来ますが、スペクトラフロストはCool Classicsだけの専用カラーです。

スペクトラフロストがどういうカラーリングかというと、その名称にヒントが隠れていました。
フレームが炎なら、フロストは霜を意味します。

ギラついた”ホットウィールらしい”ボディカラーでありながらも、スペクトラフレームのようなキャンディカラーではなく、どこか曇った感じのカラーリング。

暖かい部屋から急に寒い外へホットウィールを持ちだしたら、ちょうどこんなカラーになるんじゃないかなw
それがうまい具合にCoolな印象を演出しているわけです。

スペクトラフロストのカラーはRed, Blue, Green, Aqua, Antifreeze, Copper, Orange, Gold, Silver, Purple, Dark Purple, Dark Blue, Light Blue, Violet, Pink, Oliveなど。(Hot Wheels Wikia表記より)

個人的にはBlueやGreen、Aquaといった寒冷色こそがスペクトラフロストとしては映えるかなと思いましたが、AquaやAntifreeze、Copper、Pinkなんかもいい感じですね。

あとはSilverなんかも昔の玩具っぽい色合いでいい感じです。

レトロスロット

Cool Classicsのもう一つの特長はRetro Slotsと呼ばれるタイヤです。
マグホイール風でレトロな5スポークホイールのプラタイヤのことで、Cool Classicsにしか使われていません。

普通の5SPタイヤや香港期のBWに似ているようで、かなり違いますね。
断然カッコいいです。

走らせたときの回転がまたカッコよかったりします。

基本的にはシルバーのホイールのものになりますが、何車種かだけゴールドのものも存在しています。

また、大型ハイリフト車種である’87 Toyota PickupだけはさすがにRetro Slotsを採用できなかったようで・・・

なぜか平然とCTS履いてるっていう・・・。
右下にしっかりと書かれている「RETRO SLOTS」表記が悲しいですw

カードバリエーション

Cool Classicsシリーズは初期ホットウィールやClassicsシリーズのように同一車種で別カラーリングというものはなく、1車種あたり1カラーとなっています。

そのため、車だけでみれば全60種でコンプになる(はず)です。

また、車種のダブりも’67 Pontiac Firebird 400がシリーズ1とシリーズ2に存在しているだけで、他の車種は1台キリのラインナップとなります。

その代わり、なぜかブリスターカードのCustom Ottoに色違いが存在しています。
2013年のシリーズ1はCustom OttoのボディカラーがRedまたはBlue、2014年のシリーズ2はPinkまたはOrangeです。

なので、厳密にカードバリエーションも含めてコンプしようと思うと120種類になるというわけですね。

ちなみにカードバリエーションではないですが、2013年のカードは車の背景がシルバー、2014年はホワイトという違いもあります。

’84 ハーストオールズのレビュー

さて、Cool Classicsの基本的なところがわかったところで、僕が持っていたHurst Oldsを見ていきたいと思います。

’84 Hurst Oldsとは

ハーストオールズはオールズモービルとハーストパフォーマンス社のコラボレーション商品で、1968年から1984年まで生産されたモデルです。

Olds 442と比べてコストがかかり、マニアックな層に人気が高かったモデルだそうです。

ホットウィールにおいては2012年のThe Hot Onesでデビューし、未だにベーシックカーでのリリースがないモデルです。

デザイナーはBrendon Vetuskey氏。

フロント・リア

びっくりするぐらい一色のフロント周りですが、なんとも80年代っぽい顔をしていていい感じです。
ただ、ギラついたカラーでの一色展開というのは本当に初期ホットウィールのような印象があって、それを80年代の車でやられるとこういう感じなのかーと、なんだかホットウィールであってホットウィールでないような・・・なんとも言えない感覚に陥りますw

ただ、初期ホットウィールっぽさの演出という意味から、原点回帰な「Classics」を冠に持ったのかもしれませんね。

実際にはボンネットにフレイムスが載っていますが、光の角度次第では見えない面白い仕上がりになってます。

サイド

パッと目を引くのはやっぱりスペクトラフロストカラーとレトロスロットですね。
スペクトラフロストもレトロスロットもCool Classicsシリーズにしか使われていないと考えたら貴重です。

このカラーリングは本当に何なんだろうなぁ・・・不思議な色合いです。

スペクトラフレームの下地がメッキ(またはポリッシュ加工)なので、もしかしたらスペクトラフロストは下地がやや反射率の悪いシルバーカラーだったりするのかな・・・。

ボディサイドにも薄くフレイムスが入っているのが見えるかと思います。
また、ウィンカーランプ(?)が一応塗り分けられており、「頑張ったのそこかよ!」と言いたくなりますねw
せめてヘッドライトを塗っておくれ。

トップ・ベース

遠目でみたらただの黄土色の車・・・って感じに写ってますね・・・。
実際はトップも当然スペクトラフロストでギラついてます。

Classicsシリーズもそうでしたが、基本的にスペクトラフロストの一色塗っただけで仕上がっているものはなく、何かしらのタンポが載っています。
そのあたりが昔のモデルとは違う部分ですね。

ベースには「’84 Hurst Oldsmobile」という車名、2011年の著作年、タイ製であることが記されています。

おわりに

というわけでCool Classicsシリーズについてと、’84 Hurst Oldsのレビューでした。

Cool Classicsシリーズは今でもトイザらスでたまに見かけますし、オークションやショップなどでも比較的簡単に入手できるシリーズだと思います。
・・・とはいってもDatsunのような人気車種はやっぱり高額になってますが。

スペクトラフロストはおそらく写真で見るよりも本物の方がカッコいいので機会があれば手に取って見てみて欲しいですね~。
そして「シリーズ3」が出ることをひそかに期待しています。

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Comment

  1. harunam より:

    おはようございます!ハーストオールズ凄くカッコイイですね!これもまた、メタル×メタル×プラタイヤなので相当良く走りそうですね!80年代のアメ車はパッとしないものが多いと言われていますが、僕はその年代の車大好きです!このホットウィールはボディと同色のフレイムが描かれているのがとてもクールです!

    • にわかマニア管理人 より:

      harunamさん

      おはようございます!コメントありがとうございます。

      >ハーストオールズ凄くカッコイイですね!

      僕は最初「なんでこれを買っちゃったんだろう・・・」って思ってましたが、なかなかどうして実際に開けて触ってるとやっぱり「カッコイイじゃん!」ってなってきますね~。

      >メタル×メタル×プラタイヤなので相当良く走りそうですね!

      確かにそうですね!
      ちなみに今持ってるので一番早く走りそうなのはNeo ClassicsのPontiacです。

      >80年代のアメ車はパッとしないものが多いと言われています

      そうなんですか~。
      たしかに以前に紹介したキャディラック・ドゥビルも人気ないって噂でした。
      あんなにカッコいいのに不思議ですね。

      >フレイムス

      炎なのにクールとはこれいかに!

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