Hot Wheels HIGHWAY 35 WORLD RACEについて
今年のあたまにACCELERACERSについて取り上げたのを覚えている方はいらっしゃいますでしょうか。
今回はそんなACCELERACERSの前身、「Highway 35: WORLD RACE」のアイテムを入手しましたので、ミニカーを紹介する前に「Highway 35: WORLD RACEとはなんぞや??」というところに触れてみたいと思います。
ハイウェイ35 ワールドレースとは!!
Highway 35: WORLD RACEは2003年にホットウィールの35周年を記念してリリースされたサイドラインシリーズです。
なんとなくですが35周年は何気に50周年よりも色々仕掛けられてたような気がするんですよね~。
良い時代だったのかな!
同時期に展開された同名のPS2用ゲーム、または2時間弱のフルCGアニメと連動したシリーズで、ミニカーには5チーム×7種という展開がありました。
今回僕がゲッツしたのは主人公が所属するWave Rippersというチームのもの。
劇中では「Highway 35」という異次元のレース場(=ホットウィールのレーストラックみたいなところ)を走るためにイベンターが用意した車種たちで、最近のワイルドスピード・スパイレーサーズのマシンみたいに各マシンにはギミックが備わっている・・・という設定だったと思います。
各チームに所属するマシンは以下。
Wave Rippers
- DEORA II
- SWITCHBACK
- CORVETTE STINGRAY
- ’55 CHEVY NOMAD
- POWER PIPES
- BACKDRAFT
- CHRYSLER THUNDERBOLT
Street Breed
- SLING SHOT
- SIDE DRAFT
- PONTIAC RAGEOUS
- 24/SEVEN
- ROAD ROCKET
- AEROFLASH
- PONTIAC FIREBIRD
Roadbeasts
- BALLISTIK
- ZOTIC
- TWIN MILL
- MOTO-CROSSED
- VULTURE
- POWER ROCKET
- POWER PISTONS
Dune Ratz
- KRAZY 8S
- WILD THING
- TOYOTA RSC
- ’97 FORD F-150
- SWEET 16 II
- ’69 EL CAMINO
- MEGA-DUTY
Scorchers
- ’70 PLYMOUTH ROAD RUNNER
- 1/4 MILE COUPE
- RED BARON
- ’57 THUNDERBIRD
- DODGE CHARGER R/T
- ’63 CORVETTE
- MUSCLE TONE
このうちHighway 35: WORLD RACEでデビューしたアイテムというのは存在せず、全て既存金型を使っていた模様。
(2003年デビュー組はいたけど、基本的にはメインラインでデビュー後にこのシリーズ・・・という感じだったみたい。)
面白いのは全種オリジナルカーだったACCELERACERSと違ってライセンスドカーも入り乱れているところですね。
主人公機がデオラIIなのに対してライバル機はロードランナーですしおすし。
発売されたアイテムについて
商品はこんな形の特殊なパッケージに入れられていました。
ドーム型が可愛くていい感じです。
日本への輸入はバンダイが行っていた模様。
2003年までは頑張ってたんですね~。
って、ああーーーっ!!!
やってくれたよ!!
わかります?
例のゴムのようなものがパーツを固定してくれてました・・・。
これねえ、2000年代初頭の100%ホットウィールなどで痛い目を見ているコレクターが多いんですよ。
ゴムが化学反応を起こして、こうやって塗装を剥がしちゃうのよね、、、
今回のは2003年にリリースされたもの。
記事執筆時点では17年前にパッケージングされたアイテムってことになります。
2004年の100%ホットウィールがアウトだったのから・・これもきっとアカンよなぁ、、、
・・・無事でした。
あれー?
よく見ると、これに使われていたゴムと100%ホットウィールに使われていたゴムは違うものでしたね。
というかこれはゴムじゃないような気がする。
2020年のプレミアムコレクターセット(Nissan Garageなど)に使われていたアレと同じ材質っぽい感じ。
ということは・・・プレミアムコレクターセットなら未開封でも少なくとも20年ぐらいは化学反応が起きるような心配がいらないってことかもしれません。
※それかミニカーのボディに施されるクリアなど塗料の材質が違ったりするのかなぁ・・・?
(今回のアイテムのグラフィックスはフィルム印刷っぽい感じでした)
パッケージ内にはミニカーの他に、小冊子とメンコみたいなヤツが付属しています。
小冊子はこんな感じで、HIGHWAY 35: WORLD RACEのエピソードをなぞるようなアメコミになっていました。
全35冊・・・とりあえず全部まとめた1冊を発売してくれぃ。
ちなみにこのシリーズにラインナップされたマシンは基本的にCM5というちょっとリッチなノーマルホイールが採用されています。
CM5はこのシリーズで初登場したホイールなので、これこそがHighway 35: WORLD RACEの象徴と言っても過言ではないのかも。
(ちなみにCM5は今は使われていませんが、2000年代中盤ぐらいまではちょいちょいメインラインにも採用されています)
おわりに
というわけで、Highway 35: WORLD RACEについてでした。
ACCELERACERSと違って、ここから生まれたオリジナルカーというのが存在しないため、ラインナップに対しての特別感みたいなのは薄いかもしれないですね。
その代わりパッケージが豪華だったり、ミニカー自体もちょっと上級感があるので、もしどこかで見かけることがあったら是非手に取ってみて欲しいです。
※中古市場でもそこまで高額じゃないみたいだし!
今回入手したSWITCHBACKについてはまた別途レビューさせて頂けると幸いです!
Comment
これ、リサ店なんかで見つけると気にはなるモデルですよね。記念モデルな感じはあるしホイールも塗装もレアだし、ちょっとグラッとくる。
でも……とにかくパッケージの存在感がありすぎ(要はデカすぎ)で収納(とか人によっては並べて展示とか)しにくそうったらありゃしないんじゃーっ!ここは広大なベー国じゃないっつーの!
そして中古で売ってるのの大半が日焼けにやられてパッケージが黄色く変色しまくってる!というのも問題だな。あとやたらデオラ残りすぎとか、微妙に高くて1500円くらいしたりとか。要らぬ!
FTEさん
コメントありがとうございます!
ちょっとグラっとくる、からの「要らぬ!」www
パッケージ、僕は思ったほど大きくは感じなかったですね〜。
30周年のあれとかの方が困るぐらい大きい。。。
>広大なべー国じゃないっつーの!
仕方ないの!広大な米国のを借りてるだけなんだから!
日焼け問題も仕方ないですね〜・・・
あれ、押し入れにしまってても焼けちゃうらしいじゃないですか。
中身は無事なんだけどね、、、
お晩で御座います
なんか凄いカラーリングが爽やかで、
私の熱い心とお稲荷さんを「グッ!」と優しく、
時折激しく握られ思わず目が飛び出る感じです♪
こんな素晴らしい物がリサ店で売ってるなんて!?
次回はそちら系も周ってみたい・・・。
個人的にデオラ2が気になって仕方無い。
アマゾンのリンク踏み踏みして値段チェックしましたが、
デオラで2万超えっすか・・・。無理っす(汗;
Wave Ripperチームはどれも塗装が秀逸ですねぇ。
そういえば、Quick Shiftersの赤スティングレーと、
トランスポートの青スティングレーは、全く別物だという事が、
判明しましたね。ラムレーおじさんもビックリしてました。
乙さん
お晩です〜。コメントありがとうございます!
お稲荷さんはグッとしまっておいてくださいませ!!
リサ店は本当に出会いがない時は全くありませんので、通常のトイザらスなど以上に「出会えたらラッキー」という気持ちで巡らなければなりませぬ。。。
>アマゾンのリンク
一応参考までに貼っておきましたが、、、Amazonのホットウィールは基本的に(新作以外は)価格設定がおかしいですw
リサ店とかオークションなら1,000円前後ってところじゃないですかねえ〜・・・。
>スティングレー
気になってラムレーおじさんの動画を見ちゃいました。
たしかにthis is new castingとか言ってましたね〜。
でも僕にはどこがどう違うのかが全然わからん、、、
実家で発掘しました。ブリスターが変色しているものが多いですが、ダブリ分を開けると中はそのままの鮮やかな塗装でした。
中の小冊子を全部見たいように思います。
まじんさん
コメントありがとうございます!
そうそう、焼けなんてパッケージだけの問題ですもんね。
裸にしちゃえばみんな同じなんじゃ!
ブスもおしゃれも死ねば土じゃ!
>小冊子
そうなんですよ。
これまとまった一冊になってくれてたらなぁ〜って。(買うとは言ってない)
にわか先生こんにちは。
このラインは楽しいですね。
私はしばらく前に、BackDraftのルース品を\350で入手。結構カッコ良くてお気に入りの一台です。未来のサンタクルーズ辺りに出没しそうでCaliforniaの日差しがキラキラシルバーのボディに反射する様子を想像しながら楽しんでおります。HWならではの世界!
Avant 1968さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
誰が先生じゃーい!
>BackDraftのルース品を¥350で
それぐらいで買えたら最高ですね〜w
>未来のサンタクルーズ辺りに
おっしゃれだな〜。カッコいいなぁ。
やっぱサーフィンっていうとカリフォルニアの西なんですかねえ〜。
うわー確かに未来のカリフォルニアを想像しながら、っていうのはHWならではかも!!!!
あのピンク色の夕日をバックに走らせてもカッコいいかもしらん、、、