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ホットウィールのSUPER CALIFORNIA CUSTOMについてのまとめ

見てください!この80年代の終わりから90年代のカリフォルニアを思わせるロゴを・・・!!!!

今日はホットウィールの「SUPER CALIFORNIA CUSTOM」というシリーズについて紹介したいと思います。

スーパー・カリフォルニア・カスタムについて

SUPER CALIFORNIA CUSTOMは1991年にリリースされたホットウィールの1シリーズです。

これの前身として、1990年には「CALIFORNIA CUSTOM」がありました。

ホットウィールのCALIFORNIA CUSTOMについてのまとめ

CALIFORNIA CUSTOMは今思うと、「90年代にホットウィールがデビューしていたら?」というコンセプトのアイテムたちだったと思うんです。

1968年のカリフォルニア・ルックが最初の16台であるORIGINAL 16に体現されているように、1990年のカリフォルニア・ルックがCALIFORNIA CUSTOMだったんだろうなと。

※この辺は↑のリンク先でちょっと触れてますので、興味がある方は参考にしてみてください!

ただし当然、その22年の間に人々が感じる「カリフォルニアらしさ」というのも変わっていくわけですよ。
なので同じカリフォルニア・ルックでミニカーを生み出そうとしても、CALIFORNIA CUSTOMではORIGINAL 16とは違った解釈のものが誕生することになりました。

そんな2つのカリフォルニア・ルックを融合して生まれたもの・・・それこそがSUPER CALIFORNIA CUSTOMだったのではないか!?と思うのです。
※すべて僕の想像に過ぎませんが!

1968年+1991年のカリフォルニア・ルック

おそらくその答えとしてマテルが打ち出したのが、当時のカリフォルニア・ルック5箇条にあった3つ、

  1. 前輪に対して後輪を大きくする。
  2. フード・スクープやパワフル・エンジンを装備。
  3. エグゾーストはクローム・メッキして露出させる。

出典:ホットウィール大図鑑

だったのではないでしょうか。

※残り2つは「レッドラインタイヤ」と「スペクトラフレーム」だったのですが、これはSUPER CALIFORNIA CUSTOMには採用されていません。

SUPER CALIFORNIA CUSTOMは「SUPER」という冠が付いているとおり、当時のホットウィールの特徴である「前傾」「パワフル・エンジン」が強調されたアイテムでした。

それを再現するために極端に大きな後輪、クロームメッキで仕上げられた大型のエンジン(スーパーチャージャー)がデザインされています。

どうでしょう?

当時の子供たち、またはまだ少数だったと思われるコレクターさんたちがこれを見てどう感じたかはわかりませんが・・・僕にはなんとも「これぞホットウィール!!!」という感じがしてならないのです。

ギミックによって2通りの楽しみ方が!

ちなみにこの後輪およびエンジンはギミックによって「通常タイプ」に戻すことも可能です。

カード裏面にはそのやり方も記載されており「2 cars in 1!」として紹介されていました。

1つのパッケージに2つの車が入っているのではなく、1つの車で2通り楽しめる・・・っていう。
こういうの、たまらなくないですか??w

でも僕はもっぱらRad Rodバージョン(でっかい後輪)の方が好きです。

こうした車体を持ち上げるギミック自体は1980年のホットウィール「HiRakers」シリーズでも採用されており、今回のはそれを応用したものだったのかもしれません。

オマケもついて超お得アイテムだったっぽい

SUPER CALIFORNIA CUSTOMにはミニカーの他にこうしたオマケパーツも付属していました。
アドベントカレンダーでゲットできるようなクオリティのものですね~。(それよりもチープかも)

でも、この手のオマケにどれぐらいのコストがかかるのかはわかりませんが、やっぱり僕が子供だったら嬉しいだろうなと思います。

僕が入手したのはエンジンクレーン?でしたが、他にもランプ(坂道)やジャッキなんかがランダムで入っていた模様。

さらにはこんな感じのレーシング・デコステッカーまで付属していました。

これは1990年のCALIFORNIA CUSTOMにもついてましたね。
パッケージ裏面には「ステッカーも貼って、スーパーカリフォルニアルックにしよう」みたいなことが書いてあります。

ただ、貼るにしても1組しかないので片面しか行けないし、サイズ感的にはちょっと大きすぎるので・・・当時の子供たちがどう遊んでいたのか気になるところ。

ちなみに、ここまでいろいろ付属がありながら、お値段は$2~$4ぐらいだったようです。(当時の値札を見ると)

日本では1990年代の物価ってものによっては今の6割ぐらいだったので、それをベースに考えるとUSでも今でいうUS$3~7ぐらいのアイテムになっちゃうのかな。

そう考えるとCar Cultureとかと同じぐらいの価格帯ですか。
当時の子供たちにしてみたら高額だったかもしれないし、大人のコレクターにしてみたらチープ過ぎたかもしれないですね。

SUPER CALIFORNIA CUSTOMのラインナップ

価格面とクオリティ面で人気が出なかったのかはわかりませんが、なんとSUPER CALIFORNIA CUSTOMシリーズ・・・1991年の1年間に6車種(カラーバリエーション2種ずつ計12種)の展開のみで終了してしまいました。

そのためおそらくは出回っている総数も少なく・・・現在でもそこそこに取引価格が高いアイテムだったりします。

ラインナップは以下。

TOY# Model Name
#1679 E.Z.DUZZIT ’55 Chevy
#1680 CATALINA CRUZ
#1686 MEAN MACHINE Pontiac Trans-Am
#1687 TUBULAR TURBO
#9151 JACK FLASH Dodge Charger
#9153 BEACH BLASTER
#9156 RACE ACE Chevy Monza
#9157 LAGUNA LIGHTNING
#9177 SCORCH TORCH Ford Vickey
#9179 COOL DUEL
#9378 BIG SUR-PRIZE Chevy C-1500 Sport Side
#9628 BOD ACIOUS

モデル名だけを見ると全車種オリジナルカーなのでは??と思いますよね。
・・・でも実は全車種元ネタありだったりします。

なんだったら’55 CHEVYなんかはレギュラーラインナップにあったヤツをリツールしてSuper California Custom化しているそうで・・・できればその辺の比較もしてみたいところ。
※でも高くてなかなか買えないのよね。

おわりに

というわけでホットウィールのSUPER CALIFORNIA CUSTOMについてのまとめでした。

これねえ・・・実は昨年の中頃にゲットしてるんですよ。
だいぶ状態が良いものだった(&高額だった)ので開封すべきかむちゃくちゃ悩んだんですが。。。

今回の記事を書くために開けちゃったので、後日ミニカーの方もレビューさせて頂けると幸いです!

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. HD より:

    古いアイテム掘り下げてますね。
    もう「にわか」返上して、
    「超マニア」に改名して下さい。

    さて
    個人的に好きなのは
    HALL OF FAME : ホール オブ フェイム
    シリーズ です。
    Ferrari等数台持ってます。
    カード付のなかなか良いシリーズです。

  2. ロードランナーK.K. より:

    うらべ くめこですよ~…
    お疲れ様でふ
    よくぞ開封してくれました!エライ
    今でいう「TOONED」に値するシリーズになるのかなぁ
    いやぁ、こういうの凄い大好物♪w
    ルースのチャージャーとCー1500を持ってまして、股間に入れても痛くない位溺愛しておりますw
    仰る通り、高いんですよ!トホホ
    でもね、前ににわかさんが画像アップしてくれたピンクのヴィッキーは今でも狙ってますよ
    マッチボックスはレズニー時代のスーパーファストシリーズ(70年代位)にも同じようなキャストがあって、これも高いんだけどコツコツ集めてます
    デフォルメ具合といい、ずっしり感といい、いいよな~(シムケン)
    オモチャなんだから、これ位ぶっ飛んでる方が楽しいよー♪

    • にわかマニア管理人 より:

      ロードランナーK.K.さん

      コメントありがとうございます!
      鶴ちゃんネタ、KKさんも微妙に世代じゃないでしょ!?w

      今でいうTOONEDなのかもですねえ~。
      派手にデフォルメされてますし、やっぱりホットウィールならではって感じで。

      >股間に入れても痛くない

      それを言うなら「目」でしょ!!!
      どっちも痛そうだわ!!!

      でも2つほどお持ちなんですねえ~。うらやま!全種欲しい!

      スーパーファストにも同じようなのありましたか。
      完全にパクっとるやないかい!w

      >いいよな~(シムケン)

      いいよなおじさん、今でもバカ殿さまとかで見るの楽しみなんですがw
      あとは「でしお」w

  3. ウィーラーの端くれ より:

    お疲れ様です!

    カリフォルニアカスタム・・
    というより、開けてしまった
    のですね!?
    英断ありがとうございますm(_ _)m

    自分なら、
    ブリが割れるorカードがめくれる
    だったら開けますが、
    このセットの場合、付属パーツが
    あるので、極力開けたくないです。
    付属品を無くすトラウマは
    ガキの頃から消えないです・・

    • にわかマニア管理人 より:

      ウィーラーの端くれさん

      コメントありがとうございます!

      うっ・・・高菜食べてしまったんですか?みたいなトーン!!!
      でも開けてしまったものは仕方ないw

      だって開けないとどうなってるのかわかんないじゃないですかぁ。
      なのでルースをゲットするのが一番なんですけどねえ・・・せっかくの未開封品を。。。ぐぬぬ。。。

      >付属品を無くすトラウマ

      あ、一応僕は開封したあとも、飾るヤツ以外はもとのブリちゃんに戻して保管してます^^
      たまに息子に持って行かれちゃうこともありますが、、、まぁその時はその時だ・・・。

  4. super cub より:

    ニワカ師匠さま

    2018及び2019アイテムトラッカー作成、お疲れ様でした。
    とても有難く使わせて頂きます。

    さすがのまとめです。

    • にわかマニア管理人 より:

      super cubさん

      コメントありがとうございます!
      あっ、、、お気づきでしたかw

      ちょっと今、ブログ内の情報があっちこっちでよくわかんなくなってて・・・それをまとめようと思って少しずつ時間を取ってます。
      でも思ったより重症でして、、、かなり時間がかかりそう。

      簡単にできそうなトラッカーだけさっくりとやらせていただきました。
      その他の部分は気長にお待ちくださいませw

  5. より:

    お晩で御座います

    大変長らくのご無沙汰をしておりましたが、
    その後いかがホットウィールでしょうか?

    こちらは北欧より友人が訪ねて来ている関係で、忙しさMAX最中です(激汗;
    「 ホットウィール < 金髪美女 」という不等号数式が成り立っている為、
    ・オナラが出る事、風のごとし。
    ・ブログへの書き込み、林のごとし。
    ・ビーチへくり出す事、火のごとし。
    ・モッコシする事、山のごとし。
    という状況です・・・。

    水着面積が極めて小さいのには相変わらず驚かされます・・・。
    極夜、太陽の出てる時間が4時間弱であとの20時間は真っ暗な世界から、
    突如真夏なので弾けたい気持ちも大いに理解できますが・・・。

    さてブリカの椰子の木がまたビーチをビーチを想像させられますなぁ♪
    ギミックも付属品もあって豪華絢爛、古き良き米国HW感満載ですね!
    カリフォルニアっぽいといえば、1992年のベーシック、136番の’56 Flashsiderも
    水色でカリっぽくてネトオクで新品を狙ってたんですが・・・。(アウトォぉ~~)

    • にわかマニア管理人 より:

      乙さん

      おばんですぅ~。コメントありがとうございます!

      >ホットウィール < 金髪美女

      これはもう致し方なしですね。
      なぜその状況で風のごとくオナラが出るのかは謎ですが、、、(金髪美女の方から出ているのなら、空気が入っただk

      水着面積は小さければ小さいほど良いというわけではないですよね。
      やっぱりそそるラインというか、ちょうどいいサイズというのがあるような気がしています。
      ちょっと測定してみたいので写真を送って頂いても宜しいですか?

      56フラッシュサイダーは僕もルース品でゲットいたしました。
      https://hotwheels-labo.xyz/review-of-flashsider/
      これぞカリフォルニアテイストって感じがしていいですよねえ~!!!

  6. shubee より:

    おはようございます

    SUPER CALIFORNIA CUSTOM、欲しいと思いつつも、結構いいお値段なので手が出ずに未だ入手できてないんですが、ホットウィールの楽しさを集約したような1台ですねぇ。

    でも、1年間に6車種で終了って人気なかったんですかね。
    CALIFORNIA CUSTOMがそれなりに評価されてのSUPER CALIFORNIA CUSTOMってことだったのではと思いますけど、ホットウィールのデフォルメものってセールス的にはなかなか成功しづらいんでしょうか・・・

    CALIFORNIA CUSTOMの方も欲しいやつは結構いいお値段で、Flying Colorsみたいにレプリカでも復活してくれたらうれしいんですが♪

    • にわかマニア管理人 より:

      shubeeさん

      おはようございます!コメントありがとうございます。

      本当に結構いいお値段なんですよね。
      で、中身はかなりチープな玩具なので・・・割に合わないというかw

      でも仰る通り、ホットウィールの楽しさを集約しているのかな~とは思います。
      これがなぜ12種で終了したのか・・・。

      >ホットウィールのデフォルメもの

      セールス的に厳しかったらTOONEDとかを積極的に出さないような気もしますよねえ。
      まぁマーケットってなかなか思い通りには読めないものだと思うので、その時代に受け入れられなかっただけという可能性もありあそう。

      >レプリカで

      そろそろ90年代のリバイバルも欲しいですね~^^

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