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ホットウィールのタイヤ(ホイール)名称の読み方、覚え方

      2020/08/01  - ホットウィールの基本情報

ホットウィールには本当にたくさんのタイヤが存在しており、その名前を覚えるのも大変です。
・・・というか、全部はなかなか覚えられないと思うんですね。

しかも「5SP」「MC5」とかならまだしも、「ORRR6SPM」とか「CRDGC4SPR」とか見ると「何かの暗号ですか?」と言いたくなるわけで。

ただこれ、紐解くと↓こんな感じで、フローチャート的に作っていけるのです。

今日はこうした「ホットウィールのタイヤ名称」についてみていきたいと思います。

タイヤ名称の見方、考え方

ホットウィールのタイヤはそれこそ本当に数十種類は存在していて、全てを覚えるのは難しいです。

・・・が、暗号みたいな名前を解読していくと、なんとなくその名前を見てホイール形状を予想したり、逆にタイヤから名前を予測したりというのができるようになります。

ここでは「サイドウォールの状態」「タイヤの材質」「ホイール形状・スポーク数」の順で見ていきます。

サイドウォールの状態

まず、サイドウォール。
タイヤの黒ぶちの部分ですね。
ここがどんな状態かが最初に語られます。

基本的にタイヤが真っ黒ならば、ここに説明は入りません。

赤いラインが入っていればRL(Red Line)です。

ホットウィールのレッドライン(RL)とは?

サイドウォールの面積が大きめで、白く塗装されていればWW(White Wall)、同じものが黒ならばBW(Black Wall)です。

※ただし前述したとおり黒いタイヤの場合は基本的には表記されず、BWと表されるのはこのホイールのみ。

上級モデルのリアルライダーなどにはこのウォール部分にホワイトレターが入っていることがありますが、これがグッドイヤーの場合にはGYE(Good Year)という名前で表されます。

タイヤの材質

次にタイヤの材質がゴムであるかプラであるかという部分。

ベーシックカーは基本的にプラなので、ここには何も入りません。
プレミアムラインやスーパートレジャーハントの場合はゴム製のリアルなタイヤを履いているため、RR(Real Riders)です。

RRに心を奪われてしまっている僕からしたら、他のどんなタイヤを覚えずとも「RR」だけは覚えていってね!って感じです。

あとはオフロードタイヤの場合もここにOR(Off-Road)というのが入りますね。

ホイール形状・スポーク数

そして最後がホイールの種類、スポークの数といった部分になります。

基本的には「スポークの本数+SP」という表現が使われるので、5本のスポークだったら5SP、10本だったら10SP・・・といった感じ。
※ただし「PR5」「OH5」のように「SP」が省略されることもあります。

まとめると・・・

以上を踏まえて考えると、↑このタイヤの場合「RLRR5SP」ということになりますね。

サイドウォールにレッドライン(RL)、ゴム製タイヤ(RR)、5本のスポーク(5SP)の組み合わせですね。
逆にRLRR5SPと言われたら「あー、こんな感じのかな」という予想もつく・・・と。

・・・ただ!!!

じゃあこれは??
赤い線が入ってて、ゴム製タイヤで、5本スポーク・・・あ!RLRR5SPだね!

なんて思ったら間違いで、、、
このタイヤの赤い部分は「リム」であり「ウォール」ではなく、さらにはHot Wheelsのレターも入っているため「Red Rim ‘Hot Wheels’ RR5SP」とか言うんだって!!!!なんじゃそらw

さらにいうとこれは???
レッドラインで、リアルライダーで5スポーク・・・まさしくRLRR5SPやんけ。

・・・と思いきや、RLRRMAG(Red Line Mag Style Real Riders)なんだってよ!!!!

というわけで、ここで思いっきり手のひらドリル。
結局は名称の法則なんて覚えたところでほとんどは読めないのでありますなw

例外ありすぎ問題

まぁ、そもそもマテルが正式にこの呼び名を決めているのかどうかも怪しいところではあります。

一応HWCとか、あとは社内で使っているEシートというものには「Real Riders 5-Spoke wheels w/ red stripe tampo」みたいな形で表現されてたりはするので何らかの決められたネーミングはあるんでしょうけども・・・。

ただそれを「RLRR5SP」とかは読んでない可能性もあるのかなーと。

あとですね、例外もめちゃくちゃにありまして。

たとえば「LW」。
ベーシックカーに使われるものだと「Lace Wire」の略なんですよ。

↑これ。

それがプレミアムラインで主に使われる「LW5」は「Lace Wire 5-Spokes」に非ず、、、「Larry Wood 5-Spokes」の略なんですね~。

いや、わかるかい、と。

※さらに言うと「LIW」というヤツは「Lime Wheel」の略っていうね。
「LW」じゃなかったのがまだましですがw

Good Yearを表すGYEなら「GYE5SP」は「5SPホイールにGood Yearのレターが入ってるもの」なのに対し、「GYE10SP」だとGood Yearのレターがない、そういう名前のホイール・・・ということもあります。

さらにさらにさらに言うと・・・同じホイールなのに呼び名が違うというものだってあります。
たとえばFTEとOH5・・・FTE2とTRAP5・・・形状は同じでアクスルの材質が違うのだとか。

DD8で親しまれている鉄チンホイールは、より鉄チン感のあるST8(Steelie 8-Spoke)とか呼ばれることもあるし。

ネーミングルールもなかなか一筋縄ではいかない感じです。

おわりに

まぁほんと、結局のところタイヤの種類ってものすごくたくさんあるので、気になったものを都度調べて覚えていくしかない・・・という感じですね。

逆に言うと、これだけ多くのタイヤが用意されているんだから、それすらも収集の対象として楽しんでいけ!ってことなのかもしれません。

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. harunam より:

    こんにちは、僕は化学の組成式なんかもそうですが、ローマ字と数字が並んだものが覚えるのが苦手なので、解説有難いです!レッドラインは厳密には香港製とアメリカ製がありますね。僕は明日から期末試験で忙しいのでここ何日かホットウィールも触っていません…終わったら遊びたいです!

    • にわかマニア管理人 より:

      harunamさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      >レッドラインは厳密には香港製とアメリカ製がありますね。

      あ、そうですね!
      一種類というと語弊がありました。

      >僕は明日から期末試験で忙しいのでここ何日かホットウィールも触っていません…

      そりゃホットウィール触ってる場合じゃないですw
      頑張ってください!

  2. ユウサン より:

    僕はホットウィールというとPR5ってイメージです(初HWのバイパーやペプシ車がPR5だったので)。
    そういえばこの前行ったショップでルース品の謎車?で扇風機みたいな3つのやつ(なんだったかな…)のホイールを履いたやつがあって、ちょっと惹かれたのですが値段が書いてなかったのでちょっと不安だったので買いませんでした。次回パッション買うときに確かめときます。
    ちなみにマジョレットでもイオンでみたCR-Z2台がホイールが違ってたり、買ったダスターはタイヤ1輪の一部分だけパターンが違うという製造ミス?やHWでいうエラーっぽいものがあるような気がします…。

    • にわかマニア管理人 より:

      ユウサンさん

      コメントありがとうございます。

      >僕はホットウィールというとPR5ってイメージです

      これはなんとなくわかる気がします。
      PR5の方がホットウィールっぽいですよね。
      僕が持ってるフレイムスのアメ車がだいたい5SPだったので、あれを基本としました。(独断と偏見で・・・)

      >扇風機みたいな3つのやつ

      あ、3SPじゃないですかね?
      これも1995年当時の車種についている印象があります。

      >マジョレット

      へぇー!マジョって結構しっかりしてそうなイメージだったので意外です。
      てかホットウィールの倍近い価格でエラー品があるのはなんだか嫌だなーと思いつつ、ホットウィールも高級なサイドラインでエラーありますもんね・・・。

      マジョなら普通にメーカーが交換してくれるんじゃないかな・・・?

  3. hoshimiru より:

    こんにちは

    FTEは形はOH5と同じですが、ニッケルメッキされた車軸を使っていて抵抗が少なくより早く走る!らしいです。実際どのくらい走行性能が違うのかわかりませんがねw
    また、FTEはスポークやリムの色が必ずカッパー(銅色)です。

    UHホイールは長らく使われていませんでしたが、4〜5年前にリリースされていた「The Hot Ones」というレトロ調のシリーズ(この名前も過去のシリーズ&タイヤの名前のリバイバル)の一部の車種に使われていました。
    リサイクルショップとかで探せば出てくるかもしれませんね。
    フルダイキャストでタンポや塗装も綺麗でかなり良いシリーズなので、機会があれば一度手に取っていただきたいです。

    • にわかマニア管理人 より:

      hoshimiruさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      >FTEは形はOH5と同じですが、ニッケルメッキされた車軸を使っていて抵抗が少なくより早く走る!

      おおおー!そうなんですか!
      ありがとうございます!

      って、確かにどれぐらい速いのか・・・そして僕はまだトラックセットを持っていないので速くてもあまり関係ないんですがw

      >UHホイール

      えっ、Hot Onesに採用されてたんですか!ちょっと見てみたいですね~。
      リサイクルショップで出会える日を気長に待とうと思います。

  4. 5踏み より:

    こんばんは〜
    前に1990年代中盤くらいまでのホイール一覧をどっかで見たのですがどこで見たんだっけか…うーむ、年を取ると忘れっぽくなる…嫌なもんです。
    たしかその当時でホイールパターンはプラスチックとRR合わせて30種類ほど、今はRRもかなりパターン増えたしざっと60種類位ですかね?
    なのでカラーリング含めたら軽く200はいくんじゃないんかと、あくまで予想ですけどね。

    • にわかマニア管理人 より:

      5踏みさん

      こんばんは!コメントありがとうございます。

      >前に1990年代中盤くらいまでのホイール一覧をどっかで見たのですが

      思い出してください~w

      >たしかその当時でホイールパターンはプラスチックとRR合わせて30種類ほど

      90年代中盤当時でカラーリング無しで30種ですか・・・やっぱりバリエーションに富んでますね。
      ホイールもカラーリング次第で全然キャラクターが違うように見えるので、無限にあるように感じてしまいます。

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