ホットウィールのタンポ印刷を剥がす方法。リムーバーと綿棒でやってみた。 | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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ホットウィールのタンポ印刷を剥がす方法。リムーバーと綿棒でやってみた。

      2019/06/06  - 分解・改造(カスタム)・DIY

先日、2017年Mアソのハコスカをゲットしました。
Qアソ発売日になぜかトイザらスに大量入荷してたんですよね・・・M、Nアソが。

このハコスカ、実はもう我が家に2つあるんですよ。

普段ダブりってなかなか買わない僕なんですが、パープルパッション、ブレイザーに続いての3つめゲットに驚いています。
これじゃ「ハコスカおじさん」とか言われても否定できません!

じゃあなんでゲットしたのかっていうと・・・ちょっと思うところがあったからでした。

上の画像にある、真っ白なハコスカなんですが、これ「イベント限定品」だったんです。
ぬりえイベント用に用意されていたもので、この「塗られていない状態」のものはそこそこレアみたいなんですね。

・・・で!

よくよく見てみたら・・・「これって今回のMアソ品のタンポがないバージョンじゃないか!」ってことに気づくと思うんです。

こうなったらもうやることは一つですよね。
そう、「タンポ剥がし」です。

ホットウィールのタンポを剥がす

今回ゲットしたハコスカの全体像はこんな感じでした。
以前、真っ白なハコスカのレビューをしていますので、比べてみてもらえばベースが同じであることがわかると思います。
[参考]ぬり絵イベントで貰ったハコスカ、SKYLINE H/T 2000 GT-Xのレビュー!真っ白状態のものも一緒に。

クリアブルーのウィンドウに、クロームリムのMC5、なんだったら前側のかしめがZAMACで後ろ側が白なんて部分も同じです。
要は例の真っ白ハコスカはこのMアソ用に用意していたものにタンポを載せただけ・・・ということが予想できます。

※ちなみにタンポとはミニカーなどの細かい造形物の曲面にも文字やデザインを印刷できる技術のことです。

今回ですね、なんか全体的にタンポも汚かったりしたので、これはもう試してみようと。
躊躇せずに行けましたw

リムーバー3兄弟登場

結論から言いますが、タンポは剥がせます。
有名なのは「除光液」ですね。

先日、ネイルリムーバーを使ってブリスターを剥がす方法を記事にしましたが、その時に「ミニカーにかかったらタンポ取れるので注意」みたいなコメントを頂いています。
[参考]ホットウィールのブリスターパックを除光液で綺麗に剥がしてみた

そうなんです。
あのネイルリムーバーで落とせる(はず)なんですね。

というわけで、とりあえず家にあったリムーバー系の溶剤を持ってきました。
ブリスターカード裏のシールを剥がすのに使った「シールはがし液」、ブリスターパックを剥がすのに使った「ネイルリムーバー」、そしてちょい足し塗装の時につかった「エナメル溶剤」です。

エナメル溶剤は以前ちょい足しで遊んでいた時にタンポが剥がれてしまった経験から「いける!」と判断しましたw

一応、どれを使ってもいけると思いますが、僕みたいに気が短い方はエナメル溶剤一択って感じです。
ただし塗料を剥がす力が強い溶剤の方が、下地にも影響を及ぼしやすいということなので・・・一長一短ですね。

綿棒に染み込ませて、ふき取っていく感じ。

実際のタンポの落とし方は以下の通り。

  • 綿棒に溶剤を染み込ませる
  • 落としたい部分に綿棒をあてる
  • 擦りながらふき取っていく

これだけです。
ひたすらこれを繰り返すのみ。

あんまり強くゴシゴシやっちゃダメだと思うんですが、そのあたりは個人でやりながら調整していく感じで。

ワンポイント的に入っているマークなら、綿棒一本もあればこれぐらい綺麗に落とせます。
※ここには本来、ホットウィールロゴがありました。

大きい範囲の色を落とすには・・・結構根気が必要ですね~・・・。
僕は頑張ってここまでやりましたが・・・どうしても薄く伸びてしまった青い色や、ドアのモールドに入り込んだ色までは取れませんでした。

また、強くこすり過ぎたせいか、溶剤が強かったのか・・・エッジ部分では下地のホワイトも剥がれてしまってアルミダイキャスト地が出ちゃってます。
これからやろうって方はご注意を・・・w

ちょっとしたコツのようなもの

今回ですね、上のように片面の塗装をある程度剥がすだけで綿棒を3本ほど使いました。
その時に綿棒の頭がBiSのカミヤサキちゃんカラーリングした坊主頭みたいになるのが正解だと思います。

この時に、綿棒にあまり溶剤を染み込ませすぎると先端がふにゃふにゃになり過ぎちゃってなかなか落ちてくれませんでした。
なのでちょっとずつ染み込ませていくのがいいのかも。

また、綿棒をケチらないこと。
色がついた面で白い部分をこすると上の画像のように色移りしちゃうので注意が必要です。

あとは、ゴシゴシやったからって消しゴムのように塗料が落ちていくわけじゃないんですが、ある程度の場所まで剥がれると一気にモリモリ塗料が落ちるようになります。
なので・・・途中まではゴッシゴシやってOKかな。
もしかしたらタンポの上にクリアでも乗ってるのかもですね。

溶剤に頼らない方法も

溶剤に頼らずともコンパウンドをかけるって方法もありますね。
これなら下地にもあまり影響せずにタンポだけ落とせて、かつ最終的に表面がピッカピカになっていいかもしれません。

・・・ただ、溶剤で落とせるのに比べると時間と労力がハンパじゃないので・・・これまた一長一短です。

おわりに

というわけで、ホットウィールのタンポを剥がす方法でした。

「トミカ タンポ 落とし方」とかで検索すればいくらでも出てくる内容ではあるんですけどね。
一応ホットウィールでもどうなのかなと思ったのでやってみた感じです。

ちなみにホットウィールやトミカに比べるとマジョレットなんかは塗膜が落ちやすかったりするので・・・メーカーによってまたやり方、やりやすさが違うかもしれません。
今後もいろいろ試してみたいところです。

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. poncha2016 より:

    こんにちは。

    タンポ印刷はがしご苦労様です。
    いつかはやつのではないかと思っていましたよ・・・。
    私も自作しようか白GTX・・・。

    私は、トミカの場合、おもいきって分解してからの、
    「アサヒペン 塗料はがし液」ですっぴんにしてから
    リペイントします。

    オリーブドラブ色の軍用車?がうじゃうじゃいます。

    • にわかマニア管理人 より:

      poncha2016さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      >いつかはやつのではないかと思っていましたよ・・・。

      避けて通れないですよねww

      >私は、トミカの場合、おもいきって分解してからの、
      >「アサヒペン 塗料はがし液」ですっぴんにしてから
      >リペイントします。

      僕もアサヒペンの塗料剥がし使ってます^^
      あれで塗料がモリモリ取れていくのってめちゃくちゃ楽しいですよね!

      今回は「タンポ前の状態に戻す」がテーマだったということで。

      >オリーブドラブ色の軍用車?がうじゃうじゃいます。

      そうなんですか~。
      なんか以前拝見したF-150のせいか、「poncha2016さんといえばガルフカラー」といった印象がありましたw

  2. inori より:

    こんにちは。タンポ剥がしですか….,

    僕が普段使っているのが、ガンダムマーカーの消しペンですね。これはいいですよw(使いやすいし)

    良かったら使ってみてください(160円くらいで安いので)

    • にわかマニア管理人 より:

      inoriさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      ガンダムマーカーの消しペン!
      そんなアイテムがあったとは・・・って感じです。

      たしかにガンダムマーカーで塗った部分を消すのにも除光液使ったりしてたんですよ。
      ってことは消しペンも絶対有効ですよね!
      買って使ってみたいと思います~^^

  3. サカB より:

     こんばんは。
     アセトン入り除光液を久々に100均で買ったので手持ちのホットウィールなどで検証してみましたが、下地の表面がパール系やメタリック系であるものは多少強く擦ってもあまり問題はなかったものの、ソリッド塗装のものは下手に強く擦ると危ないみたいです。
     白のAクラスの反射板のリタッチやドイツ警察M3のスッピン化をやろうとしたらガリッと持っていかれたもので…前者はリタッチでどうにかなりそうでも後者は再塗装コースとなりましたとさ。

    • にわかマニア管理人 より:

      サカBさん

      こんばんは!コメントありがとうございます。

      おっしゃるとおり、強くこすったら下地ごといっちゃいますね、、、
      まれに印刷がすごく頑固に剥がれないヤツもいて・・・結局は全乖離・全塗装が正解なのかなーと。。。

  4. サカB より:

     おはようございます。
     色々と検証してみたところ、ソリッド赤のUSフォーカスは複雑なボディ形状のせいか下地を軽くやってしまったものの、同じソリッド系の白のフォーカスRS(2代目)はボンネット以外綺麗に剥がすことができて、紺メタのR32やオレンジメタのシビックRや緑メタのフォーカスRS(3代目)はそれといった問題もなかったのに緑メタのキャディーは下地が少しやられたという結果になりました。
     ソリッド・メタリック・パールという違い以前に、塗膜の強度の問題が影響してるんでしょうね、恐らくは。
     なお、実験のために余計なタンポを剥がしたモデルは美味しく頂き(つまりはちょい足しして楽しむということ)、ぼちぼちブログにアップしていく予定であります。

    • にわかマニア管理人 より:

      サカBさん

      おお・・・そう思うと同じアイテムでもタンポが落としやすい、ボディが剥げやすい・・・といった差がでそうですね。

      それにしてもやっぱり細部を塗ってあげるといい感じになりますね!
      僕もバケットシートを赤く塗ろうっと。

  5. サカB より:

     激安セールで買ったフォルツァアソのAクラスを普通のマットブラックにすべく除光液を使ったらうまく落ちなかったのでガンマカ剥がし液で実験しましたが、タンポは落ちたもののエッジ部分が軽く剥がれてしまい失敗に終わりました…エナメル溶剤だったらもっと悲惨なことになっていたでしょうな。
     仕方が無いので諦めるかつバラしてベンツ純正色のイリジウムシルバーで塗る予定ですが、ホムセンに置いていなければ別の色で塗るつもりです。

     剥がれにくいタンポっていうのもなんかそれはそれで考えものですなマテルも…合金シャーシも車軸がカシメ留めなのと併せ、カスタム容認している割に手厳しい模様で。

    • にわかマニア管理人 より:

      サカBさん

      マットはさすがに難しいのかもですね。表面処理的に。

      純生色をホムセンでってことは、車用のカラーを買うってことですか。いいな。

      >剥がれにくいタンポっていうのもなんかそれはそれで考えもの

      いやこれはさすがに悪質クレームですw
      剥がれやすいタンポの方がアカンって!!

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