ホットウィールの既存タンポを生かしてボディをリペイント!オリジナルのカラーバリエーションモデルを作る方法!? | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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ホットウィールの既存タンポを生かしてボディをリペイント!オリジナルのカラーバリエーションモデルを作る方法!?

      2019/12/18  - 分解・改造(カスタム)・DIY

先日紹介しましたこのブラックのZ32・・・実は限定カラーでもレアものでも何でもないんです。

実はZ32について色々調べているうちに「黒いのもカッコいいなぁ・・・」と思ってしまい、元々の白いマシンを黒く塗っただけでした。

しかも普段から面倒くさがりな僕ですので・・・元の白い塗装も剥がさずに上から塗っちゃってます。
それでもそこそこカッコよくなってますよね??

今日はそんな「簡易色変えカスタム」について取り上げようと思います。
特に大したことはしていないですが・・・「こんな簡単にやっていいんならおれもやっちゃうよ?!」って思ってもらえたら幸いです。

作業工程など

まず最初にこれをやろうと思ったキッカケなんですが、上にも書いたとおりで「調べているうちに黒いZ32が欲しくなった」というのが根底にありました。

まぁ、今回のZ32はホットウィールの今年の新キャストなので、来年・再来年あたりまで続くバリエーション展開の中にブラックカラーというものが出てくる確率は少なくないと思われます。
なので「黒が出るまで待つ」という選択を取るのが普通ですよね。

ただ・・・ちょっと考えてみてください。
ホットウィールの場合、年をまたいだバリエーションモデルのグラフィックってどうなってますか??

GノーズのFAIRLADY Zを例に見てみましょう。
・・・そう、グラフィックのデザインが大幅に変わってしまうのです。

ということは、今後ブラックカラーのZ32が出たとしても、今回のようなノーマル仕様のグラフィックではない可能性が高いんですよ。

そこで、僕の頭の中にかの有名なマリー・ナントカネット氏の言葉が響き渡りました。

ブラックがないなら、塗り替えればいいじゃない

・・・と。

ここでもう一度このZに施されたグラフィックをよーくみてみると・・・タンポ印刷部分が非常に少ない範囲のみにしかないという事に気づきます。
これならちょっと工夫をすれば綺麗に塗り替えられるぞと思ってしまったわけなのです。

下準備(マスキング)

ではまず下準備から。

今回はタンポを生かしたうえで塗り替えたいので、残したいタンポの上にマスキングをしました。

こんな感じです。
・・・なんか”容疑者Z”みたいな顔になってしまいましたねw

でもこれによって、上からスプレーを吹きかけてもタンポ部分だけは色が付かないようになったわけです。

マスキングテープ自体はどんなものを使っても大丈夫だと思うのですが、必ず一度カッティングマットなどに乗せて、両サイドをカットしてから使うのがポイント。
そうしないと見えない埃などが両端に付着したままマスクすることになり、隙間から塗料が入ったり、塗装面に埃がついてしまったりなどの問題が発生するからです。

マスキングテープもカッティングマットも、なんならデザインナイフも100均で調達可能なので、こういうのをやろうと思った際には塗料などと一緒に仕入れておくことをオススメします。

そうそう・・・マスキングの前にそもそも上の写真だとすでにボディだけになってますよね。
分解しなくても塗り替えは可能なんですが、分解しておくと塗る時の障害物が減るので非常に楽チンです。

もし分解しないのなら、タイヤと窓部分にも同様にマスキングをしておきましょう。
分解する派なら裏面のカシメ部分をドリルやピンバイスで削ればOKです。(但しドリル刃は金属用を推奨)

ちょっと下地修正

そのまま色を乗せても良さそうな気はするんですが・・・僕は念のため少し下地に手を入れておきました。

そもそもこのボンネット部分に穴が開いていたのが気になったので、まずはここを瞬間接着剤で埋めることに。
固まったら紙ヤスリを駆使して平らに仕上げていきます。

・・・実は今回ここをサボってしまい・・・仕上がった黒の状態でも元の穴の部分がやや盛り上がってしまいました。
下地処理って大切ですよねえ。。

あとは全体的に800番のペーパーをかけておきました。
サラバ愛しきパールホワイトよ・・・。

いわゆる足付けというもので・・・ツルツルの表面よりは少しザラザラしている方が上から塗料が乗りやすくなるので、そのためにやる感じです。
本当にこれをやらないと乗らないかっていうと・・・そんなこともないと思うんですけどね。一応。

あとはちょっとモールドを深めに掘り直しておきました。
3インチミニカーってどうしてもモールドが甘めになってしまっているので、塗り直す時なんかは彫り直しておくとリアリティが増すと思います。

特にドアのモールドとかって、途中で切れてたりしますからね。
これをちゃんと上まで繋げてあげるなどが効果的なんですよ・・・!(たぶん)

スジボリ道具は「タガネ」というものを使うのがセオリーらしいんですが、僕は持ってないので「ケガキ針」を使ってます。
OLFAのデザインナイフ替刃を購入するとデザインナイフに装着できるケガキ針が付いてくるのでそれを利用してもいいですね。

タガネ欲しいよタガネ。

レッツファイア!

下地処理が終わったら石鹸などで洗ってキャスト表面の油分を落とし、塗料を吹きかけていきます。

僕はこういう塗り替えをする時って「自分が楽しければいいじゃん」って考え方なので、今までも「100均の黒スプレーとか吹いておけばいいよ!」って感じでした。
その考えは今でも変わってなくて、とにかく手軽にできるのが一番長く楽しめるかなと思っています。

ただ今回は家にあった100均のスプレーが全部なくなっており・・・普通のプラモデル用塗料と簡易エアブラシキットだけが手元にあったので、それで色を乗せました。

我が家にあるのは学生時代に入手した「プロスプレー」というエアブラシもどきのもの。
正直これだけでもそこそこ楽しくは塗れますが、もし本格的にやろうと思っている方がいたらせめてもう少しグレードの高いものを買った方がいいと思います。

缶スプレーだろうとエアブラシだろうと、色を乗せる時はやや遠目から少しずつ・・・というのがセオリーです。
どうしても初心者の場合、一か所に厚めに塗料を乗せてしまいがちですが、あまり一度に塗料を乗せすぎると垂れてしまうので注意。

ある程度色が乗ったら、次はちょっと厚めに、「垂れるギリギリぐらいのところ」まで色を乗せると、良い感じに艶のある発色になるでしょう。

完全に乾く前にマスキングを剥がさんかい!

さてさて・・・塗装が終わったら、完全に乾く前にマスキングを剥がしていく必要があります。
というのも、完全に塗料が乾いてからマスキングを剥がそうとすると・・・周りの塗料も持ってかれる可能性があるからだそう。

なので塗料がある程度乾いたタイミングで、ピンセットなどを使ってマスキングを剥がしましょう。

上の写真がマスキングを剥がした直後のもの。
テールランプの右下らへん・・・白い部分にもマスキングをしていたようで、ここには黒がつきませんでした。
んぐやっじぃぃいいいいぃ!

あまり目立たない部分だったので、黒い塗料を筆でペタペタと塗り、ごまかしました。

ちなみにこの時は塗膜がまだ柔らかいため、素手でボディに触ると指紋がついてしまう可能性もあります。気を付けましょう。

完成だっぺよ!

っつーわけで、こんな感じになれば完成でございます。
どうでしょうか・・・なんとなくZ32の2019年版3rdカラーに見えますでしょうかw

えっ・・・確かこれの2ndカラーって赤だったよね・・・?

 

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もし2ndカラーが普通に黒だったらすごく無駄な時間を過ごしてしまったことになるので、赤であることを願いますw

適宜、上からクリアを吹いたりコンパウンドをかけたりすることでよりピカピカでいい仕上がりになりますので・・・どこまでこだわるかはお好みで!

おわりに

というわけで・・・元のタンポを生かしながら色を変える、というお話でした。

まぁ、あまりに細かいタンポのヤツとかだと出来ない可能性もありますけど、今回のように「燈火類だけマスクする」とか「グリル全体をマスクする」とかならそこそこ簡単に行けるのでチャレンジしてみてください。

さてさて・・・「先日のハンヴィーといい・・・最近黒い色に頼り過ぎじゃねーか!?ニワカスタム、ラクしてねーか!?」とお思いの皆さま、ご安心ください。(履いてますよ!)

HUMVEEのレビュー!謎車扱いされそうな米国産高機動多用途装輪車両!![FJX16]

まだ発表する機会を得ないだけで、

こんなんとか

こんなんとかもやってます故に!!

・・・デカールの貼り方ってセンスがでますねえ。。。
ムズカシイ。

我が家のゾンボットもついにUHホイールを履かせることができましたので・・・この辺もそのうち合わせて紹介できれば幸いです。

追記

デカールの件は別途書いたでぇー

コンビニで作るオリジナルデカールと、100均インレタによる簡易カスタム例

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. やさい より:

    こんにちは!
    黒Zかっこよく塗れていますね♪

    「手軽にできるのが一番長く楽しめるかなと思っています」
    ホントそうですよね。チョロッと弄って楽しむのが私的にも一番たのしいと思います。

    • にわかマニア管理人 より:

      やさいさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      手軽に出来ないと妄想ばかりが膨らんじゃって・・・僕の場合はそのうち「やらなくていっか」ってなっちゃうんですよねえ・・・。

      やさいさんの場合「チョロッと弄って」のクオリティが高いからなぁ^^;

  2. まえぱい より:

    タンポ隠しのワザ、
    Zなら確かにやりやすそうですね(^^)
    シンプルなFACTORY FRESH系なら
    比較的イージーに色替えできそう♪

    って、シレッとマル秘ネタがいっぱい!
    俺はツインミルのASOKOに目が。。(笑)

    • にわかマニア管理人 より:

      まえぱいさん

      おっと・・・どなたですかな・・・?(しらじらしい)
      コメントありがとうございます!

      そうですね!FACTORY FRESH系ならこの技を多用できるかも!
      今後も何か行けそうなヤツを見つけたらやっちゃうかもしれません。

      >ツインミルのASOKO

      ASOKOてwwwwww

  3. さーちゃん より:

    はじめまして!
    今年に入ってHWにどっぷり浸かってしまいこのサイトにはお世話になっております。
    ここ最近、分解、塗装を楽しんでおります。

    手を入れる勇気は要りますが自分だけの1台になりますし、改造も楽しいですよね^^

    このGWでホイール変えたり24/sevenを某映画のRX7風に塗装したりしておりましたw

    黒いZもかっこいいですね〜白一色だとHWとしては少し寂しいですし…

    • にわかマニア管理人 より:

      さーちゃんさん

      はじめまして!コメントありがとうございます。
      分解・塗装、やりだすとハマりますよねえ~w

      そうそう・・・最初に塗り始める時は「ああ・・・塗っちゃうとストックの価値が。。。」みたいなことを考えちゃったり「失敗したらどうしよう」って不安があったりしますが、、、なんかまぁ手を付けちゃえばあとは楽しいだけ、みたいな。

      >24/sevenを某映画のRX7風に

      いいですねえ~w
      僕も24/sevenをゲットする機会があったらやってみたいところです。

      >黒いZ

      なんとなくネット上で見かけた黒いZがあまりにもカッコよくて・・・辛抱たまらずやっちゃいました。
      ・・・で次に出る赤をゲットして、白く塗りなおしたりしてね!(意味無し)

  4. 雷電 より:

    更新お疲れ様です。黒は引き締まって見えるからつい多用しちゃいますよね。 格好いいから頼っちゃいますよ。 自分もプラモ作るとき気づいたら黒い機体になりがちです。

    • にわかマニア管理人 より:

      雷電さん

      コメントありがとうございます!
      黒ってねえ・・・ほんと、何にでも合うんですよね。

      だからこそファッション初心者は安易に黒い服に頼ってしまいがち・・・みたいなのをどこかで読んだ気がします。

      >プラモ作る時

      ほほう・・・全員ティターンズ仕様になってしまうというわけですな!

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