’15 LAND ROVER DEFENDER DOUBLE CABのレビュー!重厚感と精密さを兼ね備えた良キャスト![FJV45]
2019/06/06
2018年Bアソで登場の、’15 LAND ROVER DEFENDER DOUBLE CABです。
ホットウィールでは珍しいローバーのキャストですね。
事前情報で「作りこみがすごい」と言われていたアイテムだけに、絶対に欲しいと思っていました。
手に取ってみると確かに作りこみのすごさがわかります。
そんな’15 LAND ROVER DEFENDER DOUBLE CABのレビュー、いってみたいと思います。
’15 ランドローバー・ディフェンダー・ダブルキャブのレビュー
本日紹介するのは、2018年BアソのNew Models、’15 LAND ROVER DEFENDER DOUBLE CABです。
New Modelsかつライセンスドカー(実車)、そしてホットウィールではかなり珍しいLAND ROVERの車両ということで注目されていた一台ですね。
ただ、Bアソは他にも目玉となるアイテムがあったり、全アソの取りこぼしを狙う人が多かったりしたので、運よくゲットされた方も多いのではないでしょうか。
僕もすんなりゲットすることができて(運が)良かったです。
’15 LAND ROVER DEFENDER DOUBLE CABについて
’15 LAND ROVER DEFENDER DOUBLE CABは、惜しまれながらも2015年に生産終了が決定した「ランドローバー・ディフェンダー」のダブルキャブピックアップをキャスト化したものです。
※ダブルキャブはキャビンが2つ・・・前後に座席があるタイプの車のこと。
ディフェンダーはランドローバーの原点とも言われるモデルで、英ランドローバー社が1948年から製造していたシリーズの正当な後継車種として存在していました。
ホットウィールよりも20年先輩なんですね~。
Wikipediaによると最終モデルは2012年とのことですが、あえて「’15 LAND ROVER DEFENDER」となっていることから、本当に最後に生み出されたモデルをキャスト化した・・・という感じかもしれません。
ディフェンダー自体は2016年1月にソフトトップモデルの生産を以って終了していますが、おそらくダブルキャブピックアップは2015年が最後だったんじゃないでしょうか。
そう思うと、引退記念モデルということになりますね。
ホットウィールにおいては2018年Bアソの今回がデビュー作です。
デザイナーはAristo RatやD-Muscle、Cruise Bruiserなどで有名なDmitriy Shakhmatov氏。
今後の展開が気になるモデルです。
では各部見ていきましょう。
フロント・リア
このキャストの特徴の一つに、造形の細かさが挙げられます。
細部にこだわって作られている印象があり、完成度を高めるのに一役買っています。
おそらく、パーツ分割が絶妙なんでしょうね、これ。
フロントマスクまわりの細かい造形部分を樹脂製にすることで、モールドを潰さずに細部まで作りこめているんじゃないかと思います。
これ、シャーシがZAMACだったらかなり重厚感も出て化けるんじゃないでしょうか!?
プレミアムラインでの展開が期待されます。
サイド
ボディサイドの仕上がり・・・やばいですね。
これもパーツ分割が見事にはまっていて、ボディとシャーシの色分割だけでなく、フェンダーに挿し色が入っているように仕上げられています。
しかも塗り分けではなくて実際に別パーツ化されているので、かなりリアル。
樹脂パーツのおかげでフラットブラックなのもまたいいですね~・・・。
タンカラーで軍用車かと思いましたが、ボディサイドにはスポンサーステッカーがたくさん貼られていたので、どうやらレース関係車両なのかな。
「2018 TERRAIN CHALLENGE」「HW SUPPORT」とあることからも、何かしらの悪路を走るようなレースにおけるサポート車両かもしれないですね。
そもそもディフェンダーは様々な地形に対応できる頑丈な車両なので各国で軍用または緊急車両として用いられている車です。
そういった点からも過酷な環境でのサポート車両としてかなり活躍しそうな印象です。
LAND ROVERのロゴも新鮮ですね~。
トップ・ベース
ボディトップから見た時にも、荷台のカラーリングがパーツ分割でうまいことになっていて感心させられます。
※かしめ部分だけはどうしてもボディパーツで作るしかなかったようですが・・・。
ボンネット部分にはボディサイドにもあった「2018 TERRAIN CHALLENGE」と、「822」のゼッケンが印刷されていました。
822は何を意味しているんだろうなぁ・・・。
写真ではほぼ潰れてしまっていますが、底面には車名およびTOY#、そして2017年の著作年とマレーシア製であることが記されています。
それにしても4輪駆動車の底面ってこんな感じなんですね~。
調べてみたらいくつかパターンがあるんだとか・・・これはまた勉強しないとな・・・。
おわりに
というわけで、’15 LAND ROVER DEFENDER DOUBLE CABのレビューでした。
このままでもなかなか重厚なモデルですが、上にも書いた通りプレミアムラインでの登場によってさらなる重厚感を得て欲しいと思わせられる一台ですね。
最近はこういったリアル路線の車両が増えてきて、僕らコレクターとしては嬉しいところです。
※反面、ホットウィールらしさが損なわれるんじゃないかとヒヤヒヤする部分もありますが。
恒例の色差しも行ってみました。
不思議と、色を入れた方が「おもちゃ感」が強くなった気がしますw
フェンダーとボディの分割ラインがしっかり出ているおかげで、他の部分のモールドが甘く感じる・・・というのがフロントを塗り分けたせいで余計に強調されたのかもしれません。
あとはベースパーツもしっかりシルバーで塗り分けた方が良いですね。
もうちょっと手を加えていきたいところです。
Comment
管理人さまこんにちは♪
これ、入手出来てないんです。
実はこうゆうゴツい4×4は大好きで欲しかったんですが、さすがに残り物にはなかった(笑)
レビューを見れば見るほど良いですね♪
下回りのモールドも良い雰囲気。
多少お値段高くても買っちゃいそう(笑)
じむさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
僕ももともとはこういうゴツいヤツ(と、マッスルカー)からホットウィールに入ったクチなので、やっぱり手にしてみたら「うおお・・」ってなりました。
うちの方でも2周目まではありましたが、さすがにそのあとまでは残ってなかったですね~。
>下回りのモールドも良い雰囲気。
そうなんですよ!
これは是非実物を見てもらいたいところです。
>多少お値段高くても買っちゃいそう(笑)
それか来月の発売分に入ることを期待するか、ですね~!
こんにちは。自分も同じくありませんでしたというより、ジャパンヒスを優先して通常の方を後にしたので、取られてしまったんでしょう。軍用車や戦車のミニカーをトイザらスで集めていたので、こういうものも欲しかったです。これからもそれっぽいような通常アソが出るようなので、目移りしないようにしたいです。さて、今日はフォルツァのポルシェ356スピードスターが届きました。実はトイザらスでフォルツァのセットを頼んでいたのですか、他では単体で売っていたので、トイザらスはキャンセルして単体の方に乗り換えしました。少し節約になって喜んだ所、今度はスカイラインの鉄仮面が1000円切っていたのがありまして、またポチッと!。明日支払いに行きます。先月が買えなかった反動が・・・。
虎鉄さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
ジャパンヒストリックスも人気でしたが、やっぱり言ってもベーシックの方が品薄なのには変わりないですもんね。
ビックリするのは専門店やオークションにおいてリアルライダーのサイドラインよりもノーマルホイールのベーシックカーの方が高値で取引されるということです。
まぁ、需要と供給を考えれば仕方ないのかな。
フォルツァのシリーズはトイザらスに在庫があるはずなのに、即納じゃなかったんですね??
とにかくおめでとうございます。
そしてR30が1,000円切りは・・・現状で考えたら安いですね。
一時期は3,000円近くにもなってましたし・・・今でも1,000円オーバーは普通ですもんね。
>先月が買えなかった反動が・・・。
わかります・・・。
ホットウィールはこれがあるんですよ。
たぶん「買えない」ということでフラストレーションが溜まって、買える時にはそれが放出される仕組みなんじゃないかとw
こんにちは。
コメント欄が読みやすくなったような気がする~
さて、ローバーもクロカンもダブルでうれしいキャストですな。
これだけデカイと迫力が違うなあ!
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>コメント欄が読みやすくなったような気がする~
あると思います!
いや、ありがとうございます!
もうちょっと全体的に手を加えて読みやすくしたいところです!
>さて、ローバーもクロカンもダブルでうれしいキャストですな。
えっ、クロカン!?
それはどこから・・・?
>これだけデカイと迫力が違うなあ!
ですね~!
もし次にピックアップに乗る時があれば、やっぱりアメ車にしたいと思わせられます。(ローバーはアメじゃないけどw)
にわかマニアさんこんにちは!!!
ランドローバー、精密なディテールがホットウィールらしからぬ出来栄えですね。
ぱっと見た感じだと、働く車多めのマッチボックスのミニカーに近い、そんな雰囲気を感じます。
ウェザリングがすごく似合いそうですが、これをゲットして汚す勇気はちょっと自分には無いですね…… 二台くらい手に入れば。
色差しはライトが多いので効果的ですね。なんかますますマッチボックスのリアルライダー履きシリーズに見えてきました(笑)
林さん
こんにちは!!!コメントありがとうございます。
>ぱっと見た感じだと、働く車多めのマッチボックスのミニカーに近い、そんな雰囲気を感じます。
ああ、確かにそうですね!
悪く言えば、面白味に欠ける・・・よく言えばよりリアルに近い、そんな印象です。
そうか、だからホットウィールっぽくなかったんですね。
>ウェザリングがすごく似合いそうですが
そうなんですよ!!!!
デザインチームオフィシャルのインスタで砂場で撮影されたようなものがあって、ウェザリングが似合いそうだなって思ってました。
というか、林さんのカスタム品ならすでに芸術品なんだし、汚した方が価値が上がりそうなんですが・・・w
>なんかますますマッチボックスのリアルライダー履きシリーズに見えてきました(笑)
そうなってくると、オフロードのRRゲットして履きなおさせないとですね!
立ち寄ったスーパーマーケットに併設されていたホームセンターにフラッと入ってみたら、偶然にもこの型のオレンジ迷彩カラーのを見つけました。
例によって、後悔先に立たずという気持ちが先走って衝動買いしましたとも…BAJA5ホイールだとマッチボックス感が強いですよね。
サカBさん
コメントありがとうございます!
でた・・・ホムセンウィール。
急に取り扱いがあるお店に出会ったりするんですよね~・・・不思議。
オレンジ迷彩ってことは・・・2019年モデルかな。
>BAJA5ホイール
そうなんですよねえ・・・。
でも見ようによってはリアルライダーに見えなくもないですぞ~!