’49 FORD C.O.E.のレビュー!初代F1トラックのキャブオーバーバージョンンン!
2022/08/10
いやいつのだよ!!ってぐらい昔に仕入れた感のある’49 FORD C.O.E.。
日本ではローソン限定発売となった2019年Pop Culture X-MENシリーズにラインナップされたものです。
僕の勝手なイメージで「ポップカルチャーなんて人気ないだろう」と思っていたのですが、当日は意外にも(失礼)狙っていた方は多かったようで・・・各地で「完売」という報告も受けました。
ホットウィールが買えないという状況は悔しいけれど、売れ残ってる方が寂しいので、やっぱり「完売」と聞くと嬉しい気がするのは僕だけでしょうかw
さてさて入手から3週間経っての開封となりますが・・・早速みていきましょう!
’49 フォード C.O.E.のレビュー!
本日紹介しますのはPop Culture X-MENシリーズより’49 FORD COE(C.O.E.)です。
前述したとおりローソン限定での発売となり、「欲しいけど買えなかった」という”ホットウィール難民”が続出することになったアソでした。
特に同シリーズにラインナップされているスカイラインバンは相当人気だったみたいですねえ~。
僕の地元では「二人組のハンター」みたいな人がしらみつぶしにコンビニを巡って、欲しい車種だけ何台も取っていく・・・という事案が発生しているらしく、発売日当日の朝はやっぱりスカバンとプリムスサテライトだけが売り切れという状況でした。
ただまぁ僕の狙いはこのマシンでしたので、ポクポク散歩がてら立ち寄ったローソンで無事にゲットしてきたというわけです。
ローソン限定発売は「どこで売ってるの?」「いつ入荷されるの?」「本当に入荷されるの??」というところからやっぱり賛否両論がありますね。
僕としては単純に販売チャネルが増えてくれるのは嬉しい反面、「買えると思ってたら買えなかった」「ズルをした人だけがいい想いをした」みたいなのは精神衛生上良くないので・・・なんかうまいことになってくれるといいなと思ってます。
※ローソンホットウィールが続いていることを考えても、ローソン側、マテル側としては「美味しい」というか、成功しているということなのかもしれません。
’49 FORD C.O.E.について
’49 FORD C.O.E.はフォードのCシリーズと呼ばれるトラックの49年式モデルです。
F-150で有名なFシリーズの第一世代トラックにおいて、キャブオーバー型(キャビンがエンジンの上にある=Cab Over Engine)がCシリーズとして設定されていたそう。
なのでまぁ・・・フォードF-150とかF-100のご先祖様的なマシンになるわけですね。
本車種のホットウィールでのデビューは2010年。
前回の登場は2015年だったので今作が実に4年ぶりとなるアイテムでした。
デビュー以来基本的にポップカルチャー相当のシリーズでのみの展開となっており、メインラインでは未だに登場していません。
ちなみにデザイナーは不明とされていますが、なんとなくこの丸みを帯びたキャビン形状から・・・フィル氏かなー・・・と予想。
では各部見ていきましょう!
フロント・リア
これこれこの顔!
フォードFシリーズの初代フェイスってたしかにこんなんでしたよねえ。
・・・でもノーズ部分がこんなに縦長だったっけ・・・?
って思ったらどうやらCシリーズはこんな感じになってるみたいです。
きっとエンジンの上にキャビンってことで、こうせざるを得なかったのかな?
・・・どうでもいいけど、ノーズが本当の”鼻”のように見えて、全体的に南国の守り神の置物みたいに見えてきちゃったよ・・・。
前後ともしっかり燈火類が印刷されており、遠目にはかなりいい感じに見えます。
サイド
重量感のあるサイドビュー。
メタル製のキャビンはキャンディカラーで仕上げてあるので、いい感じの高級感もあります。
ただし荷台、てめーはダメだ!
ポップカルチャーの醍醐味である綺麗なイラストが全然上手く印刷されてないっていうね。
これはわざとなのかなぁ・・・?
本当ならもっとツルツルテカテカのフィルム印刷が施されてるはずなんですよ。
こんな感じの。
※写真は2016年MarvelアソのHAULIN’ GAS。
僕らはむしろポップカルチャーを買う時はこの綺麗なフィルム印刷にお金を払ってるようなもんじゃないですか。(決めつけ)
それが・・・
これもんですよ。
すっごいザラザラっていう。
印刷面が他のポップカルチャーものとは違って「プラ」だからかなぁ・・・?とかも思ったんですが、前回までの同車種バリエーションではもっと綺麗に印刷されてたっぽいんですよねえ。
わざと擦れるような感じにしたのか、それとも僕のゲットしたヤツだけがこんなんだったのか・・・?
ちなみにホイールはリムおよびスポークがプラスチック感バリバリのRR5SP(Real Rider 5-Spokes)でした。
トップ・ベース
このマシン、なんかゴッツイし重そうな印象を受けると思うんです。
でも手に持ってみると見た目の割に軽くてビックリ。
それは荷室部分がプラ製であることが大きく関係していると思うのですが、こうしてトップビューを見るとそのプラ感がはっきりわかんだね。
僕的にはちょっとここも残念な部分でして・・・プレミアムラインもの(定価700円+税のアイテム)って、メタル×メタル仕様で重くてナンボ・・・みたいなところあるじゃないですか。
実際にこのマシンもキャビンとベースはメタル製なのでパッケージに「METAL / METAL」と表記されており、それはウソじゃないんですが、、、でもなぁ・・・と。
ただこれ、コストダウンを目的とした金型変更によるプラ化・・・とかではなく、デビュー時からずっとこの仕様なんですよね。
もしかしたら何か意味があるのかなぁ・・・?
と思ってバラしてみたのがこちら。
中はしっかり空洞で、荷台部分はボディの中腹にかしめられており、容易に取り外すこともできない作りになっていました。
しかも荷台の後部をベースパーツに引っ掛けてはめ込む仕組みになっているため、「荷台取り外しカスタム」とかもやりづらい感じ。
うむむ・・・なら尚更ここもメタルにして欲しかったぜ!!
底面には著作年表記がなく、タイ製であることが記されていました。
’49 FORD F1との比較
さてみなさん・・・実は我が家には
こんなものがありました。
2018年の4月にゲットしていたフレイムスの’49 FORD F1トラックです。
ずっとダンボールの中で眠っていた子なんですが、こんなところで役に立つ日がこようとは!!
比較用にブリッと行かせていただきましたよー。(1年越しの開封じゃ~っ)
’49 FORD F1は初代F1トラックの、C.O.E.じゃないヤツです。
ホットウィールでのデビューは2013年で、デザイナーはJun Imai氏。
僕が入手したのは昨年のHW FLAMESセグメントのものでしたが、2019年アメリカンピックアップシリーズにもカッコいいスキャロップなデザインのものが出てましたよね。
さて・・・どちらも同じ初代F1トラック。
違うところがあるとすればそれは「C.O.E.かそうでないか」といったところです。
こうやって見比べると一目瞭然。
C.O.E.は確かにキャビンがエンジン上部に乗っていて、運転席の位置が高く、ノーズが短めですね。
横顔で比較するとこんな感じ。
実際のスケールとは当然違うとは思いますが、この2台だけを比べても同じ車種には見えない感じ。
上は若い子がサーフボードとかを積んでても良さそうで、下は思いっきり業務用かな。
同じ車種でC.O.E.とそうでないマシンが存在するのって、これ以外にもあるんでしょうか??
こういうの、なかなか面白いですよねえ~。
おわりに
というわけで!
’49 FORD C.O.E.のレビューでした。
なんかいざレビューを書き始めてみたら、ちょっと批判的な?「残念です!」みたいなことばっかり書いちゃったような気もしますが、、、気に入ってないわけではないですw
むしろカッコいいし可愛いし、「余ってるならYOU買っちゃいなよ!」って言いたいぐらい。
(まずは売ってるローソンを探すのが困難だけどw)
でもまぁ、それ以上に僕の中でこのアイテムに対する期待値がパネェ感じだったんでしょうねえ。
あれだな・・・X-MENファンの方には申し訳ないけど、イラストがあるところをリペイントして、もうちょっと重そうにするとか・・・すこし錆び加工してあるとかしたらもっといい感じになるかもしれない。
Comment
自分も「難民」のひとりだったのでこのアソは結局1個も買ってないんですが、このクルマは「66」って書いたやつとかスタートレックのアレとか2〜3個持ってるくらい好きなキャストです。たしかに初登場時から荷台はプラで、自分もそこが残念だなあと思ってた気がします。「ATARI」のやつとか、バリエーション欲しいけどなかなか見ないしそのプラ感がちょっと邪魔して高値入札に踏み切れないんですよね。。。
さてみなさん8週連続発売なんて!ヒー!っていう嬉しい悲鳴がいっぱい聞こえてますが、そんな時はこの動画を見ましょう(徹夜仕事の果てに偶然発見)。年産1億個とか言っても結局やっぱり人海戦術頼みなんですね。フル自動化は所詮無理なんだなーと実感しますし、「タンポが甘い」とか「エラー品だらけやんけ」とか、もう言えませんね。逆にこの工程でどうやってタンポミスとか生まれるのか、その方が謎なんですけども。
どこかにきっと「こっそり1個抜いてSTHを混ぜ込む担当」とかいるんだろ〜な(バレたら急に友人とか親戚が増えるんだろうな)。。。自分には無理だ、速攻で横領が発覚してクビになるはず。いや、エンプロイヤーモデルを入手するまでは我慢するか。。。
◉動画「ホットウィールができるまで(多分)」
(メキシコなのかな、スペイン語っぽいけどなんとなく言ってることはわかるはず。ちなみに登場する案内役? のパペットキャラの赤い服の方は管理人さんに酷似なので、にわか氏がモデルかと推測)
▼
https://www.youtube.com/watch?v=qXCJmPwruNk
FTEさん
コメントありがとうございます!
なるほどなるほど・・・希少(特に日本では)なんだけど、欲しいと思える価格とアイテムが釣り合ってない、みたいな感じですか。面白いw
そしてこの動画!!めっちゃんこ面白かったです!!
すごいなぁ・・・僕もほんと、この工程でどうやってタンポエラー品が出るのかが知りたい。。。
人的エラーというより、印刷機のミスとかインク切れとか、そういうのを「まいっか」で混ぜてるとしか思えない。
>こっそり1個抜いてSTHを混ぜ込む担当
抜かなくてええやんけ!!!
STHはSTHで、この数十分の一ぐらいのロットで一気に作ってるんですよねえ。
そっちも見せて欲しいw
>パペットキャラの赤い服の方
うん、これは似てる・・・
こんにちわ~
なんやかんやで自分は気に入ってますよ。
タンポはこういう仕様なんじゃないかな。
HWキャンペーンでレシートの写真撮ってたら面白いの見つけました。
この時に買ったローソンのレシートに フォードCEOと書いてたw ははは
記事と関係ないけど 笑福亭昇太さん 結婚おめでとう!!!
俺も頑張れば結婚出来るかな~
チャレンジャークロックスさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
ぼ、ぼくだって気に入ってるわい!w
レシート・・・言われて見てみたら、僕の方のも49フォード CEOって書いてありましたw
1949年のCEOは誰でしたかねえwヘンリーフォード2世かな。
>昇太さん
うぉい!なぜ急にw
でもおめでとうございます!
僕の周りでも独身男女が多いので、みんな結婚したらいいのになぁと思ってるんですが・・・独身貴族を謳歌している人ばっかりなので、一概にどちらが良いとも言えなさそうですね~。
富山県は販売店舗無しでしたしぃ。
おいらの中では日本に輸入されなかったコトにします。
なお☆にゃおさん
コメントありがとうございます!
ほんとそれ。
入荷は店長の采配らしいんですけど、そもそも全国に行きわたらせるつもりがないなら店舗専売を獲得しないでほしいですよねえ・・・。
・・・待てよ?
富山県は日本じゃない、ってことか!?(違う)
更新お疲れ様です。本当にローソンは売り方何とかして欲しい。 時間が有るときに専門ショップで買うしか無いかなぁ。
良い車種多いだけにローソン限定が痛すぎる。
雷電さん
コメントありがとうございます。
ローソンの話題になるとやっぱりどうしても「売り方」「入荷」といったところに批判が集まりがちですよね。
これだけ色々な声があがっていてもやっぱり改善は難しいのかしら。。。
うちの方もずっとホットウィールを買い続けてきていた常連さんたちが「コンビニ系は買えない」と嘆いているのを見ると、なんだかすごく残念だったり。。。
こんにちは。
むっちゃ、カッコイイんですけど~>’49 FORD C.O.E
これは欲しいですわ!
うんうん。
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
断捨離終了するまで手を出しちゃダメですw
うんうん。