’63 STUDEBAKER CHAMPのレビュー!売上不振の中で生まれた?個性的な顔つきのピックアップトラック![GBC12] | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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’63 STUDEBAKER CHAMPのレビュー!売上不振の中で生まれた?個性的な顔つきのピックアップトラック![GBC12]

2019年のThemed Asst.「アメリカンピックアップ」シリーズ・・・日本ではトイザらス限定発売でしたね。
みなさんは何を優先して入手されましたでしょうか!?

僕は’63 STUDEBAKER CHAMPたん!!

ビッグスリーのピックアップトラックばかりが並ぶシリーズにおいて、一台だけ異彩を放っていたため・・・ほうっておけませんでした。

というわけで、’63 STUDEBAKER CHAMPのレビューいくで~!

’63 ステュードベイカー・チャンプのレビュー!

本日紹介するのは2019年2月のサイドライン発売日に、トイザらス限定として登場したアメリカンピックアップシリーズの’63 STUDEBAKER CHAMPです。

この日はいろいろなサイドラインの発売が重なっており・・・多くのコレクターが「どれを優先的に買おうか・・・」と悩んだのではないかと思います。
かくいう僕もその一人ではありましたが、絶対に欲しいと思っていたうちのアイテムの一つがこのSTUDEBAKER CHAMPでした。

・・・といっても例によって特に思い入れがあるわけではなく、、なんとなくHWCのサイトを見ていた時にこれの上級仕様が掲載されていたことが記憶の片隅にあったため。
なんでしたっけ、ザイオンス効果??が発動されてしまったわけですな。

’63 STUDEBAKER CHAMPについて

’63 STUDEBAKER CHAMPはアメリカにかつて存在した自動車メーカーのSTUDEBAKER(ステュードベイカー)社によるピックアップトラック。
1960年~1964年の間に製造されたものですが、1966年にSTUDEBAKER社が車の事業から撤退しているとおり、売れ行き不振の中で誕生したモデルだったそうです。

それを物語るかのように、フロントマスクを含めたベース部分は既存のSTUDEBAKER LARKというマシンから流用され、1961年製のものはダッジから荷台部分を調達するなどしていました。

今回のキャストはその1963年製モデル。
8Eシリーズと呼ばれるものです。

ちなみにSTUDEBAKERにはCHAMPIONという車種もありますが、これとは全く別のマシンであることに注意。

ホットウィールにおいては2011年にPhil Riehlman氏デザインでメインラインに登場。
その後、プレミアムラインを転々とし、2016年のHWCモデルを経て今回のシリーズへのラインナップとなりました。

各部見ていきましょう!

フロント・リア

STUDEBAKER CHAMPはもともと(いい意味で)田舎臭い顔つきのマシンです。
本当にアメリカの田舎町で農作業か何かに使われるのが似合いそうな感じなんですよ。

なんていうか、その垢抜けてなさが現在における本車種の魅力になっていると思います。

ただ・・・今回のキャストは垢ぬけて無さすぎww
本当にヘッドライトは目に、バンパー部のインテークは口にしか見えないし・・・漫画のキャラだったら自分のことを「おで」とか言いそうな感じの顔をしてます。

STUDEBAKER CHAMPで画像検索するとそんなことないんですけどねえ~・・・。
なんでそう見えちゃうんだろう??って思ったら、このマシン・・・ファクトリーストックなチャンプじゃないんですね。

おそらくですが、Phil氏のイタズラで前部バンパーが取り外されているんです。
本来ならお口の部分には重厚なバンパーが取り付けられていて・・・もうちょっと顔っぽさが薄く見えるんじゃないかと。

あとはあれか、グリルの柵みたいなのも外されちゃってますね。
どうもお尻にはウィング形状の盛り上がりがありますし・・・「もしSTUDEBAKER CHAMPがレースに出るなら?」の、Phil氏なりの答えだったのかもしれません。

サイド

サイドビューもこれまたSTUDEBAKER CHAMPらしからぬ「ローダウン化」がされています・

ていうか・・・なんか画像検索して出てくるSTUDEBAKER CHAMPと全然違う横顔なんだよなぁ・・・。
本来は荷台とキャビンががっつり分割されてるっぽいし・・・。

マフラーもサイド出しになっていますし、GOOD YEARやCHAMPIONのレーシングロゴが貼られている点からも、やっぱりこれは「レース向けにがっつりカスタムされたチャンプ」なんでしょう。

後部トノカバー部分は外れそうだったので試しに無理矢理押し上げてみましたが・・・どうやらインテリアパーツと一体になっているようで外すことはできませんでした。残念!

真っ黒なタイヤはタンポ無しの5SPです。

トップ・ベース

ボディ上部には黒×白に赤いラインというグラフィックが印刷されていました。
ちょっと白い部分(塗ってないところ)が目立ちすぎるような気もしますね・・・。

ボンネットにある何かしらのインテークもちょい足し塗装をしてあげたらもう少しいい感じになるのでは・・・?と思います。

・・・てか、このインテークもストックでは存在しないパーツですよね。
なので本来なら「CUSTOM STUDEBAKER CHAMP」というネーミングが正しいのかもしれません。

底面には著作年表記はなく、タイ製であることが記されていました。
※ただしデビュー時のトイナンバーT9699が表記されており、金型はデビュー時から同じものが使われていそうです。

ちょい足し

画像はHot Wheels Collectorsより

さてさて・・・僕の頭の中にあったSTUDEBAKERって、これだったんですよ。

2016年製のスペシャルエディションアイテムです。
ずっとHWCにて売れ残っていたため・・・ウェブサイトを見るたびに目に入っていたんですね。

で、今回もこれを想定して本アイテムを入手したので・・・なんだか真っ白な顔に物足りなさを感じていました。

どうですか??
やっぱりHWCモノは今回のと全然表情が違って見えますよね。

そこで・・・僕もこれを参考にちょい足しに挑戦してみましたよ~。

こうですか?わかりません!!

いやー・・・HWCアイテムに近づけようと頑張ってたんですが・・・クラシカルで田舎臭い顔をみているうちに、気づいたらサビ塗装にチャレンジしちゃってました。。。

プラ棒でバンパーを簡易的に作成し、あとは100均の水性スモーキーカラーとアンティークメディウムを叩きました。
部分的にシルバーカラーも乗っけてます。

トノカバーを外したり、タイヤをぺしゃんこにして草むらに放置・・・とかやりたかったなぁ。
今度時間が作れたらチャレンジしてみようと思います。

100均水性塗料でミニカーの錆び塗装を簡単に楽しもう!アンティークメディウム×ミルクカラー

おわりに

というわけで・・・アメリカンピックアップシリーズよりステュードベイカーチャンプの紹介でした。

店舗によっては「全然余ってなかった!!」ということがあったそうなのですが、僕が行ったお店では普通にみんなが狩り終えたあとでも残っていたんですよねえ。
なのでトイザらス限定だからといってむちゃくちゃ人気のシリーズというわけでもなかったようです。

未入手の方はいつもは行かないトイザらスへ遠征してみるとか・・・店員さんに「裏にまだあるんじゃないの~??」って聞いてみたりするといいかもしれません!

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. ぷっちゅ より:

    そうです。それでよいのです。
    内なる心に耳を傾け
    コレクション全てを錆びさせるのです!

    錆び塗装大好物です

    • にわかマニア管理人 より:

      ぷっちゅさん

      コメントありがとうございます!
      コレクション全てはイヤぁ!!!www

      なんとなくクラシックな車ってちょっと錆びてるぐらいが良い感じに思えますね~。

  2. じむ より:

    管理人さまこんにちは。お久しぶりです。

    私もこれを狙ってたのでゲット出来て何よりな一台でした。
    野暮ったい顔とペタペタの車高で妙な雰囲気のカッコ良さですよねえ。

    錆び塗装カッコ良いです♪。農家で使ってましたみたいなヤレ感が良いですねえ。
    錆びはまだ上手くできません(汗)

    • にわかマニア管理人 より:

      じむさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      そう・・・本当に「妙な雰囲気のカッコ良さ」って感じなんですよ。
      それもこれもこの顔のせいだと思いますがww

      錆び塗装、僕も修行中ですが・・・やってて面白いです。
      農家で・・・ってことはトノカバー外して野菜のミニチュアとかを大量に積んでも良さそうw(現役モデルってことで!)

  3. hiroshi より:

    こんにちは。

    私もこれ目に付けてたんですけど、発売日にトイザらスに行けなかったのでもう手に入らないかもしれませんね。

    錆び塗装いいですね。100均の物でここまで出来るのは凄いですね。参考になりました。

    • にわかマニア管理人 より:

      hiroshiさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。
      どうでしょうねえ・・・うちの方のトイザらスではガンガン余ってた印象なんですが。。。

      錆び塗装、なにげに100均アイテムで出来るのは嬉しいですね~。
      今度個別記事で紹介させて頂こうと思ってます^^

  4. まえけん より:

    お疲れ様です(^^)

    ちょい足しなんか思ったら、
    ガチガチのカスタムペイントに(笑)
    しかも、サラッと流しているあたり、
    最高です(笑)

    これは大参考にします!

    • にわかマニア管理人 より:

      まえけんさん

      コメントありがとうございます!

      うっ・・・言えない・・・。
      まさか「本当はカッコ良くしようと思ったのに失敗しそうになったから慌てて錆びにシフトした」なんて・・・。(言っちゃった)

      ちなみにこれ、ほんの数分で仕上げているので、ある意味「ちょい足し」ですぞ!w

      • まえけん より:

        みなさ〜ん!!
        言うてもうてるで〜!!(笑)

        なぬ!
        チョイ足しやないですか。。
        このクオリティ、数分とは。。
        完全にやられました!

        錆系加工、一度してみたかったんです。
        今度の休みはヒャッキンに走ります!

        • にわかマニア管理人 より:

          まえけんさん

          逆にこのクオリティだからこそ数分という噂もwww

          今度錆び加工の僕なりの(?)やり方についてまとめようと思います!
          100均侮れませんぞ・・・!

  5. 雷電 より:

    更新お疲れ様です。 ネットで検索したらなんか違う画像だと思ったらカスタム車両とは流石ホットウィール。 管理人さんのカスタムペイントかなりナイスですよ。 戦い終わり朽ちたレースカーとも、これからレストアして伝説はこれからだ!をする用にも見えて格好いいです。ガレージな背景か草に埋もれるか?ジオラマ次第で化けますよマジで!

    • にわかマニア管理人 より:

      雷電さん

      コメントありがとうございます!

      そうそう・・・ネットで見るのとなんだか違うんですよねえw
      なんでストックの方を出さないんだ!と思ったりもしましたが、それだとやっぱりホットウィールらしさがないですもんねw

      >これからレストアして伝説はこれからだ!

      なるほど!!!それもいいですね!
      ボロボロの車だけどエンジンやタイヤは新しくして、空力設計的なトノカバーをつけて・・・みたいなコンセプトだったら、部分部分でピッカピカなパーツがあっても許されそうだし。
      ・・・っていうか、それこそがラットロッドなのかな。これはまだまだ遊べそうだ・・・!

  6. Blue より:

    アメリカでは普通に大都市でもよくこんなん走ってますよー! ちなみに本物は安い(?) と思います. Hot Wheels 4495 台買える….orz

    • にわかマニア管理人 より:

      Blueさん

      コメントありがとうございます!
      いいですね~僕も逆に大都市を走らせたいですw

      >本物は安い

      車検もないですし、ピックアップなら税金も安いとか聞きましたし、こと車に関しては「アメリカはいいなぁ・・・」って思っちゃいますw

      でもホットウィール4495台か~!!
      そう聞くと微妙に安くなく思えてしまう不思議ww

      いずれにしろ我が家のK-carよりは高いゾ・・・!

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