’71 MUSTANG FUNNY CARのレビュー!2019年メインライン版はリツールモデルのファニーなやつ![FYC43] | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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’71 MUSTANG FUNNY CARのレビュー!2019年メインライン版はリツールモデルのファニーなやつ![FYC43]

2019年2月の発売日はどの店舗も入荷が少なかったようなのですが、僕もかろうじてゲットできたアイテムがこの’71 MUSTANG FUNNY CARでした。

70年代のマスタング×ボディ全体のフレイムス・・・と、完全にHWコレクターのお財布を狙いにきているアイテムだったと言えるのではないでしょうかw

ただ一つ、残念なところもあったんですよね~。(ヒント:パカッ)

というわけで、’71 MUSTANG FUNNY CARのレビューです!

’71 マスタング・ファニーカーのレビュー!

本日紹介するのは2019年Cアソ、HW FLAMESセグメントより’71 MUSTANG FUNNY CARです。

前述のとおりB+Cアソが発売された2月分はどこも入荷が少なめだったようで、なかなか満足にゲット出来た人がいなかったと記憶しています。
僕が訪れた店舗も例に漏れず・・・コレクターさんたちが残念そうにしていました。

とはいえあまり殺伐とはしておらず、どこか「ここらで一休み」みたいなムードでしたがw
やっぱりみんな年末年始のいろいろで疲れてたのかな~?なんて思いますね。

さてさて僕はそんな中でもなんとか2周目に運良くこのマスタングファニーカーをゲットすることが出来たわけです。

’71 MUSTANG FUNNY CARについて

’71 MUSTANG FUNNY CARは1971年製のマスタングを模したファニーカーです。

ファニーカーというのはNHRAのファニーカー・クラスで使われる車両のこと。
パイプフレームのボディにカーボン製のフルカウルボディをかぶせたマシンです。

なのでまぁ・・・今回のマシンも’71 MUSTANG FUNNY CARという名前がついていながら「’71 MUSTANGとは別物」というわけですね。

※ファニーカーについてはこちらの記事でもう少しだけ掘り下げています。参考までに。

ファニーカーとは何ぞや?1999年リリースのFIREBIRD FUNNY CARのレビュー![21324]

ホットウィールにおいては2004年のプレミアムライン(と思われる)Auto Affinityシリーズにて初登場。
翌年にはメインライン入りを果たし、その後もマルチパックやサイドラインなどで展開を進めてきました。

今回のアイテムは2014年のリリース以来5年ぶりのアイテムということになります。

では各部見ていきましょう!

フロント・リア

えっ、これがマスタング・・・?

ファニーカーの特性を知らなければ、そう感じてしまっても無理はないですよね。
こんな見た目だったらマスタングというよりも「マッスルカー風の謎車」という印象を受けると思います。

それもそのはずで・・・ファニーカーの場合、灯火類などのレースをするのに不必要なものはそもそもボディに組み込まれないんですよ。(たしか)
そのためフロントマスクの凹凸がなくなり・・・本来はそこにライトやグリルを模した絵が描かれるはずなんですね。

でまぁ・・・今回のアイテムはメインラインものなので、ボディサイド等のペイントを頑張ったぶんフロント&リアの印刷は省かれてしまった、と。
そのため、顔面が本当の意味でののっぺらぼうになってしまっているわけなのです。

・・・お尻の造形はマスタングっぽいですけどね~。

ただ、これはこれで「マスタングではないけどカッコいい車」みたいな感じに見えなくもないかな!

むしろ初期レッドライン時期のミニカーっぽく感じられたら勝ちですよね!

サイド

サイドビューだと’71年製マスタングっぽさが若干残っているかな・・・。
全体的なボディラインとか、ウィンドウ部分の形状とかはそのままズバリって感じです。

※参考比較用の’71 MACH 1↓。

’71 FORD MUSTANG MACH 1のレビュー!007劇中車の真っ赤なマックワン(マッハワン)!![FYC92 / BDV01]

ただ、サイド出しマフラーだったり、乗降用のドアがなかったり・・・いろいろとファニーな部分がありますね。

そんなことより特筆すべきはこのファイアーパターンでしょう!!
今までいろいろなフレイムスを見てきたつもりですが、Hot Wheelsの文字を燃やしているやつって初めてみたかもしれません。

一瞬Jun Imai氏のハチロクが頭に浮かびましたが・・・あれはフレイムスじゃなかったもんね。

ウィンドウがオレンジであるが故に、エキゾーストや床面にオレンジ色の光が差している点や、メタリックレッドな5SPホイールなどもこのフレイムスを引き立てる要因となっています。
ここまで計算されてたんだとしたらすっごいぞ。。。

若干残念だったのはHot Wheelsの文字が左右でシンメトリーになってしまっていたところでしょうか。
本来なら左向きの時には左側からHot Wheelsっていうグラフィックを作ってくれるはずなのに、鏡面に写したような仕上がりになっていました。

トップ・ベース

ボンネット部分にも激しい炎が描かれていました。
これぞフレイムス!

吟味できる余裕がなく、手に取ったものは若干印刷が曲がっているアイテムでした。悔しい。

メタルフレークのパープルボディと、プラ×クロームメッキ仕上げのベースパーツという構成です。
シャーシの形状はまさにファニーカー!・・・なんですが、もうお気づきの方も多いですよね。

アレがオミットされて、二箇所でしっかりとカシメられてしまっているわけです・・・。(後述します)
つまりリツールアイテムということ。

そのため底面の著作年も「2012, 2018」となっていました。
・・・2012年にも何かしらの変更があったんですね・・・。

また「FYC43」という本作のトイナンバーも入っており、まさしく今回のアイテムのために金型が新たに起こされたことがわかります。

工場表記はマレーシア製となっていました。

パカッとギミックはオミット

ホットウィールのファニーカーといえば通常「ボディがパカッと開くギミックがついているもの」でした。

ファニーカーにはドアもついてないですし、ドライバーさんはこうやって車に乗り込むわけですよね。
※ストックカーとかだと窓から乗るんでしたっけ・・・?

ただそこは時代の流れといいましょうか・・・ホットウィールもコストを削減しなければやっていけなくなっているんですよ・・・(たぶん)
今はメタルボディ×メタルシャーシというモデルを$1で提供するのが難しくなっているのでしょう。
近年のメインラインものは基本的に「メタルボディ×プラシャーシ(またはその逆)」というのが主流になっています。

そのため・・・パカッとギミックをつけるのには強度的に難しいところがあったのかもしれません。(コメント欄での八面蛙さんの受け売りですが・・・)

なにげに底面パーツのクロームメッキも見えない部分はコーティングされてないですからね。

「そうまでしてメインラインでこのマシンを展開せんでも・・・」という考え方もあるかもしれませんが、逆に原価を上げられない中でどうにか既存モデルをリリースしようという意気込みを感じられるアイテムだった、とも言えそうです。

・・・まぁパカパカはあってもなくても、どうせ遊ばないもんなぁ。(とくに大人は)
そう思ったらオミットされたこと自体はそこまで残念でもないのかもしれません。

ただ、そのせいでフルカウルボディ自体がフロント部分で分割されてしまい、ファニーカーっぽさも失われてしまったのはちょっといただけない感じだったかなーと思います。

おわりに

というわけで!!
’71 MUSTANG FUNNY CARのレビューでございました。

なんだかんだ文句は書いてしまいましたが、それを補うぐらいにカッコいいモデルだったとは思うので・・・未入手の方ももし機会があれば手にとってみてください。

また、今回は僕もちょい足しをやりませんでしたけど・・・フラットな顔面にデカールなどを駆使して灯火類を模したペイントを施せるとよりファニーカーっぽさが増すんじゃないかなと思いました。
よし、誰かやってくれ!

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Comment

  1. エヴィス より:

    管理人さん

    こんにちは!
    何とかゲット出来たんですが、しっかり見てなかった!
    HOTWHEELSって書いてあったんですね。😵
    そして残念なのは、パカパカ出来ない事ですね。
    パカパカ出来なきゃ、ファニーカーじゃないです。笑

    • にわかマニア管理人 より:

      エヴィスさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      そーーーーなんですよ!
      この炎・・・なにげにホットウィールって・・・w

      パカパカがなくなっちゃうのはやっぱり残念でしたよね^^;
      せめてプラボディにしてでも再現してほしかった、という方も多いのではないでしょうか。

  2. まえけん より:

    お疲れ様です(^^)

    同じく2周目でゲットしましたが、
    オミットされてましたね!
    ウィールのファニーカーといえば
    ザ・パカパカなイメージですが、
    これも時代の流れでしょうかね〜。

    まあ、カッコよさが勝るので、
    なんでもオッケー!(笑)

    • まえけん より:

      あ、そういえば!

      ついさっきザらスのセールで
      DRAG STRIP DEMONSのNOVAを
      ゲットしてきましたよ(^^)
      というか、最後の1台で危なかった!

      あとは架空車もつまんで連れてきました

      以上、誰得報告でした(笑)

      • にわかマニア管理人 より:

        まえけんさん

        コメントありがとうございます!
        2周目にはこれしか拾えなかった・・・という噂もw

        前の方も仰ってますが、パカパカしなかったらファニーカーじゃない!っていう印象はあるかと思います。
        ただまぁほんと、時代の流れといいましょうか・・・むしろこのご時世に200円でこのクオリティのミニカーが買えていることに感謝すべきなのではないかとも。

        >カッコよさが勝るので、なんでもオッケー!(笑)

        うん、いいこと言った!w
        細かいこと気にしてたらHW収集なんてできないっすよね!!

        >ザらスのセール

        おー、おめでとうございます!
        あれはいいものだ・・・

  3. FTE より:

    これは追いかけて私も買いました(オクでね。110円だった)。
    ファニーカーと名の付くものには目がない性分なので買うと決めてたけど、売って(残って)いなかったもので。まあパカパカレスなのは事前に分かってたので諦めてましたけどね。そもそも開封しないし(←こんなオッサンばかりが買うんじゃ、そりゃオミットするわな)。

    そしてこの記事の素晴らしいところは、左側面のビジュアルが見られたということですね。ローラートースターとかもそうですが、左右非対称のモデルはそこが魅力だったりするので。来たるべきマッスルバウンドも非対称らしいですね。買って見せてくださいね!

    • にわかマニア管理人 より:

      FTEさん

      コメントありがとうございます!

      えっ・・・これ、110円で取引されてるんですか!?やっすぅーwww

      >←こんなオッサンばかりが買うんじゃ、そりゃオミットするわな

      むしろ子供が買っても「これなんでパカパカ開いちゃうんだろう・・・?」と不評だったりして。。。w

      >左側面のビジュアル

      ふふ・・・実はHWCやホビダスでも見られたことは黙っておこう・・・。

      >マッスルバウンド

      あれはヤバイですよねえ。
      片面だけカモフラージュなんでしたっけ・・・?
      シャークマウスといい、どことなく日本車をイメージさせるような謎具合といい・・・確実に人気になる一台ですよねえ。。。買えるかな。

  4. hiro より:

    こんにちは!

    パカパカしなくても
    ニワカ師匠が見事にパッカーン!して頂きましたから満足です⁈

    欲を言えばウィリーバーかパラシュートが欲しかったですが、、、
    フロントガラスを突き抜けたエンジンが、とてもナイスです~

    コレ、窓がオレンジ色じゃなかったら、もっと人気出たかも?

    • にわかマニア管理人 より:

      hiroさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。
      みんなの代わりにパッカーンしておきましたw

      >ウィリーバーかパラシュート

      そういえばそのへんの造形がまったくなかったですね。
      もともとのモデルにもなかったのかな・・・?

      >窓がオレンジ色じゃなかったら

      でもこれのおかげでいい感じにエキゾーストがオレンジに染まってたりするんだぜ・・・。

      ・・・とはいえ、海外でも色付きの窓を持ったモデルは不人気みたいですね~^^;

  5. 八面蛙 より:

    管理人さん、こんにちは

    今までにも何度か私のコメントを記事中で取り上げていただいていましたが、ついに記事本編に私の名前が…
    ありがとうございます。感無量です。

    以前のFirebird Funny Carの時は私のコメントしかありませんでしたが、今回はずいぶんコメントがついていますね。
    やはり、皆さん自分もゲットしたものについては、喜びを分かち合いたいのでしょう。

    “パカッ”のオミットは間違いなくコストダウンのためでしょうね。
    一昨年にも”亜鉛が高騰”というコメントをしましたが、昨年末よりまたじりじりと亜鉛の値が上がっているようです。
    Bone Shakerもこのところ屋根なしが続いていますし。

    でも、一番のコスト要因はやはり人件費とフレートでしょうな。

    中国、タイ、マレー、インドネシアときて、次はどこに工場を持っていくんでしょうね。
    (香港もあったんだっけ?)

    • にわかマニア管理人 より:

      八面蛙さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      実は本文中に固有のハンドルネームを出すのは読み手の邪魔になるかな~・・・?とかが気になっていたんですよ。
      でも今回は気まぐれで勝手に採用させて頂きましたw

      むしろこちらこそ貴重なコメントをいつもありがとうございます^^

      >皆さん自分もゲットしたものについては、喜びを分かち合いたい

      これはそうでしょうね~。僕も逆の立場だったらコメントしちゃうと思います。

      なので全然売れ残ってる謎車とかを取り上げるとコメント欄が「しーーーー・・・・ん」ってなりますwww

      >コストダウン

      問題は亜鉛の価格なんですねえ・・・
      ボンシェが屋根なしばかりなんて気づきませんでした^^;

      まぁ、そんな中でも頑張って同じ価格・同じ(ような)クオリティで商品展開をしてくれているわけですし・・・与えられたものでいかに楽しむか、が僕らコレクターに求められることなのかもしれないですね。

      ちなみに「フレート」という言葉は今回初めて知りました。ありがとうございます^^

      工場・・・その流れでいうとフィリピンあたりかなぁ・・・。

  6. 雷電 より:

    更新お疲れ様です。パカパカギミック削除は悲しいですね。 でも格好いいから買っちゃう。007マスタングと並べて見るとベースはマスタングなんだなぁと実感。

    • にわかマニア管理人 より:

      雷電さん

      コメントありがとうございます!

      そう。悲しいけれどこれってカッコいいのよね!

      007マスタングと同じ年式なので僕も比べましたが・・・中身はさておき外観は似てますよね~。
      ただ顔がのっぺらぼうすぎて、マスタングというよりもガンキャノンみたいな感じ・・・。

  7. poncha2016 より:

    こんにちは。

    そうそう、これ困るんですよ。
    ファニーカー詐欺なモデルwww

    ファニーカー詐欺といえば、
    昔、ヤフオクで1回引っかかりました。
    ギミック付きの説明があったのにカシメてあって
    パッカーンしなかったファニーカー・・・
    ショックと怒りが・・・

    まぁ、出品者はブリバリしない派だったんだろうなぁ~

    自分の不勉強も反省

    教訓:ファニーカーとはパッカーンのことにあらず(悲)

    • にわかマニア管理人 より:

      poncha2016さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      なにぃ・・・ヤフオクでファニーカー詐欺とな!
      ・・・すっごい限定的な詐欺ww

      商品に偽りあり・・・って感じですね。
      というか、ギミックがオミットされたのってこれが初じゃなかったのか・・・!!!!

      >教訓:ファニーカーとはパッカーンのことにあらず(悲)

      そうですねw
      パッカーンはあくまでオマケ・・・ってことで!

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