THROWBACK COLLECTION ’83 CHEVY SILVERADOのレビュー!レトロ懐かしいデザインのC/Kピックアップ!
Target限定THROWBACK COLLECTIONから’83 CHEVY SILVERADO。
当初は「Target限定なら日本には入ってこないでしょ・・・」と諦めていたシリーズだったのですが、まさかの「イオン限定」という形で入荷されましたね。
イオンが近所にない僕も無事ゲットすることが出来たのでレビュー行ってみたいと思います!
’83 シェビー シルバラードのレビュー
今回紹介するのはホットウィール50周年記念シリーズのひとつ、THROWBACK COLLECTIONから’83 CHEVY SILVERADOです。
THROWBACK COLLECTIONはその名の通り、「ホットウィールとアメ車が歩んできた50年を振り返ろう」的なシリーズ。
80年代を代表する車種の1つが今回のシルバラードだったんですね。
カードには80年代を象徴するかのようなフォントで「’80」と記載されており、当時を知っている方にしてみたらノスタルジックな気持ちにさせられるアイテムと言えるでしょう。
また、ホットウィールの50周年記念ロゴも描かれていることから、これが正式な50周年記念シリーズであることがわかります。
’83 CHEVY SILVERADOについて
’83 CHEVY SILVERADOは、1973年~1987年と長きに渡り愛されてきた第3世代のシボレーC10ピックアップ。
第3世代の角ばったボディと、’81年のフェイスリフトで採用された角型4灯ヘッドライトが特徴的です。
現在のシルバラード(車種名)とは違い、当時は上級グレード名の1つとしてその名前が使われていました。
ホットウィールでは現在2015年モデルのシルバラードがキャスティングされていますが、それとは「シルバラード」の使い方が違うモデル・・・と言えるわけです。
※こちらは1999年から設定された、C/Kトラックの後継車種としてのシルバラードということ。
ちなみに人気の’67 CHEVY C10トラックも同じC10ですが、1967年にはシルバラードというグレードがなかったので、これともまた違うモデルとなりますね。
’83 CHEVY SILVERADOのホットウィールでのデビューは2008年。
当時のModern Classicsシリーズにて初めて登場しました。
その後しばらくはメタル×メタル仕様でサイドラインのみでの展開だったようですが、2011年に晴れてメインライン入り。
以降はメインライン・サイドライン共にリリースが続いている人気モデルとなっています。
Jun Imai氏の引退を示唆していた?
ちなみにこのキャストのデザイナーは先日退職が発表されたJun Imai氏。
そう言われてから振り返ると、ここ数か月の気になるアイテムにJun氏デザインのアイテムが多かったような気がします。
たとえば今度発売される予定のディスプレイケースには限定仕様の’83シルバラードが付属していますし、Collectors Nationalsで発売された限定カーにもこれがありました。
というか、2018年のCHEVROLET TRUCKS 100 YEARSアソートにも’83シルバラードが入ってましたし・・・今年だけで少なくとも4種の展開があるわけですよ。
さらには2018年のRLCメンバーシップカーやCollectors NationalsのRLCパーティーカーという記念的なモデルが510ブルだったりして・・・まるで引退するJun氏への手向けかのようなラインナップだったと言えますね。
もちろんマテルという会社はマーケットを重要視しているのは有名な話なので、ただ単に「Junさん引退だから、最後ぐらいJun祭りしてやろうぜ!」みたいなノリでやったわけではないと思いますが・・・w
※逆に言えば市場と氏の感性が合致していたということ。・・・すごいですね!
では各部見ていきましょう~!
フロント・リア
上の方の写真ではフロントマスクの色が白く飛んじゃっていてよくわからなかったと思いますが、実際はこんな感じです。
これは・・・カードデザインを見た後だとなんとも言えない顔つきになってます。
このモデルが生まれた経緯を知らないので何とも言えませんが、C10ベースのカスタムカーであることに違いはありません。
ただ、顔面もシンプルにするようなカスタムが施されたんですかね~?
シボレーのボウタイエンブレムがないだけでなく、格子状のグリルもそれを二分するラインも再現されていないなど、あまり’83シルバラードらしさがないような気がします。
何か他のモデルからスワップしてクオリティを高めていきたくなる顔つき・・・とも言えますね!
背面も他のピックアップと違って大人しい感じ。
荷台のハッチを開くノブがなかったり、CHEVROLETのエンボスがなかったり・・・かなりシンプルです。
・・・が!
二本出しマフラーにカスタムされているのがわかりますね。
この辺り、なんともJun Imai氏らしさを感じる仕様になっていると言えるのではないでしょうか。
サイド
ボディサイドは赤と白のツートンカラーで仕上げられています。
この年代のピックアップはツートンが良く似合う感じがしますね。
四角いボディに丸みを帯びたデザインが、うまくは説明できないですが、どことなく80年代っぽい印象。(刷り込みかな・・・?w)
車体自体はかなりローライダーになっています。
レーシングスポンサーロゴやゼッケンを考えても、レース仕様なのかもですね。
車高をもう少し下げたり、ホイールを交換したり・・・フェンダーに色差ししたりしても面白そう。
トップ・ベース
ボディトップから見ると、荷台には穴が開いていました。
個人的にはこれはちょっと残念かも。
ただこれが「ローライダー化するための処置」だったのか、それとも何かしら実際のカスタムを想定したものなのかによって評価は変わりそうです。
荷台には何か乗ってるし。黒い樹脂パーツ部分も何らかのパーツっぽいし・・・。教えてエロい人!
底面パーツはクロームメッキのプラ製。
ここ最近何度も書いてますが・・・やっぱりこの仕様(メタル×プラ、ノーマルホイール)で430円っていうのは高額に感じちゃいますね。
ちなみに底面デザインを見ると・・・なんとなく4WDのようにも見えてきました。
となるとこれ・・・C10じゃなくてK10ってことになるのかな・・・?教えてクソエロくてさらにむっつりスケベな人!!
また、2007年の著作年およびマレーシア製であることが記されていました。
おわりに
というわけで!
’83 CHEVY SILVERADOのレビューでした。
このモデルはずっと欲しいと思っていただけに、今回ゲットできて良かったです。
実はこれ、「4×4 Version」としてハイリフト化されたキャストもあるんですよね。
その2014年HWCモノが・・・ありえないほどカッコいいんですよ・・・。
これね・・・。
もうスケール何分の何だよ!?っていう。
スペクトラフレームルートビアーカラーがたまらなく渋いです。
いつか欲しいと思ってるんですが、ebayでだいたい$100前後・・・うん、、届かない価格じゃないんだけど買えないやw
・・・というか4×4モデルが別にあるってことは、やっぱりローライダー版は2WD=C型トラックなのかな。
2000年代初頭にFinal Runを迎えてしまったBYWAYMANというモデルも同年代のC/Kトラックをモデルとしたアイテムらしいので、いつかはこのあたりの車種をいろいろ揃えて比べてみたいところです。
Comment
初めてコメント致します。
毎日楽しく拝見しております。実は私、仕事の関係でここ2年ほどメキシコで暮らしているのですが、スローバックコレクション、メキシコにも入って来ております。が、ウォルマートでも他のスーパーでも、特に限定ではなく売っています。それこそ腐る程売ってるんですが、今回ご紹介されてるシルベラードだけ、どこにも無いんです。実はメキシコはピックアップトラックのHotwheelsが非常に人気でして、ベーシック、サイドラインに限らず競争率が高い為、入手が非常に難しい…
今回の記事、羨ましく見ておりました。
そのかわり、FD3Sとかは余りまくってるという…
たろささん
初めまして!コメントありがとうございます。
メキシコ在住・・・羨ましいやら、治安が気になるやら・・・w
そしてメキシコではスローバックは限定品じゃないんですね~。
そのあたりはやっぱり国によって違うみたいです。
そしてそして、メキシコではピックアップが人気なんですか~!
やっぱり日本だとまだまだ馴染みが薄いのか、やや不人気だったりしますね。(メインラインのF-150とかも普通に余ってたりするし・・・)
逆に中国ではフレイムスとかマッスルカーが全然人気ないらしいです。この辺も地域差が出るんですね!
>そのかわり、FD3Sとかは余りまくってるという…
なんと・・・!
メキシコの人にはJDMがハマらなかったんですかね~?w
こんにちは。このいかにもアメ車のピックアップ感が堪らないですよね。ちょい古めの洋画に何処かで必ず写ってる感じといい、アメ車ってマッスルカーとこういうの、なイメージが凄いカッコいいです。 荷台の穴って高級サイドラインや、紹介されているリフトアップにも有るかが気になりますよね、もしかしたらメタル×メタルの頃は塞がっていたのか?が気になる所です。
雷電さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
そうですね~。ピックアップって本当にアメリカを象徴していると思うんですよ。
なのでたまに日本でもタンドラとかが走っているのを見かけると「おいおいここはアメリカかい?」って思っちゃいます。
>ちょい古めの洋画に何処かで必ず写ってる感じ
何気に今でも80年代のピックアップならUSでは現役で見かけるそうですね。
それだけ日本の軽自動車ばりに一般的なアイテムってことなんじゃないでしょうか!?
>荷台の穴
ローライダーカスタムの犠牲なのであれば・・・リフトアップ版にはなさそうな気がします。
というかタイヤが収まらなくなってしまうので、塞ぐためには荷台がデコボコになる犠牲が伴いますね~(’67 C10とかはそうだったような・・・)
管理人さまこんにちは♪
自分も5Packに入っていたブルーのシルバラードを持っています。
フロントグリルは所謂ビレットグリルにカスタムされた車両なんだろうなって理解しています。等間隔の横桟のグリルなのでこの解釈でいいのかなと。
また、荷台ですがローダウンによりタイヤがタイヤハウスに当たってしまうのでタイヤハウスごとぶった切ったのかなと解釈。
フレームがある車両なので、荷台に大穴が空いていても車体強度は問題ないですしね。
こんな解釈でどうですか?(笑)
じむさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>ビレットグリル
これを存じませんでした!
Jun氏ならやりかねませんね。
・・・でもだったらカードデザインも合わせて欲しかったです^^;
>荷台
タイヤハウスごとぶった切ったというのはことホットウィールに対しての見解ではなくて「実車だったとしても」ってことですよね!?
しかも荷台に大穴が空いていても強度に問題なし・・・そこまで考えられているとは!!
僕もその解釈で納得させて頂きたいと思いますwありがとうございます!
ども!こんにちは。
カラーとタンポのバランスの
良さは、流石ジュンイ・マイ様。
カッケ〜我慢出来ねぇ〜
僕は速効でカスタムしちゃいました。
タンポ残して錆カスタム(^_^ゞ
HIDEじさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
いやー、流石はジュンイ・マイ・・・て!
舞ちゃんの順位みたいな名前になっちゃってますから・・・。
HIDEじ先生のカスタム、拝見させて頂きました!
錆カスタムかっこいいですね・・・僕も今度やってみます!!(さすがにいきなりシルバラードにはやれませんが^^;)
あとボーンシェイカーのカスタムもあれこれ拝見させて頂いて・・・感動しました!!!
お晩 De Sky
某鶴丸会社のオニオンスープのような挨拶になってしまいました(汗;
早速ブリッちゃったんですねぇー ♨!!
普段から開封しないので、カード側の方の車体が閲覧不可能というのが
欠点ですが・・・、このブログのお陰様で一目瞭然、有難き幸せで
御座います(_ _);。
見ようによっては後部フェンダーにも見えるし、はたまた
落とし穴のようにも(ボソッ・・・。荷台に乗ったら巻き込まれそうで怖いですね。
ちなみに、「Chevy 100周年記念」の’83 Silveradoも然り、
荷台に落とし穴がありました。今回のとは対照的に黒ベースの車体、
軸受けと車内インテリアは赤でした。
悪魔の”乙”さん
おばんで・・・す、スカイ!?
JALで昔あったのは「UDON・DE・SKY」とかそんなのだった気がするんですが、今はオニオンスープなんですか!?
・・・って、何の話だよ!!!
でも、コメントありがとうございます。
なんか最近はブリッとするために買っているようなところがあるので・・・躊躇がなくなってきましたw
ちなみに、どうしても裏側が気になるアイテムがあった場合は除光液でブリスターを綺麗に剥がせますので・・・裏側を確認したらまたブリスターに戻して、糊でペタペタやれば元通りに・・・。
https://hotwheels-labo.xyz/remove-blister-card/
>荷台に乗ったら
日本では荷台に乗るのNGですけど、海外では普通に荷台に乗って移動している人たちいますよね。
こんなトラップがあっても余裕で乗っちゃうんだろうなぁw
>「Chevy 100周年記念」の’83 Silveradoも然り
おおおー!ありがとうございます。
車体裏の著作年表記を見てもリツールが入ったわけではなさそうだし、初期からこの仕様だったっぽいですね~。
はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております。
シルバラードですが、我々トラック業界ではベッドフロアを切ることがままあります。車高を下げるためにフレームをコの字型に加工したりするのでフロアが邪魔になるのです。
また、シルバラードに限らずトラックはリーフサスペンションなのですがチューニングの一環でコイルオーバー化することがあります。イマイ氏はカスタムにも精通していますのでそういったディテールなのかなぁと思います。
hot_rodmanさん
はじめまして!コメントありがとうございます!
>我々トラック業界ではベッドフロアを切ることがままあります。
うおおお、そうなんですか!
じゃあこれはミニカー的な解釈に収まらず、実際にありうるカスタムなんですね。
そういやホットウィールでもトヨタのバハトラックとかって荷台部分がまるっと無かったような・・・。
>シルバラードに限らずトラックはリーフサスペンションなのですがチューニングの一環でコイルオーバー化することがあります。
僕はサスペンションに関して全然知らなかったので、いま慌てて調べながら返信しているんですが・・・、それとベッドフロアを切ることも何らかの関係がある・・・ってことなんですね?
イマイ氏が愛された理由はそういったディテールへのこだわりというか・・・かゆいところに手が届く感じの表現だったりしたんでしょうね~!
こんにちは~
いよいよ今週末は黒金の発売ですが、ローソンのどの店舗で販売するのか?
未だに正式なアナウンスが無いみたいで、どうなっているのでしょう、、、
何か落ち着かない毎日です。
そんななか先日リサ店で,40TH ANNIVERSARYの2ヶ入りを発見しました、
ヘミクーダとチャージャーのセットです(アメ車大好きな自分にはたまらない)、ケースの上部には四角い40THのロゴが付いています。
車体はゴムで台座に止められていて、ゴムがボディと一体化していそうで、切り離そうかどうしようか悩んでいます。
http://fast-uploader.com/file/7082530950330/
少し高価な品でしたが(昼食2回とオヤツ代⁈)思い切って購入してしまいました!
今までどんな思いでコレクターさんが持っていたのでしょうかね?
記念とか限定と言う言葉にめっぽう弱く、お財布が緩みっぱなしですwww
hiroさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
黒金情報出ないですね~。
エンタメ玩具をちょいちょい覗いても全然出てこない。
やっぱり「26日より順次発売」みたいになっていたので、26日に入ってくるとは限らないのかもですね??
店員さんに聞くのが早いかな・・・。(でも店員さん「知らないっす」って人が多くて嫌になっちゃうんだよな・・・)
>40TH ANNIVERSARYの2ヶ入り
うわー、これ・・・40thの時の100%ホットウィールじゃないですか!?
京商アイテムだったので定価もそこそこ高かったんじゃないかと思います。(たしか5,000円ぐらい・・・?)
いいなぁ、おめでとうございます!
>記念とか限定と言う言葉にめっぽう弱く、お財布が緩みっぱなしですwww
ほんとほんと・・・僕も余裕で去年までの年間消費金額をオーバーしそうです・・・。
でも「もうやめてー!」とは思えないんですよねえ・・・「もっと楽しませてくれ!!」っておもっちゃうw
こんにちは~!
HW50TH ORIGINAL COLLECTIONは、本国で5台セット$27.45で買えるようですね、
三千円チョイですか???
http://fast-uploader.com/file/7082610789480/
どこかのショップで入れてくれないかと、期待しております!
>40thの時の100%ホットウィール
お宝ですよね、こんな良いものが出てくるなんて⁈
前オーナーさんに感謝、感謝です。
ネットとかで40THの頃を色々調べて、解ったつもりでいても実際に現物があると
、よりリアル感が伝わってきますね。
Hwの歴史、奥が深いです~!
hiroさん
本国で$27.45・・・つまり1台あたり$6弱ってとこですよね~。
日本に入ってくるには送料・関税諸々かかると思うと、、、やっぱり$10近くにはなりそうな気が。
・・・ってそれ、すでにSOLDになってるじゃないですかー!!
やっぱりシコシコキャンペーンに応募するしか・・・!
>お宝ですよね、こんな良いものが出てくるなんて⁈
ほんとほんと・・・ホットウィールって大切に保管されている方が多いじゃないですか。
なので本当に昔のアイテムが綺麗な状態で出てきやすいんですよね。
それはすごくありがたいです。
40周年に限らず、その年その年の雰囲気というのがキャストから伝わってくる感じってありますよね~。
同時に「なぜその頃にこのミニカーに見向きもしなかったのか」と悔やまれますw
こんにちは。
かっこええですなあ
’83 シェビー シルバラード
これだけでも欲しい。
色違いでもいいので、今後入手したいですねえ。
うんうん、アメ車はグレード名が車名になるケースが
ポツポツとある気がする。
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
なかなかカッコかわええ感じですよね。
精力的にリリースが続いているモデルなので、注意深く追っていればすぐに出会えるんじゃないかと思います!
>アメ車はグレード名が車名になるケースがポツポツとある気がする。
そういやCHEVY II→NOVAとかもそうでしたよね。
あとはベルエアもそうだったかな・・・。
なんかアメ車の名前付けのルールで「同じ車種でもグレードが違うものには違う名前を付けなければいけない」みたいなのがあったとか聞いたことがあります。
それが影響しているのかな~・・・?