’86 FORD THUNDERBIRD PRO STOCKのレビュー！9代目T-BIRD（前期）プロストック！[HKH32]

また・・・なんだ。
またプロストックなんだ、すまない。。。

・・・という出だしでDrag Strip Demons発売日直後ぐらいに書き始めていたレビュー、ようやく本日出せることになりましたｗ

レースは全然観ないんだけれども、プロストック車両も見た目で「いいかも・・・」となり始めているニワカです。

’86 FORD THUNDERBIRD PRO STOCKのレビュー、いってみましょう！

’86 フォード・サンダーバード・プロストックのレビュー

本日紹介しますのは、2023年のEアソートより、’86 FORD THUNDERBIRD PRO STOCKです。

特に思い入れがあったわけではないのですが、前年のT-BIRD「MATT AND DEBBIE HAY」のプロストックT-BIRDが日本に入ってこなかったことから「これも入らんのとちゃうかー」と、買えるうちに通販先行入手致しました。
※とりあえず6月のEアソには入らないっぽいのよね、、、（by Amazon）

マットデビーの方は4月のアソに白いバージョンが入って来たみたいですけどね・・・まぁ、買えませんでしたｗ（そっちも買っとくんだった）

’86 FORD THUNDERBIRD PRO STOCK

’86 FORD THUNDERBIRD PRO STOCKはフォード・サンダーバードの第9世代の前期型モデルを模したプロストックレーサーです。

前述したマット＆デビー・ヘイ仕様のプロストッカーも同じ第9世代なんですが、あっちは後期型なので顔付きが違いますね。

なんでもT-BIRDってのは2代目モデル（1959年）からNASCARのレースに用いられていたそうで、90年代後半にトーラスに置き換えられるまではフォードの主要なナスカーマシンとして君臨していたのだとか。

ということは、（ドンピシャの元ネタがあるかどうかはわかりませんが）NHRAドラッグレースの方でもメインで用いられていたとしても不思議ではない！！[要出典]

※ちなみに当時こういう「9代目T-BIRDのプロストックカーがあった」ということは事実みたいです。
（ミニカー化するからにはそこそこ人気もあったのでしょう！

ホットウィールでの初登場は2012年のThe Hot Onesにて。
デザイナーはMike Nuttall氏。

おお・・・久しぶりにその名を聞いたぜ・・・。
ホットタブや’65ランチェロ、’61インパラなどのキャストを手掛けた人です。
（Mikeさん、もともとTOMYにいたんだって！）

2013年にはFLYING CUSTOMSシリーズで再登場し、そこから10年放置されていたモデルということになります。

今回初メインライン入りということで、（残念ながら一部金型の変更がありましたが）今までのバリエーションの少なさから入手難度が高かったことを考えると、今後はもうちょっと買いやすくなるのかな！？と期待です。

では各部見て行きましょう～。

フロント・リア

ま、例によって僕はレースのことはもう本当に全然わからないんですが！

プロストッククラスっていうのは別名「ファクトリー・ホットロッド」とか呼ばれているそうで、工場でボディとエンジンに手を加えることは許されているものの、過給機などを使ってアップグレードしてはいけないというレギュレーションなのだそうです。

なのでまぁ、この子もある意味工場取って出しの9代目前期サンダーバード・・・ってことになりますな。

どっちかっていうとファニーカーに近い感じですかね。
プロストック専用に、サンダーバードに似せたボディを作った・・・ってところかなと。

ちなみに、プロストッククラスのマシンの見た目的な特徴は・・・

• ボンネットから大きなエアスクープが飛び出ていること
• タイヤがボディの内側に引っ込んでいて、ボディが覆いかぶさったような状態になっていること
• お尻側がツンと突きあがっていること

などが挙げられますかね～！

あとはドラッグレーサーなので当然（？）お尻にパラシュートもついとります！

サイド

プロストックは1970年代にギャッサーから置き換わったというような話を聞きましたが、ボディサイドのグラフィックスの雰囲気もギャッサーのソレとはまた違いますね。
NHRAもクラスごとにグラフィックスの特色があったりすんのかな。（それとも時代的なものなのか）

今回のキャストは2023年のリツールものですので、エアスクープの材質と形状がそれまでのものとは変更になっています。

まずZAMAC製だったものがクリアプラパーツになりました。
でもってしおれたチンｋ・・・象さんの鼻みたいに先端に向けて折れ曲がっていた形状もまっすぐ一直線になってしまってます。

うーん・・・材質変更は致し方なしとして、なぜ形状を変えてしまったのかと。

パッケージイラストはちゃ～んとしおチン状態になってるのにねえ。

トップ・ボトム

上部から見た時にお尻側が膨れ上がった形になるのもプロストックの特長でしょうか？
空気の流れが見えるようですな。

エアスクープがクリア化してしまったことは悪い印象を与えるだけではなく、上からエアファンネル？のようなものがのぞき込めるという利点も生まれております。

なんすかね～・・・エンジンが見えているのって、なぜか謎にカッコいいんですよね、、、

まぁ、気に食わなければここをシルバーで塗ってしまうが良い。

底面には2022年の著作年およびマレーシア製であることが記されております。

おわりに

というわけで！
’86 FORD THUNDERBIRD PRO STOCKのレビューでした！！

最近の日本のホットウィール事情だと、単品化する日本車や欧州ハイパーカー類の影に隠れたこういうアメリカンな実車マシンっていうのが何気に入手難度が高くなっている気がします。
何しろ「アソに入らない」という可能性もありますしね・・・。

7月のアソに入ることを期待して・・・（見かけたら即買いやで！）