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’87 DODGE D100のレビュー!80年代を生きた少年の心をくすぐりまくったダッジラム的オフロードレーサー[FJV65]

’87 DODGE D100トラック・・・仄暗い箱の底から引っ張りだしてきました。

いつぞやのコンベンションで紹介され、発売を今か今かと待ち望んでいたものの・・・結局入手するのが遅くなって、結果的に紹介も遅れてしまったというアイテムです。
個人的な都合でレビューが今さらになってしまい、本当に申し訳なく思っている。

ただ、今さらと言われようとも、やっぱり紹介しないわけにはいかず・・・本日ブログ上にお迎えすることになりました。

というわけで・・・’87 DODGE D100のレビューです!

’87 ダッジ D100のレビュー

本日紹介しますのは、2018年のHW HOT TRUCKSにラインナップされた’87 DODGE D100です。

本当に・・・なぜ今更これをっ!?というアイテムですよね。
こやつが登場したのは2018年のMアソで、日本での発売日は2018年9月(および10月)とのことでした。

なのでもう1年も前のアイテムなのかぁ。。。

僕はその時の発売日には両日とも駆け付けることができず、結局後日通販を駆使して入手したのです。

・・・そういえば来月の発売日も息子の幼稚園の運動会が重なって・・・雨で延期にでもなってくれなければ参戦できないことが判明してるんだった。。。

’87 DODGE D100について

シボレーのC/K、フォードのFシリーズのように、クライスラー・ダッジブランドにも1961年~1993年にD/Wシリーズというピックアップトラックがありました。
Dシリーズが後輪駆動、Wシリーズが四輪駆動と設定されていたそうです。

1981年からはDodge Ramという名称が用いられ、これが後のラムピックアップへと繋がっていきます。

Dシリーズは(まるでフォードのFシリーズのように)重量が小さい順にD100、D150、D250、D350とグレードが分けられていました。
なので今回キャスト化されたモデルは”87年製の小型Dシリーズ”・・・というふうに捉えたら良さそうですね。

といっても1987年モデルというのは特にフェイスリフトやアップデートがあったような年ではなさそうで・・・調べてはみたのですがなぜこの年を指定したモデルとして登場したのかはわかりませんでした。
※ダッジダコタというピックアップが1987年に登場しているのと何か関係があるかな・・・?

ただ、このモデルは純粋なD100というわけではなくオフロードレースを意識したようなカスタムが施されているので、もしかしたら1987年のオフロードレース界で何か活躍をしたマシンがベースになっているのかもしれません。

ホットウィールでのデビューは2018年で、今回紹介するアイテムがデビュー品にあたります。
デザイナーはBrendon Vetuskey氏。

海外ではかなり人気が高いようで、2019年にもバリエーションモデルが(Target限定を含めて)3種ほど展開されています。
2020年のバリエーションにも期待したいところですね。

では各部見ていきますよー。

フロント・リア

まず注目したいのはフロントグリルです。
ダッジ・ラムの特徴的な十字グリルがしっかりと造形されていますよね。(その奥に格子状の造形がある感じ)

実はDシリーズでも年代によってなのかグレードによってなのかはわかりませんが、十字グリルのものとそうでないものがあったりします。
なので、この辺はこの車種が何なのか?の鍵を握っているポイントなのかもしれません。

ヘッドライトは塗り分けがないのでこのフロントビューだけだと「四角いライトなのかな」で片づけてしまいそうな感じ。
ですが、パッケージイラストを見るとわかる通り、何やら上から蓋をして閉じられてしまってます。

こういった点からもオフロードレーサーなのかな?というのが感じ取れますね。
なんとなくトヨタオフロードとか、ホットウィールにラインナップされるバハレーサー的な雰囲気があるかなと・・・。

リアビューはテールゲートが開きっぱなし・・・というか、ゲート自体が取り除かれていて、スペアタイヤががっしりと積まれていました。
あれですかね、レース中にタイヤが落下するかも・・・というリスクよりも、ゲートを開けたり閉じたりするタイムロスの方が問題だったりするんですかね?よく知らんけど。。。

ほかにもバンパーバーやフォグランプなど・・・オフロードラリーっぽさは随所に確認できますね。

サイド

このマシンが特に高い評価を得ているのはこのサイドビューだったりします。
なんとも80年代臭さが滲み出るグラフィックデザインだと思いませんか?

個人的には赤・黄・黒という配色のリボンなんかに80年代っぽさを感じていたのですが・・・それよりももっと露骨な演出があるのに気づきましたでしょうか。

実はDodgeのロゴおよびホットウィールロゴに80年代当時のものが使われているんですね。
どうやら海外のコレクターさんたちはここにノスタルジーを感じるようで、Orange Track Diecastさんも「子供の頃に集めてたホットウィールやぁ~」みたいな感じになってました。

ただまぁ・・・当時のそれでは絶対にありえない「ベタスキーロゴ」も入ってますけどねw
なんだったら80年代だと5SPホイールもまだ誕生してなかったかな・・・?

ちなみにこのD100って、他のホットウィールとは逆張りで・・・フロントに向けて車高があがるようにセッティングされているんですよ。
ベルエアギャッサーをデザインしたVetuskey氏の作品であるということが何かしら関係しているんでしょうかね~??

トップ・ベース

ボディトップ形状も、なんとなくトヨタのオフロードレーサーっぽい印象があります。

ホットウィールのTOYOTA OFF-ROAD TRUCKのレビュー。いじり甲斐がありそうなピックアップトラック![DHR55]

純正のD100だとこんな感じのブリスターフェンダーはついてないんですよね。
なのでレース用にカスタムされたマシンなんだろうなと。

荷台部分にはPR5風ホイールのオフロードタイヤが埋め込まれています。
なぜデビューモデルなのに実際のタイヤと違うものが搭載されているのか・・・。

その答えは「ホットウィールのレーストラックを走らせられないから」というものだったそうです。
本来デザイナーのBrendon Vetuskey氏はこのマシンにもオフロードタイヤを採用したかったっぽいんですよね。

でもホットウィールって・・・オレンジ色のトラックを走らせてナンボみたいなところがあるじゃないですか。
オフロードのタイヤを装着させちゃうと、車幅的にNGが出ちゃった・・・と。

・・・あいつは行けたのになぁ。

’70 DODGE POWER WAGONのレビュー!現代のラム・トラックに続くダッジ・ピックアップの先輩ワゴン![GBC11]

なのでまぁ、「オフロードのタイヤが良かったって人は自分で付け替えてね!!」って感じなんでしょうね。
(よーし今こそ100円で買ったマッチボックスのオフロードタイヤの出番だ!!)

底面には2017年の著作年、マレーシア製であることが記されていました。

ちょいたし

さてさてオフローダーということで・・・僕は例によって泥跳ねの塗装をさせて頂きました。

うーん、、前回の方が良い感じだったぞ・・・。

ミニカーへの泥跳ね塗装のやりかた。Mr.ウェザリングカラーを使えば超然簡単に!

海外のコレクターさんは普通に泥んこに突っ込んだりしてて・・・僕もそれを真似したら良かったかなぁw

でもウィンドウがクリアーブラウンなのも相まって、なんかいい感じに荒野っぽさが演出されてて良さげです。

あとグリルまわりや荷台のホイールも”ちょい足し”しました。

当初キャストを見た時には赤いクロームホイールがすごく浮いてる感じがしたんですけど、これがパッケージイラストだとそこそこカッコいいんですよね。
なので上からフラットレッドで塗って、そこから泥を跳ねさせてみることに。

ただちょっと発色が悪かったので、やるなら一旦白でベースを作ってからレッドを重ねた方が良かったなーと反省してます。

おわりに

というわけで!いつぞや入手の’87 DODGE D100のレビューでした。

日本では参加できなかったこともあってこのマシンの人気を僕が推し量ることはできませんが・・・売り場で全然余ってなかったのを見るにそこそこ人気だったんだろうとは思います。
※当ブログでの人気投票では中の中・・・ぐらいの感じでしたがw

となれば2020年モデルにも登場してくれるでしょうし、なんだったらそのうちプレミアムラインに・・・なんていうチャンスもあったりして・・・?

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Comment

  1. Joe Steel より:

    感覚的にですが、今年出たカラバリも含めてあまり人気って感じはしなかったですね……。個人的には結構好きなのですが。売り場から自然と消えて行く物ではありますが、特別販売日に争奪戦になる程でもない。という印象です(笑)

    リアのトランクゲートがないのはトロフィートラックだからなのかなあと。元ネタと馴染は薄いですが、やっぱりアメリカのピックアップトラックっていつの時代も魅力的ですよね。

    • にわかマニア管理人 より:

      Joe Steelさん

      コメントありがとうございます!
      まぁ・・・もともと日本で人気になりそうな要素はないですもんねw
      「残ってるし買っておくか」みたいな感じかな。

      トロフィートラックという言葉を知りませんでしたが、こういう仕様になっているのが普通なんですかね?

  2. ロードランナーK.K. より:

    台風来んなーーー!!!
    お疲れ様です
    これありましたよね~w
    自分の中では2・3年前の出来事のようでした
    にわかさん…謝ることはない…時間差攻撃でのレビューも再認識出来るから有難いのよ ウフーン
    ちなみに地域差もあると思いますが、息子さんが小学校に上がったら発売日の参戦機会もっと減っちゃうんだから!!
    祭りのあとの売り場に行くとなんだか悟りを開いたような気持ちになるよ(泣)

    • にわかマニア管理人 より:

      ロードランナーK.K.さん

      コメントありがとうございます!
      そっち、上陸するとかしたとか・・・今は日本海に抜けたみたいですが大丈夫でした??

      さすがに2・3年前は言い過ぎィ!!!
      でもほんとすっかり忘れてた一台ですよ・・・。

      >時間差攻撃でのレビュー

      そう言ってもらえると救われますw
      ただもし人気アイテムだったらなかなか入手困難だろうなーと。。

      >小学校にあがったら

      うええ・・・そうですか。
      まぁでも息子の成長>>>|超えられない壁|>>>発売日なので仕方なしw

      >祭りのあとの売り場

      うわぁ・・・そう書かれるとなんだか哀愁あるなぁ。。。
      夏のお祭りあととか、すごく寂しいんすよ。。。(地元の祭りだと翌朝100円落ちてたりするけど!)

      • ロードランナーK.K. より:

        発売日に悟りを開く件、なんだか脅しみたいで申し訳なかったです ゴメンヨ
        それでも終わってからソッコー行ったり、使いの者を派遣したり、専門店さんにゴマをすってみたりと…
        あの手この手を駆使して楽しんでますよ
        子供の成長はプライスレスですから!
        (でも…お祭り参戦が続けて出来なくなるとお祭りから足が遠のくんだよな…今も半分そうなんだよな…ウヒ ウヒヒヒ)

        • にわかマニア管理人 より:

          ロードランナーK.K.さん

          えっ・・・全然申し訳ないことないですよ!
          むしろ先輩の意見としてありがたいっす!
          だって子育てのあれこれは避けられないですしね・・・。(親子レクとかなるべく出たくない・・・)

          僕の場合「使いの者」となってくれる存在が今のところはいませんので、自分で出来る範囲で楽しむだけかなー?とは思いますね。
          まぁ欲しいミニカーが買えなかったからって死ぬわけじゃないしw
          高いお金を積めば買えますしね・・・!

          ・・・そう、子供の成長はお金では買えないですもんね!

          >お祭り参戦が続けて出来なくなるとお祭りから足が遠のく

          ああ、わかります。。。
          新たな楽しみ方を発掘しちゃってて、そこで満足できちゃうってことですよね。
          それはそれでいいんだよなぁ・・・ウヒヒヒ

  3. 元道民 より:

    お久しぶりです。
    道民改め県民を経て都民になりました元道民です。久しくコメントしていませんでしたが毎記事楽しみにしてます!ウェザリングめちゃくちゃカッコいいですね。ミリタリー系のプラモ作ってた時はウォッシングやらブラッシングやら色々汚してました。またやりたくなってきました…

    • にわかマニア管理人 より:

      元道民さん

      コメントありがとうございます!
      ・・・次は府民になってミッションコンプリートですね!w
      (そしてその次は州民が待っているという。。。)

      ウェザリング、こだわらなければ簡単に面白い感じの演出ができて楽しいです。
      ミリタリー系プラモってことは・・・もっとすごい感じの汚し・錆び・風化をさせていたのでは!?
      ぜひぜひホットウィールでやってみてくださいw

  4. poncha2016 より:

    こんにちは。

    ホンモノに乗ってみたい1台です。
    うん。

    • にわかマニア管理人 より:

      poncha2016さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。
      乗ってみたいですねえ~。自家用車にはできないけど・・・

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