Cruise Bruiserのレビュー。デモリッション・ダービー仕様のステーションワゴン[DHP22] | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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Cruise Bruiserのレビュー。デモリッション・ダービー仕様のステーションワゴン[DHP22]

2016年BアソのNew Modelsとして登場したCruise Bruiser。
2017年にはクールなカラーリングで早くもSTHとなることが決定しています。

Photo by ebay.com

おそらくKアソと思われます。
カラーリングがかなりいいので、ノーマル版でも欲しいですね。

先日リリースされたホットウィールのスマホゲーム「Race Off」でも登場していました。

デビューして1年足らずの割にあっちこっちで大活躍のCruise Bruiser。
それだけ魅力的かつ、マテルからの期待を背負ったモデルであると言えそうですねw

というわけで、Cruise Bruiserのレビューです。

クルーズ・ブルーザーのレビュー

Cruise Bruiserは2016年のBアソ、HW DAREDEVILSセグメントからデビューしました。
僕が持っていたのはUSバージョンだったので「NEW! FOR 2016」がカードに描かれていますね。

また、US版の場合は裏面にデザイナー名や特徴の記載があります。
カード裏面に記載されているデザイナー名は「Hot Wheels」となっており、これが「オリジナルカー」であることを意味しています。
※ホットウィールとしてデザインしたデザイナーはDmitriy Shakhmatov氏とのこと。

特徴の欄には以下のように記載されていました。

This family wagon has been transformed into a hard-knocking, fire breathing demolition beast.
Check out that anchor in the back.
It keeps it from being rocked by the competition!

ファミリーワゴンをデモリッション・ダービー用に生まれ変わらせたのが、このCruise Bruiserということみたいです。

デモリッション・ダービーはデモリッション(解体)の名の通り、車の速さではなく耐久性・・・というか車同士でぶつかりあって、最後まで残ってたヤツが勝ちというアメリカ発祥の競技です。
エンジンをやられちゃうと困ることから、後部が強い車両が好まれるそうで、こういったステーションワゴンがデモリッション・ダービーに用いられることが多いんだとか。

本モデルはそんなデモリッション・ダービー用にカスタムされたファミリーワゴンであるというところが随所に感じられてなかなか面白いです。
それでは各部見ていきましょう。

フロント・リア

前面から見ると、例によってヘッドライトは塗られていませ・・・ん、と言いたいところですが、カードイラストを見るとわかる通り、ヘッドライトそのものが入っていません。

というのも、デモリッション・ダービーで用いられる車両はそもそもヘッドライトが抜かれていることが多いみたいです。

おそらくぶつかり合いの試合であるところから、安易に怪我に繋がりそうなパーツは先に外しておくしきたりなのではないでしょうか。

そういった事情を知らないとこの車両のヘッドライトが存在しないことがなんとも妙な感じに見えてしまいますね。

ボンネットからは大きなスーパーチャージャーと8つのエグゾーストパイプがニョッキリと飛び出ています。
デモリッション・ダービーでそんなに大きな排気量が必要なのかどうかは微妙なところ。

ちなみに1970年代の排ガス規制対象となった車種は旧車愛好家からも人気が低いことから、車を壊しあうデモリッション・ダービーにはうってつけとのことで、もしかしたらこのステーションワゴンも1970年代のものなのかもしれません。
そうなると、こうやって排気量を高めるカスタマイズというのはRodger Dodgerのそれに近しい感じがして面白いですね。
[参考]2001年リツール版RODGER DODGERのレビュー。気になるベース車両や読み方など。

背面からは車内が覗けますが、真ん中にどっしりとカシメ用の柱が立っているのが見える点は残念です。

サイド

横から見ると、少し前面が上がるように車体が傾斜しているのがわかります。
これはもしかしたら車体後部をぶつけあうために、後ろの重心を下げているのかもしれませんね。

通常デモリッション・ダービーでは運転席がある側のドアに「こっち面は運転席ですよ!ぶつけないでよ!」というわかりやすい印がついているそうですが、本モデルは両サイドに「I ♡ DEMOLITION」とタンポが入っており、どちらが運転席かはわかりません。(ちなみに左ハンドルです)

左サイドには「Dima was here」という言葉も入っていました。
これが慣用句なのか何なのか、僕にはよくわかりませんでした。

タイヤはOH5SP(Open Hall 5-Spokes)のリムにホワイトでマーキングされているもの。
これ、なかなか珍しい感じですね。

トップ・ベース

上部から見ると、普通に大排気量にカスタムされたステーションワゴンのような感じもしますが、よく見るとウィンドウパーツが入っていません。
実はデモリッション・ダービーに使われる車両は、窓が割れることでドライバーが怪我するのを防ぐためにウィンドウは外されているんだそうです。
それをしっかり再現しているんですね~。

・・・そう思うと冒頭で紹介したRace OffのCruise Bruiserに窓が入っているのがおかしいということになります。

ウィンドウパーツがない代わりに、何か違うパーツで補わているのかというとそんなこともなく、パーツ構成は「ボディ(ダイキャスト)」「インテリア(プラ)」「ベース」「タイヤ」の4点。

もしホットウィールのコスパを気にされる方がいるのなら、かなりコスパが悪いアイテムということになりますw
(通常ベーシックカーは5点のパーツで構成されているため)

底面には2015年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。
まだまだデビューして間もない新人です。

ちなみに天井に開いた窓からは「イカリ」が顔を覗かせています。
当初「解体屋だからつるはしか何か積んでんのかな」と思っていましたが、どうやら車体を安定させるために重いイカリを積んでいるみたいですね・・・すごいw

おわりに

というわけで、Cruise Bruiserのレビューでした。

現在、デモリッション・ダービー自体はモンスタージャムなど他の興行にその人気を譲ることになってしまったそうです。
またはモンスタージャムでモンスタートラックに潰される車両を用意するため、デモリッション・ダービーを前座とした興行が行われることもあるんだとか。

そんな中、なぜいまデモリッション・ダービー用のマシンをホットウィールにデビューさせたのかはわかりませんが、個人的にはこれを機に知ることが出来てよかったです。
※2014年には5パックでデモリッション・ダービーのセグメントものが出ていました。

ちなみに僕がゲットしたのは2016年1stカラーのオレンジでしたが、2ndカラーのブルーもなかなかカッコいいですし、マリオアソートではクッパのカラーリングになっていて「重車両」であることがアピールされており、これもまた魅力的でした。

そして2017年のSTH(STD)もなんとも熱いですし、これからの活躍が期待される一台であると言えそうですね!

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Comment

  1. 水戸 裕一 より:

    にわかマニアさん、こんちは!!

    これ、ベースとなった車種は何なんでしょうか?
    STHは、何気に欲しいですね~(#^.^#)

    • にわかマニア管理人 より:

      水戸さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      ベース車両なんなんでしょうね~。
      僕が調べた限りだとファミリーワゴンとかステーションワゴンという記述しかなく車種の特定には至りませんでした・・・。
      でも好きな人からしたら細かい部分から特定していけそうですよね!

      >STHは、何気に欲しいですね~(#^.^#)

      僕はまだ一度もSTHゲットをしたことがないのでただでさえ欲しいですが、これは何気に超カッコいいです!!

  2. 林哲平 より:

    にわかマニアさんこんにちは!!!

    Cruise Bruiserは完全にスルーしていましたが、このレビュー記事を見ていたら欲しくなってきました!!!

    ボディは大柄な謎車ながらダイキャスト製ですし、クリアパーツが無い分他のパーツにコストが周っていて自分にはかなり豪華なモデルに見えてきました。

    ガチにカスタムすると工作に困るポイントの窓ガラスやライトが最初から無いっていうのも素晴らしい!!!

    もしディテールアップ前提のハードカスタムHOWTOとかするなら、私はこのモデルを確実に選びますよ!!!

    • にわかマニア管理人 より:

      林さん

      こんにちは!!!コメントありがとうございます。

      >Cruise Bruiserは完全にスルーしていましたが、このレビュー記事を見ていたら欲しくなってきました!!!

      見てたら欲しくなってきた、はレビュー冥利に尽きますw
      ありがとうございます!

      >ボディは大柄な謎車ながらダイキャスト製ですし、クリアパーツが無い分他のパーツにコストが周っていて自分にはかなり豪華なモデルに見えてきました。

      おお・・・たしかにそういう見方をした方が楽しいですね!

      >ガチにカスタムすると工作に困るポイントの窓ガラスやライトが最初から無いっていうのも素晴らしい!!!

      www
      それは褒めてるんですよね!?w
      ディテールアップならライト部を黒く塗ればいいだけか~と思ったら、たしかに楽なのかな・・・!?

      >もしディテールアップ前提のハードカスタムHOWTOとかするなら、私はこのモデルを確実に選びますよ!!!

      おおおお!!
      これ、もうフラグ立ちましたね!?
      次回林さんのお子さんが「おとうさんはこれ」とCruise Bruiserを手渡してくる日が楽しみです!!!

  3. HW大好き より:

    こんにちは

    子どもが、これが一番欲しいと言っています!どうしても欲しいらしく、クリスマスはこれだけでいいので欲しいそうです。。。販売先、ご存じないですか?

    • にわかマニア管理人 より:

      HW大好きさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      ホットウィールは発売時期を逃すとなかなか店頭で見つけるのは難しいですね。
      この記事で紹介しているオレンジのヤツは2016年Bアソ(2015年末に発売されたもの)なので、最近のトイザらスでは見かけないです。

      カラー違いならwarehouseさんやDAZEさんに在庫していました。
      http://whtyo.ocnk.net/product/7148
      https://www.daze-shop.com/products/detail.php?product_id=6926

      割高になりますが、Amazonにもありますね。
      そのうちヤフオクに出てくることもあると思うので、クリスマスにこだわらなければそれを待つというのも手かと・・・。

      あとは地道にトイザらスやイオン、西友といった取扱店を巡って探すしかないと思います。
      お役に立てず申し訳ないです!

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