HI-ROLLERのレビューと、簡易ニコイチでスーパークロームス!というお話。[DHP09 / DTY08]
2019/06/06
なぜいまさら!?と思われるかもしれませんが・・・2016年のNew ModelsだったHI-ROLLERです。
なぜこれが急激に欲しくなってしまったのか・・・それは「簡易ニコイチカスタムしてえええ!!」という想いに駆られたからです。
というわけで、HI-ROLLERのレビューいってみましょう。
ハイローラーのレビュー
本日紹介するのは、2016年にHW SHOWROOMからデビューしたHI-ROLLERです。
そして2017年X-RAYCERSのHI-ROLLERです。
勘の鋭い方なら、この2つのニコイチってことで「ははーん」と思われたことでしょう!
でも知らないふりして最後まで付き合ってくれるのが大人ってもんですw
これ、どちらも僕の地元の店舗に余っていたものなんですね。
何気に2016年のNew Modelsの方も、店頭にはまだもう1台ありました。
・・・ほんと、この町で僕ともう二人ぐらいしか買ってないんだろうと思うと、入荷しなくなるのも時間の問題です。
HI-ROLLERについて
HI-ROLLERは20年代~30年代のクラシックカーのフロントフェンダーを外すなどした「ハイボーイ」というホットロッドスタイルが用いられたホットウィールオリジナルカーです。
デザイナーはFraser Campbell氏。
2016年にデビューし、2017年、2018年と3年連続でメインライン入りしています。
長く伸びたフロントノーズ内には大きなエンジンが積んであり、2017年と2018年はそれが間接的にわかるようなX-RAYCERSからの登場となっていました。
・・・むしろX-RAYCERS化を視野にいれた開発だったんじゃないかと思いますね。
ちなみに「ハイローラー」と聞くと、コストコのラップサンドを思い出す人もいるかと思いますが、「カジノの上客」を意味する言葉でもあるそうです。
カジノにおいてお金をガンガン回してくれる人・・・って感じなんでしょうね。
そう言われてから見てみると、なるほどラスベガスのストリップ(市街中心に走るメインロード)が似合いそうな一台とも言えそうです。
では各部見ていきましょう~!
フロント・リア
前輪にSK5SP(Skinny Wheel 5-Spokes)が用いられている点、そしてグリル前に燃料タンクがある点などからドラッグレーサー的なカスタムカーなのかなと思わせられますね。
こうして2つを比較するとよくわかりますが・・・ウィンドウがクリアパーツじゃないどころか、黒で塗るだけという仕様です。
なんとなく2016年あたりからマテルのコストカットが顕著にキャストに反映されている気がしますが、このモデルも一見「お金かかってないんじゃないか!?」って思えますw
ハイボーイというカスタムはフレームの上にボディを乗せてあることに語源があることから車高も高くなるはず・・・なんですが、HI-ROLLERのスタイリングは車高が低い印象がありますね。
おそらくはチョップドルーフによるもので、ハイなんだけどロー、ローなんだけどハイ!それがハイローラー・・・みたいな感じがします。(テキトー)
サイド
真横から見るとクラシックカーっぽさはあまり感じないかもしれません。
シンプルなフューチャーカーのような印象です。
実は「ボディ側面にある穴から内部のエンジンが見える」というのが特徴で、僕らはこの穴から覗き見をすることで「ああでもない、こうでもない」という妄想を繰り広げることが出来るようになっています。
・・・ほんと、男子ってノゾキアナとか好きよね!!
ただ、残念なことに僕が購入した個体はこの穴が半分以上埋まっていて、中のエンジンが満足に見えませんでした。
クッソォ・・・見えないと思うと無性に見たくなるものです。
そんなときに嬉しいのがX-RAYCERSですね。
穴なんて開いてなくたってエンジンがスケスケ。
なんだろう・・・スカートの中が気になる男子がついに「スケ~る眼鏡」をゲットしたかのような感覚ですよこれは!
トップ・ベース
ボディトップからはよりクラシックなホットロッドといった印象がありますね。
僕が買ったものはクローム部分に一部汚れがありました。残念。
そうそう、これ2016年には2ndカラーも登場しているんですが・・・ボディがクロームカラーなのは1stだけなんですよ。
Super Chromesセグメントから登場していれば2ndカラーもゴールドクロームとかだったんでしょうけどね~。
2017年のX-RAYCERSものはこんな感じ。
内部の作りこみはエンジン部分だけではなく、座席およびラゲッジスペースもいい感じで・・・本当にX-RAYCERSになるために作られたモデルなんじゃないかと思います。
底面には2015年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。
分解からニコイチへ
さて、ここからが本番です。
僕がこの2つをゲットしたのは「簡易ニコイチ」カスタムがしたかったから。
実は以前にも簡易ニコイチは何度となくしたことがあるんですが、ホットウィールのカスタムを始めるのにすごく手軽で楽しめるいい方法だと思うんですよ。
たとえばこれ。
2017年のTOUR DE FASTをニコイチして、オールブラックな一台をくみ上げました。
[参考]TOUR DE FASTのレビュー。サイクルレースのサポートカー的HWオリジナルカー[DTY94 / DVD17]
ニコイチって言ってもボディをぶった切ってくっ付け合わせて・・・みたいな面倒なことはしませんw
要はパーツの組み換えで楽しんじゃおうというわけです。
というわけで、2つともバラしてみました。
ボディはプラ製だったので、頑張ればカッターナイフだけでも底面のかしめを外すことが可能です。
バラしてわかったんですが、ベースパーツとなっている亜鉛ダイキャストの色味が違いますね。
ZAMACの含有バランスによって色味が変わるとかなんとか聞いたことがありますが、詳しくはわかりません。
チラリズムで気になっていたエンジンパーツはこんな感じでした。
車体に対してかなりゴツイです。
さて、これらを組み直すと・・・
こうなりますw
おおー・・・これぞスーパークローム!!!
いうまでもないですが、2017年のものからクロームパーツだけを2016年モデルに移植しています。
なんか一気に限定品みたいな佇まいになりました。
これはもうGold Editionをゲットして並べたい感じですね~・・・。
[参考]金ぴかシリーズ「International Exclusive – Gold Series」についてのまとめと考察
ちなみに・・・
ニコイチすると必然的にもう一つの車が出来上がります。
はい、こんな感じ!
これはこれで悪くないというか・・・スポーティなサイドラインにあってもおかしくないですねw
ただこうして余ったもう1台の方はガッツリカスタムに回すというのもありかなと思いました。
おわりに
というわけで、ニコイチしたいがために2種購入したHI-ROLLERでした。
他にもこんな感じで楽しめそうなヤツがあれば積極的にやっていきたいところですw
ちょっとイロモン的な紹介になってしまいましたが、普通にクラシカルでカッコいい一台ですよね。
是非ホットウィールオリジナルのクラシックカー(RIP RODとか、BONE SHAKER、GREAT GATSPEEDなど)と一緒にゲットして欲しいアイテムです。
なんだったら’32 FORDとかと並べても違和感なさそうですし。
店頭で余ってたら迷わずゲットですぞ。
Comment
こんにちは。これは形で覚えていた集めたてのころ、
棺桶自動車ことRigor Motorと勘違いしていたモデルです。
(なおこの勘違いが解消されたのはブラックフライデーのときであった。)
2018年は透明スケスケのおみどりさんカラーがリリースされるようですね。
スケスケ、ノゾキアナ、いいゾ^~コレ。ふひひひひひひ。
簡易ニコイチ持っているミニカーがミニカーなだけに
分解しずらそうなモノばかりで壊れそうで未だできずじまいです。
らちぇっとれんちさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
RIGOR MOTORもなかなかクラシカルなデザインですよね。
あれは昔のテレビドラマで使われていた車両がベースになっているとかでした。たしか。
>2018年は透明スケスケのおみどりさんカラー
ですね~。
それでキャビンのサイド部分が白だったかな・・・。
全カラー集めていろいろ組み替えて、最適なコーディネートを決めるのもいいかもですw
>壊れそうで未だできずじまいです。
待って待って、ニコイチするからには確実に一旦壊さないといけませんからね!?
まずは要らないホットウィールから練習を・・・(要らないホットウィールなんてないけど)
もつひとつのマリオみたいだ!
たまさん
コメントありがとうございます!
・・・本当だ!!!
赤と青って確かにマリオカラーでした。
2018年モデルは緑なので・・・あとは言わなくてもわかりますね!?
>もつひとつの
とりあえず落ち着いてw