’71 LAMBORGHINI MIURA LP400 SVのレビュー!これがHot Wheels idじゃあ~![FXB06]
先週、我が家にもようやくHot Wheels idがUSアマゾンより届きました。
僕が選んだアイテムは’71 LAMBORGHINI MIURA P400 SVです。
いやー発表されてからずっと気になっていたアイテムだったので、個人輸入という方法での入手となりました。
・・・発売されているのを知って慌てて買ったけど、なんか普段のホットウィールとは違ってめちゃくちゃ潤沢に在庫がありそうな感じですね?
未だにAmazon.comでは$6.99で、Apple.comでは$6.95で購入可となっています。
さて、僕にとってもみんなにとっても初めてとなるHot Wheels id。
その詳細を見ていきましょう!
’71 ランボルギーニ・ミウラ P400 SV(Hot Wheels id)のレビュー
本日紹介しますのは・・・Hot Wheels idの’71 LAMBORGHINI MIURA P400 SVです。
Hot Wheels idについては今年に入ってからちょいちょい情報が出ており、前述したとおり先日USでもようやく正規発売が始まった・・・というところ。
これは新しいサイドラインシリーズと捉えればいいんですかねえ~?
バラ売りされている全車種が、上の写真のように一台ずつしっかりした箱に入れられてます。
※バラ売り以外にも、セット売りなどが存在。
箱の表面にある蓋を開けるとこんな感じ。
店頭で開封せずともしっかり中身が拝める仕様となっています。
※蓋にはマグネットがついていて、パチンと閉まるようになっていました。
どうやらこのアイテムはHot Wheels idシリーズにおけるFACTORY FRESHセグメントの#3とのこと。
「SERIES 1」と書いてあるので、今後も続くシリーズになるんだということがわかりますね。
ケース裏面にはidの遊び方がイラストで描いてあったり、実際のid(NFCチップ)部分が覗くことができたりします。
んっ?
表面には「+8」の表記がありましたが、裏面には0-3に×がついてました。
3歳未満に与えちゃダメだけど、8歳以上が推奨やで・・・ってことかな。
遊び方はイラストを見ればよくわかりますね。
まずはアプリをダウンロードして、idをスマホにかざして読み取り、みんなで繋がって、トロフィーを勝ち取ろうぜ!みたいな。
ただし・・・
スーパー残念なことに、日本ではまだアプリが未対応なんです。
まだ・・・っていうか、今後も対応させるつもりがあるかどうかはわかりませんけど。。。
逆に言えば、このアプリの問題がクリアできない限りは日本で正規にidが発売されることってないんじゃないのかな・・・?
箱の側面にはHOTWHEELS.COMの記載がありました。
なのでいわゆる「プレミアムライン」とか「コレクターズアイテム」というわけではなく・・・あくまで子供が遊ぶためのベーシックカーに近い感覚で作られているのかな~??と思います。
※特にそういうカテゴリー分けが明示されているわけじゃないけれど、コレクター向けアイテムは「Hot Wheels Collectors.com」の記載があるのが一般的なので。
箱の側部にとめてあるテープを剥がすと、内側のボックスがスライドできるようになっており、これでようやくミニカー本体の生身とご対面ができました。
よーし、見ていくぞ~。
’71 LAMBORGHINI MIURA P400 SVについて
・・・と、その前に、ランボルギーニ・ミウラってどんな車よ!?ってところのおさらいをば。
スーパーカーの代名詞とも言えるランボルギーニ・カウンタックの前任とも言えるミッドシップ・スポーツカーがランボルギーニ・ミウラでした。
1966年にベルトーネデザインの美しいボディを纏って登場したミウラは、年々の改良を重ね、1971年にはP400 SV(スプリント・ヴェローチェ)で「完成形になった」と言われています。
ちなみに同1971年は後継のカウンタックが発表された年。
カウンタックのデザインが未来的過ぎて、同年代に誕生したモデルとは思えない感じですね。
ミウラは1973年まで生産され、1974年からが同社フラッグシップをカウンタックに譲ることになりました。
Hot Wheelsにおいては1999年の100% Hot Wheelsシリーズで一度登場している車種ではありますが、今回登場したのはそれとは別物。
今回のアイテムは2019年のHot Wheels id用にPhil Riehlman氏デザインで新たに起こされたミウラということになります。
では各部みていきますよー。
フロント・リア
これこれ、この顔。
あんまりアップでみちゃうとすごくマヌケそうに見えてしまいますが・・・これが可愛いんですよねえ。
$6.99も取っているだけあって、ヘッドライトやエンブレムはしっかり印刷されています。
(ズレてたけど)
バンパー部および底面は樹脂製。
底面に至ってはクリアーパーツが使われています。
背面は・・・すごっ!
相変わらず燈火類の印刷ズレはありますけど・・・でも、なんかめちゃんこ頑張ってないこれ??
特にパネル下部のハニカム状部分・・・ボディカラーと相まって、本当に蜂の巣みたいに見えますな!
サイド
なんとなくフェアレディZやコルベットみたいな「ロングノーズ・ショートデッキ」みたいな姿を想像していたんですが、やっぱりミッドシップっていうのもあってか、運転席は前の方にありますね。
でも・・・美しいなぁ!このスタイリング!
どっちかっていうと、パガーニとかマクラーレンとかのスーパーカーに近いスタイルですかねえ~?
ホイールはid向けの限定物・・・「ID5SP(というらしい)」が採用されています。
ウォール部分にはFACTORY FRESH、HWID SERIESの文字とイエローラインが印刷されていました。
トップ・ベース
ボディトップはギンギラのスペクトラフレーム仕様。
やっぱりこのギンギラ感がホットウィールっぽいですよねえ。
もう50年前みたいに全車種スペクトラフレームにしちゃえばいいのに。(暴論)
クリアボディの底面からはidのチップが透けて見えます。
ちなみに「Hot Wheels id」と印刷されているのは底面パーツの中身であり、底面パーツそのものの中央部分はフラットなんですよ。
ってことは・・・クリアパーツを使わなければ「id」なんて文字が見えることもないわけで。
今後メインラインやサイドラインにも金型を流用することも可能なんじゃないかなぁ・・・?なんて思ったり。
底面表記によると著作年は2017年、工場はマレーシア製となっていました。
・・・2017年時点ではもうこれを作ることが決まっていたのか!!!(ってことはid構想はそれより前ってことに・・・!?)
我が家にあった他のミウラと比較
さてさて・・・我が家にはミウラがもう2台ほどありました。
ホットウィールでミウラが出ないから他ミニカーのを買っちゃったんだよなぁ!
中央の金色のはレズニー時代のマッチボックス製ミウラ、右の青いヤツはマテルのマッチボックス製ミウラです。
青いミウラはRyu Asada氏がマッチボックスのデザイナー時代にデザインしたヤツですね。
レズニーのヤツは全然違うので置いておいて、両マテルのミウラを並べてみるとこんな感じです。
えっ・・・なにこれ、同じ金型使ってない・・・?ってぐらい似ていますよね。
僕も「おいおいPhil氏・・・金型流用したな!」とか思ったんですが、よーーーく見比べると微妙に違いました。
ちょっとだけ今回のホットウィールの方がワイドだったり・・・インテリアパーツがだいぶ違ったり・・・。
マッチボックスの方には前述の背面ハニカム部もなかったし。
しっかりP400 SとP400 SVを違うものと意識して作っている感じです。
おわりに
というわけで・・・Hot Wheels idのランボルギーニ・ミウラでした。
これねえ、USで$7程度というのを考えると、日本に正規輸入されたら1,000円オーバーぐらいになると思うんですよ。
でも・・・仕上がりで言うと2005年ぐらいに出た「Classics」と同等クオリティっぽい感じで・・・かつメタル×プラだし、純粋にミニカーとして楽しもうと思うとちょっと「値段の割に高い」っていうモデルになってしまいそうです。
やっぱり鍵を握っているのは「アプリ」ですかねえ。
そう思うと(遊ぶかどうかはさておき)、アプリの日本でのリリースが望まれますね。
・・・アプリが出たら子供も食いつくのかしら・・・?
いや、ないな!
Comment
こんにちは。
うちにもUSから届きました!
ミウラ、かっこ良いですよね。前情報の時から、ホイールが気になって仕方なかったんです。
ボンシェとダッジチャージャー、GT-Rもポチってしまいました。
全部いい感じでしたよ!箱もしっかりしていて、7ドルくらいなら高くはないんじゃないでしょうか。
(たくさん買えないけど…)
なんか、T1とかも出るみたいで、今後のラインナップも気になります。
mogomogoさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
ミウラかわいいよミウラ・・・。
>ボンシェとダッジチャージャー、GT-R
いいっすねえ~!
個人的にはバイパーなんかもすごく綺麗で気になってます。
・・・でもバットモービルはキャンセルしようか悩んでたり。。。
>7ドルくらいなら高くはない
僕ら日本人の感覚だと、これぐらいのクオリティで800円しないぐらい・・・って思ったら高くないんですよね。
でも現地で$7ってことは日本で1,000円ぐらいでしょ?って思うと・・・なんか高額に思えちゃうというか。
現地コレクターさんは$7という価格をどう感じてるのか気になります。
※たしかCar Cultureとかが$4とかじゃなかったでしたっけ??
>今後のラインナップ
何気にかなり魅力的なラインが出まくりそうなんですよね。
これ、もしかしたらちょっと高額にしていることでライセンスものを多く出せるんだったりして・・・?
idミウラ、カッコいいですね!
…でも、何でミウラのミニカーっていうと、必ず金色があるのでしょうか?
私の個人教授的な推察では、多分、管理人さんは知らないと思うけど、ツィギーちゃんという日本にミニスカートを普及させた方のせいかと。
彼女の彼氏が、かの有名なフランクシナトラさんでミウラのプロト二台のうちの一台を彼が納車し、彼女であるツィギーちゃんを横に乗せていたらしいんです。
でも、フランクシナトラさんは世界的にも超有名な歌手でしたから、いつしか芸能界(ショービジネス)という圧力によりツィギーちゃんともお別れの日が来ました。
その際に、手切れ金代わりに?ミウラを彼女にあげたそうです。
で、ツィギーちゃんは大のゴールド好きだったらしく程なくミウラもキンキラキンになったそうです。(最初からツィギーちゃんのために金色にしていたのかも…酔ってるから、忘れチャタレー夫人の恋人(^^))
ツィギーちゃんが日本に来た時も、ボンドカーにもなったあのトヨタ2000GTが気に入って金色の特別色で御購入されたとか。
…そんな悲しみ溢れる金色ミウラは、元々プロトだったという希少価値や、あのフランクシナトラさんがツィギーちゃんとイチャイチャした(かどうかは知らんけど!)付加価値もともない、やはり一番有名なミウラの色なのではないでしょうか?!
ちなみに、私が持ってるマッチボックスのミウラも金色です(^^)v
…個人的には、「個人教授」という艶っぽいイタリアかフランス映画に出てきた黄色いミウラが、色んな意味で好きというかドキドキしちゃう色なのですがね…。
1960年代生まれで、尚且つマセガキだった人にしか通じないでしょうけどね(^^i)
B太さん
コメントありがとうございます!
ツィギーちゃん、仰る通り存じませんでした。
でもTwiggy Miuraで検索しても黄緑色っぽいミウラしか出てこなかったなぁ・・・。
>一番有名なミウラの色
僕が初めてミウラを知った時は黄色だったか青だったか、だった気がします。
で次にイオタを知った時は赤だったか黄色だったか・・・w
でもマッチボックスのアレのおかげで金色っぽいイメージが定着したかもなぁ。
あ、今回のはスペクトラフレームカラーなだけで、ゴールドではなくイエローなんじゃないかと思ったり。
>個人教授
もうタイトルだけで艶っぽいんですがw
更新お疲れ様です。
良いですねー。スタイルも塗装も全て完璧ですね。自分も買いたかったのですが、クレカが無いので買えず…取り寄せができるサイトも見つけたのですが、送料など含め総額で一台3000円ほどかかることが分かりパス…大人しく日本で発売されるのを待ちます。
本国では第二弾も発売されているようですから、そろそろ入ってきても良い気がするんですよね…
ポムくんさん
コメントありがとうございます!
そうか・・・何の気なしに紹介してましたけど、たしかにクレカがないと買えませんでしたね。。
ちなみに米国から直送でも$6.99+送料で1,600円ぐらいにはなりました。
日本で正規輸入されて、これより安くなってくれるのが一番ですよね~。
>本国では第二弾
マジですか!?
第二弾ってことはSERIES 2ってこと・・・?
それでもまだSERIES 1が売り切れてないってことは、相当な在庫数があるアイテムなのかな。
(それか高くてみんな手を出さないのか)
ホットウィールには100%ホットウィールには有るみたいですよ。 しかもトミカは、サーキットの狼に出てる飛鳥ミノルのミウラらしいです。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
本文中にも書いてるんですが、100%ホットウィールで出たヤツと今回のは別物っぽいです。
>トミカは
トミカにもあるんですねえ~?
むしろトミプレのイオタが欲しかったんですが、結局買えてないなぁ・・・。