MILANOのレビュー!Guardians of the Galaxyの劇中車(車?)がホットウィールに登場[DTX03] | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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MILANOのレビュー!Guardians of the Galaxyの劇中車(車?)がホットウィールに登場[DTX03]

「MILANOの魅力は映画を観ないとわからない」

本来は映画を観てから開けようと思っていたのですが、なかなかその機会を得られなかったので「押し入れに眠るよりは・・・!」と思って開けてしまいました。
Guardians of the Galaxyに登場する機体、MILANOです。

Guardians of the Galaxyは2008年に生まれた比較的新しいMARVELヒーロー作品。
アベンジャーズなど他のMARVELヒーローとの絡みもあるそうですね。
※追記:コメント欄にてご指摘をいただきました。古くからある作品だったようです。詳細はコメント欄にてw

作品や本機については観ていない僕が語るようなことではないと思うので、あくまでホットウィール的な側面からレビューしていきます。

ミラノのレビュー

MILANOは2017年のNew ModelsとしてHW SCREEN TIMEセグメントからデビューしました。
コレクターナンバー順でいえばGアソ予定だったのが、Hアソにラインナップされたのはマテル的な大人の事情があったに違いありません。

日本で購入可能なインターナショナルカード(裏面のアソート番号がC4982のもの)はブリスターカード表面に大きく3つの言語でアテンションが書かれていました。

フランス語、英語、スペイン語ですね。
細かいパーツがあるから3歳未満の子には与えないように!ということですが、おそらく本キャストについている「台座」パーツが取り外し可能であることが影響しているのではないかと思われます。

もともとブリスターカード下部には「3+」と書かれていますし、裏面にも「0-3歳はダメ」といったようなイラストが描かれているのですが、誤飲防止を徹底した感じですね。

USカード(裏面のアソート番号がL2593のもの)はミラノ号のイラストが大きく描かれ、英語での注意が書かれているだけでした。

その特殊な形状(車ではないため)のおかげか、ベーシックカー(カー?)にしては珍しくブリスターの中にインナーブリスターがある仕様です。
パーツ点数が少ないぶん予算を回せたのかなw

各部見ていきましょう。

フロント・リア

斜めから見た姿はガンダムの攻撃空母「ガウ」のようだと言われますが、真正面から見るとエヴァンゲリオンに出てくる使徒みたいな禍々しさがありますね。

・・・というか角度的な問題かもしれませんが、コクピットキャノピー部が「サングラスをかけて笑顔の人」・・・そう、タモさんのように見えますw

冗談はさておき、片側4枚ずつ重なった翼の造形やカラーリングなど、これがUSでは$1未満で売られているということを考えると、そのクオリティの高さに驚かされますね。

ホットウィールを語る時には常にそれが本国で79¢で売られていることなどを考慮すると見え方が変わってくると思います。
もともとクオリティ面においてトミカなどと戦わせてはいけない商品なんですよね。本来は。

映画を観ていなくても十分カッコよさが伝わってくる出来なのではないでしょうか。

サイド

ボディサイドから見るとかなりガウっぽいですね~。

おそらくメタル製であろうボディが上下パーツに分割され、その間に軟質樹脂製の翼パーツが挟まれています。
そしてクリアパーツの台座付き。

通常の車のモデルがボディ、シャーシ、ウィンドウ、インテリア、タイヤという構成になっていることを考えると、ミラノはタイヤの分だけパーツ点数が少ないことになります。

その分、モールディングやカラーリングが他のキャストよりも細かいのかもしれませんね~。

トップ・ベース

真上からみると造形の細かさがよくわかります。
パーツの分割も立体感を出すのに絶妙な感じです。

翼は動きそうな印象がありましたが、ギミックは無し。
映画を観ていないためにどこがどう動くかは想像もつかないので構わないんですがw

底面はある程度の造形があるものの、それ以外の情報も入れなければならないために省略されている部分が多いですね。
作中設定で推力パーツとなっていた円形部分がカシメに使われているのはなかなか面白いですw

台座パーツを外すとこんな感じ。
かぎ型の穴に台座の突起を挿し込む仕様です。

サイドビューの時に気づいていた方もいると思いますが、台座の支柱部分がホットウィールのロゴ形状になっているあたりはニヤリとさせられます。

本体、台座ともにマレーシア製であることが記されていましたが、なぜか著作年だけ本体が2016年、台座が2015年という差がありました。

おわりに

というわけで、ミラノのレビューでした。

ホットウィールと言えばカラーバリエーションで一つのモデルを使いまわすのが定番です。
例えばBTTFのデロリアンなんてウィンドウカラーが違うとか、タイヤが違うとかだけで何パターンも出ています。
※絶対にありえないと思うけど、ライトパープルカラーのバリエーションが出たらガノタが黙ってないでしょう!

でもミラノに至ってはタイヤもウィンドウもないですし・・・今後の展開どうなるんだろう?と疑問の方もいるのではないでしょうか。

実はその答えはもうすでに出ていて・・・

Photo by MotherShip

2017年のレプリカエンターテインメントのCアソートで上級仕様が展開されます。

本キャストとの違いは、塗装がより多く施されていること(軟質樹脂パーツにも塗装が入っている)、台座が大きくなって「GUARDIANS of the GALAXY」のロゴが入っていること、底面パーツがZAMACカラー(ダイキャスト剥き出し)っぽくなっていることです。

確かに上級仕様になっているんですが、レプリカエンターテインメントシリーズはトイザらスで699円(税別)という価格なのを考えると・・・ファン向けアイテムといった感じになりそうですね。

とはいえ、当初は「これ、市場に結構余るんじゃないの・・・」なんて思っていたんですが、映画(または原作)ファンが多いのか、それとも物珍しさでホットウィールコレクターが買っていくのか、全然余らなかったですね。
それどころかオークションでは一時期2,000円近い値段が付くなど、ちょっとしたプレミア化が起きていました。
※一過性のものだとは思いますが・・・。

そう思うとレプリカエンターテインメントの方もいい勢いで売れたりするのかな・・・?
その辺りの動向も楽しみなところです。

おまけ

最後に余談中の余談ですが、今回MILANOについて調べていて知ったこと。

イタリアのミラノには「Hot Wheel」というバイクの部品専門店があるということw

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. Joe Steel より:

    レビュー待ってました(笑)

    ガーディアンズ自体は1969年には既に存在してました。アメコミ特有の「リセット」もとい「別アース」が何回も行われているので初期のガーディアンズと今、皆が知るガーディアンズは別物なんですよね。原作に詳しくないので、メンバーが映画における主人公スターロードの育ての親、ヨンドゥや「Vol.2(リミックス)」でスタローンが演じたスタカーがメンバーに居ると言う事しか知りませんが(笑)

    映画になったのは「マーベル・ナウ」を元にしたものだと思ってますが、後にビジュアルが映画の物に変更になってたりと、映画の成功が原作サイドにも大きく影響してたり。
    ※スターロードの初出は1976年のようで

    ガーディアンズはマーベルコミックの中でもマイナーな部類だったので映画公開前は「MCU初の大ゴケ映画になる」なんて言われてましたが、映画その物が力作故にMCUの中でアベンジャーズに匹敵するほど高評価を得る人気作になりました。
    1作目の時もホットウィールからキャラクターカーが出てましたが、2の公開された今年はミラノがキャスティングされたり、キャラクターカーがまたしても登場したり、と気合の入りようは1作目のヒットのおかげでしょうね。カリフォルニアのディズニーではガーディアンズのアトラクションがあったり、かなりの人気作なのは間違いないです

    • にわかマニア管理人 より:

      Joe Steelさん

      コメントありがとうございます!おまたせしましたw

      >ガーディアンズ自体は1969年には既に存在してました。

      そうだったんですか!ありがとうございます。
      記事の方は修正いたしました。

      >初期のガーディアンズと今、皆が知るガーディアンズは別物なんですよね。

      えっ、メンバーすら別なんですかw

      >映画公開前は「MCU初の大ゴケ映画になる」なんて言われてましたが、映画その物が力作故にMCUの中でアベンジャーズに匹敵するほど高評価を得る人気作になりました。

      すごいですね。
      期待が高まりすぎて大ゴケする映画もある中、大ゴケ映画なんて言われながらヒット作になるとは・・・作品にヒットする要因がもともとあったのか、製作者の能力によるものなのか。

      MILANOやキャラクターカーのおかげで映画の存在を意識するようになった人も楽しめそう。

      >カリフォルニアのディズニーではガーディアンズのアトラクションがあったり、かなりの人気作なのは間違いないです

      ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークに5月に出来たみたいですね。
      それこそ映画を知らない人がガンガンGuardians of the Galaxyを知るきっかけになりそうです。

      • Joe Steel より:

        初期のメンバーは映画におけるラベジャーズとその関連キャラクターだったりします。簡単に言うと主人公の育ての親でもあるラベジャーズを率いるヨンドゥが初期ガーディアンズのメンバーでした。後は映画のVol.2(リミックス)に出てくるスタローンが演じるキャラクターがメンバーだったりと今のコミック作品とは大きく異なります(笑)

        映画はジェームズ・ガン監督と主演のクリス・プラットなしではおそらくヒットはあり得なかったのではと思います。
        映画を大きく彩る70年代のヒットソングと、作中にちりばめられた伏線。そしてそれがいろいろ結びついていて、彩るヒットソングがこれまた”そのキャラクターの今後を示唆”していたりと、非常に手が込んでいます。おそらくそこが人気の1つでしょう。

        しかし、こうしてグッズが出ても日本の公式ツイッターではもちろん告知無しでしたし、本来この作品が好きな人に届くべきところが届いてない気がするので少し残念で仕方ないです。
        リミックスという邦題を付けた結果、見てない人が1作目の再編集なのかと混乱してしまったり、公式側の宣伝が的外れで1作目を見てないような感じが伝わってくる有様でしたから、期待するだけ無駄だったんでしょうけど(苦笑)

        • にわかマニア管理人 より:

          Joe Steelさん

          >簡単に言うと主人公の育ての親でもあるラベジャーズを率いるヨンドゥが初期ガーディアンズのメンバーでした。

          僕は映画の設定しか知らないのですが、これだけでも全然違うんですね。
          というか、特に「同じもの」ではなくて、同じ歴史世界線上の続編を同じタイトルで映画にしただけ、みたいな感じでしょうか。

          >映画を大きく彩る70年代のヒットソングと、作中にちりばめられた伏線。そしてそれがいろいろ結びついていて、彩るヒットソングがこれまた”そのキャラクターの今後を示唆”していたりと、非常に手が込んでいます。おそらくそこが人気の1つでしょう。

          そうなんですか!
          予告編を見た限りだとかなりコメディ色が強くて、そこまで深く観るような映画じゃないんだと思ってましたw

          >しかし、こうしてグッズが出ても日本の公式ツイッターではもちろん告知無しでしたし、本来この作品が好きな人に届くべきところが届いてない気がするので少し残念で仕方ないです

          わかります。
          まぁ、僕がゲットしているのも「届くべきところに届いていない」わけですが・・・w

          ホットウィール自体もそうなんですが、どうしてもっとしっかり宣伝してくれないのかなぁと疑問に思う部分が多くあります。

          >公式側の宣伝が的外れで1作目を見てないような感じが伝わってくる有様

          宣伝は「知らない人に興味を持ってもらう」という側面と「知っている人にお知らせする」という側面があると思ってて、どちらに重きを置くかで表現の仕方が違ってくるんだろうなーとは思います。
          おかげでキャッチーになりすぎて既存のファンからも「全然違う」と思われたり、新規で観に行った人も「思てたんと違う」ってなったり・・・w

          • Joe Steel より:

            映画、コミック1作目、2作目、基本的に繋がりはないですねえ。映画とマーベル・ナウのコミックスではキャラの関係や武器も違いますし。

            もちろん、映画自体は深く見なくても楽しめる作品です。この作品が評価されているのは普段映画をあまり見ないようなライト層にも、映画を普段からたくさん見るへヴィ層、どちらも楽しめるように作られてるからかもしれません。

            ホットウィールもですがマッチボックスも告知が皆無に等しいのでもう少し何とかならない物かと……。マテルが公式に日本向けサイトを作ってくれれば手っ取り早いんですがね(笑)

            リミックスの宣伝は「知らない人に興味を持ってもらう」宣伝はしたものの、宣伝の仕方がまさしく「誇大広告」その物、邦題が「リミックス」のせいで1作目の再編集に思われるなど宣伝に見事に失敗している感じが否めないです。

          • にわかマニア管理人 より:

            Joe Steelさん

            映画と原作が微妙に違うのはよくあることですね。
            あれ、どうして変更するのかなー?と疑問に思うこともあります。

            >この作品が評価されているのは普段映画をあまり見ないようなライト層にも、映画を普段からたくさん見るへヴィ層、どちらも楽しめるように作られてるからかもしれません。

            そういうことなんですね~。
            えっ、それだけ聞くとかなりすごい映画なんですがw
            宣伝の仕方もむしろあってたのかも・・・。

            >ホットウィールもですがマッチボックスも告知が皆無に等しいのでもう少し何とかならない物かと……。

            本当にそうですね・・・。
            マッチボックスも一度モデルカーズで取り上げられましたが、それ以上の情報を見ない気が・・・。

            ほぼ独占販売であるトイザらス側からも情報が少ないですしね。
            これはマッチボックスにわかマニアが誕生するのを待つしかないですw

            >マテルが公式に日本向けサイトを作ってくれれば手っ取り早いんですがね(笑)

            日本向けサイト、いつまで経っても「近日公開」ですしねw
            ファンはもうすでに「できないだろうな」って思ってますよね。

            >リミックスの宣伝は「知らない人に興味を持ってもらう」宣伝はしたものの、宣伝の仕方がまさしく「誇大広告」その物、邦題が「リミックス」のせいで1作目の再編集に思われるなど宣伝に見事に失敗している感じが否めないです。

            リミックス、は確かに再編集だと思っちゃいます。
            ・・・そもそもなんでリミックスなんて名前にしたんだろう・・・?

          • Joe Steel より:

            アメコミに関しては原作が結構ドロドロしてたり、割と頻繁にキャラクターが誰かと寝てたり、性格がアレだったり、とてもじゃないですけどそのままだと12歳以上対象には出来ない内容だったり……作品にもよりますけどね(笑)

            ガーディアンズで例をあげるなら、チームリーダーのスターロードが性格が結構アレで仲間からの信頼がほとんどなかったり、映画では恋仲になるスターロードとガモーラの関係が原作ではお互いで全く意識しておらず、またチームに参戦しているアイアンマンがガモーラと一晩寝てたりとまぁこんな感じで。読んでないので詳しいことはわからないですが。

            マッチボックスの情報も取り扱ってくれる方がツイッターにはいますが、あくまで新作のレビューやら新車情報を扱ってるだけで日本での展開に関しては情報がないので扱ってはないですね。

            マテルが日本向けの公式サイトを作るつもりだったとは初めて聞きました。とはいってもこの様子じゃ実現には至らない気がしますが(笑)

            リミックスの邦題に関しては「リミックス」の意味を考えると1作目のキャラクターを補完するような内容(スターロードの父親を軸に、1作目にも出てきたガモーラの妹が再登場し、姉妹の関係が掘り下げられたり)なので的外れとは言わないんですが、3作目がおそらく「Vol.3」になりそうなのと、ファンの意見を聞いた監督からの要請があったにもかかわらず、強行してしまったのが日本の悪しき風習というか……。

          • にわかマニア管理人 より:

            Joe Steelさん

            >アメコミに関しては原作が結構ドロドロしてたり、割と頻繁にキャラクターが誰かと寝てたり、性格がアレだったり、

            ああ、なるほどw
            文化が違うので大人からするとそれがまた面白いんですけどね~。

            >映画では恋仲になるスターロードとガモーラの関係が原作ではお互いで全く意識しておらず、またチームに参戦しているアイアンマンがガモーラと一晩寝てたりと

            こういうのってその後の展開を考えると繋がらなくなっちゃわないのかなといつも疑問です。
            いわゆるアニオリ展開みたいなヤツとかも。
            制作陣の原作への愛が感じられない部分に思っちゃうんですよね~・・・

            かといって原作通りであることが必ずしも良いとは言えないし・・・興行的な視点で考えたら単発ごとの作品として素晴らしいものに仕上がっているのが大前提だろうし・・・。

            >マッチボックスの情報も取り扱ってくれる方がツイッターにはいますが、あくまで新作のレビューやら新車情報を扱ってるだけで日本での展開に関しては情報がないので扱ってはないですね。

            むしろ日本での展開ってトイザらスとマテルしか情報を握っていなかったりして・・・。
            ホットウィールみたいに発売日とかって固定されてるんですかねえ・・・?

            >マテルが日本向けの公式サイトを作るつもりだったとは初めて聞きました。とはいってもこの様子じゃ実現には至らない気がしますが(笑)

            作るつもりがあるのかどうかはわかりませんが、マテルのサイト上で一応載っていたのでw
            というか「ホットウィールファンクラブ」が事実上のオフィシャルなんでしょうね~。

            >リミックス

            Vol.3の時にはまた違うタイトルつける、とかじゃないんですかw
            でもなんか映画界ってそういうの多い気がします。スーパーサイヤ人3みたいな。「その3どこから出てきた?」的な。

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