MAZDA RX-7のレビュー。IMSA仕様を意識したカスタムSA22C。[V5600]
2017/12/22
先日久しぶりにリサイクルショップへ行くことが出来て、ルース品のRX-7と出会いました。
しかも結構美品。
ルースで美品っていうのは意外な気がするかもしれませんが、コレクターさんがショーケースなどにいれて大切に保管してくれていたものなのだと思います。たぶんきっと。
例によって僕はこうしたクラシックな日本車への造詣が全く深くありませんが、なんとなくJun Imai氏っぽいデザインに惹かれてしまい、連れて帰ってきました。
というわけでRX-7のレビューです。
マツダRX-7のレビュー
日本のホットウィール界隈では最近、Car CultureシリーズのRACE DAYが大量入荷したことで少しザワつきました。
ただ、大漁入荷だったおかげで人気車種によって品薄が予想されたサバンナRX-3も欲しい人たちの手元にしっかり行き届き、かつまだ店頭で余っている店舗もあるのではないでしょうか。
・・・僕は買い逃しましたが・・・w
そんな僕が今回ゲットしたのはサバンナはサバンナでも1978年から1985年に販売された後継車種のRX-7、初期型のSA22Cです。
スーパーカーブームの真っただ中に登場した車種で、当時の最先端デザインであったポルシェ924とよく似た外見を持つことから「プアマンズポルシェ(貧乏人のポルシェ)」と呼ばれていたそうです。
とはいえ、IMSA(アメリカの自動車レース協会)のレースにおいて優勝を続けるなど、実力を兼ね備えた車種でもあったとのこと。
ホットウィールにおいては2012年のNew Modelsとして、Jun Imai氏のデザインでデビュー。
今日のホットウィール界におけるJDMブームの先駆けと言える一台です。
今回紹介するものは2012年New Modelsの2ndカラーだったものです。
では各部見ていきましょう。
フロント・リア
正面から見ると、一発で純正のSA22Cでないことがわかるほど、Jun Imai氏らしさが爆発したカスタムカーになっていますね。
このチンスポイラー、オーバーフェンダーはIMSAのGTUクラス(2.0リッター以下のクラス)でシリーズチャンピオンに輝いた時のものを意識したエアロキットとのことですが、どちらかというと氏のお得意なシルエットフォーミュラ的なアプローチに近い感じがします。
背面はいたってシンプルな仕上がりですね。
このウィングは標準仕様なのかな・・・?
例によって背面タンポはないものの、シャーシパーツから延長された排気口が良い感じのアクセントになっています。
サイド
ボディサイドから見ると、見える範囲のボディがしっかり一体成型で作られていて隙がない感じですね。
個人的にはフロントフェンダーからチンスポイラーに抜けるラインがなんだか美しくて好きです。
写真ではわかりづらいですが、インテリアパーツは座席やハンドルなどだけでなく、ロールケージのようなフレームも組まれていました。
また、右ハンドル×後部座席がある感じでした。
タンポデザインも今日のJun Imai的なJDMアプローチになっていました。
BピラーにはJNC(Japanese Nostalgic Car)の印鑑ロゴ、ドアにはB.Ozaki、伝説、JDMの文字と20番ゼッケン、ホットウィールロゴ。
フロントフェンダー脇にはNGKスパークプラグのロゴが入っています。
JNC印鑑ロゴの入った車両はなんとなく集めたくなりますね~・・・。
これ、1stカラーの方はゴールドの印鑑でよりカッコ良かったみたいです。
B.OzakiはマテルのグラフィックデザイナーBrandon Ozaki氏のことで、20番のゼッケンはB.Ozaki氏の息子の誕生日にあやかった番号なんだとか。
ほんと、ホットウィールのデザイナーさんはこういう楽しみ方をしていてズルいですよねw
そして旭日旗を思わせるロゴと共に描かれたJDMの文字と「伝説」の二文字。
なんともUSの街道レーサー好きがボディに貼りそうな感じがしますね~。
最高ですw
ホイールはホワイトリム×ホワイトスポークのMC5でした。
トップ・ベース
ボディトップから見るとオーバーフェンダーの具合がいい感じですね。
ボンネットには20番のゼッケンが描かれています。
底面デザインはなんだか不思議な感じです。
ホットウィールのシャーシってフロントスポイラーやバンパーを兼ねてることが多く、そういう車種をたくさん見てきたせいか、チンスポイラーがボディパーツと一体になっているものってなんだか見慣れないですね。
2011年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。
おわりに
というわけで、偶然リサ店で出会ったRX-7でした。
こうやって調べていくと、今度はポルシェ924や後期型のRX-7なんかも欲しくなりますね。
どちらもホットウィールにおいて正式にキャスティングはされていませんが、Upfront 924や24/Sevenなんかがネーミングやデザインからもポルシェ924、RX-7をキャスト化したものだろうと思われます。
いつかチャンスがあったら手を出してみたいものですw
そしてリサ店は本当に、たまーに行くとお宝に出会えて楽しいです。
しかも安く出会えたりするし。
地元にあったら毎日通うんですけどね~・・・。
散財しそうですがw
Comment
私はこの世代のRX-7は友人によく借りて乗っていたのでいまだに好きです。まさに人馬一体な乗り心地でした。後のマツダ車にも受け継がれてはいますが。
さて、話は変わって、Amazonがプライム会員限定ですけど、特売やっています。今日の夜中12時までですが。ホットウィールも何点かありましたので、20カーパックをポチってしまいました。他の商品も欲しかったんだけれど、ますます置き場がなさそうなので、今回は涙を飲んでパス・・・。
poncha2016さん
コメントありがとうございます!
人馬一体ですか!!!体験してみたい。。
マツダ車と他のメーカー車の違いって何なんでしょうね・・・?
>プライム
僕も昨日の夕方偶然気づいて!
20カーパックを買おうか迷いましたが、これ以上増えてもレビュー追い付かないと思って辞めておきました(´;ω;`)
送料込み2,100円は激安でしたよねぇ・・・。
その20カーパックが届き、よーく見てみると
ありましたよ! シルバーの「SA22」が!
ブリスターの制約(低い車高のクルマしか入らない)のため、架空車(謎車含む)も少なく、お買い得でした。
poncha2016さん
おおおお!マルチパックExclusiveじゃないですか!
おめでとうございます^^
>ブリスターの制約(低い車高のクルマしか入らない)のため、架空車(謎車含む)も少なく、お買い得でした。
こういうことも関係してくるんですね~。
・・・逆に低い車高の謎車ばかりである可能性も考えられるわけですね・・・w
こんにちは。
SA22C大好きですねえ♪ルース品でもこれだけ状態が良いとは!
サバンナは欲しくて探してますが中々出会えないですねえ。うらやましい(笑)
ルースでも良いもの見つけると嬉しいですよね。自分は先日同じくリサイクル店で、状態は悪いですがビュイック・リーガルグランナショナルを連れて帰ってきました。
じむさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>SA22C大好きですねえ♪ルース品でもこれだけ状態が良いとは!
ホットウィールは大切にされているコレクターさんが多いので綺麗なルースが出回ることが多い気がします。
ただ逆に、そこまで大切にしていたのに手放さなければならなかった事情を思うと、なんとも複雑な心境ではありますw
>サバンナは欲しくて探してますが中々出会えないですねえ。うらやましい(笑)
本当にホットウィールの出会いって一期一会ですよね・・・
僕もずっと探していながら出会えないモデルがいくつもいます^^;
(あとは出会っても高くて買えなかったりw)
>ビュイック・リーガルグランナショナル
このモデル、知りませんでした!
同じくJun Imai氏デザインなんですね・・・そして初期型のものはフードが開く・・・と。
これは欲しい。。。僕も今後探し回ってみますw
〉グランナショナル
自分が購入したのは白いボディのペンズオイルのロゴ入りのモデルで、ホイールはMC5。子供が遊んでた個体のようでかなりキズもチップもある状態でしたがカスタムベースのつもりで連れて帰ってきました。
ネットで初期のモデルも見ましたが、魅力的ですねえ!自分も探してみようと思います♪
じむさん
>子供が遊んでた個体のようでかなりキズもチップもある状態でしたがカスタムベースのつもりで連れて帰ってきました。
僕もドロドロのルースを買ったことがありますが、なんとなく「お疲れさま」という声をかけてあげたい気持ちにさせられます。
キズをガンガンつけて遊んであげるのが正しいのか、綺麗な状態で飾っておくのが正しいのかは未だに答えが出ていません(答えなんてないんだろうけどw)
>ネットで初期のモデルも見ましたが、魅力的ですねえ!自分も探してみようと思います♪
ですよね!!
教えて頂いてありがとうございます^^