100均パーツでデコって簡単スチームパンク風カスタムホットウィールを作る&X-STEAMのレビュー![DTV55]
2019/12/18
一瞬「ホバー&アウトか!?」と疑ってしまうようなカラーリングのアイテム・・・
※参考:HOVER & OUT
これ、2017年仕様のX-STEAMでした。
車の仕様を考えても、かなり”ハズレ感”が強いアイテムだったんじゃないかと思うんですが・・・どうでしょう?
みなさんの近くでも、まだ売り場に残ってたりしませんかね?
今回、そんなX-STEAMを何気なく観ていた時にあることを閃いちゃって、・・・慌てて連れ帰ってきました。
何を閃いたのかというと・・・(タイトル通り)「100均のアイテムを使ったスチームパンク風簡易カスタム」です。
(まずは)X-STEAMのレビュー
簡易カスタムに行く前に、ちょっとだけX-STEAMについても触れておきますね。
今回紹介するのは2017年X-RACERSシリーズにラインナップされたX-STEAMです。
その名の通り蒸気機関(スチーム)を備えた車で、X-RACERSシリーズから登場したからX-STEAM・・・でしょうかw
ホットウィールのオリジナルカーで2015年にデビュー。
デザイナーはMiguel Lopez氏です。
産業革命前後の世界観と未来の車を掛け合わせたようなデザインになっており、基本的には黒や金、銀といったボディカラーでのリリースが多いアイテムなんですが・・・なぜか2017年のこれだけ見事にクリアグリーンカラー×ブルーという涼し気な組み合わせでした。
なので・・・同車種バリエーションにおいても圧倒的に人気がなかったモデルだったんじゃないかと思います。(あくまで主観ですが・・・)
フロント・リア
どうですか、このフロントビュー。
「なんもいえねぇ・・・」って感じですよねw
あえて言うなら、「スポイラー上下ギミックがついてて(2015年のアイテムにしては)新しいね!」ってところでしょうか。。
背面はちょっと世紀末っぽさが漂う印象で、北斗の拳とかマッドマックスみたいなヒャッハー感のあるデザインになっていました。
サイド
このマシン、実はこのサイドビューに「ものすごいスチームパンク感」があると思うんです。
今回のアイテムはX-RACERSなのであまりグッと来ないかもしれませんが、ソリッドなカラーのモデルを観るとまた違った印象があります。
いや、これはこれでいいんですけどね?
でもなんか、あまりにも涼し気で、世界観と合わないような気もする・・・っていう。
トップ・ベース
見てくださいこのトップビューの密度・・・!
実は今回写真を撮り忘れましたが・・・インテリアの青いパーツにもゴリゴリとモールドが入っていて、分解しても「すげえ・・・」ってなるぐらい濃いアイテムなんですよ。
特に12気筒の蒸気システム(エンジンみたいな動きになるのかなぁ?)は圧巻です。
でもって底面の後輪側にも注目。
なんともスチームパンクっぽい歯車がデザインされています。
つまり、そういう「産業革命時代っぽさと未来の車を融合したドリームカー」みたいなアイテムってことなんでしょう。
僕は勝手にそう解釈しました!
※2014年の著作年×マレーシア製
100均パーツでデコってニワカスタム
さて、ここからが本題です。
冒頭で書いたとおり、このアイテムを眺めていて僕はあることを閃きました。
それは・・・
「100均で売ってる”時計のパーツ”を使って、なんか簡単にスチームっぽく出来るんじゃね!?」ってこと。
そう思ってしまったが最後・・・さっそく買い出しに出かけてしまったのです。
僕が向かったのは我が家から一番近くにある100均のキャン☆ドゥ。
レジンアクセサリーのコーナーで、運良く時計のパーツらしき歯車のデコパーツを発見します。
こんな感じのものがなければ100均で売っているアナログ時計を分解してもいいんじゃないでしょうか。
で、なんとなく「前傾姿勢になるように後輪を大きめにしたい」とか「前輪が細いタイヤの方がスチームパンクっぽい気がする」といった理由でハイローラーにも犠牲になってもらうことに。
以前ニコイチして、余った方のハイローラーですねw
さて、ここからの手順自体はものすごく簡単です。
(その代わりセンスがめちゃくちゃ問われるかと!)
まず、余計なタンポをエナメル塗料の薄め液で剥がしました。
これも100均のマニキュアコーナーで売っている除光液とかで問題ないです。
そして(また写真を忘れましたが)全体を黒で塗装。
インテリアパーツは黒の上にシルバーを重ねます。
タイヤは今回なんとなくラバー感を出したくなって艶消しの黒を吹いてみました。
そ・し・て!
こんな感じで先程の歯車たちを並べ、「あーでもない、こーでもない」と悩みますw
で!
配置が決まったらペタペタと貼っていきましょう。
接着には何を使ったらいいかわからなかったので、僕は2液混合タイプのエポキシ接着剤を使ってみました。
でもこれ・・・ものっそい使いづらいのでオススメしません。
もしかしたらグルーガンでちょちょっとくっ付けちゃえばよかったのかなぁ・・・。
それか普通に瞬着つかって付けていくか・・・ですね。
歯車類が全部ついたら・・・部分的に「ブロンズ」や「カッパー」といったカラーを乗せれば完成です。
スチームパンク-エーックス!
どうでしょう・・・あまり深く考えずにペタペタと隙間に貼っていっただけなんですが、どことなくスチームパンクっぽさが出ましたでしょうか??
「スチームパンクかはわからないけど、なんか機械っぽい」って思わせたら僕の勝ちw
まぁ・・・僕はなんとなくこれが「靴」に見えちゃうんですけどね・・・。
※高さがないからかなぁ・・・?
他の角度から見るとこんな感じ。
うーん、節操ないw
妻に見せたところ「なにこれ気持ち悪い」と言われてしまいました。。。
今回のカスタムの反省点
さてさて、もしも今回のカスタムで「100均アイテムで簡単にカスタムできるやーん。楽しそう~」って思って貰えたなら、僕の目的は達成されたようなものです。
・・・なんですが!
これから「やってみよう!」って思う人がいたら参考にして欲しい反省点が2つほどあります。
1つ目は「なるべくアシンメトリー(左右非対称)にする」ということ。
実は僕も今回、当初そこそこシンメトリーで予定していたところを途中でアシンメトリーに変更しました。
・・・元のアイテムがシンメトリーなだけに、アシンメトリーな配置にすることで複雑さが増すわけですよ。(きっと)
※途中でパーツを剥がしたりしたので、接着剤痕が残っちゃった。。。
そもそも売られている歯車のセットに、同じパーツがうまい具合に2つずつ入ってる・・・なんてことは考えられませんしね。
(2セット買えばいいだけなんだけど。)
もっと片側に歯車をギュッと寄せちゃって、もう片側をシンプルなX-STEAMのまま残す・・・とかでも良かったかなと思います。
2つめは「とにかく重ねる」ということ。
今回僕が配置したなかで一番気に入っている歯車が、この写真の左下の部分です。
歯車を3つ並べて、その上に何か横長のパーツ(これも同じ100均デコパーツの袋に入っていたもの)を重ねただけなんですが・・・なんとなく歯車に奥行きが出ることで「動きそう!」っていう印象になった気がしませんか?
要は「説得力のある配置にする」ってことなんですよね。
平面に歯車がペタペタついているだけだと、なんか「ただの飾りだよね?」って感じが強くなっちゃう。
今回のフロント部分とか、後輪付近に1つだけついている歯車なんかがダメな例です。
ホイールも前後輪共に歯車を付けてみたんですが、後輪の方がなんか面白いと思います。
※前輪はただの木のホイールみたいに見えてきた・・・。
もしかしたらこういった点に気を付けて作れば、もうちょっとカッコ良く仕上がるかもしれませんよ!!
おわりに
というわけで、X-STEAMのスチームパンク風カスタムを100均デコで簡単にやる・・・というお話でした。
要するに「全体黒く塗って、歯車を貼る!」ということです。
あとは要所要所で色を重ねればいいだけ。簡単でしょ!?
ちなみに・・・本当はディスカウントミニカーコレクション・林先生の「エグゼクススチーム」にならって「スチームパンク・エグゼクス」という名前にしようかと悩みました。
でもやっぱり畏れ多くて・・・「STEAMPUNK-X」という名称で落ち着くことにw
[参考]【Custom Hot Wheels(カスタムホットウィール)】エグゼクススチーム
ほんと・・・いつ見てもスケール感に驚かされますよこれ・・・。
これで3インチ強なんだぜ・・・?
めちゃ大きく感じる。
いやー、いつかはこんなの作ってみたいぜ。。。
さてさて、もし僕がもう一度こんな感じのスチームパンク野郎を作るとしたら、次はT型フォードとかそのあたりの黎明期の車を使っていきたいところです。
それかレイルロッダーみたいにガチの蒸気機関アイテムかなー・・・。
やればやるほど妄想が広がる・・・これがカスタムの沼なのかもしれませんね!!
Comment
ちょっ…………
かっこいい…
ボディに穴を開けて太めの針金かなんかで蒸気パイプをデコっていけばもっと凄いことになりそうです!(レシプロエンジンですが)
ぷっちゅさん
コメントありがとうございます!
そして褒めて頂いて光栄です^^
黒いベースにするとたいていのカスタム品はカッコ良くなるという噂もw
>ボディに穴を開けて太めの針金かなんかで蒸気パイプをデコっていけば
なぬぅ・・・なんて難易度高そうなことをww
こんにちは。
もう、
ニワカスタムを超えて、ニワクリエイターですな!!!
さて、
やっぱりありましたね~
THROWBACKの10-pack。今頃記事を執筆中でしょうか?
それから、丁度今頃USで盛り上がっているであろう、
Favorites wave B、VWのドラッグバスが欲しくて
でも、トイザらスに並ぶ自信なくて、海外通販に手を出しちゃいました。
送料無料で注文通ったんだけど、ほんとかなー?
後払いだったりして・・・。
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
ニワクリエイターww
「ニワ」の意味wwwww
Throwbackの10-pack、まだ書いてないですぅw
というかいろいろなアレがありすぎて・・・戦果報告の次はVW T1 ROCKSTAR、Aアソあたりも触れたいです。
>Favorite wave B
ブログ拝見しました。
1stopdiecastは確かFreeshippingはUSだけで・・・日本だとそこそこ普通に送料かかったと思います。
あとあそこ、問い合わせてもめちゃくちゃ返信遅いんですよ・・・(経験あり)
でもちゃんと送ってくれるから安心しろってばっちゃが言ってた。
(本当は海外フォーラムでそう言われてた)
出来のカッコ良さも天晴れですが、何よりホットウィールファンに色んな楽しみ方を伝えようとするその精神が素晴らしい!
自分は、ホットウィールは集める(欲しいキャストを手に入れる)楽しみが一番みたいに完全になってしまいましたが、以前のBIG BOYS CUSTOMさんの記事や今回の記事を見て、そして部屋の中に山積みにされたホットウィール(が詰め込まれた段ボール)を見て、色々考えさせられましたよ…。
まぁ、楽しければそれで良いんでしょうけど、カッコいい楽しみ方がやはり自分的には理想です。(今はどうかは置いといて…)
そういった意味で、カスタムはいいなぁって改めて思いました。
B太(日)さん
コメントありがとうございます!
へへっ・・・お褒め頂き、光栄の極み。
仰る通り「楽しければそれで良い」と僕も思ってて、楽しみ方は人それぞれかな・・・と。
それこそ「〇〇を全バリエーション制覇」とかも楽しいですしね!
でももし「カスタムはいいなぁ」って思ってもらえたんなら、僕とかBIG BOYS CUSTOMさんの完全勝利ですなw
ぜひぜひ簡単なところからでもやっていってください!^^
こんにちは!
センスあり過ぎです。
カスタムって自分の手で生まれ変わる感じが興奮しますね!
ニワカスタムに興奮し、林先生のカスタムにぶったまげました。
自分も初ウェザリングに挑戦中です。
しかし塗料を買ったものの有機溶剤の換気に気を使い足踏み状態(やっとカシメ外せて少し満足状態)。
にわかさんもみなさんも、どんな環境でカスタムを楽しんでいるのかぜひ知りたいです。
kinasigeさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
センスあり過ぎ!?マジで??
褒めても何も出ないですよ・・・?(何か欲しいホットウィールある?)
さてさて冗談はさておき、林先生のカスタムはいつ見てもヤバいですね。
僕はエグゼクススチームの前に作成されていたガゼルGTアルジェントも大好きなんですよ・・・。
>初ウェザリング
いいですね!!!僕も錆び塗装とかやりたいんですが、あれこそ本当にセンスが問われそうです。
>どんな環境で
僕は基本的に・・・PCデスク上で、とりあえず風邪用のマスクだけつけてチョンチョン・・・っとちょい足し塗装をしてます。
がっつり塗る時はベランダにダンボール敷いて、そのうえでぷしゅーとやってたんですが、つい先々週に調子こいて塗装ブースを導入しました。
塗装ブースがあると室内でスプレーを吹いても全部吸って外に吐きだしてくれるのですっごい便利です。
こんばんは。何気に今年の6/10のついでに
緑色もほしくなったので、同時に購入した一品です。
しゃくれ!しゃくれ!・・・またかい!w
もしこういうデザインのベーシックカーあったら
HW METROならぬ、HW RETRO・・・?
らちぇっとれんちさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
くっ・・・そういえば今年の初め頃にX-STEAMを2つ買われてましたね・・・。
まさかそこで緑をゲット済みとは。
>HW METROならぬ、HW RETRO・・・?
いやだれうまw
でもHW RETROセグメントいいですね~。
T型フォード、GREAT GATSPEED、HI-ROLLERあたりで攻めてほしい。
歯車が、大きなノッポの古時計の歯車ぽくて凄いですね(^^; 何というか…演奏みたいな車両ぽく見えてきます。楽器のフルートがあるみたいです。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
大きなのっぽの古時計www
たしかに、そのまんま時計ですから!
そしてたしかに金管楽器とか木管楽器っぽさもありますね。