1959 CADILLAC (100% Hot Wheels)のレビュー!ハードロックカフェ限定のフレイムスモデル![85636]
’59 CADDY・・・甘美な響きよ。。。
異論は認めまくりますが、これほどまでに美しい車は他にないんじゃないでしょうか?
アメリカン・ゴールデンエイジにおける、ベスト・オブ・アメ車!・・・と言えるほどに完成されている(見た目の)マシンだと思うのです。
今日はそんな1959 CADILLACの”100%ホットウィールバージョン”をレビューさせて頂きたいところであります!
1959 キャデラック(100%ホットウィール)のレビュー
というわけで、本日紹介しますのはこちら。
2003年、ハードロックカフェ限定で発売された(らしい)1959 CADILLACです。
僕も一時期は上野が通勤圏だったこともあって、上野のハードロックカフェショップをちょいちょい覗いてたりしてたんですが・・・ホットウィールとのコラボは2005年あたりで終わっていたようで、こういった感じのヤツが売られているシーンに出くわすことはありませんでした。
今回のアイテムはヤフオク!での入手品です。
箱の裏面には1959キャデラックの説明・・・かと思いきや!
思いっきりハードロックカフェの紹介が書いてありました。
ハードロックカフェは「爆音の音楽(それこそHR/HM)が鳴っているアメリカンダイニング」という印象で・・・1959キャデラックのイメージとは合わないような気もしていたんですよ。
どっちかっていうと1959キャデラックはエルヴィスとかのロカビリーなイメージが強いというか・・・。
それなのになぜかすごくマッチするから不思議なのよね。
たしかグアムのハードロックカフェは店内にガチの’59キャデラックがどどーんと展示されていて、めちゃくちゃカッコ良かった覚えがあります。
1959 CADILLACについて
’59 CADDYそのものに関しては以前も紹介しておりますので、そちらもご確認ください。
キング・オブ・キャデラックなどと呼ばれたりする1959年式キャデラックには、ベースモデルの「シリーズ62」、デラックス版の「ドゥビル」、最上級モデルの「エルドラド」がラインナップされていました。
※シリーズ62自体は1940年から続いており、1959年式は第六世代モデルに相当。
今回のキャストは、デビュー時に「’59 ELDORADO」として発売されていますので、最上級モデルの’59キャデラックをミニカーに落とし込んだものなのでしょう。
ちなみにエルドラドにのみ、コンバーチブルには「ビアリッツ」、2ドアクーペには「セビル」、4ドアセダンには「ブロアム」という名前が個別でつけられていました。
これは2ドアクーペなので「エルドラド・セビル」ってことになりますかね~。
ホットウィールにおいては何気に1959年モデルのキャデラックが何種類も出てるんですよ。
ECTO-1とかファニーカー、WOODIEとかの亜種(といっていいかわからんけど)を抜いたとしても、5種はあったと思います。(1/50スケールを含む)
そのうち、今回僕が取り上げているのは2001年のCollectiblesにて誕生した上級シリーズの1959キャデラックで、2003年にハードロックカフェ限定で発売されたバリエーションです。
基本的にCollectiblesおよび100%ホットウィールのみで終了している金型なので、今から入手するためにはその当時の中古品を探すしかないのが難点ですね。
実車のデザイナーはビル・ミッチェル氏。ミニカーの方は不明。
では各部見ていきましょう~。
フロント・リア
パーソナルラグジュアリーカーと呼ぶにふさわしい、高級感のある外観。
まさにアメリカンドリームの象徴というか、わざとらしいほどの豪華さがありますよね。
特にリア側の大きなテールフィン(ロケットテール)は、戦闘機のソレをイメージしたものの空力設計に全く関係のない「ただの飾り」だったようで・・・当時のアメリカ経済が好景気だったことを伺わせるものとなっています。
ボンネットは開閉ギミック付きで、中にはV8エンジンと思しきがしっかりデザインされていました。
・・・このエンジンフードがパカパカしてしまうのを防ぐために、当時のマテルは輪ゴムを巻いて出荷していたんですよね。。。
せっかくの仕様が裏目にでることに・・・(後述します)。
サイド
どうですか・・・!
無駄にデカい全長よ・・・。これぞ富の象徴と言わんばかりの長さじゃありませんか。
なんでも5,715mmもあったそうで、、、
現代社会にこそ、こういう「無駄」が必要なんじゃないかな!・・・と、僕は思うのであります。
横から見たテールフィン形状もカッコいいでしょ?
ここから着想を得た「アメリカンショウスター」っていうエレキギターがあって、それがまたカッコいいんですよ・・・。(余談)
タイヤはゴム製ですが、リアルライダーっていうのとはちょっと違う感じの、100%ホットウィールらへんに使われていたヤツが採用されています。
トップ・ボトム
我が家の窓までが映り込んでしまうほどのグロスブラックボディ(笑)に、細かいところまでしっかり塗り分けられているグラフィックス。
まさに”100%ホットウィール!”と言える仕上がりでございますよ。
・・・輪ゴムさえくっついていなければ!!!
そう・・・前述した「エンジンフードを留めるための輪ゴム」が劣化したせいで、せっかくのハードロックカフェロゴやフレイムスのタンポがぐっちょんこになってしまっていたんですな。
こればっかりはもう仕方ないんですけどね・・・。
残念よね。
底面には2000年の著作年と中国製であること、そして「1959 COUPE DE VILLE」という車名の記載がありました。
・・・なにぃ!?
この子、「’59 ELDORADO」としてデビューしたくせに「ドゥビル」だったの・・・?
(ワイのネーミング認識が間違ってるのか!?だれかおしえれ)
メインライン版との比較
せっかくなので、メインライン版のCUSTOM ’59 CADILLAC(右)とも比較してみたいと思います。
実は僕、この2種は同じ金型だとばかり思っていたんです。
だって遠目にみたら似てない??っていうか同じに見えない??
でも比べてみたら全然違いました。
まずフロントビューから。
メインライン版の方は「CUSTOM~」と銘打ってるだけあって、よりショーカーっぽいスタンスで仕上げられているのかな~?という感じがあります。
フロントガラスもなんだか広めにデザインされていて・・・ホットウィールらしい感じ。
リアビュー。
100%の方が高級感が滲み出ております・・・!
また、テールライトのデザインは100%の方が「V字」になっているのがわかりますでしょうか。
実はこれが「エルドラド」の仕様の一つなのだそうです。
そう思うと、やっぱり100%の方はエルドラドで、メインライン版はドゥビル(またはシリーズ62)のカスタム車ってことになりそうですね・・・。
でもメインライン版もHot Wheels wikiには「エルドラドベースのカスタム車」って書いてあんのよ。。。
うーん、もうよくわかんなくなってきた。(元からよくわかってない)
リアウィンドウのデザインも全然違うので、もしかしたらこの辺も「エルドラドか否か」みたいなところで違ったりするのかなぁ?
サイド。
メインライン版の方は全長がやや短めにデザインされていました。
その代わり(?)ロードクリアランスがかなり低く、見た目のカッコよさがアップデートされてる感じがありますかね?
あれ・・・そういえば100%の方はサイドモール?(クロームライン?)がないな。。。
これもエルドラドか否かというポイントに(ry
トップビュー。
おそらく実車に合わせたスケールになっているのは100%の方だと思います。
ミニカーのデザインって、「実車準拠のスケールで作ってしまうと細長くなり、逆にリアリティがなくなる」というのは有名な話ですよね。
↑さすがにこれ(右の赤い’59 CADDY)はやりすぎだったと思うけどもw
ボトムビュー。
やっぱ100%ホットウィールはギッシリしてて、ええなぁ!
おわりに
というわけで!
1959 CADILLAC(エルドラド?ドゥビル?)のレビューでございました。
う~ん、やっぱりカッコいい。
このマシンに限らず、50年代~60年代のフルサイズなアメ車って何とも言えない魅力がありますよ!
文中でも書いたけど、やっぱ「無駄」がいいんじゃないかなぁ~。
こうなったらECTO-1やらFUNNY CARやらもどうにかしてゲッツ!しないとな。
Comment
更新おつかれさまです。
メインラインのCUSTOM ’59 CADILLACと比べると意外と結構違いますね。
どっちもそれぞれカッコ良い♪
でも、そろそろメインラインでもカスタムじゃない’59キャデラックを出してくれても良いいんじゃないかと。
トミカプレミアムからもエルドラド・ビアリッツが出てて、やはりグリル形状などとても良くできてるんですが、ワイドな感じや低く構えた車高など、全体の雰囲気はホットウィールがいいですね!
フレイムスもカッコよい♪
昨日のSTING ROD、ピンクのルーフに脳みそはシュール過ぎますね!
フロント部分の鼻とベロも!
Shubeeさん
コメントありがとうございます!
そうなんですよ!
ほぼほぼ変わらんやろーと勝手に思ってたんですが、意外や意外、、、
>メインラインでもカスタムじゃない’59キャデラックを
たしかに、カスタムと名乗ってなくてもカスタムされたヤツしかいないのよねw
トミプレのビアリッツ、我が家にもおりますです!
やっぱりホットウィールにはホットウィールの、トミカにはトミカの、マチボにはマチボの良さがある・・・って感じですかね〜。
>STING ROD
えっ、あれ脳みそなんすかw
なるほど・・・全体で頭を表してたのか、、、ますます欲しい。。。
更新お疲れ様です。
やっぱり100%ホットウィールはカッコイイですね。でも僕は持っていないんですけどね(^^;)今日は学校帰りにイオンにでも行って単品発売を漁って来たいと思います。
新参者ホットウィールコレクターさん
コメントありがとうございます!
100%はHWCとプレミアムの中間ぐらいのクオリティで良き!です。
機会があったら探してみてください^^
単品・・・何かいいのありました?
僕は最近また散財しております。。。
That’s my kind of Cadillac~♪
お疲れ様でふ
キャデのラックと聞くとサザンオールスターズの「胸いっぱい愛と情熱をあなたへ」思い出すのよ~♪
実車すんごい長いのね!ボートみたい
無駄に思われる部分がすごい贅沢っていうか、余裕みたいなのが感じられて素敵
大人だね
12時間後に再降臨( ´∀`)
ダメ「胸いっぱい愛と情熱をあなたへ」
正解「胸いっぱい「の」愛と情熱をあなたへ」
20年位前に桑田さんがキャデラックのCMで歌ってた曲よ♪
動画で見てミソ
ロードランナーK.K.さん
コメントありがとうございます!
この曲、聴いたことあるわぁ〜。
一時期サザンは聴きまくってたんですけど、そこじゃなくてやっぱりCMで聴いたんだろうなぁ。
>無駄に思われる部分がすごい贅沢
ね〜。
なんでもかんでも「コスパ!」じゃ、やっぱり寂しいなと思う今日このごろであります。
インパラみたいなローライダーですね‼️
…まだ捨てられた物が、立ち直れないんです…。また先週の土曜日5/15(土)はトミカの日でホットウィール ワイルドスピード5packが発売されました。しかしその日は病院を2件梯子しており行ってないんです。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
あっ・・・自分で捨てたんじゃなくて捨てられたんですか!!
そりゃ立ち直れん。。。
>5pack
ワシも行けておらんのじゃ、、、
言うても欲しいのはタカシのZだけだしなぁ・・・あれだけ単品で買えたらいいんですがw
にわかさん更新お疲れ様です
自分はロングノーズ・ショートデッキのC3コルベットみたいな車が一番美しいとは思っていますが、50年代後半~60年代のアメ車は美しいですよね
キャデラックのグレードの呼び名も勉強になります
黒ボディに黄色のフレイムスが凄く格好良いですね!ゴムでタンポや塗装がやられさえいなければ・・・・
開封してないことが仇となるのは悲しいですね・・・・
前回の返信
モータースポーツも勝負の世界ですからレース後半はチームメートでも容赦無しです
余談
昨日コレクター仲間からJadaとルースのHWを何台かゲットしたのとリサ店でいくつか掘り出し物を見つけたので買っちゃいました。
ツイートしているのでもし興味があるようでしたら見ていただけたら泣いて喜びます
ウィールさん
コメントありがとうございます!
C3コルベットも美しいのよね・・・Zもね。
というか、まぁ「一番」ってのはなかなか決められませんな!!
>グレードの呼び名
僕もこれ全然わからなかったので今回調べて、腑に落ちた部分があります。
でも今回のドゥビル?セビル?問題は不明。。。
>開封してないことが仇と
本当にねー・・・メーカーとしても「まさか開封しないとは」って感じだったんでしょうかねえ。
いやコレクティブルなことを考えてもそんな想定してたはずなのになぁ。
>ツイート
みました〜。
レジェンズとか裏山です!!
ちなみにツイートなのですが、タイムラインは埋もれてしまって追えないことが多々なので・・・メンション?くれたら確実に見れますw
お晩で御座います
ハードロックカフェ限定のキャデラックがあったとは・・・。
これぞ「ザ・アメリカ」って感じで素晴らしい!
欲しいけど輪ゴムの悲劇さえ無ければ。クゥ~。
スタバ限定セイレーン柄HWがあればなぁ。
日本でもハードロックに対抗して、「ザ・ジャパン」
吉野家限定クラウンとか出れば最高なんですが。
今日地元スーパーでなぜか去年のカーカルチャー
「Power Trip」が入荷しててビビリました。
これが初見&即ゲとなりました。
最近スーパーのカーカルチャーへの力の入れようが嬉しいです♪
乙さん
お晩です〜。コメントありがとうございます!
あ、スタバのセイレーン、いいですねえ!
コラボしないのかな?
でもキャデラックと合うかどうかはまた別だ!
>吉野家限定クラウン
トミカさんにおまかせしましょう!!
>Power Trip
お〜!白いGNXの!
日本でも探せばまだまだありそうな気がするんだよなぁ・・・。
カーカルチャーは全国的な売れ線なんですかね〜??
日本でもプレミアムにかなり力が入ってる気がしておりますです。
初コメ失礼します。いつもブログの方参考にさせて頂いてます。
最近ホットウィールに興味を持出して、59キャデラック欲しいなーと思っていたのですが、にわかさんがかっこいいのレビューしとるやん!!
という事で読ませていただきました。僕も59キャデラックのグレードの読み方が気になって色々調べてみた事があるのですが、僕の知る限り今回のやつはエルドラドのハードトップ、メインライン版はドゥビル(62)でまちがいないと思います。62との一番わかりやすい違いは横のモールがあるかないかで、ない代わりに派手なやつがエルドラド、付いてるけどショボいやつが62だと思います。
rin-chan-05さん
コメントありがとうございます!
なるほど、じゃあwikiにあった「エルドラドのカスタム」っていうのはやっぱり間違いだったわけですな。
>ドゥビル(62)
これは同じものと考えてええのん?
僕が調べた感じだと62のデラックス版がドゥビルって感じだったのですが・・・なんかもう完璧に理解している人っているのだろうかとw
美しい車?というよりもはやその59キャデラックのデザインはアメリカという国のアイコン、象徴というべき車ですな。もはやアメリカ大陸の広さと、その豊かさと華やかなアメリカンドリームを象徴する一台。まさに我々日本人にとってまさに異文化というべき形だと思います。