HW FORD TRANSIT CONNECTのレビュー。ホットウィール特別バージョンな欧州フォードバン[DVC42]
2017/12/22
ホットウィール発売日というのは悪魔が潜んでいる・・・とは誰が言ったか(言ってないか)
気づいたら特に狙ってなかったモデルをカゴにいれてしまっている・・・なんて経験、誰にでもあると思います。(ない)
今回僕も発売日にAISLE DRIVERとFORD TRANSIT CONNECTで悩んで、「AISLE DRIVER買って帰るか・・・」なんて考えてお会計をして、家に帰ったら袋にTRANSIT CONNECTが入っていた、という経験をしました。
まぁ、悩んで選んだわけだから、どちらでもよかったんですが。
いや、両方買えば良かったんですがw
というわけで、そんな経緯で我が家にきてしまったFORD TRANSIT CONNECTです。
これまた手に取って調べていくうちになかなか面白いモデルだということがわかりました。
フォード・トランジットコネクトのレビュー
今回紹介するのは2017年のFアソで登場、HW CITY WORKSにラインナップされていたHOT WHEELS FORD TRANSIT CONNECTです。
僕はこのモデルをはじめてみたのは2015年で、当時は「名前にFORDって書いてあるけど謎車じゃねーの」と勝手に謎車認定していました。
というのも・・・
これが原因です。
バンの後部になんかツノみたいなのが生えてるんですよ。
これはもうホットウィール的な解釈の実車ベース謎車に違いあるまいと。
そう決めつけていたんですが・・・違いました。
HW FORD TRANSIT CONNECTとは
HW FORD TRANSIT CONNECTは欧州フォードが開発するFORD TRANSIT CONNECTの第二世代(2012年~)を2013年のSEMAショー向けに作られた「ホットウィール特別バージョン」のモデルです。
同じカラーリングのRIP RODをけん引する車両として登場したみたいです。
バックドアには18インチのタブレットを2機、運転席後ろの壁には55インチのテレビを備え、車内にはホットウィールを収納する棚などが設置されていました。
また、後部座席側のドアがガルウィングにカスタムされていたり、エキゾーストパイプがボディサイドから出ていたりと・・・まさにホットウィール的な車といった感じですね。
ホットウィールにおいては2014年のベーシックカーとしてデビュー。
デザイナーはRIP RODと同じFraser Campbell氏。
SEMAショーではHW FORD TRANSIT CONNECTとRIP RODの実車展示だけでなく、実車と同じように仕上げられたホットウィールも並べられてたみたいです。
僕は以前RIP RODもゲットしているので、けん引できるようにカスタムしてみるのもいいかもしれないですね。
[参考]実車?謎車?HW GLOW WHEELSのRIP RODレビュー。暗闇で光るタイヤはいい感じ!
では各部見ていきましょう。
フロント・リア
フロントマスクはフォードトランジットの第二世代そのままといった感じ。
僕はそのモデルを知らなかったので、謎車的なアプローチっぽいと思ってしまいました。
2014年のデビューモデルではフォードのエンブレムも再現されていたようですが、本キャストでは省略されてますね。(でっぱりだけある感じ)
背面のドアは別パーツで仕上げられていました。
もしかしたら「カスタムして内部を見えるようにしてね!」というメッセージかもしれませんw
サイド
ボディサイドには大きく「PIZZA EXPRESS」という文字とピザのイラスト、「30min」というアイコンが印刷されています。
ピザのデリバリーワゴンなんですね~。
こんなのが街を走ってたら普通にカッコいいです。
おそらくボディカラーとのコントラストでウィンドウパーツがクリアイエローになったものと思われますが、このカラーリングがより謎車感を出してしまってますねw
ちなみに、今回のキャストは買った時からウィンドウに細かい傷がついていました。
こういうのも広義ではエラー品に含まれますかね。
自分で遊んで傷をつけるならまだしも、最初から傷物をゲットするのはなんだか悔しい気がするのは僕だけでしょうか・・・w
タイヤが曲がってるとかならまだしも、クリアパーツの傷ってなかなか修正が面倒なんですよね・・・。
[参考]汚れたLamborghini Diabloを再生。クリアパーツの黄ばみ取りと傷消し。
トップ・ベース
ボディトップは妙なツノさえなければ普通のバンといった感じです。
フェンダーもベース車両と比べたらグッと出てそうではありますね。
底面にはマレーシア製であることと、2014年の著作年が入っていました。
2013年のSEMAショー向けに開発されて、2014年のベーシックカーにラインナップしているので、普通なら2013年の著作年っぽい気もするんですが、2014年になってますね~。
2015年モデルで早速金型変更されたとも考えづらいので、同年内にデザインして発売されたモデルということになるみたいですね。
インテリア
実車の方はタブレットと液晶テレビ、ホットウィール収納台が設置されていたので、これは当然キャストにも反映されているだろうと思って剥いてみました。
・・・が!なんといきなり裏切られるかのように、車内後部にはMC5ホイールと思われるタイヤが積まれていました!
これはこれですごいですね・・・。
分解しないと見えない部分なのに、なぜこんな努力をするのかw
残念ながら運転席と荷室をしきる壁の裏側には55インチのテレビは見られませんでした。
同様にバックドアの後ろのタブレットもなかったですね。
せっかくホットウィールスペシャルモデルとして作られたFORD TRANSIT CONNECTなのに、そこは再現しなかったんかい!
ホットウィールのデザイナーさんが考えることは本当に謎ですねw
おわりに
というわけで、HOT WHEELS FORD TRANSIT CONNECTでした。
見て、調べて、分解すると、なかなか面白いモデルに化けた感じ、なんとなく伝わりましたでしょうか。
バックドア部をくり抜いて荷室を見えるようにしても良し。
ツノを削ったりしてノーマルのTRANSIT CONNECTに戻すも良し。
牽引車にしても良いわけで、カスタムにも向いてるモデルと言えますね!
僕はとりあえず、ヘッドライトから塗って行ってあげようかなと思っています。
Comment
にわかマニアさんこんにちは!!!
トランジットコネクト、まさか通常のトランジットとくらべてココまで改造されていたとは!!!
私も最初は謎車だと思っていて、知識がついた今でも売り場で見かけてもついついスルーしちゃうんですよね…… リップロッドは持ってるんですけどね。
今回も分解までしてのレビューお疲れ様です。
内装のまったく見えないところに予備タイヤ積んでるなんて…… ホットウィールデザイナーの考えることはわかりませんね~
モデルによっては潔く省略しているのに、この選定基準はなんなんでしょう?
ウインドウがソリッドカラーで埋まってる最近の謎車の中にも、きっと分解すれば具がぎっしり詰まっているカニ味噌大当たりがいるんでしょうね。
林さん
こんにちは!!!コメントありがとうございます。
>私も最初は謎車だと思っていて、知識がついた今でも売り場で見かけてもついついスルーしちゃうんですよね…… リップロッドは持ってるんですけどね。
今回のヤツはピザデリバリーのペイントが秀逸だったのでついつい手が伸びてしまったんだと思いますw
リップロッドとセットになったからには例のカスタムをしないといけないような気もしているんですが・・・僕にはどこからどう手を付けていいやら・・・
>内装のまったく見えないところに予備タイヤ積んでるなんて…… ホットウィールデザイナーの考えることはわかりませんね~
本当ですよねw
誰を喜ばせたいのか・・・でもなんかこういうの発見したときにはなんか得した気分ですw
>モデルによっては潔く省略しているのに、この選定基準はなんなんでしょう?
なんなんでしょうね!?
デザイナーさんに与えられた時間内に外枠デザインが出来上がって、時間があまったらとりかかるとかw
今回のトランジットコネクトはせっかくホットウィール用に作られた実車カスタムなのに荷台がまた違った方向で作りこまれているのは全く以って意味がわかりません。。
>ウインドウがソリッドカラーで埋まってる最近の謎車の中にも、きっと分解すれば具がぎっしり詰まっているカニ味噌大当たりがいるんでしょうね。
ですね~!
どこに何があるかわからないと思うとガンガン分解したくなっちゃいますw
タイヤじゃなくてピザだと信じてる(つД`)ノ・°°・。
カッパデターさん
コメントありがとうございます!
ピザですか・・・!
その発想はなかったw
ピザのデリバリーバンですしねw
うわ、ピザ柄に塗装したくなってきた・・・