RLC sELECTIONsについて
2020/04/30
RLC(Red Line Club)の会員限定カーに「sELECTIONs」というシリーズがあります。
名前だけは聞いたことがあるけどどんなものか知らないという方もいると思いますので、以下に2016年のsELECTIONsを参考に解説させて頂きました。
RLC sELECTIONsとは
RLC sELECTIONsは、前述の通りRLCメンバー限定のモデルの1つ。
マテル側にトーナメント形式で用意された8台から、RLCメンバーが投票によって1台を選出します。
その後、選ばれたマシンのカラーやタイヤの仕様も投票で選んでいくというもの。
つまり、「RLCメンバーの最大公約数が欲しいと思えるモデル」が選ばれる仕組みになっているわけです。
その後、最終的なグラフィックなどが決定した時点で受注がスタート。
RLCメンバーなら何台でも発注することができ、いわゆる”受注発注”で商品が作られます。
基本的に限定数しか作られないRLCアイテムの中でも異質の存在と言えますね。
2016年のRLC sELECTIONsトーナメント表
投票の様子の例として、2016年がどんな感じだったか見ていきましょう!
対戦カードはこちらでした。
第一試合:Drag Dairy vs. Honda S2000
第二試合:Texas Drive ‘Em vs. Datsun 240Z
第三試合:’64 GMC Panel vs. Datsun Bluebird 510(opening hood)
第四試合:Volkswagen Drag Bus vs. ’67 Camaro(opening hood)
この対決が3/10~3/16までの一週間で行われ、
第二回戦はそれぞれの勝ち上がり組で3/17~3/23の一週間、
決勝戦がさらに勝ち上がった車で3/24~3/30の一週間というスケジュール。
最終的に勝ち上がった1台に対して、カラーリングとタイヤの投票がそれぞれ行われます。
投票はRLC会員のみ
僕は記事執筆当時RLCメンバーではありませんでしたので投票すらできませんでした。
※無料のHWC会員だったんですが蚊帳の外だったという。
ちなみに2016年のRLCメンバーはsELECTIONs投票時点ではまだ募集されていました。
この時はまだRLC会員がUS国内向けで、日本への直送がなかったのですが・・・2020年現在は日本からも入会可能です。
ただ・・・メンバーシップカーが買えるという点以外での利点はあまりなく、送料もバカ高いのでそこまでオススメはしていません。
2016年の投票結果
2016年のRLC sELECTIONsの投票結果は以下。
まず第一戦で勝ち上がったのは以下の4台でした。
- Drag Dairy
- Volkswagen Drag Bus
- Texas Drive ‘Em
- Datsun Bluebird 510
3種も用意されていた日本車も510ブルしか残りませんでしたね。
次に第二戦の結果がこちら。
- Texas Drive ‘Em
- Volkswagen Drag Bus
どちらも人気のアイテムが残った感じです。
そして最終的にTexas Drive ‘Emに決まりました。
追記:それ以降のRLC sELECTIONs関連記事
上の記事を書いたのは2016年当時で、まだRLC会員ではなかったので僕もいまいちつかめてなかったのですが、その後2018年には無事RLC会員になりましてsELECTIONsにも参加しています。
HWCで240Z祭り!RLC sELECTIONsのオファー開始とSpecial Editionの240Z発売がほぼ同時という奇跡
2018年のRLC sELECTIONsはDATSUN 240Zに決まり、上の記事ではその後のカラーリング、タイヤの選択から最終的にどんな仕様に決まったのか?までを取り上げました。
その後オーダーもしまして・・・
2018 RLC sELECTIONs CUSTOM ’72 DATSUN 240Zのレビュー!注文から一年越しで届いた高額モデル・・・!!
ゲッツ!
購入から約一年後に届いたCUSTOM ’72 DATSUN 240Zの実物がどんなものだったかをレビューしています。
そして2019年はベルエアギャッサーに決定しました。
年々RLC会員およびRLCアイテムの需要が高まっているので、受注生産のRLC sELECTIONsは絶対数が増えているのではないかと思います。
このベルエアなんて何台生産されるのか楽しみですね。
2020年もスタートしています。