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Hot Wheels Club (Japan Official Fan Club) とは?Exclusiveアイテムについて

オークションやショップでたまに見かける「Hot Wheels Club JAPAN OFFICIAL FAN CLUB」と銘打たれたアイテム。
実は先日たまたま入手することが出来ました。

これを初めて見た時には「えっ、日本にホットウィールの公式ファンクラブがあるの!?」と思って探しまくりましたが・・・全然情報が出てこなかったんですよ・・・。

で、この度その実態(?)がようやく判明したのでまとめました。
もし、当時のことを詳しくご存知の方がいて、僕がまとめた内容が間違っていた場合はご指摘頂けると幸いです。

Hot Wheels Clubの概要

現在、日本において「ホットウィール ファンクラブ」と検索すれば、モデルカーズさんによる半公式のサイト「ホットウィールファンクラブ」が出てきます。
※余談ですがマテル公式サイトからも「ホットウィールの公式サイトは製作中」という注釈がなくなり、ホットウィールファンクラブが公式サイトであるかのように紹介されていますw

・・・が、今回紹介するHot Wheels Club JAPAN OFFICIAL FAN CLUBはこれのことではありません。

その答えはモデルカーズのバックナンバーに掲載されていました。

HW販売店を組織化したもの・・・それがHot Wheels Club

なんとHot Wheels Clubは当時の輸入代理店だったバンダイがホットウィール流通のために販売店(おもちゃ屋さん)を組織化したものだったらしいです。
カード裏面にはバンダイのシールが貼られています。

ファンクラブとは名ばかりで、要は「ホットウィール販売加盟店」を意味していたんですね。

当時の加盟店には先日紹介したGREESEさんやヴィレッジバンガード、イエローサブマリンにアカチャンホンポなどなどが名を連ねていました。
こうした加盟店+トイザらスを含めた組織がHot Wheels Clubであり、なんと最新アソはHot Wheels Club加盟店でしか入手が出来なかったんだそうです。
(あくまで正規品の話。並行輸入ショップでは最新アソが入っていたのではないかと思われます。)

少なくとも2001年~2003年は稼働していたっぽい・・・?

Hot Wheels Clubの情報は検索しても驚くほどに情報が出てこないので定かではありませんが、少なくとも2001年から2003年には稼働していたシステムだったようです。

というのも以下で紹介するExclusiveカーの登場が2001年からスタートしており、「加盟店にしか最新アソートが入らない」という情報が掲載されていたモデルカーズが2003年のものだったから。

そしてご存知の通りバンダイはその後ホットウィールの正規販売店から手を引いてしまいますので、自然消滅したのではないかと思われます。(予想)

・・・ここで気になるのはバンダイとホットウィールの提携がWikipediaなどによると1999年から2002年とされていることです。
今回得た情報では2003年にもバンダイ管轄でホットウィールが発売されていたようで・・・ちょっと2003年あたりの正規輸入品ホットウィールを漁ってみたくなりましたw

Exclusiveカーについて

さて冒頭に書いた「Hot Wheels Club JAPAN OFFICIAL FAN CLUB」となっているアイテムについてです。
モデルカーズによれば

年に2回程販売されているバンダイのオリジナル車種はホットウィールクラブのみで販売される予定。

と書かれていました。

これがこのExclusiveカーを意味しているのかはわかりませんが・・・僕が確認した限りでは3つのHot Wheels Club限定車種が存在しています。

PURPLE PASSION

Photo by ebay.com

1つめは2001年末に登場したPURPLE PASSION。

カード裏面の説明によれば、2001年12月のMOON EYES主催ホットロッドカスタムショーにおいて「TORNADO」というホットウィールコレクター向けの公式イベントが開催され、そこで限定発売されたアイテムがこのパッションだったそうです。

裏面左上にはEdition #01と書かれており、これがスタートアイテムだったことがわかります。

・・・ただ、こちらは「COLLECTORS CLUB」ですね・・・。
Hot Wheels Clubと同じものとして扱っていいのか微妙なところです。

写真はヤフオク!より

イベント発売商品にはこうしたシールが台紙に貼られていたそうですが、その後加盟店で市販されたアイテムにはこれがなかったとのこと。

’70 PLYMOUTH BARRACUDA FUNNY CAR

2つめはスネークことBarracuda Funny Carです。
カード裏面情報によれば2002年のTORNADOで先行発売されたExclusiveとのこと。
裏面左上にはEdition #02と書いてあります。

加盟店での発売は2003年の1月だったそうです。
この情報がある時点で2003年もまだバンダイがホットウィールと関わっていたことになりますね。

T-BUCKET

Photo by ebay.com

3つめも2002年末のTORNADOにおいて先行発売された、T-BUCKETでした。
こちらはEdition #03となっていながらも、バラクーダより1ヵ月早い2002年の12月中旬から加盟店で発売されたそうです。

いずれの車種もリアルライダー採用の豪華モデルで、価格は1,000円程度(定価)だった模様。

そして海外で発売されたモデルの流用というわけではなく、あくまでマテルの特注セクションによるジャパン(バンダイ)オリジナルモデルということになるようです。

※だとすると、なぜ裏面の注意書きがわざわざ英語(マテル)→日本語シール(バンダイ)という手順を踏んでいるのか・・・という疑問もw

おわりに

というわけで、僕にとって長年の謎だったHot Wheels Club JAPAN OFFICIAL FAN CLUBの謎が解けました・・・という話でした。

2002年とか2003年なんて僕もバリバリインターネットしていた時代だったのに、現時点でWEB上に全然情報がないっていうのがなんだか不思議な感じです。
・・・単に探せなかっただけかもしれないですけどね~。

ただホットウィールにはこうした空白の情報みたいなのがいくつもあるので、こうして探して判明していくのがなんとも面白いです!
また、今回紹介したJapan Exclusiveのモデルについてはさすがに日本でならまだそこそこ安価で入手できるので、気になる方は探してみてください。

僕がゲットしたアイテムは後日レビューしたいと思います。

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. トルネオ より:

    こんにちは!

    これまた懐かしい物を…
    にわかさんが何をゲットされたのか気になりますが、まずは貴重な品のゲットおめでとうございます!

    貴重な…と書いときながらアレですが、実は当時、割と色んな所で見掛ける事ができたアイテムだったりします。しかも、今ほどHW人気も無かったですし、価格が価格なせいか、あまり売れてる印象が無かったですね。
    とくにパッションはカードサイズもノーマルで、色も地味だった為か、結構売場に残っていたような…おかげで普通に複数台買えました。
    ちなみに、私は1台をキディランド梅田、2台目を阪神百貨店で購入しました。
    他のコレクターズモデル(所ジョージモデルめ含めて)も、ほぼキディランドだったと思います。
    意外かも知れませんが、当時はキディランドでミニカーの扱いがあり、特注トミカやレギュラー外のHWなども売っていたのです。

    …話がそれました。
    ジャパンコレクターズはどれも本当に良い出来で、本家コレクターズエディションにも引けを取らないモデルだったので、海外のコレクターが羨む程だった、と聞いたことがあります。
    3台ともMoon Eyesのロゴが入ったモデルというのも、その理由かも知れませんが…

    個人的にはやはりパッションが一番好きですね。人気キャストで日本限定モデルを作って貰えた事と、その出来映えが本当に素晴らしかったので、お気に入りです!
    バンダイ時代は色々頑張ってましたよ。キャラウィールとか食玩販売とか、今とは違うアプローチでしたけど、HWを日本に根付かせようとしてましたね。
    マテルジャパンにもこういう限定モデル作って欲しいです。

    • にわかマニア管理人 より:

      トルネオさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。
      そして当時の状況の解説もありがたいです!

      割といろいろなところで見かけられるアイテムだったんですね~!
      最近でも安価で売られているのでどういう素性なのかずっと気になってたんです。おかげでスッキリしましたw

      そういえばキディランドさんも当時のHot Wheels Clubリストに名前を連ねてありました。
      いまからたかだか15年前ぐらいの話なのに、今とは全然状況が違うのは面白いですね・・・。
      ・・・あ、でもキディランドにはいまでもトミカならあるかも。

      >海外のコレクターが羨む程だった、と聞いたことがあります。

      ホットウィールの商品特性上、入手できないとわかると途端に欲しくなる・・・みたいなのもありますしねw
      これを今のうちに大量にゲットしておいて、のちのち海外コレクターとトレードする際に使うなんて方法もありかも・・・?

      >今とは違うアプローチでしたけど、HWを日本に根付かせようとしてましたね。

      日本語ショートカードとかもそうですもんね。
      たしかにアプローチが今とは違うのかなと思います。

      >マテルジャパンにもこういう限定モデル作って欲しいです。

      そうですね~。
      限定モデルじゃなくとも、何かしらかき回して欲しい感じはありますw

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