PAVEMENT POUNDER (ペイヴメントパウンダー)について
昨年末に「さーちゃんサンタ」さんから大量に送られてきたクリスマスプレゼントの中にあった、ひときわ目を引く黄色いトランスポーターを覚えていますでしょうか。
これがホットウィールのPAVEMENT POUNDERというシリーズのアイテムです。
僕もオークションなどで見かけるたびに「買おうか買うまいか・・・」と悩んでいたんですよ。
こんな形で入手できることになるとは・・・サンタさん、いやさーちゃんさんには毎度ながら感謝感謝です。
というわけで今日は「PAVEMENT POUNDER」シリーズとはなんぞや?というのをとりあげたいと思います。
ペイヴメント・パウンダーとは?
PAVEMENT POUNDERは2000年代ホットウィールのトランスポーターシリーズにつけられていた名称です。
実は情報が少なくて、記事執筆時点のHot Wheels Wikiにもその項目がないシリーズだったりします。
Super Rigs、Trackin’ Transportersの前身という形で紹介されており、「Long Haulers」「Power Semi」「Racing Rigs」という名前でも展開されていたんだそう。
まぁどれも大型トランスポーター的な意味を持っているので、その時の商品コンセプトにあわせて名前を変えていたのでしょう。
↑Super Rigsはこちら。
ちなみに「pavement」には道路を舗装する的な意味がありまして、「pounder」はそのまま「重量級」みたいな感じだと思うので、要するに大きなリグだということですw
大型トレーラー+おまけの一台
商品としては大型トレーラーが1台と、専用カラーの限定ホットウィールが一台「オマケでついている」という内容だったようです。
たとえば写真のものは黄色いストリームライン調のリグに、’40 FORDが付属していました。
この’40 FORDはPAVEMENT POUNDER専用カラーということで、バリエーションコレクターさんはこれのためにPAVEMENT POUNDERを購入する必要があったわけですね。
その辺は今のTeam Transportに通ずるところがあるのかな。
中にはこんな感じで「TH」として売り出されているものもあったそうです。
混入数はとりあえず低かったようで・・・一応チェース扱いだったみたい。
ちなみに!このストリームライン調のリグなんですが・・・名前がないんですよ!
なのでこのシリーズのことをPAVEMENT POUNDERSと呼びつつ、これらリグ全般のこともPAVEMENT POUNDERと呼ぶ・・・みたいな感じになってます。(ちょっと自信ない。違ってたらスマン)
箱から得られた内容
今回のアイテムは2002年のものでした。
なのでバンダイマテル時代のアイテムですね。
ラインナップはどうやら8種だったようで、中にはカウンタックがセットになっているものなんかもあったようです。
こんなの見ちゃったら全種欲しいわぁ・・・。
トランスポーターが全員いい顔してるんだわ。
ちなみに記事執筆時点のHot Wheels WikiではPAVEMENT POUNDERが1996年からスタートしているという記述がありましたが、調べた限りだと2001年あたりのスタートが正しいような気がします。
※もしかしたら編集者が車体裏の著作年を見てそう判断したのかな・・・?
バンダイマテルのシールがなかなか頑丈で・・・シール剥がしを使っても全然うまく剥がれてくれなかったのですが、、、頑張って剥がしましたw
そこには2001年の著作年と「トランスポーターはチャイナ製、付属マシンはチャイナ、マレーシア、タイあたりが書かれているよ」との記載が。
これって面白いですねえ~。
以前、”乙”さんがSuper Rigsについて調べている時に「付属マシンとトランスポーターの工場が違う可能性はあるのか?」というのを気にされていたのですが、ここにありましたよ!!!
今回のアイテムでいうと、トランスポーターが確かに中国製。
で、マシンの方はタイ製となっていました。
この場合、タイで作ったミニカーを一旦中国の工場へ送って、そこで箱詰め(またはその逆)・・・みたいな感じになるんでしょうか。
なぜラインを分ける必要があったのか???なんとも興味深いです。
アイテムの開封レビュー
さて・・・では実際のアイテムはどんな感じだったのか?見ていきましょう!
まずはアールデコなこの黄色いリグ。
いいですねえ~。ムーンアイズのデカールを持ってたら貼りたいぐらいに黄色。
トランスポーター部分にはSPEEDY CLUCKというチーム名みたいなものと、そのイメージキャラクターと思われる鶏の絵が描かれていました。
・・・って、その下に「WORLD’S FASTEST CHICKEN DELIVERY」って書いてあるやん・・・。
なにこれ、デリバリートラックだったの!?車運んでる場合じゃなくない・・・?
この辺の自由さは最近のTeam Transporterなんかでは味わえないポイントかもしれませんねえ。
ちなみにヘッド部分がメタル製、
ブルーのメタリックパーツおよび積載部分はプラ製となっています。
背面はこんな感じ。
見たらわかる、ギミックついてるヤツや!
というわけで、こんな感じでミニカーを乗せたり降ろしたりできる仕様になっています。
ミニカーを乗せたあとはゲートを閉じることで落下防止にもなっていいですね!()
ちなみにこの状態だとフェンダーがひっかかることで、’40 FORDをそのまま上に持ち上げて取り出すことはできませんでした。
※ちょっと斜めにしたら取れたけど。
底面にはCHINAの文字がシンプルに記されていました。
後輪部分は珍しくプラスネジで留まっていたので、バラしたり換装したりは簡単そうです。
そしてこれが限定カラーの’40 FORDですね。
ルーフには「HAULIN’ 40」のロゴが入っていました。
トランスポーターとチームを合わせてないのも、なんだか新鮮です。
底面表記は1997年の著作年とタイ製となっていました。
おわりに
というわけで!!
PAVEMENT POUNDERについてのまとめでした。
どうでしょう・・・欲しくなっちゃいましたよね・・・?
さーちゃんさん曰く「(お店に)ずっと残ってて安かったので」という理由で買ってきてくれたそうなのですが・・・絶対安くないよなぁw
ちなみに日本では2008年前後に「運び屋ウィール・トラックマン」というトランスポーターシリーズも販売されていました。
こちらも最近では全く店頭で見かけることはない(さすがに10年以上も前の商品だしw)とは思いますが、それでもまだ入手難度は低かったりするんでしょうか??
実はペーヴメントの記事を書き始めたのが数日前で・・・辛抱たまらず手を出してしまいました。
これ・・・他のトランスポーターシリーズとはちょっと違うぞ・・・!?
というわけで、後日また紹介させて頂けたらと思います。
Comment
おはようございます😃
いや、安かったんですって、ほんとにw
最近、金銭感覚が麻痺ってるのでなんとも言えませんがw3桁台でしたのでほんとについでに買っていくわってレベルですぅ。
今のトランポの半額どころかまだ安かったのでw
他に50年代くらいのTバード、キャディラックが乗っかったやつあったんですけど、Tバードは弟に、キャディは買われてってました。
こっちは写真だけなら残ってますので、必要でしたらメールで送りますw
しかしまぁ、古いホットウィールの考察は面白いですね〜🤣
今回も面白かったです!ご馳走さまでした☺️
さーちゃんさん
おはようございます!コメントありがとうございます。
えっ3ケタですか!!??
それはなんともお買い得ですね・・・!
Tバードとキャディラック・・・気になりますw
写真だけでもいただけたら幸いです~!
>古いホットウィールの考察
ですねえ^^
そのうち当時を知っている人が現れて「違う違う!本当はこうだったんや!」って指摘してくれるんじゃないかと期待w
にわかさん、こんばんわ。レビューありがとうございます。
私もにわかさんレビューの黄色の車種の色違いでヘッダーが金色で、オレンジ色のミアータが載っているタイプを持っています。どちらもチャイナ製でした。
にわかさんのレビューで、ペーブメント パウンダーの内容が理解出来ました。ありがとう!
nori130さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
おっ、この名もなきトレーラーですなw
なんとか名前を付けてあげたいところ・・・(本当に名前ないのかなぁ。。。)
どちらもチャイナ製ということは・・・なんとなく「アタリ」な気がしますw
ペーブメントパウンダーについては僕も気になっていて、調べた限りの情報をまとめたつもりです!
もし足りないことがあったら後日追記するかも(しないかも)
管理人さん、こんばんは
Pavement Pounderは在豪時にebayでセコハン品を手に入れました。
28豪ドル、日本円だと2200円ぐらいでした。
私のも管理人さんと同じモデルで、トラクターがシルバーボディにベースとトップ(管理人さんのモデルでブルーの部分)がシルバークローム。トレイラーが紫で側面にシルバーパネル。そこに、”Old Times TRANSPORT SERVICE”のロゴ。
付属のマシンはシルバーの’58 Corvetteでした(こっちが主目的)。
さすがにボックスはくたびれていましたが、モデルは傷もなくキレでしたね。
おそらく、前オーナーもコレクターだったんだろうな。
nori130さんも含めて、みんな同じトランスポーターで色違いなんですね。
リリース数が多かったとか、人気がなく売れ残っているなど、何か理由があるんですかね。
当時、私もかなりネットで情報を探したんですけど、ほとんど情報がなかったですね。
八面蛙さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
これって当初のUSでの販売価格はどれぐらいだったんでしょうねえ!?
気にしても仕方ないけどw
>Old Times TRANSPORT SERVICE
これで検索したら一発で出てきました。カッコエエ。
って、やっぱり目的はコルベットでしたかw
こうなったら幻の「TH Pavement Pounder」もゲットするしかないですな!
>みんな同じトランスポーター
この子、以降のシリーズでは見かけないと思うんですよね。Super Rigsとかでは。
そう思ったら貴重なアイテムだとも思うんですが・・・やっぱり人気なかったのかなぁ?w
でも「売れ残っている」っていうのはむしろ異常な状態だと思ってましてw
だって僕の家の近所では全然見かけないもの!
>ほとんど情報がなかった
そうなんですよね~。
それなのにebayではジャンジャン出品されている不思議。。。
お晩で御座います
こんなHWのRIGが出てたんですねぇ~♪
今年発売されるあの青いマンガ・トラックにフォルムが似ている感じですね。
付属車が古いFordに似ているのもまた乙ですなぁー。
THのトラックもなんかゴイスーですね。付属車にもTHロゴが付いてて
新世代のコレクターさんは勘違いしそうですね!酸ッパイ・トレジャーハントだ!(STH・・・)
こちらの最新情報は、量販店のサイトで遂に!そしてなぜか!
「Door Slammers」がキタぁー♪
が、ガッ、レディ・・・、
「Desert Rally」の写真も一緒・・・。Car Cultureカテゴリー・・・。
ネットで注文しようか物凄く迷ってます。
開封してもっさりラリーカー入ってたらと思うと、夜もガクブルものです。
2018年の「Shop Trucks」10台ネット注文したら、
「Japan Historics 2」10台が届いたあの時の輝かしい記憶が
鮮やかに蘇ってきます↓。
乙さん
おばんですぅ~。コメントありがとうございます!
>マンガ・トラック
あ、トレーラーのストリームライン調なフォルムがまさに!って感じですね~!
付属車は古いFordなんだぜ!
>新世代のコレクターさんは勘違いしそう
いや・・・普通にTHなのかもしれないですし、あながち勘違いではないのかもw
>Door Slammers
ゴクリ。。。
添えられている写真が怪しさ10000000%ですね・・・w
二度あることは三度ある・・・
全く反省の色の見えない量販店よ。。。
お疲れ様です~
良いですねぇトランスポーターシリーズ
ギミック付きで触っても楽しいし、飾っても絵になりそうですね
日本にも入れて欲しいな
去年日本でも出ていたトランスポーターは荷台のジョイントが共通だったので荷台を交換できたんですが、これも出来るのかな?
運び屋ウィール・トラックマンは去年たまたまリサ店で購入しましたが、にわかさんが仰るように他とはちょっと違ってこれまた楽しいですよね
後日のレビュー楽しみにしてます!
まるまるさん
コメントありがとうございます!
子供だったらもっとガッツリ遊べるだろうな~!って感じがしました^^
こうなったらSuper Rigsを正規輸入してほしいところですな!
>荷台のジョイント
共通かどうかはわからないですが、これも普通に「取り外し可」となってました。
むしろユルユルで・・・遊ぶぶんにはちょっと問題ありかもw
>運び屋ウィール
おお~!入手済みでしたか~。
そうそう、これはなんか純粋なリグとは言えなさそうな感じなんですよね。
と言いつつ、トラッキン・トランスポーターとかペーブメントパウンダーとかぶる部分もあったりして・・・なんかいろいろ面白そうですw