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DESIGNERS CHALLENGE FORD – GANGSTER GRINのレビュー!あまりにもホットウィールらしいギャング仕様KUSTOMマシン

      2019/12/18  - ライセンスドカーのレビュー , ,

ずっと欲しいと思っていた、GANGSTER GRINをついに入手しました!

知らない人からしたら「まーた変な謎車ゲットしてるぜ・・・」と思われてもおかしくないこのモデル。
実はFORDのデザイナーがホットウィール用に設計したコンセプトカーで、一応”実車”も存在しているアイテムです。

というわけでFORD – GANGSTER GRINのレビュー、行ってみましょう!

フォード・ギャングスターグリンのレビュー

本日紹介するのは、2008年の「DESIGNERS CHALLENGE」シリーズからFORD – GANGSTER GRINです。

デザイナーズ・チャレンジはホットウィールの40周年(今からちょうど10年前ですね)を記念して企画されたイベントで、各自動車メーカーがホットウィールのために作ったコンセプトカーを集めたシリーズ。
その中でFORDが生み出したマシンがこのGANGSTER GRINになります。

カード裏面にはその他参加メーカーが発表したアイテムがズラリと並んでいますね。
・・・あれ、DODGEのXP-07だけ載ってない・・・。

DESIGNERS CHALLENGEの車種まとめ!ホットウィール40周年時の熱すぎる企画車たち。

ちなみにホットウィールチームもこの企画に参加しており、Jun Imai氏デザインのHW40がエントリーされていました。
これはぜひ入手して、50周年記念車として登場するHW50と比較してみたいところです。

GANGSTER GRINについて

GANGSTER GRINは前述のとおり、DESIGNERS CHALLENGE用にフォードが開発したコンセプトカーです。
フォードのデザイナー、スティーブ・ギルモア氏がデザインを手がけました。

実はスティーブ氏はフォード入社前にホットウィールチームでインターンをしていたことがあり、ある意味逆輸入のようなマシンということになります。
そのおかげか、ホットウィールファンの心を上手く掴めそうなモデルですよね!
※こんなスタイリングなのにループコースも回れるんだとか。

フルサイズの実車は存在しませんが、2007年のSEMAショーにて展示されたモックアップ(1:6スケールぐらい?)がある意味このキャストにおける実車と言えるのではないでしょうか。

GANGSTERは「ギャングスター=ギャングの構成員」を意味し、GRINは「ニヤリと笑う」というような意味があるそうです。
その名の通り、ギャングが乗り回していそうなKUSTOMマシン・・・といった感じ。

’50sマーキュリーをベースにしたレッドスレッドスタイルで、ホットウィールファンなら誰もがPURPLE PASSIONを連想させられたのではないかと思います。

「全米の玩具屋から姿を消した」で有名な最初期Purple Passionのレビュー。NEXとの比較検証も。

DESIGNERS CHALLENGEに参加した他のブランドが提示したホットウィールは「走ること」に特化したようなマシンだったのに対し、GANGSTER GRINだけは「魅せること」を存分に盛り込んだマシンになっていたのは、デザイナーのスティーブ氏がホットウィールチームに在籍していたからこそ・・・だったのかもしれません。

デザイナーズチャレンジ以降も2015年まではちょくちょくバリエーション展開されていたアイテムで、2010年には初のメインライン入り、と同時にSTH化まで果たしています。

Photo by ebay.com

むぐぐ・・・これもいつかは入手したいぞ・・・!

では各部見ていきましょう~。

フロント・リア

全体的なフォルムはまさにPURPLE PASSIONといったようなイメージでしたが、ニカッと笑ったようなフロントグリルは’49 FORDを参考にしているそうです。
たしかに真ん中の突起物と、横に伸びるバーがまさに’49 FORDから持ってきた感じですね。

真正面から見ると・・・あまりにもチョップトップされすぎな印象もあります。
これだとフロントウィンドウが機能しないんじゃないかなぁ・・・?ちゃんと前が見えるんでしょうか!?w

また、よーく見ると一応正面両サイドにヘッドライトがモールディングされています。
モックアップではこれがしっかりクリアパーツで作られていたのですが、さすがに3インチ化の際には省略されていました。

いつもだったら「ちょい足しで塗っちゃうぞ~」とか思うんですけど・・・これはなんかボディがピカピカすぎて手を入れる気になれませんでした!

約500円で見違える!ちょい足しお手軽カスタムでオレジャーハント

サイド

サイドのスタイリングも見事ですね~。
2004年ごろに展開されていたBLINGSとかCROOZE、’TOONED的な要素も組み込まれていそうな、大胆なフォルムです。

なんだろう、パープルパッションよりもホットウィール的なんじゃないこれ。。

ボディ側面のフレイムスはモックアップではゴーストフレイムス(光の加減で見えるようになるフレイムス)だったそうなのですが、キャストの方は同系統の色で普通に印刷されたものになっていました。
今の技術(とコスト)だったらもうちょっと違うアプローチになるのかな。

ホイールはCM6 (Co-Molded 6-Spoke)が採用されていました。
個人的にはこれがホットウィールにおける最強のホイールだと思ってますw

というのもこれ、リアルライダーじゃないんですよ。
つまり、こんなカッコいい見た目をしていながらもしっかり走れるタイヤ・・・ということ。

ゴムタイヤの質感や溝などが好きな人にしてみたら物足りないかもしれませんが、走らせてナンボ!という人にとってはこれ以上ないホイールと言えるでしょう。
・・・ゴミも付きにくいしw

トップ・ベース

ボディトップからは、深い艶のあるダークレッドカラーに魅了されます。
やばいですねこれ・・・本当の高級車の外装みたい。

写真では伝わらないかもしれませんが・・・別角度からも。
なんていうんですかね・・・マルーンカラー?ワインレッド?

・・・とにかくヤバいです。(語彙力)

ヤバいので、モデリングワックスを塗り込んであげることにしました。

底面は”意外にも”プラパーツでした。
というのもこれ、ブリスターカード裏面には「HOT WHEELS COLLECTORS.COM」のロゴが入っているんですよ。

HWC管轄アイテムって、最近だとプレミアムライン(メタル×メタル+リアルライダー)が普通なので・・・まさかHWCラインかつDESIGNERS CHALLENGEなる企画においてメタル×プラという構成になっていたとは・・・という感じ。

ただ、当時の価格でいうとSINCE ’68シリーズやCLASSICSシリーズに比べても7割ぐらい安価だったようなので・・・今でいう廉価サイドラインとプレミアムラインの中間ぐらいにあるアイテムだったのかもしれないですね。

また、底面に著作年表記は無し、タイ工場製となっていました。

おわりに

というわけで、念願叶っての入手となったGANGSTER GRINでした!

DESIGNERS CHALLENGEのアイテムは今でもちょいちょいオークションや専門ショップで見かけることがあります。
しかもたまにあり得ないぐらい安価で売ってたりもするので、しっかり狙いをつけていけば入手できないシリーズではない・・・という感じですね。

僕は以前GM CHEVROLETORのエラー品を西友の売れ残りの中から発掘して購入しました。

GM CHEVROLETOR、バリエーションなのかエラー品なのか

実は同じ売り場にHW40とHONDA RACERが余っているのも知っていますw

こんな感じでDESIGNERS CHALLENGEからメインラインに流れたアイテムの場合だと「謎車」扱いで残っている可能性もあるので、探してみると意外な発見があるかもしれませんよ!

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. じむ より:

    管理人さまこんにちは♪

    初見で見た瞬間にカッコいいいいいいいいい(*゚∀゚)=3
    ってなってしまったのは、かなり重病ですよね。(笑)

    探そうっと。

    このスタイリングでCM6ホイールってミスマッチかと思いきや似合ってる♪
    CM6ホイール、現行モデルにも使って欲しいですね♪

    • にわかマニア管理人 より:

      じむさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      でしょでしょ!?カッコいいですよね。
      えっ、重病・・・!?いや、普通普通!大丈夫!w

      僕もカッコいいと思ってから探し出して、1年ぐらいでゲットに至ったアイテムです。
      価格にそこまでシビアにならなければすぐに見つかるかと!

      >このスタイリングでCM6ホイールってミスマッチかと思いきや似合ってる♪

      たしかに言われてみたらミスマッチな気もしますね。似合ってるけどw
      これ、本当に現行モデルでもガンガン使ってほしい・・・。
      そしたらカスタム用にホイール目当てで謎車を買う人も増えるんじゃないでしょうかw

  2. なお☆にゃお より:

    これはいいねえ。好みですわ!

    • にわかマニア管理人 より:

      なお☆にゃおさん

      コメントありがとうございます!

      いいですよね!?
      そろそろ新作が出てくれたら嬉しいんですが^^

  3. 光(*≧○≦*)ホットウィール好き より:

    コンセプトみたいな車ですね

    • にわかマニア管理人 より:

      光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん

      いや、冒頭でそう書いてるぅーーーー!

  4. hiro より:

    こんばんは~!

    ギャングスター、イイですね!!!
    この色合いが、これは是非実物を手にして、確かめたい色合いですね、。

    近所の24H営業のディスカウントスーパーでhotwheelsの取り扱いが始まりました、
    今月のHアソからですが、2ケース程入荷した様です。
    http://fast-uploader.com/file/7085028868638/
    手作りのPOPがあり、売る気はマンマンの感じです~
    ここは消費税込みで¥199なので、チョッピリお得です!
    マテルの販路拡大作戦で⁈ 最近は色々な所で販売を始め、普通に目にする機会が多くなりました、何かこれから激変するのかもしれませんね⁈

    先日の香港のお話の続きをチョッピリ
    トイザらスだけではツマラナイので、街中のおもちゃ屋さんも少し見て回りました。
    http://fast-uploader.com/file/7085029298354/
    このストリートだけで6~7件のおもちゃ屋さんがあり、hotwheelsはサイドラインを中心に置いている所が多かったです、1件だけベーシックのJアソがありましたが、ライセンスドカーのみでオリジナルカーは無かったです(やっぱり売れないから?)
    値段はトイザらスより若干高いイメージです。
    ブラック&ゴールドが置いてある所もありました。
    (トミカは大人気なのか、どこでも大量にありました。)

    ルースを扱っている所もありましたが、値段が新品とほぼ変わらない位で、普段リサ店で見てる感覚とは大違いでした。

    フェイバリットのエコノラインですが、コレ色がピンと来なくないですか?
    手に取った時に、なんか安っぽい様な、、、
    違うカラーリングなら、もっと売れるような気がします
    http://fast-uploader.com/file/7085029489343/
    向こうでも余ってましたから。

    • にわかマニア管理人 より:

      hiroさん

      こんばんは!コメントありがとうございます。

      イイですよね!?ね!
      これはぜひぜひ実物をゲットしてもらいたいです。
      そしてワックス塗りぬりして欲しいw

      >近所の24H営業のディスカウントスーパー

      これ、他の方からも情報を頂いていたんですが、結局店名までは教えて貰えませんでしたw
      うーん・・・Big Aかな!?

      >マテルの販路拡大作戦で⁈ 最近は色々な所で販売を始め、普通に目にする機会が多くなりました、何かこれから激変するのかもしれませんね⁈

      米トイザラス閉店の影響で一時的に頑張ってるだけ・・・みたいな可能性も否定できないですけどね~・・・。
      とにかくいろいろなところで見かけられるようになるのは嬉しいです。

      >香港

      おおお・・・このおもちゃ屋さんの看板、なんとも中華圏っぽい感じで風情がありますね~!!!
      やっぱりホットウィールやトミカは観光客向けなんでしょうかね?それとも現地の子供たちがゲットできるようなアイテムなのかな・・・。

      >フェイバリットのエコノライン

      カラーリングが違えば売れたというのはあるでしょうね~。
      現に僕も次のSHOP TRUCKSのエコノラインを狙ってますし・・・。

  5. 南紀の鉄砲玉 より:

    いいですねえ~
    実車のテールランプがどう光るのか知りませんが、個人的には細い横一直線バー的なLEDテールなら最高だなあと思います。

    今日リサイクルショップでHOTWHEELS GARAGEシリーズのチャレンジャーとコロネットを見つけ、惚れて買ってしまいました(泣
    だってメタル×メタル×リアルライダーでかっこよかったんですぅ・・・

    • にわかマニア管理人 より:

      南紀の鉄砲玉さん

      コメントありがとうございます!

      たしかにテールランプのことをすっかり忘れてました。
      もし横一直線のヤツだったとしたら、60年代ぐらいのコンセプトカーとしてあってもおかしくなさそうだし、現代的なホットロッドという意味でも似合いそうですよね!!

      >HOTWHEELS GARAGEシリーズのチャレンジャーとコロネット

      おお~おめでとうございます!
      プレミアムラインものってカッコ良くて惹かれますよねえ・・・仕方ないっす!(って、別に悪いことじゃないし、泣くことないんじゃ・・・w)

  6. しま より:

    「まーた変な謎車ゲットしてるぜ・・・」

  7. 雷電 より:

    謎車でも、カスタムクラシックカー的なデザインの物はカッコいいですよね。パープルパッションや、テイルドラッガー何かはショップやリサイクル店で見つけたらつい買ってしまいます。 今回のレビューを見て自分も探して見たくなりました。

    • にわかマニア管理人 より:

      雷電さん

      コメントありがとうございます。

      謎車にもいろいろありますもんねえ・・・。
      ちなみにこれは一応ライセンスのある車ですし、「謎車」と呼んでしまうのは気が引ける一台ですw

      パープルパッションは僕もすでに3種ゲットしていますが、やっぱり未だにバリエーション欲しくなっちゃいます。
      こういうアイテムってホットウィールならではの魅力を感じやすかったりしますよね。

      ギャングスターグリンもぜひぜひ探してみてください!

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