’67 SHELBY GT-500のレビュー!映画劇中車ベースのシェルビー・マスタングをド派手なフレイムスに![FYC45] | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

  Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

ホットウィールの情報をまとめるにわかファンサイトです。

’67 SHELBY GT-500のレビュー!映画劇中車ベースのシェルビー・マスタングをド派手なフレイムスに![FYC45]

2019年Bアソートより、’67 SHELBY GT-500です。

派手なクラブクローフレイムスを備えたマッスルカーで、発表されて以来ずっと欲しいと思っていたアイテム。
3月の発売日にようやくゲットすることが出来ました。

いやーカッコいいよこれ~。とか思いながら眺めていたんですが・・・、なんかどうも普通の’67年式シェルビー・マスタングとは違うんですよ。
よくよく調べてみたらいろいろなことがわかって、バリエーションモデルなど諸々が余計に欲しくなってしまいました。。。

クッソォこれがホットウィールの沼じゃァ・・・。

というわけで、読んだ方を沼へ道連れにすべく、’67 SHELBY GT-500のレビューに行きたいと思います!

’67 シェルビー GT-500のレビュー

本日紹介するのは2019年のBアソ、HW FLAMESセグメントより’67 SHELBY GT-500です。

日本では2月頭のメインライン発売日に初めて登場しましたが、2月の時点ではかなり人気も高く、僕は入手することができませんでした。

翌3月のアソにもラインナップし、さすがに2ヶ月連続ということもあってか他の方の食指もなかなか動かなかったようで・・・10番手に並んでいた僕も4周目ぐらいでなんなくゲットすることが出来たのです。

’67 SHELBY GT-500について

’67 SHELBY GT-500・・・実はこれ、フォードからの委託によってキャロル・シェルビーが手がけた「シェルビー・マスタング」のこと。
平たくいえば、フォード・マスタングのチューンナップバージョンです。

1967年式のシェルビー・マスタングには289cuiエンジンを搭載したGT-350の上位グレードとして、428cuiエンジン搭載のGT-500が設定されました。
本アイテムはそんな’67年式のGT-500をキャスト化したものです。

・・・と思って’67年式のシェルビー・マスタング(実車)を確認してみると、なんかどうも違うんですよね。
ファクトリーストックのシェルビー・マスタング(という言い方が適正かどうかはさておきw)ではなさそうな感じがするんです。

で、調べてみたところ・・・なんと本アイテム、2000年の映画「Go in 60 Seconds」に登場する劇中車「エレノア」を模したものでした。

僕はその映画を観たことがないのですが、エレノアは作中において「1967年式シェルビー・マスタングのカスタム品」として登場するマシンの呼称なんだそう。
※余談ですが、同映画は1974年に公開された物のリメイク版で・・・オリジナル版におけるエレノアは1973年製マスタングだったんだとか。

なるほど・・・つまりこれ、カラーリング次第ではHW SCREEN TIMEに入っても良いアイテムということですね!

Hot Wheelsにおいては2008年のModern Classicsシリーズに、Jun Imai氏デザインで初登場。
その後は基本的にメインラインかマルチパック、廉価サイドラインのアイテムとして展開されています。

といっても久しぶりのキャスティングで、前回登場からは4年ぶり、メインラインとしては7年ぶりのラインナップとなりました。

ちなみに、同じ名称「’67 SHELBY GT-500」で別キャスト(エレノアじゃないバージョン)も2010年にKevin Cao氏デザインで誕生しています。
ゆくゆくはそっちも入手したいぞ・・・。

では各部見ていきましょう。

フロント・リア

僕がこのモデルを見て「えっ、’67年式のシェルビー・マスタングじゃないじゃん」って思ったのは、そのフロントビューでした。

通常’67年式のシェルビー・マスタングは、フロントグリル内に2基のハイビームが備えられているのです。
基本は真ん中に、またはバリエーションとしてグリル内の両端に設置されているはずなんですよ。

でもこのアイテムは違いました。
通常のラジエーターグリル部ではなくて、その下の部分にハイビームが配置されていたわけです。

これこそがエレノアカスタムの特徴らしいですね。
実際のエレノアはめちゃくちゃカッコよかったんですが・・・本キャストのハイビームは”すきっ歯”のように見えてしまって・・・なんだか可愛く見えてしまいましたw

次にリアビューを確認すると・・・このお尻、全然マスタングらしさがありません。
マスタングといえば3連のテールランプが特徴的だと思うんです。

こんな感じの。

実は1967年式シェルビー・マスタングのテールランプは同年型のクーガーから流用されているんだそうです。

あっ・・・ほんとうだ。

本来はテールライトの中間にエンブレムが配置されていたみたいですが、それは省略されているようですね。
もしかしたら劇中のエレノアでもエンブレムは外されていたのかしら・・・?

サイド

フロントビューもそうでしたが、サイドビューもあんまりマスタングっぽくないですね。
やっぱりエレノアカスタムによるフロントまわりの形状が、マスタングらしさを失わせてしまっているのかもしれません。

ただ逆にゴツゴツしたカッコよさみたいな魅力を感じたのも確か。

そんなサイドボディがブルースパークル×イエローフレイムスで仕上げられていて・・・めちゃくちゃ美しいんですよこれ。
実際にはブルーも若干グリーンがかっているように見えたりしていい感じです。

ちなみにこのフレイムスタンポ・・・店頭で何台かをチェックしましたが、一部欠けてたりするアイテムが多かった印象です。
僕が手にとったものは奇跡的に綺麗な印刷で・・・なんだかアタリを引いた感じ。

ホイールは前後でリムカラーが違うMC5が採用されていました。

トップ・ベース

トップビューのフレイムスもめちゃくちゃ美しいですねえ~!!
これを拝むために購入したと言っても過言ではない感じです。

さて、本キャストをエレノアたらしめる特徴の一つとして挙げられる、ボンネットの大きなパワーバルジ。
これまたなんだかこのキャストの初期形状とは微妙に違うんですよねえ・・・。

と思ったら、実は2015年のモデルで一度ボディにリツール(金型改修)が入っていたのです。

何があったのかはわかりませんが、バルジだけでなくヘッドライト周りなど微妙に細かな変更ポイントが設けられていました。

そしてそして・・・今回のキャストではさらに底面パーツもリツールが入った模様。
2015年モデル時には存在していたプロペラシャフトの造形が消え、(特に前輪周りが)少し安っぽいデザインに変わっていました。

その証拠に、著作年表記も「2018 Mattel」となっています。
・・・本当に、いったい何があったんでしょうね??
工場も同じマレーシアだし・・・。

プロペラシャフトの一部樹脂すらもコストカットしなきゃならなかった・・・?
いや、絶対そんなことはないはず。。。

これは初期モデル、第一次リツールモデル(2015年もの)、そしてファクトリーストックのSHELBY GT-500(2010年もの)などなど、過去モデルも諸々ゲットして比べないとなりませんな!!

おわりに

というわけで、結局「カッコいいアイテムをゲットしたら、なんだかんだリツール前のアイテムも全て欲しくなってしまった」・・・そんなSHELBY GT-500でした。

なんだったら’67 MUSTANGもゲットしてフォルム比較とかやりたい。

ホットウィールってこういう連鎖が起きちゃうから危険なんですよねw

さーて、どこかで安く買えないかな・・・。

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

  こんな記事も読まれています

Comment

  1. らちぇっとれんち より:

    もろこしにちは。最近多い一目惚れ系の1台です。
    こちらは(2月の場合)1周目で私が取って
    3周目くらいで無くなったような・・・

    去年6月のフレイムノマドさんといい、
    私は青×フレイムが好きなようである。

    • にわかマニア管理人 より:

      らちぇっとれんちさん

      もろこしちゃーん。コメントありがとうございます!

      ・・・これも一目ぼれして然るべきデザインだったかと!

      2月はうちの方でも本当にすぐなくなっちゃったんですよ。
      他のアイテムもあったはずだしあわよくば・・・って思ってたんですが、そもそも入荷数が少なかったですしね^^;

      >青×フレイムス

      確かに何とも言えない魅力がありますな。
      僕も青、紫、ピンクなどなどが好きですが、やっぱり一番好きなのは黒ベース×青系カラー(青とか緑とか)かな!!

  2. うめちゃ より:

    にわか様

    私もヒトメボレでゲットしたやつでず。
    ちなみに、フォード車のフォルムの特徴は、サイドから見て欲しいのですが、、、
    屋根の頂点が運転席上か、やや前に有り、そこからなだらかに、後方に下がっていくのです。
    これはマスタングの他、フォーカスやフィエスタでも確認ができます。
    まあ全車がそうではありませんが、フォード車の紹介記事に書いてありました。

    欧州フォードも好きな私でした。

    • にわかマニア管理人 より:

      うめちゃさん

      コメントありがとうございます!

      仰る通り、サイドのルーフトップからお尻にかけてのラインはマスタングらしいと思います。
      これがフォード車ほぼ全般に言えるスタイル・・・ってことですか。
      今度フォーカスやらフィエスタをゲットしたら意識してみます!

      僕がマスタングらしくないと感じてしまったのは主にフロントまわりですね~。
      なんかすっごいゴツゴツしてて・・・逆にカッコいいんだけどw

  3. 雷電 より:

    更新お疲れ様です。ちょくちょく見るエレノアGETってこれの事だったんですね。 ホットウィールのマスタングは比較的おとなしい感じがするから、今回のモデル見たいに派手にボンネットが盛り上がってるとやたら個性的に見えますね。

    • にわかマニア管理人 より:

      雷電さん

      コメントありがとうございます!

      おお・・・エレノアGETって、それとわかってて入手されてる方が多いんですねえ~!(・・・当たり前か、、、)

      僕はマスタングってカマロに比べると「渋い」印象があったんですよ。
      でもここまでやってくれるとなんか別物って感じで面白いです^^

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です