HONDA S800 RACINGのレビュー!昭和のSシリーズ・レーシングバージョン![HRY58]
なぜ日本に入って来なかったし・・・
と、日本中のホットウィールファンが涙した一台、、、HONDA S800 RACINGでございます。
本当は昨年末あたりに投稿する予定だったものがズルズルと、、、(もう3月やで・・・)
というわけで、レビューです!
ホンダ S800 レーシングのレビュー
本日紹介しますのは、2024年PアソートよりHONDA S800 RACINGです。
前述したとおり、日本には入ってこなかったんですよね。(日本車にしては珍しく!)
そもそもPアソが日本では発売タイミングがなく、頼みの綱である「日本向け単品アイテム」も11月、12月に”他のPアソアイテム”がいくつか入る中、この子はスルーされてしまったっていう。
単品アイテムの選定がどういうふうに行われているのかは僕らには知るすべがないのでアレですが、、、
「これをスルーしてアレを入れた意味」みたいなのを考えてしまいますな。
そんな「日本では入手機会のなかったアイテム」ですが、ワタクシの元へは北国乙様からのNZ便で送られてまいりました。毎度助かってます!!!
HONDA S800 RACINGについて
S800はHONDAの小型スポーツカーSシリーズの第三弾として1966年に誕生したマシンです。
直系かはわかりませんが、のちのS2000やS660など「平成のSシリーズ」に続く一台と言えますかね。
市販車としてはオープンモデルとファストバック風のクーペモデルが展開されましたが、今回キャスティングされたのはそのどちらでもなく。
ホンダのRSC(レーシング・サービス・センター)モデルと言われる、レース向けのハードトップバージョンで、1968年の鈴鹿12時間のGT-1クラスを制した際のマシンをイメージしているものと思われます。
ホットウィールでのデビューは本作。
デザイナーはFraser Campbell氏。
では各部見ていきますねー。
フロント・リア
フロントマスクは昭和のSシリーズのソレ!っていう感じがありますね。
丸目なところがそう思わせるっつーか、当時の流行りっつーか。
元ネタだと丸目のところにバッテンのテープが貼られてましたが、今回はボディのペイントを頑張りすぎたおかげかフロントグリル含めて印刷が省略されてます。(背面も然り)
これはプレミアムキャストやシルバーシリーズでの「完全版」を期待してもいいでしょうか。
また、レーシングモデルなので、例によってバンパーなし。
この辺がホットウィールらしさとも言えますな。
サイド
サイドの印刷はわりと頑張ってますよね。
まぁ、いうて・・・25番ゼッケンとGT-1ロゴ、S800のエンブレムが元ネタ由来、あとはいわゆる「オリジナルロゴ」なんですけども。雰囲気出てます。
で、この子の屋根形状ですね〜。
前述したとおり、市販のクーペだともっとファストバック形状っぽいんですが、この子はオープンカーに幌が乗った感じの形状になってますでしょ。
これがおそらくレーシングモデルのオリジナル形状だったんじゃないかと思ってるんですが、、、どうでしょうか!?
トップ・ボトム
この黄色に赤いストライプっていうのがRSCカラーとか言われてるそうですよ。ふむふむ。
特筆すべきはボンネットのバルジでして。
正面から向かって左側だけに謎の膨らみがあるんですが、なんでもコレ・・・飾りなんだそうですねw
もともとは開発中だったエンジンを収めるためにとか、なんだか諸々理由があったそうですが。
最終的には本田宗一郎氏の鶴の一声で決まったデザインなんだとか。
(結果、これがS600との外観上で区別できるポイントになっているってのがおもろいですな)
底面には2024年の著作年とマレーシア製であることが記されていました!
おわりに
というわけで!
HONDA S800 RACINGのレビューでした!
おそらく次回は白い58番ゼッケン(ニュル仕様)が出るんじゃないですかね!
(それかしれっとクーペのふりした赤いやつかなー)
しかしなぜこれ単品化されなかったし・・・?
やっぱNISSANとHONDAの経営統合とかで、NISSAN寄りの()マテル的にも何かアレがアレしてああなった・・・みたいなのがあったのかしら??(ない)
Comment
こにゃにゃちは。
エスハチ、いいですね。たしかに入荷せずと聞いて残念だった記憶があります。こないだの最新アソに入ってたレッドブルも入手できずで、これまた残念でした。とはいえ相変わらず朝から並ぶ意欲も元気もなし。マッチボックスのインテグラ同様、メルカリ価格見て呆然とするのみ。
さてこのエスハチ。
68年の鈴鹿12時間でGT1の25号車といえばRSC(鈴鹿にあったホンダ直系のレーシングサービス会社でレーシングサービスクラブの略称。ここにいたホンダの重鎮エンジニアがのちに本田宗一郎の息子と共に「無限」を興す)の永松邦臣/木倉義文車ですね。ここまでビビッドなイエローではなくもう少しクリーム色がかった薄黄色だと思いますが、いいカタチしてると思います。当時からライバルはトヨタの800(ヨタハチ)しかおらず、このレースでも出走11台のうちエスハチが8台で上位独占、実はレースではホンダの圧勝なのでした。永松は二輪からホンダのワークス格だったドライバーで、81歳で存命です。まあマテルの開発者がそこまで知っててモデル化したわけじゃないでしょうが、リュウさんのゴリ押しではないんだとしたら、ちょっと胸熱な一台ですね。ニュルの白い日の丸カラーが出るなら、それもかなりの胸熱です。今から待っておこうと思います。
それと昨日のW124メルセデスワゴンのモールド修正の話。アルテッツァの登場時にドアノブの有無で騒いでた面々については「ホットウィールに何を期待しているのか」と静観していましたが、今回のメルセデスはW124乗りやベンツ信者を逆撫でしてしまったのでしょうね。あのクルマ、モデル終盤の改良時に開発エンジニアのブルーノ・サッコがドアパネルの下半分を覆う樹脂製の保護プレートを装着するようになり、これが空力にも好影響でデザインにも安定感が出て「安価なのに効果抜群」「さすがベンツ様」の一端となった一例だったんで、それを再現しない・解釈を間違えるとはなにごとか!」ということなんでしょうね。ちゃんと分割されてたからドア開閉に影響はないのが元のデザインですからね。「サッコプレート」で画像検索してみてくださいな。
FTEさん
コメントありがとうございます!
マチボのインテグラも高騰してるんですか??
なんか投機商品として買う人が増えすぎた感があって、これがブーム(?)を終わらせそうな気もしております!!
>68年の
完全に実車由来アイテムってことで、おっしゃるとおりリュウさんゴリ押しでないのなら誰が??っていうところが気になります!
ニュルカラーが出るかどうかはわからん!!
>ホットウィールに何を期待
マジレスすると、僕は「日本のメーカーからは出てこない発想」に期待しておりますw
なのでドアノブレスも(そういうカスタムなのだとしたら)ありありのアリ。
>サッコプレート
なるほどなるほどなるほど!!!
つまりこれ、はずれちゃったサッコプレートを新調しようとして、誤って「分割しないまま」つけちゃったんですよ!!(違う)
これは欲しい一台ですね!
これだけ顔が掘り深いと
塗りがなくても良いですね〜
最近の印刷に頼った顔立ちのミニカーは
スルーしがちです
おきらくさん
コメントありがとうございます!
そっすね〜。
こうなってれば印刷も映えるし、自分で塗ってもいいし、塗ってなくても大丈夫だし。
ベースが仕上がってるに越したことはありませんな。
ホントはHondaじゃなくて、ダンロップのスポンサーが入っているんだが検番が通らず😰何故か日本には入ってこなかった子でしたね。因みに楽しみにしていた車両でした。レースゲームでは、アウトモデリスタに出てますが、エンジン音が静かなプレイが出来ます。因みに、この子は出なかったのはフェアレディと似てるから出なかったのかな??
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
細かいスポンサーロゴはホットウィールに求めてはいけない、ってことでw
でもほんと、なんで日本のマテルはこれをスルーしたのか??が疑問です。
>アウトモデリスタ
検索してみたらウィングついたバージョンのが出てました!
フェアレディと似てても別会社の別車種なんだからさぁ〜w
更新お疲れ様です 単品販売しても
バリ売れそうなモデルだと思うのに
アソートが遅すぎたのか残念
(ダッジバンなどは単品だったのになして???)
あいこらっていう昔読んでいた
漫画の雨柳先生が
エスハチラブだったのを思い出すのぅ
(あちらはコンバーチブルですが)
カスタムしたーいと思えば未発売よ とほほ
らちぇっとれんちさん
コメントありがとうございます!
ですよね??
Qアソのくせに単品化されてるアメ車があるのに!?っていうw
>あいこら
知らなかったので調べてみたらWikipediaにもエスハチだのヨタハチだの・・・w
なにげに旧車好きの漫画家さんって多いですよねえ。