NISSAN 300ZX TWIN TURBOのレビュー!HWでは2度目となるZ32型フェアレディZの新キャスト![FYB73]
2019/06/06
なんだかこのところ日本の旧車ばかり摘まんでいるにわかマニアですみなさまいかがおすごしでしょうか。
いや、これって僕が悪いんじゃないよね。
なんていうか、マテルが日本車ばっかりリリースしてるのが悪いっていうか・・・。
ホットウィールのおかげでFAIRLADY Z(S30)がめちゃくちゃ気になる存在になってしまった僕。
ついにその後継車種にまで手をだしてしまうことになりました。
そんなわけで・・・NISSAN 300ZX TWIN TURBOのレビューです。
日産 300ZX ツイン・ターボのレビュー!
本日紹介しますのは・・・2019年NISSANセグメントより登場のNew Models、NISSAN 300ZX TWIN TURBOです。
まぁ僕はNew Modelsっていうだけで「これは・・・買って帰らなければ・・・!!(ワクワク)」となってしまう人間になってしまったのですが、同アソに登場したランドローバーやジープスターをさておいてしっかり日本旧車を連れ帰ってきてしまうあたり、完全に業界のJDM旋風に毒されたなといった感じがしています。
日本では4月6日の発売日に登場したものの、何を血迷ったか「MUSCLE BOUNDを優先する」という暴挙に出た僕は・・・目の前にあった本車種を取り逃してしまいました。
・・・あぁ、全然毒されてなかったわw
で、迎えた4月20日のショップ限定発売日。
ヤマダ電機に二番手で乗り込んだ僕は、しっかりとこれをゲットすることが出来た、というわけなのです。
NISSAN 300ZX TWIN TURBO
NISSAN 300ZX TWIN TURBOは、いわゆる「日産フェアレディZ」の4代目、Z32型をキャスト化したものです。
この辺の呼称ってなかなか難しいですよね。
初代だったら「240Z」とか「S30型」とか呼んだりするし、普通に「4代目Z」とかでも通じるわけですし・・・。
おそらくS30とかZ32っていうのはこの車種の「型番」であって、240Zとか300ZXっていうのはエンジンの排気量を元にしたグレード名、でもってフェアレディZっていうのがこのマシンのモデル名・・・みたいな感じでしょうかね。
※僕は例によって「なんとなく」で使いわけてます!!(どーん)
ホットウィールにおいては今作がデビュー品となり、デザイナーはDmitriy Shakhmatov氏が担当。
ちなみに、ホットウィールでは以前にもZ32型のキャストがラインナップされていたのをご存知でしょうか。
それがこれ。
「NISSAN CUSTOM “Z”」なるアイテムです。
1990年に登場しており、年代的にもフォルム的にもZ32であることがわかりますよね。
ただ・・・今回のヤツに比べるとかなりズングリした顔つきといった印象。
どことなくCCM COUNTRY CLUB MUSCLEを彷彿とさせるような・・・。
実際に手元にあるわけじゃないのでどこまで違うかはわかりませんが、今回の新キャストの方がZ32らしいワイド&ローなスタイリングをしっかりと再現した感じがありますね。
余談ですがZ32の頃にはすでにフェアレディZも「NISSAN」として北米展開をしていました。
一方2代目ぐらいまでは「日本では日産、北米ではDATSUN」だったんですね。
そのため、北米発のミニカーブランドであるホットウィールにおいて、初代Zのキャストは「DATSUN 240Z」という名称が使われるわけです。
※ただし、Jun Imai氏の所有車を参考にした「NISSAN FAIRLADY Z」は、日本でのみ設定があったというGノーズを採用しているためか「NISSAN名義」でのキャスティングになっていました。
では各部見ていきますよ~。
フロント・リア
スポーツカー然としたスタイリング・・・!
ジト目で陰キャっぽいヘッドライトが好みを分けるんじゃないかと思われますが・・・これ、観ているうちに「いいかも。。。」って思えてくる不思議な魅力がありますね。
ボディラインに沿うように配置されたヘッドライトというのは、後にランボルギーニ・ディアブロなんかが採用しています。
個人的にはリトラクタブル(開閉式)ヘッドライトでも良かったんじゃないかな~?って気も。
あとは、このところのホットウィールにありがちな「優等生スタイル」なのも着目ポイントですかね~?
「ジュンだったらもっとワイドに、そしてもっとローダウンしていたに違いない・・・!」と思うのは期待しすぎでしょうかw
サイド
サイドビューは見事に初期のフェアレディZと現行モデルを繋ぐような形状といった感じ!
Z32には2シーターおよび2+2が用意されていたそうなのですが、「給油口がドアとタイヤハウスの間にあるものは2シーター」と仕様が決まっているそうで、今回のキャストは2シーターということがわかります。
※ちなみにWikipediaによると、日産FR車で給油口が左側についているのはZ32ぐらいなんだとか。
こうして観ると、シンプルながらやっぱり美しいスタイルをしていますね~。
後輪の絶妙なブリスターフェンダー具合とかも主張し過ぎない感じでいいかも。
滑らかな曲線のボンネットの下にはエンジンとツインターボが収められているわけで・・・発売当時最強レベルの出力を誇ったんだとか。
※ボンネットの低さを実現するために、かなりエンジンルームが狭くなってしまったそう。
整備性という部分を犠牲にすることで、パワーと美しさを両立させたというのはすごいですよね。
ホイールはPR5が採用されていました。
トップ・ベース
天板は「Tバールーフ」採用。
インテリアのマルーンカラーっぽいシートが確認できます。
・・・これ、いい色だなぁ。
ちなみに上に載せた旧キャストは同じZ32型でもノーマルルーフ仕様でした。
実はZ32のノーマルルーフって2+2には用意されていなかったそうで・・・そうなると向こうも同じ2シーターのZ32がモデルになっているってことなんですね~。
・・・こうなったらもうあっちもゲットしたいぞ!(平常運転)
底面にはNissan 300ZX TTというモデル名、2018年の著作年、マレーシア製であることなどが記されていました。
おわりに
というわけで・・・NISSAN 300ZX TWIN TURBOのレビューでした!
いやー、またしてもHWを通じて気になるマシンが出来てしまった感じです。
何を隠そうこのZ、うちの近所で一台停まってるんですよねえ。
・・・もう何年も乗ってないようなヤツが。
ああいうのって、やっぱり持ち主さんとしてはミニカーを集めている感覚と同じで手放せないものなんでしょうね。
実は近所に砂埃で半分ぐらい埋まってるようなポルシェ・カレラがいるガレージもあるんですよ。
あそこの家・・・表札も外れてたかなぁ・・・?
もし要らないなら僕にくれない???って感じなんですけど、、、ダメかw
追記
記事を書き終えてから気づいたんですが・・・左側のヘッドライトに”目ヤニ”のようなバリがついていたので取り除きました。
あとは向かって左側のボンネット部には最初から打痕がありましたねえ・・・。
なんか最近はこういうのをチェックしてから買うように心がけていたんですが、たまたまチェックを忘れた時に限ってハズレを引くのよねえ。。。
さらに追記
バリ取りついでにやりよったでええええー!!
限定カラーのブラックです。()
この簡易カスタム記はまた後日・・・。
さらにさらに追記
まとめたでぇー
Comment
限定カラーのブラックが出るんですか?それともリペイントですか? S15かなり改造します。m(__)m
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
これは簡易カスタムですw
S15の改造、楽しみにしてまーす^^
おぱぱぱ。。
ブラックやりよったあああ!
New modelでしかも人気車種やのに
さっそく塗ってまう男気、ステキ♪
Z32はワイスピを優先したため、
取り逃しました、、、
こんなん見たら取らなかったのが
悔やまれますな(≧▽≦)
ちなみに、ディアブロの固定ライトは
このZ32のヘッドライトが
流用されていたはずですよ!
こんにちは
ディアブロにZ32のライトについて補足を
これはある日本人オーナーがやってたカスタムを見たランボルギーニが、いいね!って事で採用されるに至ったらしいですよ
コメントありがとうございました(^^)
そういう話があるとは知りませんでした!
まだ今のようにネットが発達してない時代に
そういうことがあったというのも
おもしろいですね♪
DKさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
ほほー・・・そういう経緯が。。。
まえけんさんも仰っているとおり、インターネットという概念すらなかったような時代にそういう情報が蔓延していたというのも本当に面白いです。
今では考えられないよなぁ・・・(友達の家電に電話してたとかも)
まえけんさん
おぱおぱ。(謎)
コメントありがとうございます!
いやーーーなんとなくですけど「白だったら後で欲しくなってもお金を積めばどうにかなるのでは!?」と思いましてw
積むお金がないんですけどね。。。
あとはボンネットに傷があったので、もうやっちゃえ、とw
>取らなかったのが悔やまれます
2ndカラーの赤に期待ですな!
>ディアブロの固定ライト
へえーへえー!流用ですか!
なんか車の歴史って全部は追えないですけど、こういうのを知ると面白いですよねえ。
Z32、雑誌にスクープ写真が載った時は本当にびっくりしたなぁ…見たこともないヘッドライト、ミッドシップになるの?と勘違いしたボンネット形状…正にスポーツカーの新機軸!未来を感じましたよ。
…S130の2代目Zが出た時、TV CMで、小林克也さん?っぽい声で「image 1980」って言ってたのに「…あんまり変わんねー」って感じたのとは対照的に…笑。
発売した時期はバブル真っ盛りの頃で、R32GT-R並みの価格設定でしたがハイソ思考な方はこちらを選んでたような。
(あくまで私感)
まぁ、バブルに乗れなかった会社の一サラリーマンとしては高嶺の花。街で見かけてカッコいいなぁ…と憧れるだけでした。
S30と並べて上から見比べてもらうと、同じFRスポーツカーなのに車体の設計思想が全く異なることが分かると思います。
キャビン(キャブ)フォワードという言葉もZ32で知りました。国産車で一早くV6エンジンを市販化した日産のデザイナーさんが、(Z31は、実は直6も載せられたS30を捨てきれないロングノーズデザインだったのに対し…)満を持して世に問うたスポーツカーの新しいカタチだったと思います。
メカ部だけでなく見た目のカタチにも挑戦したチャレンジの塊りだったから、ワクワク感半端なかったのも当然ですね!
当時の衝撃を知らなくても、縦横高さのバランスが絶妙で、フツーにカッコいい!と感じる人が多いのではないでしょう。
日産、いいクルマ作ってたなぁ…。
B太さん
コメントありがとうございます!
>ミッドシップになるの?と勘違いしたボンネット形状
なるほどなるほど!!
当時のファンにしてみたら余りにも低すぎるボンネットで「エンジン入らないでしょこれ」って感じだったわけですね!?
すっごい面白いです!!
>ハイソ思考な方はこちらを選んでた
でもまぁ、なんとなくわかる気はしますw
R32よりも一目で高級感というか、スポーツカーらしさがわかりますもんね。
>メカ部だけでなく見た目のカタチにも挑戦したチャレンジの塊りだった
結局のところ、いつの時代も人は「えっ、こんなんやっちゃうの!?」みたいなチャレンジにワクワクする、ってことなのかもしれないですね。
そういえばマテルの社員さんが以前、「高尾山の山頂からふもとまでオレンジのトラックを走らせるチャレンジはどうだろうか」って話していたのを思い出します。
もしそんなことが叶ったら、そりゃホットウィールを知らない人たちも放っておけないですよねw
高尾山ダウンヒルレース?!
サイコーです、その発想。(^^)v
まずは大振りして「やりたいこと」を浮き彫りに。最初からあれはダメこれもムリじゃ新しいことなんてひとっつも出来ましぇん!(^^)
マテルジャパンの方、ぶったまげなことやってくれないかなぁ…(期待大!)
B太さん
そーーーーなんです。
面白そうではありますよねw
高尾山ってところがまた実現できそうなレベルでリアルというかw
問題はそこに食いつくのがおじさんばっかりなんじゃないか・・・ってところで。
子供たちがこういうのを「うおおおーすげええええ」ってなってくれるにはどうしたらいいんでしょうねえ。
やっぱ、クオリティー高いアニメ化じゃないでしょうかね?
オモチャ売るならそれしかないでしょ。
B太さん
しかもあれですよね。もうちょっと日本の子供に寄せたアニメじゃないと観てもらえなさそうですよね。
・・・そんなことないか。
僕もその昔、忍者タートルズとか観てたもんなぁ。
こんにちはこんばんは。
ジト目で陰キャ
凄い言われようですね(笑)
確かに見えなくもないです。
ディアブロのライトはまんまZ32の
流用ですね。
ライトの上部カバーの中にNISSANの文字があるとかないとか…
ちなみにル・マンで活躍したR390のライトもZ32の流用ですね。
ジト目隠キャは色々な場所で姿を変えて活躍していたのです(笑)
HW収集コンビニ店員さん
こんにちこんばんは!コメントありがとうございます。
いやいや、僕ジト目キャラ好きですしね!?w
なんかこのミニカーの正面から見た感じだとそう思えた・・・ってことで、悪意はないですw(スマン)
>ライトの上部カバーの中にNISSANの文字
ひょおぉぉぉぉぉぉ!!!マジですか!
すっごいなぁ・・・。
>R390
これを知らなんだ・・・。
いやー・・・ジト目くん、頑張ってたんだなぁw(ジト目やめい!w)
こんにちは!
ミニカーから車を知っていく派なので、当時を知らない自分にはこういった記事は勉強になります。感謝です。
最近はただのレビューには終わらないですね!にわかスタム大好きです!
記事とはズレてしまい申し訳ないですが、ホムセンで買える剥離剤でうまく塗装が落とさないのが悩みです。
ヤスリ→剥離剤を何回か繰り返しますが全然落ちない箇所があったり。
コツがあるんでしょうか。。ムムム。。
kinasigeさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
僕もミニカーから車を知っていく派なので・・・そう言ってもらえると本当に嬉しいです。
なんていうか、日々ミニカーを集めることが勉強になりますよねw
>最近はただのレビューには終わらない
ふふふ・・・(ちょっとリペイントが続いちゃったぜ・・・)
でも時間がある限りは楽しんでいきたいなとは思ってますよ~!
>ホムセンで買える剥離剤
いやー・・・実は僕もそうなんです。
最近は瓶の中にダイキャストをそのまま突っ込んで数時間放置する・・・という方法をとっているのですが、それでもなかなか落ちない。
そこで、100均で購入した真鍮ブラシを使ってゴシゴシしています。
あとは剥離剤のブランドとかも関係してるとか?
ホルツはいいとかなんとかよく聞きますねえ・・・。