OLDS AURORAのレビュー！GTS-1とノーマル車を2つ同時に紹介！[12358/27025]

バァーーーｚ＿＿＿＿ン！！

これ、3インチミニカーなんだぜ？
1:24スケールとかじゃないんだぜ・・・？

OLDS AURORA GTS-1です。

すんごい存在感あるなぁ。。。

以前、BLUE BOOKの記事で「OLDS AURORA欲しい」って安易に呟いちゃったことがありまして。

Hot Wheels BLUE BOOK （Official Collector Guide）について

そしたらその翌々日ぐらいには「さーちゃん」さんから「買えましたｗ」って連絡があったんですよｗ
それで送っていただいたのです。

んで・・・

我が家にはたまたま、これがありました。
OLDSMOBILE AURORAです。

90年代っぽい、ネオクラ的な佇まいに心を揺さぶられて手をだしてしまった一台。

というわけで・・・

せっかくなので2つ同時にレビューしよっかなぁ～！と思ったわけでございます。

ではいってみましょう～。

オールズ・オーロラのレビュー

本日紹介しますのは・・・2000年のメインラインより「OLDS AURORA（OLDS AURORA GTS-1）」と・・・

1994年のメインライン「OLDSMOBILE AURORA」です。

どっちも今となってはややヴィンテージ・・・いや「オールドモデル」といった感じのアイテムですね。（オールズだけに）

GTS-1の方は前述したとおり・・・さーちゃんさんからの頂き物です。

例によって大量のアイテムと共に送られてきたんやでえ・・・！！！！（ありがたき！）

さーちゃんセレクト2020春
〜新年度 春の生活応援キャンペーンSP〜

だそうですｗ

たしかに生活応援されてるわぁ・・・もうこうした頂き物だけで生きていけるもの。。。（無理）

個人的にはこのセットとかすごく熱くて・・・「あれでしょ？あれをやれってことでしょ？」って感じだったんですけど、とりあえず今回はオーロラから攻めさせて頂こうと思いました。

ちなみにノーマル版のAURORAはオークションで安価にゲットしたものです。
90年代のホットウィールでもたまにすごく安く買えるものがあったりして、なんだかありがたいですよね。

OLDSMOBILE AURORAについて

オールズモビル・オーロラは1994年に発売された、GMのフルサイズ・セダンです。

OLDSMOBILEといえばUSで最も古い自動車メーカーであり、ホットウィールにおいても欠かすことのできないブランドの一つですが、GM傘下になって以降は「中高齢層向けの車」というイメージがあり、やや保守的な立ち位置にあったそうです。

そんなオールズモビルに新しい風を吹き込ませたのが、このオーロラでした。

おそらくは当時の若い子たちのマーケットにもアタッチできるような・・・そんな改革をオールズにもたらしたのでしょう。

・・・が、GMが想定していたほどは売れなかったそうで・・・結局は初代モデルが95年～99年モデルまで、二代目モデルが01年～03年モデルまで販売されて終了してしまいます。
その後、オールズモビルブランド自体も2004年には消滅してしまうことになるのでした・・・。

GTS-1の方は、そんなオールズ・オーロラをベースとしたGTカー（GT3）として設定されたもの。
実際のレースシーンにも登場していたマシンだそうです。

ホットウィールにおいてはOLDSMOBILE AURORA（ノーマル車）が1993年のデモリッション・マンシリーズでデビュー。

ホットウィール DEMOLITION MANシリーズのまとめ

・・・ん？
実車の方は1994年に「95年モデル」として登場したのに、1993年にはすでにホットウィールでキャスト化されてたわけですか・・・！なんか熱いぞ！

2000年代序盤までは精力的にバリエーション展開が続いていたようですが、そこからしばらくは（現在まで）キャスティングされていません。

一方GTS-1の方は1999年のFirst Editionでデビュー。
初年度に3つのバリエーションモデルが展開されました。

1stカラーに設定されたモデルのパッケージにある車種名は「OLDS AURORA GT3」だったのに対し、同年の2nd、3rdカラーの方は「OLDS AURORA GTS-1」だったそう。
※余談ですが、1stカラーと2nd、3rdカラーはグラフィックも違いました。（1stカラーのグラフィックはのちにHall of Fameシリーズで再登場しています）

今回僕が頂いたGTS-1のパッケージタイトルは「OLDS AURORA」でしたし、日本語版カードだと「’99 OLDS AURORA」となっているものがあったりと・・・なかなか車種名が落ち着かないアイテムだったみたいですね。

近年だと2012年のHW Racingシリーズにも登場していますが、以降8年間は出ていないモデルのようです。

では各部みていきますよー。

フロント・リア

まず、これがノーマル車のほうです。
ああ～、なんともデモリッションマン的というか・・・すっごい近未来感のあるデザインじゃないですか！（特にお尻）

顔つきなんか、ちょっとスープラとかR33とかに通ずるところがありません？？

本当にこれが売れなかったのかよ・・・！？

Wikipediaによると、人々は「価格をみて去っていった」と書いてあったので・・・価格がマーケットに適合しなかったってことなのかもですね。
若い人向けに打ち出したのに高額だった、みたいな。

こちらがGTカーのほう。

ノーマル車の顔つきを踏襲しつつ、しっかりレースカーっぽく仕上げられていますね～。

低重心でワイドトレット・・・。
もう、いつからだ。こういうマシンがカッコよく思えてしまったのは。

サイド

ノーマル車のサイドビュー。
90年代の洗練されたデザインが採用されていると感じられる一方、やっぱりやや保守的な感も否めないのかな？という感じ。（知らんけど）

このアイテム、一切タンポが入ってないっていうのがなんとも潔くていいですね！

ホイールはBWが採用されていました。
この頃はまだ現役だったんだなぁ。

こちらがGTカーのほう。
ああ～なんか2000年代のホットウィールっぽさが出てますね！

今だったらもっとロードクリアランスがベッタベタになってるだろうなぁ。

ちなみに車高の差はこんな感じ。

インテリアにもこだわられていて、ロールケージやサイドネットもしっかり作りこまれていました。

ホイールも今では珍しいSB（Saw Blade）が採用されています。

トップ・ベース

ノーマル車のほうはこんなんです。
リアウィンドウから覗く後部座席のシートが柔らかそうｗ

ボディカラーはパールグリーンらしいのですが、僕の持っているアイテムはパール感があまりなく・・・どちらかというと芝生色（パークグリーン）みたいな感じでした。

底面表記は「’93 WARNER MALAYSIA」となっており、たしかにデモリッションマンの時に作られたアイテムなんだというのがわかります。

そしてGTカーのほう。
あ、なんかこうやってみると本当に全然違いますね。

今更だけど、ドアも4ドアだったのが2ドアベースっぽく作られてるし。
リアウィンドウの形状なんかも全然違うし。

何と言っても情報量が多めでカッコいいっす・・・！（トップ・ボトムともに）

著作年は1993年で、CHINA製でした。
また、車種名は「OLDS AURORA GTS-1」で正しいみたいですね。

おわりに

っちゅーわけで、唐突なOLDS AURORAの2台同時レビューでした。

全然思い入れのないアイテムでも、手に取ってしまうと一気に好きになってしまうのがホットウィールマジックでして。（単純接触効果とも言う）
このオールズ2種もなんだか僕はお気に入りになってしまいましたよ！！

こうやって触れる機会を頂けたことにマジ多謝でございますです。
（さーちゃんさん、あんがと！）

※追記：二台同時レビューはなんか書いてる方も読んでる方もあたまがごちゃごちゃになりそうなので・・・今後は同一車種バリエーション比較以外はやるまいと心に誓ったのでありました。