PYTHONのレビュー!ホットウィール最初の16台に選ばれし1960年代ドリーム・ロッド!!
ホットウィール最初の16台より、PYTHON・・・入手しました!!
と言ってもボロボロの一台をゲットしまして、例によって素人レストアした次第です。
(タイヤは曲がりっぱなしや!)
というわけで今日はPYTHONのレビュー、、、いかせてやってください!
パイソンのレビュー
はい!これが元の姿!!
本日紹介しますのは、ホットウィール最初の16台ことOriginal 16のPYTHONです。
今から50年以上も前のアイテムなんですが、中古市場を見ているとちょいちょい出てくるんですよね~。
それでも状態が良いものは絶対に手が出せない僕なんですけども、ここまでボロボロのヤツなら手が出しやすいわけですよw
これ、某フリマアプリでゲットしたんですけども
塗装がハゲハゲなことやエンジンパーツが曲がっているというせいなのか、1年も誰にも相手にされなかったアイテムだった模様。
こりゃレストアしてあげるしかないですな!!
と言ってもいつもみたいにギンギラに磨いてから塗装して~・・・みたいなのって、あのー・・・なんていうか、疲れるんですw
で、ほら・・・よく見たらまだボディがちょっと鏡面()だし、このままクリアカラー塗ればカッコよくなるんじゃない?って。
※ボディ後部にレオちゃんが持ってるピッツァが反射してるでしょ?
そこで!
”手抜きカスタマイザー”にわかマニアによる超テキトウマスキング・・・からの
ファイヤー!!!!・・・からの~
エンジンやホイール塗りぬり・・・で、完成とさせて頂きました。ありがとうございます!
PYTHONについて
PYTHONは1968年に誕生したホットウィールです。
この年に出た16台はなんと全部「実車モデル」だったんですよ。
なのでこのPYTHONも紛れもなく実在する車をミニカーに落とし込んだものになります。
その実車というのは1963年にカーデザイナーのBill Cushenberry氏がCar Craftマガジンのために制作したドリームロッドでした。
なんでも’60ポンティアックと’61コルヴェアのパーツを使って、フォードのスモールブロックエンジンを搭載したマシンだったそう。
ちなみにBill Cushenberry氏はOriginal 16のSILHOUETTEのデザイナーでもあります。
※そういやSILHOUETTEのしっかりしたレビューってやってなかった気がする。。。
後に”Tiger Shark”という名前で呼ばれていたというこのドリームロッド。
ホットウィールでは当初「CHEETAH」という名前で制作され、宣伝用に使われたそうです。
その名前が何かの理由で使えないことになり、その後「PYTHON」という新しい名前が与えられることになりました。
※チーターバージョンのパイソンは二次市場においてハイレアモデルとして扱われています。
ホットウィールのキャストとしては1968年にUS版、HK版が制作され、以降のバリエーション展開はありませんでした。
デザイナーはOriginal 16では唯一、Harry Bradley氏ではなく・・・Dean Jeffries氏が担当。
2018年にはBrendon Vetuskey氏の手によってHWC Original 16として復活しています。
では各部みていきますよー。
フロント・リア
もし今これがNew Modelsとして登場したならば、「謎車」と一刀両断されそうな感じですね~。
前述したとおり、実車ベースのカスタムカーであります。
ただ、実際のCar Craftマガジンに掲載されたドリームロッドとは若干違ってて、やっぱりそこはホットウィール的な解釈の加わった「CUSTOM DREAM ROD」みたいな感じなのかもしれません。
背面はすごく、ボーンシェイカーみたいなクラシックカーのホットロッド感があるなぁ!
ちなみにUS版とHK版の見分け方なのですが・・・US版は前後ともに底面パーツがグリルや背面パネルを作っているのに対し、HK版はそれをボディパーツが担っています。
あとはウィンドウのカラーがクリアならUS、ブルーならHKですね。
リアウィンドウのサイズもUS版はもっと大きくて、僕がゲットしたものはHK版だったので狭め・・・など。まぁ結構簡単に見分けられる感じです。
※リアウィンドウや底面部に塗料はみだしまくりィ!!!!だったので、これは撮影後に修正致しましたw(面倒で撮り直ししてないっていう。。。)
サイド
側面も実際のドリームロッドとは若干違う感じみたいですね~。
やっぱり飛び出したスーパーチャージャーはホットウィールのアイデンティティ!!
盛り上がったフロントフェンダーなんかもホットウィールの独自解釈なのかなぁ・・・?
ボロボロだったRLホイールは4 Artist Markerで塗り直し。
※今回はなんかあんまりうまくいきませんでしたw
トップ・ベース
左右非対称なボディデザインがなんともカッコ可愛いです。
底面にはPYTHONという車種名、1967年の著作年、香港製であること、そしてUSパテント申請中の表記がありました。
おまけ
そうそう・・・この子のホイールを外してる時に気づいたんですが、なんか後輪側が白いブッシュで前輪側はピンクだったんです。
これって「両方ピンク」とか「両方白」とかって決まりはないんでしたっけねえ???
・・・今度調べてみよっと。
おわりに
というわけで~。
PYTHONのレビューでした。
これにて我が家のOriginal 16もついに6種になりましたよ~!!
夢のコンプリートまであと10種!あとちょっと!!
(このところペースはやめなので、もう5年ぐらいで達成するんじゃなかろうか!?)
Comment
お疲れ様です!
レストアは、今の時期
ちょうど良い遊び方
ですね〜
自分もマッチの三菱3000GTの
ジャンクを昨日、レストア
してました。
オリジナルのフロントガラス
(欠品)の付根を引き抜こうとしたら
前後のカシメの縁から
シャーシが割れ落ちて「大怪我」を
させてしまいました・・
シャーシのカシメ周りををなんとか、
接着剤攻めにし、そのメクラに
プラ板を貼り付けリップスポイラ風に、
逆に、エアロを組んでやったぞ仕様に
ゴマカシの塊にでっち上げて
やりましたが、形にはなったので
めでたし、めでたし。です。(爆)
ちなみに、付け替えのフロントガラスは
トミカの35スカイライン(廃車)から
拝借しました!
そんなわけで、マッチの三菱3000GT
は、ルース4台、パケ1台の計5台に
(2台美品、2台レストア)
なりましたとさ。
めでたし、めでたし。(呆)
コイツらについては言い訳させて
ください!!
三菱3000GTなんて、普通に探してある
ミニカーじゃないじゃないですか!!
三菱GTO自体マニアックなのに
輸出仕様の3000GTなんて・・
重箱の隅どころか、ミシン針の先端の
サビを取るようなものです!
三菱GTOのカブリオレが4台とか、
実車ならば、
オフ会騒ぎになりそうです・・
→アヒルの実車
店で、アヒルのキャストを見たのです。
「パフッ!」「グエー」と
鳴いたら面白いですが。
楽器のラチェットの原理を
そのままギミックにしたら
愛敬がありましたね!
ちなみに、実車は見たことが
ありませんが、どこぞの川に
特大サイズのアヒルが
浮いている画像を見たことは
あります。
たしか、湖ボートにも
黄色アヒル型があったような・・
いずれにしても、
タイヤを履かせるのはHWの
仕事ですね。
ウィーラーの端くれさん
コメントありがとうございます!
レストア、結局面倒で超手抜きバージョンになってしまいましたが^^;
一度自分で手を染めてしまうと、なんか「むしろボロボロのミニカーを探す」みたいなことをしてたりして変な感じですw
>ゴマカシの塊
自分の趣味なのでね・・・僕もごまかしごまかし楽しんでおりますww
>トミカの35スカイライン(廃車)
廃車もなんとか復活させてあげたい、、、
>三菱3000GTなんて、普通に探してあるミニカーじゃない
スマン・・・その辺はよくわかんないんです。。
ミシンの針の先端の錆び・・・意外と簡単に取れそうな気もw
>アヒル
ああ、たしかに。
前に走ると音がなるホイールがハッピーミールホットウィールでありましたが、あんな感じで走ると「グアグア」ってなったら最高だったんですねw
>湖ボート
そう思うとアヒル型マシンというのは特段珍しいものでもないのか、、、
レストアアッパレ
メザセコンプリート
ユキオトコイナイ
カワグチヒロシ
ロードランナーK.K.さん
コメントありがとうございます!
久々に出たなこのシリーズ、、、、w
テイネイナシゴト
サスガニワカモータース
ザシキワラシハイル
ハラダリュウジ
ターボーサン
ザシキワラシイナイ
マツモトアキコ
たぁ坊さん
コメントありがとうございます!
全然丁寧じゃないですしw
というか原田龍二さんが座敷童にハマってるのも、義理の妹さんが松本明子さんだったのも初めて知りましたわ!!!!
管理人さん、こんばんは
HW歴52年の八面蛙です。
いや~、出ましたねPython。
私が昔遊んでいた奴もかなりボロボロでしたが、さすがにここまではひどくなかったよ。
こんなになるまで遊んでもらって、、、幸せな奴だ。
うちの新入りちゃんはCustom Corvetteと一緒に特製ケースに鎮座しております。
ふつうはそのまま裸で飾ってあって、埃をかぶると筆で払いのけるということをしているのですが、スペクトラフレームカラーは埃が付くと曇りそうなので。
遊んでやりたいという気持ちもあるけど、ちょっと怖いという気持ちも。
予備の方は中身の確認に一度開けただけ。
こいつがPythonという名前だと知ったのは結構最近ですが、やっぱりCheetahじゃないですよね。
CheetahといえばLamborghini CheetahかCheetah Riverside Coupeでしょ。
Dean Jeffries氏といえば100% Hot Wheelsに氏が設計製造したManta RayというShow carがあって、実車のプロデューサーと思っていましたがHWの設計もしていたんですね。
ちなみにManta Rayの実車は白ですが100%HWの方は前オレンジ後イエローのグラデーションに赤と白のフレームスです。派手ね。
八面蛙さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
パイソンと言えば八面蛙さんですね!(あとコルベットw)
そうかぁ・・・歴52年は本当にうらやましい。
>埃が付くと曇りそう
ありますね~。
スーパークロームスなんかもそんな感じです。
一応ワックスかけて飾ってますが、、、本当は埃が入らないような大きいケースに入れてズラッと並べる、というのをやりたいところ。
>Cheetahといえば
最近出たワンダーウーマンのキャラクターカーにもチーターあるんやで
>Manta Ray
おお・・・これも知りませんでした、、、
Wikiによると100%の2台セットの方でホワイトモデルも出てたみたいですね。
100%って結構リサイクルショップでも見かけるんですが、ルース品でも例のゴム痕があったりして、なんだかすごくもったいなさを感じますw
こんばんは。
オリジナル16、結構集まってきましたねぇ。
人ごとながらコンプ楽しみです♪
老眼になってからは細かい作業が億劫になりまして、レストアやカスタムなどなかなか捗らず、といって状態の良いものには手が出ないので、初期のアイテムについては復刻版をコツコツと収集するのが残された細い道となってますw
でも、オリジナル16やレッドラインなどは結構値もはりますが、トミカと違ってぶっちゃけ古いアイテムにそれほどの価格的な価値がなく、20数年前くらいまでのものなら全然集めやすいのもホットウィールのいいところですねw
shubeeさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
集まって来ましたよね!
まだ半分もないけどwww
>復刻版をコツコツと
僕も「全種当時もの」というのは無茶かなと思ってまして、チャンスがあれば復刻に手を出していきたいところ、、、
>古いアイテムにそれほどの価格的な価値がなく
トミカの相場を知らないので何とも言えませんが、オリジナル16だと超美品なら万単位で取り引きされる感じですかね。
でもそこそこ美品で数千円とかでいけるから、、、安いのかな?
レッドラインなんかもボロボロで良ければ数百円とかだったりしますしねw
それこそカスタムカマロなんて、ご提供頂いたたぁ坊さん曰くフリマで100円だったそうですし、、、