’82 NISSAN SKYLINE R30のレビュー!「Ryu Asadaはずっとこれを作りたいと思っていた」な一台。[FJV44]
2017/12/22
2018年のホットウィール、第一弾となるAアソートで新作だったアイテムのひとつ、’82 NISSAN SKYLINE R30です。
2017年~2018年は本当にスカイライン・日産車が豊作でびっくりします。
来月のジャパンヒストリックスではジャパンもNew Castingで登場しますしね・・・。
期待の高まっていたR30はどんな感じだったのか、詳細レビュー行ってみたいと思います!
’82 日産スカイライン R30のレビュー
ついにスタートした2018年シリーズ。
カードデザインではセグメントアイコンが四角くなり、セグメント名や車種名も小さくスタイリッシュな感じに刷新されました。
今回紹介するのはそんな2018年シリーズの第一弾、AアソートにてFACTORY FRESHセグメントから登場したNew Models、’82 NISSAN SKYLINE R30です。
僕の主戦場では56台1ケースのうち、1台しか混入されていませんでした。
いつもだったらNew Modelsは2台入ってる印象なんですけどね・・・。(その代わり、コルベットが2つ入ってました)
売り場で1番手を取れない僕なので諦めかけていましたが、戦友がJun Imai仕様のFUGU Zを摘まみ、なんとR30は僕に譲ってくれたのです!!(ちなみにFUGU Zも一台のみ)
・・・なんて優しい世界。
とはいえ、R30について全然知識のない僕です。
このままブリバリせずに押し入れへ・・・と迷いましたが、せっかく譲ってくれた方の為にもレビューしようと思った次第ですw
R30スカイラインについて
R30スカイラインは1981年に登場した、6代目スカイラインです。
Wikipediaによると、特にターボチャージャーを追加した2000ターボRS(DR30JFT型)は「史上最強のスカイライン」というキャッチコピーがついていたんだそうです。
史上最強でありながらもGT-Rの称号はもらえなかったんですね~。
今回キャスティングされたのはまさにその2000ターボRSと思われます。
西部警察のパトカーとして認識している方も多いようですね。
僕はピッチピチの30代なので、西部警察は知らないんですが・・・(言い訳)
ほかにもポールニューマンがCMに起用されたことから「ニューマンスカイライン」なる呼び名もあるそう。
ちなみにヤフオクなどでも「鉄仮面」として出品されていたりしますが、厳密には鉄仮面はターボより半年後に登場した後期型のR30の呼び名であり、今回紹介する前期型には当てはまりません。
ホットウィールにおいては今回がデビュー作。
デザイナーはRyu Asada氏です。
Jun Imai氏が6月のおもちゃショーで来日された際に、「Ryuさんはこれをずっと作りたがってました」って言ってたのを思い出しますね。
[参考]東京おもちゃショー2017 ジュン・イマイ氏×モデルカーズ鵜飼氏のトークショー内容
Ryu氏も西部警察で「うおおお!」ってなった世代なんですかね~。
こうやって夢を叶えられる大人になりたかったなぁ・・・と思わせられます。
(今まだ大人じゃない方は頑張ってそういう大人になってね!)
では各部見ていきましょう。
フロント・リア
今回、このR30で「出来がいい」と前評判がよかったのがフロントとリアの仕上がりでした。
フロント造形で言えば、ヘッドライトがしっかりとクリアパーツで再現されている点。
リアは4灯の丸型テールライトの再現(元のボディカラーを黒い印刷で生かすという手法ッ!!)、ウィンカーランプなどの塗り分け、ナンバープレートの「ホットホイール」などでしょうか。
たしかにホットウィールでここまで頑張っているモデルってなかなか見ないですよね。
ただ、高額なモデル(エンターテインメントとか)を見ちゃった後だと、「もうちょっと欲しい!」って思っちゃいますw
ややワイドなバンパーやチンスポイラー、車高の低さなどにホットウィールらしさが溢れており、「R30をホットウィールで作りたかった」というRyu Asada氏のこだわりポイントがこういった部分に現れているのかもしれません。
ちなみにラジエターグリルが三本入っているのが最初期でも後期でもない、ちょうど前期型ターボあたりの仕様なんですね。
特に後期型はこのグリルが塞がれているために鉄仮面と呼ばれているみたいです。
サイド
ボディサイドから見ても、かなり渋いです。
ホットウィールらしからぬ仕上がりですw
赤と黒のツートンにゴールドのホイールというのが、この車種の基本的なカラーなんですね~。
西部警察で使われていたのもまさにこれだったと思います。
個人的に「おっ」となったのが、Aピラーから後部へと続くシルバーの塗装(印刷)です。
ホットウィールでここを塗ってるのって、なかなか見なかったので・・・。
サイド下部には4VALVE DoHC RS-TURBOと書かれています。
この車がリリースされた当時に直列4気筒4バルブDOHCエンジン×ターボチャージャーというのが大きく誇りたかったスペックだったということなんでしょう。(よくわからないけど)
Wikipediaによるとターボチャージャーが搭載されたのは1983年のことだったらしいのですが、本キャストの名称は’82 NISSAN SKYLINE R30となっていますね。
このあたりも僕には謎です。
トップ・ベース
ボディトップもかなりホットウィールらしからぬ、シンプルな仕上がり。
これで結構軽い(プレミアムラインに比べて)ので、子供とかには人気なさそうな気もしますね。
※ちなみにうちの息子はさっきたまたま見つけて「欲しい欲しい」と喚いてましたが。。。
底面はブラックのプラ製で、2017年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。
おわりに
というわけで、’82 NISSAN SKYLINE R30のレビューでした。
12月の発売日に逃した方は、1月の発売日に期待したいところですね。
※1月がBケースなら、ですが。
・・・僕はFUGU Z狙いに行かないとなぁ・・・。
さて、今回記事を書くにあたって、トミカプレミアムのR30もゲットして参考にしようと思っていました。
・・・が、ホットウィールのR30をブリスターから出して、トミカプレミアムの画像を見てみたところ・・・
うん・・・なんかいろんな意味で後悔しそう。そう思って辞めました^^;
いや、まぁ、値段が全然違いますしね。仕上がりの違いは仕方ないんですけどw
ちなみにトミカではリミテッドヴィンテージでもR30が登場しています。
こっちはまたアプローチが違うんですね。
リアスポイラーもないし・・・型が違うのかな??
そしてR30といえば、スーパーシルエットもあります。
こちらは6月の時点でJun Imai氏が「一番作りたいモデル」と言っていたので・・・近い将来ホットウィールで登場することが期待されますね!!
その場合は是非、ボディサイドおよびスポイラーの「TOMICA」まで再現してほしいところです。
Comment
こんにちは。まさに、マシンRS!ベースの車。西部警察第一話からのどっぷり世代なので(当時は小学生)欲しかったんですよね。発売時期をずらされ、発売日でもライバルが多かった事もあり、たぶん先月のように箱を開けてもらって選び放題って訳もいかず、手に入れられなかった事でしょう。もう既にトミカプレミアムは箱から出してしまったので、恐らくHWでは通販納車なら、初の開けずじまいで飾っておこうと思ってます。さて、来週土曜日はトミカもカマロの新車が出ます。寒くてもまた並んで初回も通常も手に入れたいと思ってます。
虎鉄さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
思いっきり世代ですか~。羨ましいです。
>恐らくHWでは通販納車なら、初の開けずじまいで飾っておこうと思ってます。
初ですか!!
僕はまだまだ開けてないヤツ(しかもレアでもなんでもないやつw)がたくさんあるので、見習いたいです!
トミカも初回版は並ばないと買えないんですね~・・・。
でもそういう状態だからこそ熱狂できるのかも。
こんばんは〜。
このスカイライン、「ホントに約1ドルで買えるミニカーなんですかね…」っていうぐらい出来がいいんですよね〜。
クリアパーツの使い方が上手いんで、今後他の車もこんな感じで出たらいいなぁ〜と思います。
ちなみに、ホットウィールとトミカプレミアムのR30はエアロとスポイラーでドレスアップされていて、トミカリミテッドヴィンテージのものがドレスアップ前のものになります。
5踏みさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
たしかにいつも忘れてしまいますが、これで$1なんですよね~・・・。
USに100均があったら確実に並んでいるはず、っていう。
最近はクリアパーツでヘッドライトが再現してある車種って増えてる気がします。
ただ、単純にクリアパーツ化するだけだとどうしてもチープに見えてしまうんですが、絶妙なところを突けたといった感じでしょうか。
>ちなみに、ホットウィールとトミカプレミアムのR30はエアロとスポイラーでドレスアップされていて、トミカリミテッドヴィンテージのものがドレスアップ前のものになります。
なるほど、リミテッドヴィンテージの方がいわゆるノーマル版ってことなんですね!
比較用に欲しい・・・。
こんばんは!
R30ゲットおめでとうございます!
今年はスカイライン誕生60周年なので、多くラインナップされてるのかもしれませんね。
マツダのロータリー50周年も今年なので、日本車にとっては大事な年ですね。
トミカプレミアムとトミカリミテッドのものを所持しているので比べてみましたが、トミカのほうはスマートさが際立ちますが、ホットウィールはまさに「鉄仮面」と呼ぶにふさわしい渋さがあっていいですね。フロントのクリアパーツがいい味出してます。
R30のトレードマークの一つ、サイドのエンジンスペックを表す文字列がしっかり再現されているのもポイント高いです。
初期トミカリミテッドのものはフロント・リアにクリアパーツがおごられていないため、ゴムタイヤである点を除けばホットウィールといい勝負です。
サイドラインで登場したら初期のリミテッドの出来を上回るかも…?
私は駿河屋でAアソ買ったのですが、Qアソ分を除けば日本車がインテグラしかなかったために泣く泣く争奪戦に参戦することになりました…
駿河屋でAアソ買った人は大体こんな感じだったとの情報がちらほらありました。
残りのスカイラインもしっかり集めてアニバーサリーイヤーをお祝いしたいところです。
koishiさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
ゲットは本当にラッキーでした。ありがとうございます!
今年はスカイラインもアニバーサリーイヤーだったんですか・・・!!
>トミカのほうはスマートさが際立ちますが、ホットウィールはまさに「鉄仮面」と呼ぶにふさわしい渋さがあっていいですね。
なんだか男臭い車がより男臭くなった感じがありますw
>初期トミカリミテッド
あ、これもあったんですね。
しかもこっちは後期型!
ただですね、ホットウィールの方は手に取った時の軽さにチープさを感じてしまったんですよ。
なので本当にサイドラインでの登場が楽しみ・・・。
>駿河屋でAアソ
えっ・・・ZもR30もRX7もなかったってことですか!?
マテルもなぜそんなミックスを作ってしまったのか・・・完全にランダムってことはないと思うんですが・・・。
闇の部分を見た感じです。
>残りのスカイラインもしっかり集めてアニバーサリーイヤーをお祝いしたいところです。
アニバーサリーイヤーなんだと知ってしまった以上は僕も狙っていきたいです!!
こんにちは?わ?はわわ~。
12月の販売日に最初に並んでいた人も、
この車の世代でありそうな感じのお兄さんも
かごに入れていい顔していましたなぁ・・・。
来月もこりゃあ即完売になりますね。
手に入れられたら2018年の運使い果たしそう。
・・・
というくらいの人気っぷりの1台、獲得おめでとうございます。
・・・これTRACK STARSだと思っていたのですがこの記事のおかげで
TRACK STARSではないことがわかりました。でも走らせると楽しそう!!
らちぇっとれんちさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>わ?はわわ~。
うーん、これは・・・w
バンもん!のしおりんかな!(違う)
>来月もこりゃあ即完売になりますね。
Bアソの目玉はR33だと思われるので、まずはそこに人気が集中するじゃないですか。
で、ランドローバー、ガスモンキー、ポルシェのTHEN AND NOW、などなど注目車種はありますが・・・もしR30が残ってたら「1つ持ってるけど一応ゲットしとこう」みたいな人が多そうですよね。
そう思うと、少なくとも2~3番手ぐらいにはつけておかないと難しいかも・・・。
>というくらいの人気っぷりの1台、獲得おめでとうございます。
今回は本当に戦友の優しさに助けられた感じです。ありがとうございます!
>・・・これTRACK STARSだと思っていたのですがこの記事のおかげで
>TRACK STARSではないことがわかりました。でも走らせると楽しそう!!
トラックスターはあくまでオレンジ色のトラックにおけるスターですからね!
実際に早いかどうかは関係ないんや。。。
ホットウィールは日産車の力の入れ具合が半端ないですね~
2018年には日産の代表作の一角を担うといっても過言ではない
シルビアをぜひとも販売してほしい!!
可能であれば我が愛車でもあるS15を是非!!!!!
今回の記事と全く関係ないコメント失礼いたしましたm(__)m
らいおんJr.さん
コメントありがとうございます!
日産車が多い理由はJun氏やRyu氏の好み・・・かと思ってましたが、一応(当たり前ですが)マテルとしてはマーケティング結果として市場に求められているものを造っているとのことだったので、これが世界的な需要なんじゃないかと思ってます。
先日発売されたM2マシーンのAuto-日本アソートもハコスカ、ブル、Zというラインナップでした。(僕が確認した限りだと)
>シルビア
S15はたしか過去にキャスト化されてました!
なので、それが何かしらのシリーズで登場してもおかしくないですよね。
今年じゃないにしても日産のアニバーサリーイヤーには出てきそう・・・!?
>今回の記事と全く関係ないコメント失礼いたしましたm(__)m
無問題ですwありがとうございます。
GETおめでとうございます。このキャストは、本当にデキが良いですよね。
想い出は美しい…というだけなんでしょうけど、80年代から90年代中盤までミニカーにもし易い?個性的な日本車が沢山登場しましたから、マテルには(j.imai氏とr.asada氏には)どんどんやっちゃって欲しと思いますね!(^^)
B太(中)さん
コメントありがとうございます!
>このキャストは、本当にデキが良いですよね。
おそらくプロポーションやアプローチ面、カラーリングやタンポなど、Ryu氏がこだわった部分がコレクターの好みにマッチしたんでしょうね~。
それだけに、個人的にはシャーシのプラ感、手に持った際の軽さがかなり気になりました。
プレミアムラインで登場したらこっそりボディの載せ替えをしてみたいです。
発売日は朝から並んでも買えず、再入荷のありそうな店を一日2~3回巡回しても買えず…辞める潮時かな。万台以上処分するのも大変。
日本車以外しか買えない人さん
コメントありがとうございます!
人気車種だと前日の閉店前から並ぶという人もいらっしゃいますし、今回の僕みたいにゲットできたらラッキーぐらいの感じじゃないでしょうか・・・。
僕もFUGU Zがゲットできませんでしたが、どうしても欲しくなっちゃったら通販納車かなぁ・・・と考えています。
>再入荷のありそうな店を一日2~3回巡回しても買えず…
結果、再入荷はあったのかなかったのか・・・。
こんにちは!
やっぱり良いですね、RSは。
HWとして今後どのように扱われて行くのか、チェイスカラーも含めてとても楽しみです。
スーパーシルエット仕様も期待したいですね!
願わくばこのスケールでは出ていない(ハズの)キャラミ仕様で出てくれると嬉しいです。
あれならTOMICAロゴ入れなくても良さそうだし、一応国際大会出場車だし…出て欲しいなぁー。
車種名はMadManga2で!
トルネオさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
えっ、チェイスカラー??
(あるとは言ってない)って感じですか!?w
>願わくばこのスケールでは出ていない(ハズの)キャラミ仕様で出てくれると嬉しいです。
あっ、Jun氏が言ってたスーパーシルエットがどれだったのかはわからないので、なくはないですよね。
なんか鈴鹿かどこかで実際に見てきた、みたいな話をされてましたが。
>車種名はMadManga2で!
非ライセンスなんかい!!!!
初めまして!いつも楽しみに拝見しております。
実は、小生タイのバンコク在住で、昨年の初夏からミニカーにはまった入門者です・・・年齢はアラフィフですけど( ̄◇ ̄;)
実は、今朝ふとしたことから、このR30を入手してしまいました!それも、一緒に`95 MAZDA RX-7(NIGHTBURNERZの4/10)も( ̄◇ ̄;)
タイでは、トイザらスやASIA BOOKSという本屋チェーン、デパート・スーパーのおもちゃ売り場で、HWが入手可能なんですが、今朝恒例のウォーキングの前、水を買うセブンイレブンで、いつもの癖で棚を見たら、二台がチョイン座していました!価格は99バーツ、今日のレートで345円/台でした。
タイにもHWマニアは多く、オークションサイトでも高値で取引されていたり、オタクビル(MEGA PLAZAって言います)でも、希少なモデルが暴騰したりしています。
実はそのうち、自分のコレクションでサイトを作ろうと思っていて、こちらにたどり着いた次第です。
それでは、更新楽しみにしています!!
MK@BKKさん
初めまして!コメントありがとうございます。
今後とも宜しくお願い致します。
バンコク在住!
僕、タイはプーケットしか行ったことがないですが、すごく好きな国の一つで・・・羨ましいです。
そしてタイでのホットウィール事情、参考になります!
セブンイレブンで普通に買えるんですね~・・・しかも99バーツ!
R30とFD、おめでとうございます!!
・・・それにしてもバーツ高くなったなぁ。。。^^;
>タイにもHWマニアは多く、オークションサイトでも高値で取引されていたり、オタクビル(MEGA PLAZAって言います)でも、希少なモデルが暴騰したりしています。
面白いですね~。
もう全世界的に、こういう感じなのかな。
好きな人だけにしかわからない価値ってのがあるんですよね、やっぱり。
>実はそのうち、自分のコレクションでサイトを作ろうと思っていて、こちらにたどり着いた次第です。
お~!どんなサイトになるか楽しみですね!
僕は最近ネタ切れ気味です・・・w
後…R31があれば、スカイラインがコンプリートになりそうです。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
そう思うじゃろ?
実はプリンス時代のスカイラインがキャスト化されていないので、「R31でコンプだ!」というとスカイラインファンに怒られてしまうのです。。。