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SLIDE KICKのレビュー!スライドしてキックしちゃうギミックのハイブリッドリバイバルカー![FYB35]

ようやく開封できました!
2カ月前ぐらいに買ってきた、SLIDE KICKです。

なんかここんところ、おもちゃショーやらSDCCやら・・・あとは頂き物がすっごい重なったりして、自分が買ってきたものの紹介が全然できずにいたんですよ。

今回”とあるキッカケ”があって「よーし開封じゃああ!!」となったのでレビューしたいと思います!

スライドキックのレビュー

本日紹介しますのは、2019年GアソにてEXPERIMOTORSセグメントより登場したSLIDE KICKです。

EXPERIMOTORSということで・・・裏面にはしっかりアレの表記がありますね。

日本では2019年5月に発売され、僕もしっかりゲットしてきたのですが・・・前述のとおりずっと「レビュー待ち置き場」に放置されていました。

SLIDE KICKについて

SLIDE KICKは今作がデビューモデルとなるホットウィールのオリジナルカーです。

2019年は過去のホットウィールアイテムがあれこれリバイバルされている年ですが、これもそんなリバイバル品の一つ。
古くからのファンにしてみたら「ああ、あれか」って感じですよね。

元になっているアイテムは1972年の名作「SIDE KICK」です。
今回のSLIDE KICKは名前からして明らかに旧作を意識したものと言えるでしょう。

うん・・・でも全然似てねえ。

じゃあ何を以ってリバイバルと言えるのか??というと・・・それはEXPERIMOTORSならではの”あるギミック”が関係してくるわけです。

その辺も踏まえて、各部見ていきましょう。

フロント・リア

ギミックの前に、まずは色んな角度から。
フロントビューはパッケージイラストを観た時から感じていたのですが「なんだかもうよくわかんねえな」っていう感じ。

フォグランプか何かかと思っていた前面の丸い2つの何かは・・・なんだろう?
エアインテークかな・・・?

この角度で見る限りだとフロントガラスも無いので、おそらくはサイバースピーダー的な全方位モニターで視界を確保するマシンなのかも。

CYBER SPEEDERのレビュー!前が見えなくて危なくない!?な近未来スーパーカー![FJV64]

ふと思ったんだけど、ガンダムとかも含めてこういうマシンって、カメラとモニターが断線したら全く動けなくなりますよね。
乗り物という観点で考えたら基本的な部分はアナログな方が諸々の状況に対応できそうで良いのでは?とか考えちゃいます。

背面には大きなエキゾーストが2基ついているので、流行りのEV化リバイバルってわけじゃないみたい。

サイド

おっ・・・?
なんかサイド造形は意外とカッコいいですね・・・?

プラボディによる安っぽさはどうしても消えないですが、塗装しなおしたりホイールを交換したりすることで化けるかも。

「SLIDE KICK」という本車種の名称が入ったタンポは残念ながらどちらも一部欠けていました。
・・・そういうところだぞ!ホットウィール!

ホイールはイエローのRA6(Ryu Asada 6-Spokes)が採用されています。

トップ・ベース

ああー・・・なんかすごく残念なトップビューw
なんだろう、、単色過ぎる??

単調なのに、さらにプラ感がバリバリ出ているせいで残念な感じに見えてしまうのでしょうか。(主観です)

来年はタンポがガッツリ入ったバージョンに期待したいところ。

公式説明によるとボディトップにある給油口は、片方がガソリン用、もう一つがバッテリー充電用とのこと。
なるほど完全EV化ではないもののハイブリッドマシンってことですね。

メタル製の底面はスポーツカーのようにフラットに作られています。
ディフューザーもあるし・・・プラ×メタルだし、なんかすっごい速そうな気がしてきた!(でもTrack Starsじゃないっていう)

ホットウィールの台紙に描かれている「TRACK STARS」の意味について

また、底面には2018年の著作年およびマレーシア製であることが記されていました。

スライドギミック!

さてさてさて!
このマシンの最大の見せ場はこれ。

背面エキゾーストを引っ張ることによって、運転席が横に飛び出るというスライドギミックです。

これこそがSLIDE KICKなる名前の所以なわけですよ。

飛び出た座席はこんな感じで・・・これでパッケージイラストと同じような感じになりましたね。

うん・・・座席が飛び出たからなんだ!!って話ではありますが!w

こうなったら・・・

こいつと比べるしかないなぁ!!

可哀想だけど、SIDE KICKと比べるよ!

はい、今回なぜSLIDE KICKをブリッと行ったかというと、実はまたしてもFTEさんから大量にルース品を頂いてしまったからなのです。

そのルース品の真ん中に・・・ありますよね。SIDE KICKが。
これはもう「SLIDE KICKと比較レビューせんかい」というお告げなのかなと。
※結局今日も頂き物の紹介

SIDE KICKは前述したとおり、1972年にLarry Wood氏デザインで誕生したホットウィールオリジナルカーです。

当初は1972年の一年しか生産されないアイテムたったようですが、1998年の30周年記念モデルとして復活。
2011年まではちょいちょい出ていたみたいです。

僕もリサイクルショップで2001年、2002年ぐらいのヤツは何度となく見かけたことがありますね~。(あの頃は何故かスルーしてもーたなぁ・・・)

サイドキックはスライドキックの元祖アイテムに当たりますので、当然同じようなギミックがついているわけです。

ただほんと、マシンデザインは全然違いますよね。
サイドキックは良くも悪くも70年代的で、なんか当時の実車を意識してそうなデザイン。
一方スライドキックはやっぱり近代的謎車って感じのボディラインを持っている気がします。

さて・・・気になるのは「このギミック、どうなってるん!?」ってところではないでしょうか。

・・・安心してください。
履いてますよ!!

まずSIDE KICKの方から。

なるほどなるほど・・・!
独立した座席パーツが底面パーツの溝の上をスライドするようになっていて、エキゾーストから続く樹脂パーツに斜めの切り込みが入っていることで「引っ張ると外側に、押しこむと内側に」という動きが可能になっていたわけです。

うわぁ・・・これはなんか、知恵を絞ったなぁ!という感じ。最高!

しかもこの時代のベーシックカーってすごくないですか?
ボディもメタル、ボディにかしめられたエンジンパーツもメタル、座席パーツもメタルなら底面パーツもメタル・・・と。

今のプレミアムラインよりもズッシリしてる、っていうね。
これぞダイキャストミニカーなんじゃないのかと!

こちらがSLIDE KICK。
ギミックは完全に旧モデルのものを踏襲しています。

それでもSIDE KICKよりは小さく作られているうえに、メタルパーツが底面のみ・・・というのは時代の流れ的に仕方ないんでしょうね。
むしろ20年近く前と同じ価格でやってるってことが奇跡に近いわけで、並べたら可哀想なのかも。

逆にSIDE KICKはコスト的に今のホットウィールベーシックカーで登場させるのはもう難しいのだと思います。
SLIDE KICKの登場で、復活はさらに絶望的となってしまったのかもしれません。

おわりに

というわけで、SLIDE KICKのレビューでした。

途中からSIDE KICKとSLIDE KICKが入り乱れて「お前が俺で、SIDEがSLIDEで・・・」みたいな混乱を招いてしまったとしたら申し訳ありません。

それにしても2019年はなんだか「これからの50年を作っていく1年目!」という感じがコンセプトとして表れているような気がします。
SLIDE KICKはそんな”あたらしいSWEET 16″の一つとなり得るのでしょうか!?

今から50年後ぐらいにこの記事を読んで「うおおおおおSLIDE KICKが出た時ってこんな感じだったんだあああああ!!!」となってくれるホットウィールファンがたくさんいることに期待したいですねw

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. minitoy より:

    コレって2ndカラー発売ないんですかね~(´・ω・`)?ギミックが良いだけにカラーがホント残念です(ToT)もう少し売れても良いのに…

    • にわかマニア管理人 より:

      minitoyさん

      2ndカラーはあるんですけど、めっちゃんこ残念な感じになってましたw
      Mアソ予定だったかな・・・?

      やっぱり売れ残りまくりんぐですかね~・・・こういうのはセールの時にたまたま手にとった子供がいてくれたらいいなーと思います!

  2. トルネオ より:

    こんにちは!

    おおっ!これこれ!!
    このSIDEKICK持ってましたよ!娘と良く遊んでたのが、正にこのゴールドのモデルでした。後輪のハの字具合までそっくり!(重たいから遊んでいるうちに車軸曲がってくるんですよねぇ…)

    当時、30周年記念モデルでこのSIDEKICKをトイザらスで見かけて、その佇まいに魅かれて買ったんです。確か999円くらいだったかなぁ?
    オフセットされた単座なだけでもヘンテコなのに、その真横に巨大なV8を縦に2基連結させてるなんて、HWを集め始めた当初の私からしたら、これこそがまさにHW!って感じでそれだけで歓喜してました。
    しばらくしてこのモデル実はギミック付きらしいと言う事がわかって、上のゴールドのモデルを開封用に買って遊んでいた…と言う訳です。
    今でも大好きな車種ですね。30周年のはパッケージのままで置いていますが、ブリスターの中で塗装が剥がれおちてボロボロになってますよ…。早々に開けてやった方が良かったのかなぁ。

    SLIDEKICKは…そういえばまだ買ってなかったですね。
    ここ最近、色々とサイドラインで散財しまくっていて、レギュラーモデルほとんど買っていなかったです。
    トイザらスがセールの内に買っとこうかな。

    • にわかマニア管理人 より:

      トルネオさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。
      後輪・・・思いっきり曲がってましたねえ~w もしやこれトルネオさんが流したヤツ??

      >しばらくしてこのモデル実はギミック付きらしいと言う事がわかって

      そうか・・・当時はまだインターネットも普及してないですもんね。
      どうやって情報を仕入れてたのか、僕もその時代を生きていたのに今思うとすごく不思議。

      >ブリスターの中で塗装が剥がれおちて

      僕も30周年モノのツインミルを中古でゲットしたんですけど、塗装はボロボロでした。
      そういう塗料だったってことですよね。
      開けて遊んでたらそれはそれですごいことになってたのでは・・・!

      >SLIDEKICK

      うん、今日はこっちが主役だからね!?
      でもほんとサイドラインの充実っぷりのせいでメイン(主に謎車)に手が回らないっての、ありますよねえ。。。

  3. なお☆にゃお より:

    おいらの持ってるサイドキックはリサ屋で買ったときブリスター底面が割れててセロテープでがっつり塞がれてました。
    重いしねえ🤣🤣

    • にわかマニア管理人 より:

      なお☆にゃおさん

      コメントありがとうございます!

      うおお・・・底面がw
      あのパッケージって何気にお店の人を困らせてる気がするんですw

      最近のホットウィールは軽くなったのに、今度はパッケージが薄くなって破れるっていう。。。

  4. ポムくん より:

    こんにちは。
    自分はこのslide kickは情報が出はじめた頃から気になっていて、発売日に買いに行きました。このギミックが楽しくて、何回も遊んでしまいます。
    でもやっぱりボディがプラパーツなのは少し興ざめですね…せめてウィンドウのプリントとかエンジンのモールドとか入ってれば良かったんですけどね。もう一つ買ってカスタムしてみようかな…?
    まあこれはコレでギミックを楽しむものだと割り切ればいいのかもしれませんね。

    • にわかマニア管理人 より:

      ポムくんさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。
      おおお・・・これの情報が出始めた頃から目を付けていたとは・・・!!!
      僕もちょっとだけ気になっていましたw

      ウィンドウはねえ・・・どういう作りなのかがわからないので何とも言えないですけど、もうちょっと楽しい感じにして欲しかったですよね。
      スタイリッシュすぎるというか。

      ここで僕がめっちゃカッコいいリペイントとかできたらいいんですけど・・・ううむ。思いつかんw

  5. きいろ より:

    スライドキック、2ndカラーの黄緑がチープ過ぎて逆にめちゃめちゃ気になってきてます(?)

    来年以降、透け透けorギラギラなら一気に化けるかも…?というか個人的に大いに期待したい一台です(笑)

    • にわかマニア管理人 より:

      きいろさん

      コメントありがとうございます!

      あ、逆にね!w

      でも仰る通り、来年以降スケスケorギラギラは十分期待できると思いますし、それを見越したうえでのプラボディだったと思うと妙に納得できる感じ!!!
      とりあえずはギミック丸見えのスケスケ仕様でお願いしたい!

  6. らちぇっとれんち より:

    こんにちは。ギミック的には今年1番の出来です。
    2つ買って1つをブリっとしてギミックを楽しんでいます^^
    中に花束みたいなおもちゃ仕込んで、
    サプライズには・・・使えないか´・ω・`

    ハンドルがないのでどうやって運転しているのやら・・・

    • にわかマニア管理人 より:

      らちぇっとれんちさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。
      確かにこの子はギミックを楽しんでナンボってところがあるかも。

      >中に花束

      ちょっと・・・発想が素敵すぎるんですが・・・!!!!
      そう思うと何かしら面白いことに使えそうな気がしてきた・・・。

      >ハンドルがないので

      きっと見えないだけであるんやで・・・
      それか完全自動運転カーだったり。

  7. 雷電 より:

    更新お疲れ様です。プラボディは安っぽく見えるのが弱点ですよね。 塗装したらコストカットの意味がないし…。 来年以降にXレーサー仕様に成ったらクリアボディで稼働ギミックの見えるモデルって事で化けそう。 これも新世代組だったのか…。ウィンドウ無しで穴だけでも開けられなかったのかな? 前方視界確保の何かが有ればのっぺらぼう感が薄れてメリハリ出そうなんだけどな。

    • にわかマニア管理人 より:

      雷電さん

      コメントありがとうございます!

      そうなんですよね。塗装しなくて済むように、成型色で出してるわけですもんね。
      そう思うとSuper Chromesってお金かかってるんだなぁw

      Xレーサー仕様はかなり期待したいですねえ~。

      >ウィンドウ無しで穴だけでも

      デオラがウィンドウ無しでしたし、バットモービルはインテリア無しでしたし・・・何かしらやりようはあったと思うので、きっとこれはこれで完成形なんですよ。もうそう信じることにする!

      それかプラボディなので自分でデザインして穴開けちゃうとかも面白そうですねw

      • 雷電 より:

        どうもです。自分で穴あける。成る程プラボディ故に自分で加工も簡単ですもんね。 ミニ四駆の肉抜き見たいに一ヶ所開けてメッシュ張るだけでもレーシーな感じになるかな? そうなると他の窓無し、フレームだけの奴もメッシュ張るだけでかなり印象変わる奴有りそう。 オフロードのカスタムブロンコなんかフロントとサイドに張ると化けそう。あの手のレースのマシンって跳ね石防いだりでそう言う措置してそうだし。

        • にわかマニア管理人 より:

          雷電さん

          そうなんです。プラなんですよ。簡単に穴が開いちゃう。
          ミニ四駆の肉抜き、懐かしいなぁ。

          あのブロンコは確かにいじる前提な気がしてます。
          僕はバンパーとかをもっとリアルに仕上げたいと思ってましたが、確かにフロント部分にメッシュとかいいかもですねえ。
          それか透明なプラバンを貼るとか・・・いろいろいけそう!

  8. FTE より:

    新旧比較ありがとうございます。ギミック機構はそのまんまっていうのはなかなかエエ話でしたね。お渡しするの遅れてすんませんでした。

    サイドキックの方、みなさん書かれてるとおり驚くほどに重かったですね。メタルメタルっていいなぁと痛感します。見た目ゴールドライタンみたいね(ご存知?)。

    大集合カットもありがとうございます。……シニストラがセンターかい!完全に出オチやん!こっち見んなwって顔だし。ツイッターとかLINEのプロフ画像にオヌヌメ!

    てか船はその向きでええのんか?わざとか?あれ目を細めて遠くを見て、下の青いとこは見ないようにして見ないとあかんのやでー。

    • にわかマニア管理人 より:

      FTEさん

      コメントありがとうございます!
      いえいえ・・・なんか催促しちゃったようでスマンした!

      メタルメタル、やっぱりいいっすよねえ。
      ゴールドライタン知ってますよwBLITZ SPEEDERの時にも軽く触れたような・・・。

      >シニストラがセンター

      いや、これ袋から拾い上げた順に置いていっただけなんで深い意味はないですw
      たしかにこれをプロフィール画像にしたら面白いかも・・・(その横のロータスも)

      >船はその向きで

      アッー!これは単純にミスりました・・・いつぞやのWHAT-4-2の時と一緒です。。。
      これ、底面とタイヤがめちゃくちゃ綺麗に一体化してましたね~。面白いです!

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