KNIGHT RIDER K.I.T.T.のレビュー。インテリアにも注目したい劇中車[DTX38]
2022/02/14
2017年Aアソートで発売され、人気だったK.I.T.T.。
KNIGHT RIDERの劇中車ですね。
これをゲットしたのは2016年12月のBアソ発売日のこと。
トイザらスで並んで、僕の番の時に余っていたので何気なく手にしてしまったんです。
・・・が!
僕は何を隠そう、ナイトライダーを観たことがありません。
なので、今回開けるのをかなりためらってしまいました。
でもまぁ、家で眠らせてても仕方ないし・・・カッコいいから開けて見てみたいし。
というわけで、事前にナイトライダーを一話分だけ観てきましたw
これで心置きなくレビューができますね!
ナイトライダー K.I.T.T.のレビュー
K.I.T.T.はKNIGHT RIDERシリーズの劇中車で、2017年のホットウィールではHW SCREEN TIMEから登場しています。
劇中においてはPONTIACのFIREBIRD TRANS AM第三世代(1982年~)をベースに作られたドリームカーで、人工知能「K.I.T.T.」を搭載した超高性能車です。
正式名称はKnight Industries Two Thousand。
その頭文字をとってK.I.T.T.(ケー・アイ・ティー・ティー、またはキット)と呼ばれます。
ホットウィールにおいては2000年ごろのバンダイ期にキャラウィールから「ナイト2000 K.I.T.T.」として2回キャスト化されています。
ただしキャラウィールは日本限定のアイテムなので、ホットウィールの正史的に正式に登場したのは2012年のベーシックカーNew Models「K.I.T.T. Knight Industries Two Thousand」からということになりそうです。
その後、2013年のレトロエンターテインメントで「K.I.T.T.」として登場し、2017年にはベーシックカーでも「K.I.T.T.」に名称変更されることになりました。
※プロトタイプのK.A.R.R.としてラインナップされることもあったようです。
また、2014年にはK.I.T.T. Pursuit Mode(別キャスト)がレトロエンターテインメントから登場しています。
そして2017年にはReplica EntertainmentシリーズでまたリアルライダーのK.I.T.T.が登場することがわかっていますので・・・全部集めて並べるだけでもすごいことになりそうですね。
それでは各部見ていきます。
フロント・リア
バックトゥザフューチャーのデロリアンもそうでしたが、映画系のキャストはサイドタンポなどがない分、前後を少し頑張ってくれている気がします。
K.I.T.T.も特徴的なスキャナー部分やナンバープレートがしっかり色分けされていました。
ただ、僕が入手したものはスキャナー部分に一部欠けがあり、なかなか残念な感じになっています。
ナンバープレートはカリフォルニア州の1980年代初頭あたりまで使われていたと思われるデザインのものが採用されています。
カリフォルニア州ではナンバーを自分で指定できるそうで、この車は「KNIGHT」というナンバーを取得したわけですね。
ちなみに、デロリアンのナンバープレートは1980年代中期のものが採用されており、どちらも放映された時期のデザインであることがわかります。
※このデロリアンのナンバープレートは潰れちゃっててよくわからないですがw
サイド
ボディサイドは艶のあるブラック一色で仕上がっています。
正直、僕みたいな素人からしたらこれがトランザムのノーマル車なのかK.I.T.T.なのかの区別がつきません。
タイヤはクロームリムのMC5(Muscle Car 5-Spokes)が採用されています。
クロームのリムは光の加減次第でかなりカッコよく地面を照らしてくれるのでいい感じです。(写真ではうまく再現できませんでしたが・・・)
実は2012年にデビューした際のK.I.T.T.と2017年モデル、データ上ではタイヤだけが違うことになっています。
ただし、2012年モデルではデフォルトでPR5(Phil Riehlman 5-Spokes)が採用されていましたが、中にはMC5のものも紛れていたとのことで・・・そうなってくると全く見分けがつかなさそうな気がしますね~・・・。
いつの日か入手できる時がきたら比べてみたいところです。
トップ・ベース
ボディトップからは大きなウィンドウパーツのおかげか内部がよく見えます。
というか、このルーフデザインカッコいいですね・・・クリアパーツの使い方も絶妙です。
インテリアがタンカラーなのはおそらくシートに合わせたんだと思いますが、出来ればもう少し暗い色の方が良かったかなという感じもします。
底面には2016年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。
2012年のモデルなので、ここは「2011」と書いてあるかと思いましたが、もしかしたら名称を「K.I.T.T.」とするにあたって何かしらの変更があったのかもしれないですね。
そして、どうでもいいことですが、後輪側のかしめが潰れていましたw
インテリア
このモデル最大の特筆すべき部分は、インテリアにあります。
何気なく手にとって見ていた時に、車内にカラフルな模様が見えて「うわっ、なんか虫がいる!!」と飛び跳ねてしまいましたが、なんとこれ、インテリアも何らかの方法で塗装されていたんです。
K.I.T.T.のコクピットが再現されているわけですね。
うーん、なんでこのモデルだけ特別扱いされてるんだ・・・!
どうやらK.I.T.T.は歴代車種全てがこの仕様となっているようです。
僕がホットウィールのカスタムをした際には、このインテリアの樹脂パーツって塗料が乗らない(というかぺリぺリ剥がれちゃう)という印象だっただけに、どうやってこれを施したのかが気になりますね・・・。
そして、ハンドルやダッシュボード部分はタンカラーのままというのが・・・なんとも悲しいですw
おわりに
というわけで、HW SCREEN TIMEのK.I.T.T.でした。
こういう、普通にカッコいいだけじゃなく元の作品の方のファンがついているアイテムというのは、なんだかやっぱり手を出すのが申し訳ない気もするし、開けちゃうのに気が引けるものですね・・・。
それもこれもホットウィールが日本においては「買えない」アイテムであることが原因なんですが。
ホットウィールもトミカみたいに「いつでもだれでも好きなキャストが買える」っていう位置に行ったら、やっぱり魅力が半減しちゃうのかなぁ・・・。
[参考]ホットウィール日本語ショートカードのまとめ
Comment
knight rider を知らない??
にわかマニアさんは遂に僕を怒らせてしまいましたね……
というのは冗談で..knight rider についてどうでもいいと思いますが僕の知識を分け与えます…
knight rider とは1982年から1986年まで放送されたドラマです。日本でも当時放映していました。(僕は生まれてないけど..)
内容として Wikipedia を参考にしてください…
k.i.t.tのベースはポンティアック ファイアーバードです。
当時はこのドラマの影響で皆この型のファイアーバードを欲しがってポンティアックに押し寄せたのでポンティアック側が この車のベースはポンティアックだって言わないでくれ とまでいわれたこともありますw
僕自身はレトロエンターテイメントシリーズのk.i.t.tと k.a.r.rを所有しています。
k.a.r.rとはk.i.t.tが作られる前に出来た物です.
参考になりましたかね? (あんまりならなかったと思うけどw)
一度ナイトライダーを見てみるのを強くおすすめします!
inoriさん
コメントありがとうございます!
>knight rider を知らない??
>にわかマニアさんは遂に僕を怒らせてしまいましたね……
うう・・・確かにナイトライダーファンの方には怒られても反論できませんw
>knight rider とは1982年から1986年まで放送されたドラマです。日本でも当時放映していました。(僕は生まれてないけど..)
生まれてない頃のドラマを知っているってすごいですね・・・。
まぁ、そもそもホットウィールの歴史を考えると、生まれてない頃のアイテムの方が圧倒的に多いわけですが。
>当時はこのドラマの影響で皆この型のファイアーバードを欲しがってポンティアックに押し寄せたのでポンティアック側が この車のベースはポンティアックだって言わないでくれ とまでいわれたこともありますw
これ、すごいですね~。
僕なんかは「宣伝になっていいじゃん!」って思いますけどね~。
どうせならK.I.T.T.仕様のFIREBIRDを本家が発売しちゃえばよかったのに・・・。
>僕自身はレトロエンターテイメントシリーズのk.i.t.tと k.a.r.rを所有しています。
いいですね!!
また3月にもK.I.T.T.が出るみたいなので、僕も(金銭的に)余裕があれば入手してみたいです。
>一度ナイトライダーを見てみるのを強くおすすめします!
inoriさんも遂に僕を怒らせてしまいましたね……
一話分だけ観たって言ってるじゃないですかw
にわかマニアさんこんにちは!!!
コクピット内部の塗装は気になりますね。
ホットウィールの内装パーツってメタルプライマー塗っても色が剥がれるんで、どうやって塗ってるんでしょう?
案外上に塗料がのってるだけで、ちょっと触るだけで取れるような気も。
でもそうなると怖くて触れませんね~
>僕は何を隠そう、ナイトライダーを観たことがありません。
小学生のころTVで再放送していたのをチラっと見てたくらいで、私も内容をほとんど憶えてないです。
ナイトライダーと聞くと思い浮かべるのはマッドマックスの最初に出てきた暴走族がプロトタイプのインターセプターを奪って「俺はナイトライダーだ!!!」と叫びながら暴走して爆死するシーンですね(笑)
林さん
こんにちは!!!コメントありがとうございます。
>ホットウィールの内装パーツってメタルプライマー塗っても色が剥がれるんで、どうやって塗ってるんでしょう?
>案外上に塗料がのってるだけで、ちょっと触るだけで取れるような気も。
ええええ・・・さすがにそれはないと信じたいところですが・・・5SPのクローム部分も結構簡単に取れちゃうのを考えるとありえなくもないですね・・・。
バラして確認しようかと思ってましたが、ちょっと躊躇しますw
>小学生のころTVで再放送していたのをチラっと見てたくらいで、私も内容をほとんど憶えてないです。
僕は本当に車に対する想い入れが全然なくて・・・最近になって猛勉強中なので、チラッとだけでも観ていた記憶があるのは羨ましいです!
小学生の頃の海外ドラマなんてジャック・ニコルソンのジョーカーぐらいしか覚えてません。。
>ナイトライダーと聞くと思い浮かべるのはマッドマックスの最初に出てきた暴走族がプロトタイプのインターセプターを奪って「俺はナイトライダーだ!!!」と叫びながら暴走して爆死するシーンですね(笑)
いやそれナイトライダー本編じゃないじゃないですかwww
USにおいてはそれぐらい馴染みのあるテレビシリーズということなんですね~。
デロリアンのナンバーって
OUT A TIME じゃなかったっけ?w
時間を超えるみたいな意味だったような・・・・。
それにしても、KITT、ほしい。
ポテト侍さん
コメントありがとうございます!
たしか、そんな感じでしたね〜!当時は知らんかったんや、、、
KITT、いまだったらあちこちで売ってる印象・・・!(2021年9月時点)
ど、どこも売ってねぇぇぇぇ!
ぴえん
↑探しに行った
ポテト侍さん
いやアマゾンに・・・って、すでにプレ値でしたぁ!!すまん!
こんにちは!ナイトライダー大好きなおっさんです😊
ポンティアックファイアーバードトランザムに対するナイト2000(K.I.T.T.)の外装上の差異としては…
・リトラクタブルヘッドライトより前が若干長くなっている
・ボンネット片側に膨らみがある
・リアスポイラーの形がシンプル(ファイアーバードは無し又はサイドから回り込む複雑な形)
辺りでしょうか。
厳密にはアルミホイールの形も違う(中央が膨らんだ円盤型)のですが、ミニカーの場合は通常そこまで再現されないので、むしろカラーリングだけでも再現されてるこのモデルは優秀だと思います!
サンルーフの形は「Tバールーフ」といって左右分割して外せる当時の流行りでした。
@grapihobbyさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
ホイールに関してはキャラウィールのヤツが秀逸でしたかね〜!
https://hotwheels-labo.xyz/review-charawheels-knight-rider-2000-kitt/
>Tバールーフ
あ、これ左右それぞれ外せるようになってるんですか。
ってことは擬似的なオープンカーになる感じなんですかね〜!!