Hot Wheels MODERN CLASSICS (2008)のまとめ & ’92 FORD MUSTANGのレビュー[M0512]
2018/09/29
昨日紹介したショップさんで購入してきた「MODERN CLASSICS」シリーズ。
最近集め始めた人にしてみたら「えっ?モダクラってこんなんだったっけ・・・?」って思うかもしれませんね!
実はこれ、今から10年前に展開されていた同名シリーズなんです。
僕もずっと欲しいと思っていながら出会えず、念願のゲットとなりましたので紹介したいと思います。
モダン・クラシックス(2008)について
Hot Wheels MODERN CLASSICSは2008年の40周年記念シリーズの一環として展開されました。
ホットウィール誕生当時のスタイルを彷彿とさせる「CLASSICS」(2005年~)の派生シリーズに位置しています。
近代版スペクトラフレーム(キャンディペイント)にメタル×メタル、全車種同じホイールで統一という仕様。
90年代に発売された「California Customs」が新しいホットウィールの形を示していたように、00年代における「現代にホットウィールが新しく誕生するなら・・・」を意識したアイテムだったのかもしれません。
ラインナップ
ラインナップは以下の15種。
- HONDA SIVIC SI
- DATSUN 240Z
- ’70 NOVA
- ’70 FORD TORINO
- ’92 FORD MUSTANG
- ’77PONTIAC FIREBIRD
- ’83 SILVERADO
- BUICK GRAND NATIONAL
- CUSTOM ’07 FORD MUSTANG
- ’80 EL CAMINO
- 1970 PLYMOUTH ROAD RUNNER
- ’67 SHELBY GT-500
- ’68 OLDS 442
- DODGE CHALLENGER CONCEPT
- CAMARO CONCEPT
ほとんどが2バリエーション展開となっており、全部で26種が展開されたそうです。
全車種がクラシックカーまたはHWオリジナルカーで構成されていた「CLASSICS」シリーズとは異なり、60年代~00年代までと幅広い年代のライセンスドカーのみがラインナップされているというのが特徴的ですね。
Car Culture Modern Classicsとの違い
僕みたいに最近集めだした人にしてみたら2017年に発売されたCar Cultureシリーズの「MODERN CLASSICS」の方が馴染みがありますよね。
実はこっちのモダクラはちょっとシリーズに付けられた意味が違うっぽいんです。
2008年版は「CLASSICSシリーズ」ありきでの「MODERN」。
つまり、”近代版CLASSICSシリーズ”みたいな感じなのに対し、2017年版は”「近代的クラシックカー」を集めたシリーズ”みたいな立ち位置です。
この「近代的クラシック」という表現すら、10年違えば意味合いは全然違ってくるもの。
2017年時点では80~90年代の車が近代的なクラシック(ネオクラシック)の位置にあったようですが、2027年になれば立派な「クラシックカー」扱いをされるかもしれないですからね。
同様に2008年時点では90年代~00年代の車種に対して「近代的クラシック」という表現は使わなかったと思われるので、あくまで「近代版CLASSICS”シリーズ”」ということになるわけです。
’92 フォードマスタングのレビュー
ではここで僕が入手した2008年版モダクラの’92 FORD MUSTANGを見ていきたいと思います。
なんとなくでもCLASSICSシリーズとの方向性の違いを感じて貰えたら幸いです。
’92 FORD MUSTANGについて
’92 FORD MUSTANGはフォードが誇るポニーカー・マスタングの第三世代モデル。(日本では第四世代にあたる)
第三世代マスタングの歴史は1979年~1993年と14年にも渡りましたが、その中でもさらに年代別セグメントが分かれており、本車種は後期モデルにあたります。
こうした世代の分け方って僕にはまだよくわかりません。
とりあえず「そういうもの」として受け止めていますw
ホットウィールにおいては2008年のこのアイテムがデビュー作。
デザイナーAlec Tam氏が所有していたマスタングをJun Imai氏がキャストに起こしたそうです。
※のちにFraser Campbell氏に売り渡されることになったとWikiには記載がありました。
おそらくは92年式の特徴を再現したモデルというよりも、Alec氏が所有していた「92年マスタングカスタム」に忠実なモデルなのではないでしょうか。
最近では2017年のRacing Circuitシリーズにラインナップされていたりしたので、まだまだ現役アイテムであり、今後の入手も容易なモデルなのではないかと思われます。
※追記:2018年のTHROWBACK Mix Bにもありましたね!すっかり抜けてました、、
フロント・リア
これもMODERN CLASSICSシリーズの特徴と言えるのか、フロント・リア共に燈火類の印刷がしっかり施されていました。
これだけですごく上級なシリーズに見えてしまうのはホットウィールマジックですねw
フロントグリルにはFORDのエンブレムらしきも確認でき、造形的にもなかなかメリハリのあるモデルといった感じ。
ボンネットには大きなパワーバルジが設けられているので、何かしらの大型エンジンを搭載してるんだと思います。
サイド
MODERN CLASSICSが通常のCLASSICSシリーズと明らかに違う路線だと言える点の一つに、落ち着いたスペクトラカラーが挙げられます。
パッケージにも書かれていた通り、スペクトラフレーム・キャンディカラーであることに違いはないのですが、ギラつき方が初期のホットウィールやCLASSICSとは違いますよね。
あえて落ち着いたカラーを選択してモダンな印象を演出したかったのかな、といった感じ。
ちなみに本車種はやや青みがかって見えますが、「スペクトラフレーム・ブラック」だそうです。
そしてMODERN CLASSICSの全車種に採用されていたOH5(Open Hole 5-spokes)ホイール。
元々はFaster Than Everというシリーズ(その名の通り、他の車よりも速く走れた)に採用されていたFTEホイールと同じデザインのものですね。
FTEは全てがカッパーカラーかつ、アクスル(車軸)にニッケルメッキが施されているものでした。
OH5はそれの廉価版ホイールです。
クロームレッドのリムがきまってますね~!
トップ・ベース
今回の写真では撮影ブースでの色が反射しまくって、綺麗な「スペクトラフレームブラック」の表現が難しかったです。
でも「グロスブラックではないギラギラ感」はこのトップビューからなんとなく想像できませんでしょうかw
※想像できないって人はMODERN CLASSICS 2008年版をゲットしてみてね!
スペクトラフレームブラックは2018年現在のメインラインにおけるSTHでも採用されているカラーなんですが、それともまた違ったようなカラーに見えます。
底面にはタイ製の記載はありましたが著作年表記はありませんでした。
ちなみにこれ、メタル×メタルなおかげでかなりズッシリきてます。
ズッシリでギンギギンラボディ・・・たまらないですよ~!
おわりに
というわけで!!
MODERN CLASSICS 2008年版のまとめと、’92 MUSTANGのレビューでした。
10年前のアイテムなので、今となってはなかなか見かけないかもしれません。
もしどこかで出会えたらぜひ手に取って見てほしいですね。
ちなみに・・・同シリーズの240Zが赤くてギラギラしててめちゃくちゃカッコいいんだわ・・・。
欲しいと思ってebay見てみたら、普通に$100オーバーでした。
(RLCモデルとかリアルライダーとかでもないくせに)
おそろしい世界やでえ・・・!
Comment
こんにちは
最近この世代のマスタングの魅力に気づきました!
スペクトラフレームでリアルライダーじゃないって新鮮ですね
他のモデルも調べたら僕はトリノに惹かれました😍
DKさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
そういえばマスタング全世代制覇を狙ってましたもんねw
スペクトラフレーム×プラタイヤはそれこそClassicsシリーズがそうでした。
また・・・初期ホットウィールも実はスペクトラフレーム×プラタイヤだったりw
トリノもいいっすねえ~^^
なかなか出会えないってのがネックですがw
更新お疲れ様です。このモデル、スローバック二弾の黄色いマスタングとボディは同じですよね?灯火類の部分塗装しようと思っていたので、とても参考になりました。スローバックはメタル×プラなんで、メタル×メタルに比べるとやっぱり割高に感じるし、灯火類の塗装が無いとのっぺりして見えるから塗ろうと思いつつ、良いお手本を探していたので有りがたいです。やっぱり90〜00頭にかけての車のデザインは格好良いですよね。
雷電さん
コメントありがとうございます!
あっ、ほんとだ。スローバックにもありましたね^^;
追記しておきます!
燈火類塗装の参考になったというのは幸いです!
ぜひぜひカッコ良く仕上げてあげてください!!
>90~00頭
最近はこのあたりが特にカッコ良くみえるようになってきましたね~。
時代の流れによるものなのか、うまく扇動されてるのか・・・