2016年GTアソートのFORD GT LMレビュー。ベーシックカーのFORD GTとの比較も。[DJL15]
2017/12/22
某店でのセールにて仕入れたGTアソートのFORD GT LMです。
GTアソートが4台セットパックで販売されていて、悩みに悩んだ挙句購入。
その直後ぐらいに8台セットパックが発売されて泣いた想い出のある一台です。(どうでもいい)
2016年にはベーシックカーでガルフカラーのものが、サイドラインではテーマアソートのGTアソと、エンターテインメントのGTアソでそれぞれラインナップされました。
[参考]FORD GTのレビュー。ガルフカラーがいい感じのスポーツカー。
「もう既に一台レビューしたし、いいっしょ」ぐらいの気持ちで、開けずに保管していたんですが、ツイッターにて頂いたメッセージで気になる点があったのでこれはチャンスと思って開封。
開けて見るとこれ・・・めちゃくちゃカッコいいです。
ガルフカラーも良かったけれど、こっちもかなりいいですね・・・。
写真で見るとスケール感が失われるぐらいのカッコ良さがあります。
というわけで、GTアソートのFORD GT LM、レビューです。
フォード GT ル・マン レビュー
2016年の廉価サイドライン、GTアソートにラインナップされたFORD GT LM。
パッケージを見てもわかる通り、Play Stationのゲーム「Gran Turismo」に登場する車種を集めたアソートですね。
GTアソートについては先のガヤルドの記事にて書いた(と思う)ので省略しますw
[参考]2016年GTシリーズのLAMBORGHINI GALLARDO LP 570-4 SUPERLEGGERAのレビュー。
FORD GT LMは2005年にFORD GT生誕100周年を記念して作られたモデルで、ホットウィールにおいては2009年にJohn Violette氏デザインでデビュー。
以降、メインラインとサイドラインをいったりきたりしている人気のモデルです。
さっそくですが、各部を見ていきます。
フロント・リア
ホットウィールではしばしば、ヘッドライトがクリアパーツで作られていないモデルに対して、タンポでクリアレンズを再現するという手法がとられますが、本キャストも例外ではありませんでした。
これ、なかなかデザイナーさんの知恵というか、$1以内になんとか抑えようとした努力の結晶のような気がして僕は好きだったりします。(昔は嫌いだったけど)
同じモデルでもキャストが違えばヘッドライトタンポのアプローチも違うというのは面白いですね。
FORDのエンブレム部分が隆起しているのも、エンブレムタンポもいい感じです。
サイド
ボディサイドにはレーシングカー風にロゴステッカーが再現されています。
通常ホットウィールは右向きが正面なのですが、面白いことに本キャストは右向きだと「GT」というロゴが逆向きになっちゃうんですね。
もしかしたらPlay Stationということで日本仕様にしてくれたのかな。
タンポを拡大すると、アメリカの国旗、GTのロゴ、POLYPHONY DIGITAL(GTを開発したソフト会社)のロゴが入っているのがわかります。
トップ・ベース
メタル製トップはおそらくカーボンボディを再現したかったのだと思いますが、フラットなブラックで仕上げられていて、これがなんとも鉛の塊みたいな質感になっていてとてもカッコいいです。
当初フラットすぎて「指紋が超ついちゃいそう」って心配しましたが、全然つきませんでしたw
ボンネットには大きく「4」番のゼッケン。
これ、なんで「4」なんだろうと思っていたんですが、僕の中で一つの答えがでました。
以前、「GT4のパッケージにFORD GTが使われていたから」という意見を頂きましたが、なぜGT4のパッケージにFORD GTが使われたのか・・・を考えた時「”フォー”ドだから」というのが頭に浮かんだんです。
・・・「ダジャレ乙」と言いたい気持ちもわかりますが、ちょっと待ってください!
実際にUSでは「to」を「2」で表したり、「for」を「4」で表したりすることがあるわけです。
「go」だったら「5」・・・は日本語か。
そういう言葉遊び的な一環で、「FORD = FOUR + D」みたいなナンバリングをしたのではないでしょうか。
正解はわかりませんが、僕はとりあえずそうだということにしておこうと思いますw
プラ製の底面にはタイ製であることの記載はありましたが、著作年はありませんでした。
代わりに「N4042」という2009年時点でのトイナンバーが記されていたので、2009年のものと同じ金型が使われているものと思われます。
FORD GT(ベーシックカー)との比較
さて、ここから本題。
2016年のベーシックカーにラインナップされていたFORD GTと比較してみます。
こうやって並べてみると、リアスポイラーの高さが違うことがわかります。
よくよく見れば微妙に違う部分がいくつかあるんですが、リアスポが一番わかりやすいですね。
で、じっくりリアスポの根元を見てみると・・・
本キャストはリアスポが別パーツで構成されていました。
ベーシックカーの方はボディと一体成型になっています。
これがデビュー時からの金型ということは、2016年のベーシックカーはどこかの時点において金型改修が入ったんであろうことが考えられるわけですね。
そこで背面を見てみると、たしかに「2015 Mattel」と記載があるので、まさに2016年モデルから金型が改修されていたようです。
つまり、同年内で同じモデルが発売されたように見せておきながら、実は違うモデルが発売されていたということ!
しかも1月あたりに発売されたガルフが新金型なのに、6月発売だった後発のGTアソが旧金型という。
さらに言えば9月にはエンターテインメントアソのFORD GTも出ているわけですよ。
これは新旧どっちの金型だったんだ・・・気になるぜ。。。
おわりに
というわけで、FORD GT LMのレビューでした。
2016年はなんだか大幅に金型改修(コスト削減)が図られた年だったのかな?と感じますね。
そう思うと、プラパーツを使ってリアスポを再現するより、新たに金型を起こしてメタル一体成型の方が安上がりということになるんでしょうね。
そうかー。
今後はそういう流れになるのかな・・・なんて思っていたら、
どうやら次アソのFORD GT RACEのリアスポはプラなんじゃないかという噂もあったりして・・・なんとも気になるところですね!
Comment
リアルライダーのGTアソFord GT LMはガルフカラーと同じボディと一体のウィングになってますね!
2017年New ModelのFord GT Raceはプラのウィングだと思います。ボディ一体じゃなくても、もう少し形をマシにしてほしかったですね(笑)
Kimiさん
コメントありがとうございます!
さっそくネタとして使わせてもらいました^^
リアルライダーのヤツは一体なんですね。
って思うと、ベーシックだから新金型というわけでもなさそうですね~・・・。
>2017年New ModelのFord GT Raceはプラのウィングだと思います。ボディ一体じゃなくても、もう少し形をマシにしてほしかったですね(笑)
プラだったら削って成型すればもっと見栄えするかも!?
こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
自分は、2014年のCoolClassicsのGT LMを持っています。2015年より前ということで、確かにウィングが別体のブルーのプラスティックでできています。
ボディはSpectrafrost silverでブルーとレッドのアクセントラインが入って結構かっこいいですよ。
正直自分は初代のGT40の大ファンですので是非そちらもレビューしてください。
Superfast以前さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>自分は、2014年のCoolClassicsのGT LMを持っています。2015年より前ということで、確かにウィングが別体のブルーのプラスティックでできています。
おおう・・・いいですね。
スペクトラフロスト、個人的にはかなり好きなので羨ましいです。
そして2014年はやっぱりプラ製なんですね~。
今後リリースされるサイドラインがどうなっていくのか楽しみです。
>正直自分は初代のGT40の大ファンですので是非そちらもレビューしてください。
承知しました!
まずは・・・ゲットするところからだ!
こんにちは〜〜
フォードGTいいですね!
グランツーリスモのアソートはR32しか
買いませんでした…
マッドブラックな感じがとてもかっこいい!
テールライトが塗られてれば
買っていたかもしれません
そして、久しぶりですが
5月6日は開店前にトイザらスに
行こうと思います!
チャリで30分掛かるし、高校生だから
行きづらい…
にわかさんはどう思いますか?
Pekepenopeさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
フォードGT、いいんですよこれがまた!
僕も完全に油断してました。
テールライトは・・・仕方ないですねw
>トイザらス
チャリで30分ですか~。いきましょうw
ちなみに僕も最寄りのトイザらスはチャリを飛ばして15分です。(半分ですみませんw)
お互いがんばりましょう^^
♪僕らは☆トイザらス☆キッズ☆
ファッ!?
急になんすかw
エンターテイメントアソのフォードGTもベーシックと同じマレーシア製なので
今はウイング別体の古い金型がタイに、ウイング一体の新しい金型が
マレーシアにあるんじゃないでしょうか
hoshimiruさん
コメントありがとうございます!
なるほど、そういうことですか。
廉価サイドラインはタイで作られる傾向にあるため古い金型が採用された、って感じですかね。
そのあたりのコスト感はやっぱり神(マテル)にしかわからないですねw
はじめまして。
いつも楽しく拝見してます!
fordだから4とは面白い推測ですね。
たしかに英語ではfor youを4Uと略して書いたりしますもんね。
ちなみにゲームのGT3ではオープニングムービーにこれと色違いで白のFORD GT(ゼッケンは4)が出てきます。。。
何かご参考になればと。
hanmiさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
>たしかに英語ではfor youを4Uと略して書いたりしますもんね。
そうなんです!
スラングっていうのともちょっと違うのかな?とも思いましたが、そういうダジャレ的なナンバリングもあるんじゃないかと思って。
GT 3でもゼッケン4なら「”フォー”ド」の線もありそうですねw
ありがとうございます!