ホットウィールのエラー品について
2020/08/14
ホットウィールは実売200円程度と、そこそこ安価で買えるミニカーです。
それゆえか、「エラー品」と呼ばれる不良品がかなりの確率で入っています。
・・・検品しないんかい!!
中にはそう突っ込みたくなるような物や、
・・・全部手作業か!!
と、マレーシアのおばちゃんたちの努力が垣間見えるような物まで。
普通なら不良品なんて敬遠されるものだと思うんですが、ことホットウィールにおいてはそれすらも「珍品!」「レアだ!」って盛り上がれちゃうんですよね~。
・・・ほんと、コレクター諸氏の懐の広さよ、、、w
さて、そんなエラー品のあれこれについてまとめました。
ホットウィールのエラー品まとめ
エラー品と一口に言ってもいろいろなタイプのものが存在しています。
以下、症状別にまとめました。
車両転倒
一番わかりやすいのが、車両転倒系エラーです。
じつは昨日も見かけました。
通常ホットウィールは車両のヘッド部が「向かって右」になるようにブリスターに入っています。
ですが、ブリスターの中で車両が横転していたり、上下左右が逆になっていたりするものが普通に店頭に並んでいるわけです。
特に横転しているものだと、上の写真のように前面にベース(シャーシ)が見えたりするのでわかりやすいですね。
ちなみに、稀にブリバリされた商品をセロテープなどで直して販売しているお店さんがありますが、 その時に直した店員さんがひっくり返して入れちゃってる・・・なんてケースも。
この場合はレアでもなんでもなくて、単なる人災なので注意が必要ですw
※珍品認定されるにはあくまで未開封であることが前提なので。
カードエラー
ブリスター台紙に書かれている車名や、描かれたイラストと異なる車両がブリスターに入っている状態のもの。
ホットウィールを店頭で探す際に、台紙に書いてある車名を参考にしている方って少なくないのではないでしょうか。
そうして探した際に、「あった!見つけた!!」と手に取ったものが「台紙だけ欲しかった車種で中身が全然違う車」だったら・・・なんだか損した気分になってしまうものです。(ていうか超ガッカリしそう)
そんな時の魔法の言葉が・・・「珍品みっけ、ラッキー」なのかもしれませんw
ちなみに2015年のFIAT 500は、ブリスター台紙にトレジャーハントのマークが入っていたにも関わらず、トレジャーハントでもなんでもないというレギュラー車種でした。
未塗装エラー
ホットウィールにはZAMACというわざと未塗装のモデルが存在しています。
・・・が、中には故意ではなく未塗装な物も存在しているのです。
※ただし全体的な塗り漏れというわけではなく、一部塗り忘れがある、みたいなモデルが多い模様。
まさか現在もホットウィールの塗装は手作業なのか!?とワクワクさせられる珍品ですね。
パーツ不良・欠品エラー
パーツが逆についている、ボディがハマってない、タイヤが曲がっている、余計なバリがある・・・etc、etc…なパーツ不良もの。
酷いものだと「パーツがそもそもついていない」なんてものもあります。
これはもう完全に返金してもらっていいレベルですねw
むしろ詫び石よこせ!的な。
パーツがそもそもついていないのはそんなに見かけないようですが、 「違うパーツがついている」というのは結構あるみたいです。
特にタイヤのホイール形状が違うなんてのは報告も多く、 「こういう仕様なんじゃねーか?」と疑えるほど。
果たして仕様なのか、途中でパーツ在庫が不足してしまって急きょありあわせのもので作ったのか・・・真相はわかりませんが、いずれにしろホットウィールのゆるさを物語っていると思いますw
タンポエラー
ホットウィールを魅力的なものにする「タンポ」。
ボディに印刷されるグラフィックなどのことです。
どんな車種もタンポ1つで印象はガラッと変わるから面白いですよね。
タンポエラーにはタンポ印刷がなされていない状態のものや、タンポがズレてしまっているものがあります。
印刷が全くなければ・・・まぁ、実車に近い感じかなw(ポジティブに考えるなら)
タンポズレは・・・何気に結構な確率で存在しており、これはもう「仕様の範囲内」と思うのがいいのかも。
エラー品を発見したら・・・
もし、入手したアイテムが意図せずエラー品だった場合。
前述のとおり「珍品だー!わーーい!」ってするのが一番良いでしょう!
でも・・・納得いかない場合もありますよねw
そんな時は、思い切ってブリバリして、エラー部分を直しちゃう!っていうのも一つの手。
直せる範囲のものなら、僕はこうやってます。
「いやいや不良品なんて許せん!!」っていう方は、購入店での返品、または日本国内正規流通品であればマテル・インターナショナルで返品に応じて貰える可能性があるので問い合わせてみると良いかもです。
ただし、アソートアイテムという性質上、「交換」には応じて貰えませんのであしからず。
ところでこれって本当に偶然なの?
さて・・・ここからは与太話。
こうしたエラー品って、本当に「ミス」で混入しちゃってるものなんでしょうか??
それにしてはすごく数が多いというか・・・。
本当に「検品」という機能が全く働いていないように思えるのです。
もちろん、USにおいては$1という破格のアイテムであることを考えても、いちいち丁寧な検品はしていられないというのもわかります。
※その証拠に、HWC管轄のFactory Sealedセットや、RLCアイテムなど上級品にはほとんどエラー品が存在していません。
でも僕はこうも思うのです。
「・・・わざとやってね?」って。。。
なんていうか、マーケティングに長けているというマテルさんですので・・・「こんなんあったら楽しいよね!」って感じで故意にエラー品を入れてるんじゃないのかなぁw
・・・ま、妄想の域を出ませんが!
おわりに
というわけで、ホットウィールのエラー品についてのまとめでした。
おそらくコレクター諸氏の中には「エラー品があったら必ず買う」って言う人もいらっしゃることでしょう。
・・・僕はもういい加減イヤになってきてますw
いや、もしかしたら「買って帰って開けてみたらエラー品だった」って人の方が多いかもしれないですね~。
追記 僕がゲットしてしまったエラー品の一覧(備忘録)
一応、僕がゲットしたエラー品を以下に挙げておきますね。
ウラカン – バリによるタイヤ曲がりエラー
ホットウィールのLamborghini Huracān LP 620-2 Super Trofeoレビュー。まさかのエラー品だった・・・。[DHP02]
トヨタオフロード – ボディ傾きエラー
ホットウィールのTOYOTA OFF-ROAD TRUCKのレビュー。いじり甲斐がありそうなピックアップトラック![DHR55]
VWホーラー – ウィンドウパーツ欠品
ワーゲンバス・キャンパー CUSTOM VOLKSWAGEN HAULERのレビュー【またしてもエラー品】[CGJ45]
シボレーター – グリルパーツ一部欠損
BTTFタイムマシン – バリによるパーツ曲がり
ブレイザー – ウィンドウパーツ一部欠損
510ワゴン – ウィンドウずれ
’71 DATSUN BLUEBIRD 510 WAGONのレビュー!Jun Imai氏所有のカスタムブルゴン[FBD29]
リビエラ – ウィンドウパーツが前後逆
オデッセイ – タンポ大幅ズレ
2014 HONDA ODYSSEY、メインラインv.s.プレミアムラインの比較レビュー![DHP26 / FLC11]
ポルシェ934 – 一輪だけタンポなし
マルニ – ウィンドウパーツが前後逆
BMW 2002のレビュー!2019SEMAショーEibachコラボモデルがCar Cultureシリーズに![GJP79]
ジープグラディエーター – 屋根凹み
もうええ・・・もうええて、、、
Comment
初めまして、僕はタンポが前後逆に印刷されたM3を持っています…
結構てきとーなんですかね、チェックとか…
supra13さん
初めまして!コメントありがとうございます。
ええとですね、結構てきとーらしいですw
ファンの間では「エラー品は仕様」として喜ばれているそうです。
まぁ、そもそも現地では$0.79とかの商品ですからね・・・100均よりも安いミニカーにしっかりしたチェックを求めてはいけないのかも。。。
サマンサ。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m221100471
「志村ウシロ~!」
しまさん
サマンサ!コメントありがとうございます。
本当だ!!しかもエラーに言及されてないですね~。・・・エラーなのか??
いっちょめいっちょめ、ワ~オ!