え?ランボルギーニ・ジャネーノ?TRACK BUILDER 5PACKのレビュー[DJD18]
2017/12/22
先日、ホットウィールのイベントに参加することで戴いたTRACK BUILDERの5PACK。
普段5PACKを買う機会に恵まれなかった僕としてはなかなか嬉しいプレゼントでした。
※息子がもらったんだけど。
で、こんな謎車ばっかり紹介してると「マテルのまわしもんなんじゃねーのか」とか思われそうですが、そういうわけではありませんw
いやもう、まわしもんでもなんでもいいんでホットウィールくださいマテル先生!
といった意味合いも込めて5PACKのレビューです。
謎車、なかなかいいです。
TRACK BUILDER 5PACKのレビュー
実は5PACKを購入したのは初めてで、箱の開け方すらわかりませんでした。
おそらくバリバリに開けるのが正解だと思います。
中にはブリスターで保護されていないミニカーが5台入っています。
TRACK BUILDER 5PACK(2016年度)の内容は
- Jester
- Drift Tech
- Duel Fueler
- Impavido 1
- Power Pistons
の5つでした。
どれも初めて見る名前ですw
1台ずつ見ていきます。
Jester
1つめは赤いボディのJesterです。
Hot Wheels Wikiaによると、
This casting is tuners of 69 El Camino
とのこと。
エルカミには似ても似つかないんですが、”tuners of”がどういう意味なんでしょう。
エルカミーノベースのチューニングマシンというにはおこがましいですし、
それともエルカミーノをチューニングする為のレスキューマシン的な立ち位置なんでしょうか?
ちょっと僕にはわかりませんでした。
フロントグリルがなかなか独特です。
横から見ると、なかなか走りそうなデザインなのがわかります。
尾翼が60年代のアメ車っぽいと言えば”っぽい”ですが、より未来的な車といった印象ですね。
テストマシンのようなマークが印刷されています。
実はJesterはピックアップトラックだったりします。
ここが何気に面白いところで、
荷台にラジコンとコントローラー、ツールボックスが積まれています。
てかこのラジコンとコントローラー、でかっ・・・。
ボディはメタルでベースがプラだと思われますが、非常に車体が軽いです。
背面には2013年のパテントとタイ製であることが刻まれていました。
Jesterのデビュー自体は2002年なので、もしかしたらベースのリニューアルなどが行われたのかもしれないですね。
Drift Tech
2つめは青いボディのDrift Tech。
Hot Wheels AcceleRacersというアニメに登場するレースチーム「Teku」のマシンの一つ・・・みたいな感じらしいですが、正直映画を観ていないので全然入ってきませんw
なんとなくファミリーカーとスポーツカーを足して割ったようなフォルムをしていますね。
息子はFIAT 500と並べて遊んでいました。
ブルーのボディにオレンジクリアのウィンドウが洒落てます。
リアの造形は・・・うーんw
上のJesterもそうですが、謎車って結構手抜き感ハンパないのかな。
なんとなくのっぺりした印象です。
Jesterとは逆で、プラボディにメタルベースでした。
Drift Techも同様にタイ製。
Duel Fueler
3台目はブラックボディのDuel Fueler。
この5台のうちで僕が一番カッコいいと思ったのはこれです。
ウソみたいだろ。バットモービルじゃないんだぜ。
Duel Fuelerという名前から察するに「燃料二個積んでるぜ」って感じなんですが、どうなんでしょう。
何がいいって、マットな質感のボディに入ったピンクと水色のタンポが、めちゃくちゃ美しいです。
運転席(と思われる)部分からヘッドへかけての流線形も、前後輪の極端さもヤバイ。
実際にこんな感じの車を写真で見たことがある気がするんですが、なんだったか忘れました。
見る角度を変えると表情が全く変わるのもいいですね。
2歳になる息子からすると、こちら側が顔らしいですw
わからんでもない。
背面はこんな感じ。
このマシンの造形の特殊さを物語っていますね。
通常二カ所であるはずの「かしめ」が三カ所あるのも特徴的です。
2015年のパテントとタイ製であることが刻まれていますが、
やっぱりこちらもデビューは2008年なのでリモデルなのかも?といったところです。
Impavido 1
僕が手に取った瞬間「あれ?これ、ランボルギーニじゃねーの?」って思ったのがImpavido 1です。
見れば見るほどランボではなく謎車なんですけどねw
フィルリールマン大先生デザインのオリジナルカーです。
横に大きく開いたウィンドウがカッコいいですね。
座面も低いし、実際に運転したらかなりのスピード感を感じられそう(小並感)。
リアはこんな感じです。
スポイラーがプラ製なのが残念。
造形としては他の物よりもかなり実車っぽいですね。
走っているところを見てみたいです。
いやこれ、かなりカスタマイズしがいありそうな感じですよ。
イエローベースというのがまたいいですね~。
おもてからはほとんど見えないこのカラーリング。
こちらもタイ製であることが刻まれています。
それとは別になんらかのロゴが刻まれていますね。
しかもご丁寧に「TM」が入っています。
追って調べたいと思いますが、なにかしらご存知の方は情報を頂けると幸いです。
Power Pistons
最後の1台はホットウィールのオリジナルゲームに登場するPower Pistonsです。
なんとなくKnight Dragginを彷彿とさせる面構えをしています。
横から見ると、そうでもないですね。
でもStreet BeastsやDino Riders感は消えないですがw
リアもこんな感じ。
インテリアパーツと一体成型と思われるマフラーがボディとベースの間から顔を覗かせているのは芸が細かいなと感心します。
プラボディにメタルベース。
2014年のパテントとタイ製であることが刻まれていますが、やっぱりこれも1995年デビューなのでベースがリモデルされているのかもしれません。
おわりに
というわけで、TRACK BUILDER 5PACKのレビューでした。
人によっては途中から眠くなってしまったかもしれませんw
でも普段買わない謎車を手にすると、なんだか一気にホットウィール愛が深まったような気がしていいかも。
ただ、やっぱり日本とアメリカではホットウィールに触れる機会もすくないですし、
そもそもホットウィールのアニメやらゲームやらってのを観たり遊んだりがないですからね。
オリジナルカーへの想いも弱くなってしまうのは仕方ないのかな。
僕は今回「謎車もなかなかいいな」とこの5PACKから改めて思わせられました。
もしかすると、こどもにレースをさせてガンガン謎車で遊ばせる以外にも、大人へのアプローチ方法もあるのかもしれないですね。
※追記:この5PACKはAsst.01806というアソート番号がふられていました。参考までに。
Comment
はじめまして。いつも楽しく拝見しております。
謎車ってブリバリしてじっくり見てみると、以外と各所に拘りが見えて楽しいですよね。
実車だと気になるタンポのズレなども然程気になりませんし、並べたときの謎の一体感も魅力の一つだと思っています。
集めるにも飾るにも遊ぶにも調度良い懐の深いトイカーだと思います。
もっと謎車に目を向けてくれる人達が増えてくれると嬉しいのですが(笑)
ぷっちゅさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
>謎車ってブリバリしてじっくり見てみると、以外と各所に拘りが見えて楽しいですよね。
そうですね~。さすがホットウィールのデザイナーが作っただけある、って感じですねw
実車モデルでもそうですが、ブリバリして初めてわかる魅力ってあるんだなと思います。
>集めるにも飾るにも遊ぶにも調度良い懐の深いトイカーだと思います。
購入して開けてみると、一気に愛おしさが増す気がするんですが、
なかなか購入までが遠いのがネックかもしれないですね。
確かに集めて良し、飾って良し、遊んで良しかもしれません。
>もっと謎車に目を向けてくれる人達が増えてくれると嬉しいのですが(笑)
みんなが日本車にしか目が行かないからこそ謎車派がゆるく楽しめるのでは?という意見もありますw
でももっと謎車が人気になってくれたら、それこそホットウィールの取り扱い店も増えてWin-Win-Winな気もしなくもないですね~。
こんにちは!
スーパーカー系の謎車も良いですよね。
個人的おすすめはZOTICとQUICK N’ SIKです。
どっちもカッコいいですが、単なるコピーみたいなものでは無くて、きちんとHWしている所が良いです。
>でも普段買わない謎車を手にすると、なんだか一気にホットウィール愛が深まったような気がしていいかも。
わかります!
実は始めてブリスター開けたのは「何台か買ったら1台プレゼント」的なキャンペーンの時に貰ったゴールド/シルバーのSIDEKICKでした。
古いキャストで当時の自分としては興味のない車種だったのですが、せっかく頂いたので子供のおもちゃ用にと思って開けてみました。
そうしたら、ボディもシャシーもメタル製の何とも重厚なつくりな上に、プラ製のマフラーを引っ張ると運転席(これもメタル製!)が横にはみ出すようにスライドしてくるギミック付きという、実に度肝を抜かれた車でした。
約束だったので子供に上げてしまいましたが、色々な事を教えられた感慨深い1台でした。
(その数年後、遊び倒してシャフトも曲がってボロボロになったそいつは、私の大事なコレクションに加わりました)
トルネオさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
>個人的おすすめはZOTICとQUICK N’ SIKです。
ちょうど9月発売にクイックンシック入ってきてますね!
単なるコピーではなくてHWしている、というのがしっくりきました。
あくまでHWというベースがあるからこそ、「っぽい」モデルが楽しめるのかもしれません。
トルネオさんも謎車を開けて愛を感じてしまった派でしたかww
2000年あたりにゴールド×シルバーのサイドキックが出ているみたいですね、それかな。
サイドキックといえば初期のホットウィールといったイメージですが、そのあたりからそういった面白いギミックが組み込まれていたんですね~。
>その数年後、遊び倒してシャフトも曲がってボロボロになったそいつは、私の大事なコレクションに加わりました
こどもとホットウィールは、こういう宿命なのかもしれないですねw
僕はガンガンタンポが剥がれていくホットウィールを眺めながら、嬉しいやら悲しいやら複雑な気持ちでいます。
コメントありがとうございます。
>トルネオさんも謎車を開けて愛を感じてしまった派でしたかww
はい、まさに(w)
このSIDEKICK以降は、気になるモデルは積極的にブリスター開けるようになりましたね。まぁチキンなのでブリスターに戻せるようにコの字開けですけど(w)
積載車系は間違いなく開けて、載せて似合う車を探したりします。BACKSLIDERの荷台は本当にスライドしたりして、なんかそれだけでも楽しいですよね。
>僕はガンガンタンポが剥がれていくホットウィールを眺めながら、嬉しいやら悲しいやら複雑な気持ちでいます
そのキズもきっと良い思い出になりますよ。逆に捨てられない1台になったりして。
トルネオさん
>まぁチキンなのでブリスターに戻せるようにコの字開けですけど(w)
おおおwわかりますww
僕の場合、結局のところブリスターにはなかなか戻せないんですけどね・・・w
>BACKSLIDERの荷台は本当にスライドしたりして、なんかそれだけでも楽しいですよね。
いいですね~。
僕はまだ積載車を持ってないんですが、いつか欲しいと思っていました。
来月の新車でありますね~。
あとはちょっと大型のトラックとかも欲しいんですが、なかなか手を出せずにいます。
>そのキズもきっと良い思い出になりますよ。逆に捨てられない1台になったりして。
たしかにそうですね!
他人にとっては全く価値がなくても僕や息子にとっての宝物になるかもしれないです。