DESIGNERS CHALLENGEの車種まとめ!ホットウィール40周年時の熱すぎる企画車たち。 | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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DESIGNERS CHALLENGEの車種まとめ!ホットウィール40周年時の熱すぎる企画車たち。

      2017/09/18  - ホットウィールの基本情報

Photo by ebay.com

ホットウィールの中には「フォードって書いてあるけど・・・これ実車??」みたいなモデルがいくつかあります。
それらは企業とのコラボレーションで生まれたオリジナルカー・コンセプトカーだったりして、ホットウィールのブランド力の強さを物語っています。

そんなコラボ企画の集大成ともいえたのが、2008年に展開された「デザイナーズ・チャレンジ」でしょう。

2008年といえばホットウィールの40周年の年。
40周年を記念して、6つの自動車メーカーが自社ブランド価値を投影した「ホットウィール用コンセプトカー」を作るという企画だったようです。

そんなホットウィール・デザイナーズ・チャレンジの車種についてまとめました。

 

ホットウィール・デザイナーズ・チャレンジ

デザイナーズチャレンジシリーズが展開されたのは2008年のこと。
それに先駆けた2007年のSEMAショーにて各社がモックアップを展示していたとのことで、ホットウィールが40周年に向けて早い段階から(少なくとも2006年ぐらいから?)企画していたものと思われます。

参加企業はFord、GM(Chevrolet)、Chrysler(Dodge)、Lotus、Honda、Mitsubishiの6社。
この6社+Mattel(Hot Wheels)という7ブランドのコンセプトカーがラインナップされました。

ロータスや三菱が参加したのにその他欧州メーカーや日本企業が参加しなかった(できなかった?)のは意外です。

それでは一台ずつ見ていきましょう!

GANGSTER GRIN (FORD)

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フォードからは50年代風のクラシカルなフォルムをしたコンセプトカー「ギャングスター・グリン」が生み出されました。

どことなくマーキュリーベースのカスタムカーであるPurple Passionに似たアプローチな感じがする車です。

デザイナーはSteve Gilmore氏。
なんと学生時代にホットウィールチームにてインターンをしていた経験もある方なんだとか。

そういった経緯を考えると、FordとHot Wheelsの両方に敬意を示したモデルだったのかもしれないですね!
あえてPurple Passionを意識したのではないかと勘繰っちゃいます。

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2010年にはSTHにもなっていて、個人的にはこれが喉から手が出るほど欲しいです。
ベースカラーのパープルにサイケなカラーのフレイムスがたまんないです。

GM CHEVROLETOR

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ゼネラルモータースからはシボレーブランドで「GMシボレーター」が発表されました。
フォードとはアプローチが違っていて、どちらかというと50年代のレースカー(コルベット)を意識したデザインのコンセプトカーになっています。

「40」と書かれたゼッケン(おそらく40周年という意味)も遊び心があっていい感じです。

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個人的には渋すぎるオリジナルのカラーリングよりもこっちの黒いモデルが欲しいですね~。

キャストの方で一点残念なのは、せっかくカッコよくデザインされたホイールが再現されていない点です。

ちなみにこちらも2010年にSTH化していますね。

DODGE XP-07

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クライスラーからはダッジブランドにて「XP-07」という車種が登場しました。

XP-07はタービンエンジンを2基搭載したコンセプトカーで、まさにホットウィールを意識して作られたモデルといった感じです。
前者2つに比べてもどことなくホットウィールのオリジナルカーっぽさがありますね。

個人的にはTwin MillとかTurbofire、Treroといった初期ホットウィールと現代的な(2000年代中盤ごろの)ホットウィールを融合したようなデザインアプローチを感じました。

残念ながら未だSTH化しておらず、ビッグ3の中で唯一置いて行かれてしまってます。

LOTUS CONCEPT

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欧州車の中で唯一の参加となったロータスのコンセプトカー。
これまた前者3つとはアプローチが違い、がっつりと「スーパーカー」を作ってきた感じがあります。面白い。

かなり近代的なデザインで、普通にオートショーでコンセプトカーとして登場してもおかしくない感じ。

こちらもSTH化はなく、ベーシックカーも2011年を最後に登場していません。
復活してほしいところです。

HONDA RACER

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日本からはホンダが「ホンダ・レーサー」で参加しています。
ホンダの頭文字である「H」と象ったフォルムに、F1用のV10エンジンを搭載し、2人乗り(助手席はナビゲーター)という・・・クラシカルなデザインなのに未来的なF1カー・・・みたいな架空車です。

ホンダとF1は切っても切り離せない関係ですので、こういったアプローチになるのは必然といったところでしょうか。

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カラーリングも日本の国旗カラーである白×赤になっていて、ホンダ車っぽい感じです。

・・・ただ、「一番謎車っぽい」と感じたのは僕だけではないはず・・・w

この車種は割と最近まで展開されていたので店頭で見たことがある人も多いと思います。
「ホンダって書いてあるけど・・・これ実車なのか!?」と思いましたよね。僕もその一人です。

「デザイナーズ・チャレンジ枠で作られた2人乗りF1カー」と聞いたら、店頭で見つけたときの感じ方も違ってくるのではないでしょうか。

MITSUBISHI DOUBLE SHOTZ

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日本車としてはもう1台、「三菱・ダブルショッツ」がラインナップされていました。

ホンダがF1なら三菱はラリーカーというのも自然の流れではないでしょうか。
どことなくランエボっぽい、そのうえでホットウィールっぽい・・・そんなデザインコンセプトを感じますね。

デザイナーズ・チャレンジシリーズとして最初に登場したのがこのDOUBLE SHOTZだったそうです。

こちらも2010年にベーシックカーとして登場以来はマルチパックやミステリーモデルなどでの登場のみとなっており、復活を期待したいところですね。

HW40

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そして最後に、我らがJun Imai氏がホットウィールブランドとしてデザイナーズ・チャレンジに参加したHW40です。

自動車メーカー各社にだけデザイナーズ・チャレンジさせるのではなく、ホットウィールのデザイナーも参加しているというのは、一種の「アンサーソング」のような感じにも捉えられます。
「俺らがやったらこうなるけどな!!」みたいな。

Jun Imai氏はそもそも車のデザイナーになりたくて勉強していた方なわけですから、FordのSteve Gilmore氏とはちょうど逆のアプローチみたいな感じですよね。

HW40というネーミングはそのまま「Hot Wheels 40th」を意味しているものと思われ、「40周年のホットウィール代表」と言われているような感覚になります。

実はこれ、2014年ぐらいのモデルがイオンや西友ではまだ残ってたりします。
デザイナーズ・チャレンジで生まれた経緯を知らなければスルーされてしまうのは仕方ないですねw

もし見かけたら手に取ってみてみてください。きっと欲しくなります。

おわりに

というわけで、デザイナーズ・チャレンジのまとめでした。

50周年に向けて、こういう試みが何かあるのか・・・?という話は今のところ聞かないですよね。
僕のアンテナが反応してないだけかもしれませんが・・・。

個人的にはランボルギーニやポルシェ、またはトヨタ、日産といったようなメーカーにも参加してもらって、もう一度デザイナーズ・チャレンジを・・・自動車メーカーの本気のホットウィールを見せてほしいと願わずにはいられません!

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Comment

  1. B太(中) より:

    アメリカに駐在している友人が、netで応募して当たったからコレクターである私に謹呈すると言って、別の出張者が現地から携えてきたのがHonda-Racerでした。
    彼(すっかり偉い肩書きになって遠い人になりましたが(^^))の好意と、現地限定ものをほぼリアルタイムで入手した感動を忘れないために、家宝にして特別保存しています。

    • にわかマニア管理人 より:

      B太(中)さん

      コメントありがとうございます!

      趣味に理解のあるご友人、うらやましいです。
      そして人それぞれ、いろいろなモデルに思い出があるんだな~と感じました。

      月並みですが、初めて買ったモデルとかも忘れられないですよねw

  2. D's より:

    こんにちは!お疲れ様です!

    本日も管理人様によるホットウィール学の講義、ありがたく受講させていただきました。

    本当に、ホットウィールの世界は奥が深い!深すぎる!そして楽しい!

    先日ちょうど狩猟場にて紹介されていたホンダレーサーを目撃していたのですが、こいつを見た瞬間やはり『こっ…これはっ!?』となり手に取ってしまいましたね。

    どしっとHONDAって書いてるし、こんなレーシングマシンもあるんだろなぁ~と…

    再び元の場所に戻したところでしたが…(※買わなかったんかいっ‼)

    なるほど、こういった経緯で世に現れたホットウィールだったのですね。

    そしてその時の狩猟場はもう実車の姿はあまりなかったのですが、以前はスルーしていた謎車をいろいろ見て何か楽しかったですね。謎車、面白い!にわか教授のおかげです!

    ちなみに24OURのTHが潜んでいました。

    あと先日のグリーンウッドコルベットの質問の件、にわか教授の仰る通りの物でした!ありがとうございます!

    今だったらブリバリしてなかったかもですが、当時は何も分からず普通にブリバリして…
    (※ブリスターもホットウィール本体もやたら豪華だなぁ~程度。汗)

    でも手に取った瞬間に伝わるあの重厚感、ただ者ではないあのオーラ…

    そしてホットウィールのコースを走らそうとするも走らない!そりゃそうだっ!タイヤは高級感溢れるリアルライダーだ!笑

    ⬆今じゃ絶対にしないことですが…。

    余談ですが、台風が接近しておりますのでにわか教授もどうかお気をつけて。

    • にわかマニア管理人 より:

      D’sさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      >先日ちょうど狩猟場にて紹介されていたホンダレーサーを目撃していたのですが、こいつを見た瞬間やはり『こっ…これはっ!?』となり手に取ってしまいましたね。

      ですよね!
      そしてスルーしちゃう・・・その気持ちわかりますw

      >以前はスルーしていた謎車をいろいろ見て何か楽しかったですね。

      面白くなっちゃいましたか!w
      僕も去年のはじめぐらいまでは全然興味なかったんですが・・・やっぱり諸先輩方のおすすめなどを受けて調べていくうちに「面白い・・・!」となってしまいました。
      これ、沼だそうですので、足を取られておぼれてしまわないようご注意くださいw

      >グリーンウッドコルベット

      あれでしたか~!うらやましいです!!
      特に売る予定等なければブリスターから出してガンガン遊んであげるというのもアリじゃないでしょうかw

      >でも手に取った瞬間に伝わるあの重厚感、ただ者ではないあのオーラ…

      そうそう!そうなんですよ。
      だから僕はなるべく開けたいと思うんですが・・・それでもなかなかブリバリできないものってのもたくさんあって悩ましいところですw

      >余談ですが、台風が接近しておりますのでにわか教授もどうかお気をつけて。

      だだだ誰が教授やねん!(いまさら)
      ありがとうございます。連休はおとなしく家にいますw

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