お値段変わらないマルチパックをわざわざ買う意味、その魅力について
2019/12/19
ホットウィールには「マルチパック」と呼ばれるセットがあり、
3PACK、5PACK、9PACK.10PACK、20PACK・・・と展開されています。
特に日本ではトイザらスやイオンで5PACKはよく見かけます。
5PACKの場合、決められたテーマに沿った5種が入っていて、なかなかどれも魅力的です。
ただこれ、「パックになっているからお得」というわけではありません。
普通「セットで買うから勉強してね」っていうのが商売でありがちな方法じゃないですか。
抱き合わせ商法的な。ちょっと違うか。
ホットウィールのマルチパックに関しては、「セットだからお得」というわけではありません。
でもマルチパックにはマルチパックの魅力がありました。
マルチパックを買う意味について
マルチパックというのは、こういうヤツです。
台紙についていない裸のホットウィールが3~20台がまとまってケースに入って売られているもの。
これ、例えば3台入りのマルチパックだと定価900円なんですね。
ホットウィールは1台300円が定価ですから、1円たりとも安くなっていないわけです。
よく見かける5カーパックもトイザらスやイオンで1,000円ぐらいなので、1台あたり200円しないってところも全くお得感はないですね。
「え、じゃあなんでこれを買うの?台紙もついてないのに・・・買う意味あるの?」
って思うかもしれません。
その疑問は、ラインナップを見れば納得です。
マルチパック限定モデル(カラー)がある
このマルチパックの10台を左上から見ていくとわかります。
Model # | Model Name | Asst. |
---|---|---|
CFJ77 | Torque Twister | 2015 J |
DHW64 | Twinduction | G |
DHW97 | Cruise Bruiser | G |
DHW81 | Side Ripper | G |
xxx | Porsche Panamera | – |
DHW79 | Gazella GT | K |
DHP96 | Lotus Esprit S1 | K |
xxx | ’68 Plymouth Barracuda Formula S | – |
DHP81 | Aston Martin V8 Vantage | J |
xxx | Sharkruiser | – |
まず1台目に昨年のJアソのTorque Twisterがいるのが謎ですがw
残りを見ると、今年のG,J,Kアソが6台と、それ以外が3台という構成です。
この「それ以外」っていうのが、マルチパックでしか入手できないモデルだったりするわけです。
特にパッケージ右上のPlymouth Barracudaはオレンジ色で囲われてますし、特別である事を強調しているとしか思えません。
マルチパックの限定カラーだとのことです。
中段真ん中のPorsche Panameraもそうですし、右下のSharkruiserもそう。
マゼンタカラーのSharkruiserです。
どこかで見たと思ったら、
おもちゃショーのマテルブースで見かけた3CAR PACKに入っていたのもマゼンタでした。
[参考]東京おもちゃショー2016で、マテルのブースを見てきました!
もしかしたらいろんなマルチパックに登場しているのかもしれないですね。
※プリムスだけはこのマルチパックだけなのかな・・・。
マルチパックでしか入手できないと思ったら、とたんにこのシャークルーザーが愛しく思えてきましたw
ブリバリする勇気が要らない
マルチパックを買う意味として、もう1つ考えられるのが、
「ブリスターパックを破らなくていい」ってことじゃないでしょうかw
どうしても台紙についたモデルはそのまま取っておきたくなるものです。
綺麗に剥がそうにも剥がれませんから、「ブリスターから出したいけれど出せない・・・」という葛藤を抱えているコレクターさんも多いはず!
でもマルチパックならブリスターじゃないから、なんとなく開けやすい気がしませんか??
いずれにしろパック自体をブリブリッと開けないといけないので、とっておきたい方はパックのまま取っておくことになるんですけどw
おわりに
というわけで、マルチパックにはマルチパックの良さがあるんだぞという話でした。
個人的には5カーパックのFLAMES、GRAFFITI、BATMANあたりが欲しいです。
あ、でも20パックもいつか買ってみたいな・・・。
ちなみに50PACKという商品もありますが、これはブリスター(ショートカード)に入ったホットウィールが50種ダブり無しで入ったもので、またちょっと性質が違います。
追記
20パックもゲットしたで。