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Super Voltageシリーズとは?Light SpeedersのRoad Killをレビュー

      2017/12/22  - その他レビュー, ホットウィールの基本情報

先日、コメントを頂いている方から送ってもらった1999年当時のマテルジャパンの小冊子に載っていた「Super Voltage」シリーズ。
ホットウィールを充電させて走るという仕様なので、日本版Sizzlersとも言えそうで気になっていました。

今回たまたま入手できたので、その仕様などをレビューしたいと思います。

追記:日本版アイテムと勘違いしていましたが、コメント欄において訂正頂きました。
海外においては「X-V Racers」という商品名で1996年~1998年あたりまで展開されていた商品のようです。

スーパーボルテージとは

スーパーボルテージは1999年にマテル ジャパン リミテッド時代に発売された、充電式の自走するホットウィールです。

当時の小冊子での説明によれば

スーパーボルテージは充電で走るんだ!
10秒の充電でチューンナップする充電ブルピット。
ブルピとよんでくれ!

と書かれており、70年代の充電式ホットウィール「Sizzlers」を彷彿とさせます。

1999年時のラインナップは3つのシリーズがあり、通常のスーパーボルテージカーが4車種展開で各1,980円、充電すると内部が光るスーパーボルテージ・ライトスピーダーが4車種展開で各2,400円、F1カーを集めたスーパーボルテージ・フォーミュラカーが5車種展開で各2,400円だったそうです。(全て専用ブルピット付き。価格は定価。)

2000年にはミレニアムコレクションというシリーズで4車種発売されています。

以下、僕が調べた限りのラインナップです。

TOY # モデル名 シリーズ
21138 ボス マスタング スーパーボルテージカー
21152 スタートラベラー
21154 キングクローム
21849 ニトロスコーチャー
21283 オッドロッド スーパーボルテージ・ライトスピーダー
21285 スティング
21287 ロードキル
21293 ソーラーフラッシュ
23032 フェラーリ スーパーボルテージ・フォーミュラカー
23246 ジョーダン
23033 マクラーレン
23031 ウィリアムズ
23035 スチュアート
フェラーリ F50 レッド ミレニアムコレクションファースト
88189 フェラーリ F50 シルバー
シルバーストーム
88192 ゴールドフィーバー

実際にはこれらの車種にカラーバリエーションがある点、ミレニアムコレクションセカンドがあったのかもしれない点などから、これで全車種というわけではなさそうです。

海外の情報サイトを見ても載っていなかったり、載っていても紹介されているのは日本で発売されたパッケージのものだったりするのを見る限り、日本のローカルホットウィールである可能性がありますね。
そう思うとバンダイがキャラウィールやロボウィールで頑張る前に、マテルジャパンも頑張っていたんだということが知れるアイテムなのかもしれません。

前述の通り、USではX-V Racersという商品だったのでSuper Voltageで検索しても出てこなかったんですね・・・。

ロードキルのレビュー

今回僕がゲットしたのはライトスピーダーの「ロードキル」です。
ロードキルは車体上部に「ROAD KILL」と書いてあり、英語では動物などの轢死体を表しているんだとか・・・なんちゅー車名だ。。。(違う意味をご存じの方がいたら教えてください!)

ライトスピーダーは車体に大きなクリア樹脂パーツが組み込まれていて、充電中にはその内部にあるLEDが激しく光り、熱くたぎる感じのシリーズです。
その様子は後ほどレビューします。

では各部見ていきましょう。

フロント・リア

海外サイトでは「Hummer」と紹介されていましたが、ハマー風の謎車ですね。

これのルース品をどこかで見つけたとしても、誰も「ホットウィールだ!」とは思わなさそうな感じがあります。
どこがいけないんだろう・・・。

フロントライトやテールライトがクリア樹脂パーツで再現されているものの、玩具感が全然消えていないためかチープな印象も。
カラーリングのせいなのかなぁ・・・。

サイド

サイドビューはややホットウィール感が戻ってきました。
サイドタンポのおかげですかね。

ただ、ホットウィールコレクターなら絶対気になるタイヤが・・・

なんだこれ・・・見た事ない。。。

以前頂いたホイールリストにもそれらしきはなかったですし・・・スーパーボルテージシリーズのオリジナルホイールである可能性も否めませんね!

ちなみにこのタイヤ、モーターにかましてあるせいか、通常状態では全く走りません。

トップ・ベース

ボディトップはなかなかホットウィールっぽさがありました。
やっぱりタンポの問題かな。

シャーシは・・・ホットウィールのロゴがかろうじて入っているのでホットウィールだと認識できますが、かしめではなく三角のネジで2カ所とまっている点や必要情報以外のモールドがない点など、やっぱりこれをパッと見たときに「ホットウィールだ!」とわかる人の方が少なさそうですね。

ちなみにシャーシに埋め込まれている金属パーツが充電器と接触させる部分になります。

1998年の著作年と、中国製であることも記されていました。

ボディトップには「BMAN」「JERRYS SHOCKS」「TWIN」というステッカーと、ホットウィールロゴ、「DOUBLE Z-RO」というペイントがタンポ印刷されています。

ここにホットウィールロゴが入っているので、ギリ本物っぽいですw

ボンネットには「SASQUATCH Racing」というタンポとビッグフットの足あとが描かれていました。
SASQUATCHはビッグフットと同意とのことで、架空のレースチームロゴなのかもしれないですね。

ちなみにこのRacingのロゴは、同時期に発売されていたRacingシリーズのロゴと同じです。

ブルピ

専用充電ブルピット(通称ブルピ)はこんな感じでした。
なんとなくガンダムとかザンダクロスの足っぽいです。

表面にはホットウィールロゴがしっかり入っていますね。
ロゴの周りは・・・電気を表しているのかな。

単三のアルカリ電池3本で動かします。
僕はたまたま手元にニッケル水素電池しかなかったのですが、おそらく4.5V必要なところに3.6Vしか供給できないのでオススメできません。
また、「ニカド電池だけは絶対に使うなよ」と注意書きがあったので中古のルースをゲットされた方は注意しましょう。

さて、このガンダムの足充電台に・・・

こんな感じでセットすると充電が始まります。

たぎる様子は動画を撮影してみたので参考にしてみてください。

充電が開始されると共にボディが内部から赤く染まっていくのがカッコいいですね!!!w
というか、そこそこ古いアイテムのくせにしっかりと遊べたことに驚きました。

説明書によると10秒チャージで1分は走行できるとのこと。
僕の場合電池の電圧が違ったためか、40秒程度しか走行できませんでした。

それでもトミカのどうろセットに付属していた坂を自走で登っていけたのはすごいですよね。

ちなみに10秒以上のチャージは故障の元になるからやめましょうとのことです。
また、分解もしないようにという注意書きがありました。
※するなと言われるとやりたくなりますけどね・・・w

おわりに

というわけで、スーパーボルテージシリーズのまとめと、ロードキルのレビューでした。

おそらく日本ローカルのアイテムなので、Hot Wheels Wikiaにも見放されている感じのヤツだったりしますw
※日本ローカルではなかったのに海外のサイトでもたいした情報が得られませんでした・・・。詳しいサイトをご存じの方は教えて頂けるとありがたいです。

18年前の代物とはいえ、まだ安価に入手できるので、これをゲットしてSizzlers風に改造するみたいなのも面白いかもしれないですね。

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. しま より:

    むしろ、ザンダクロスに興味がわいたんだが・・・。(ノД`)

    • にわかマニア管理人 より:

      しまさん

      コメントありがとうございます。
      ザンダクロスは・・・ドラえもん史上最高の大長編「のび太と鉄人兵団」に出てきた百式ですよ!

  2. hoshimiru より:

    スーパーボルテージは日本ローカル商品というわけではなく、アチラではX-V Racersという名前で販売されてました。

    シズラーがニッカド電池なのに対して、こっちは充電にコンデンサを使っているので走行時間が短くてすぐスローダウンしてしまうのが残念でした(シズラーは5分くらい走ります)。

    • にわかマニア管理人 より:

      hoshimiruさん

      コメントありがとうございます!

      >スーパーボルテージは日本ローカル商品というわけではなく、アチラではX-V Racersという名前で販売されてました。

      うおおおおおおおおお!!!ありがとうございます!
      早速いろいろ調べさせてもらいました。

      X-V Racersでも・・・あんまり情報が出てきませんでしたが、たしかに僕がゲットしたRoad Killも1998年に出ていたようです。

      さっそく記事も修正させて頂きます!

      >シズラーがニッカド電池なのに対して、こっちは充電にコンデンサを使っているので走行時間が短くてすぐスローダウンしてしまうのが残念でした(シズラーは5分くらい走ります)。

      この記事を書く前にシズラーが走っているシーンも拝見させて頂いていたんですが、たしかにかなり長く走っていました。
      いつかはシズラーもゲットしたいです。

  3. 5踏み より:

    こんばんは〜
    私は当時このシリーズのSVサンダートルネードを持っていました。このコースのセットには黒いソーラーフラッシュ(スティング)が付いています。
    https://m.youtube.com/watch?v=G8gk2UcmA74
    また、こちらが当時のスーパーボルテージのCMです。このCMで4台のマシンが順番に発車するシーンをよく見ると、水色のロードキルとジェットエンジンをそのまま載せたような車がいますね。

    • にわかマニア管理人 より:

      5踏みさん

      こんばんは!コメントありがとうございます。

      >サンダートルネード

      うわーうわー、その動画を観たら欲しくっちゃいますね・・・!
      トルネード風に筒を駆けあがっていくところなんか、圧巻です。

      >水色のロードキル

      本当だ・・・ありますね!
      ということは・・・これがプロトタイプとかでない限りはカラー展開はもっとあった可能性があるんですね・・・。

  4. 林哲平 より:

    にわかマニアさん、こんにちは!!!

    スーパーボルテージ、ホットウィール大図鑑2で見て「デザイン微妙なのに値段高!!!」とか思ってたんですが、実際に走っている動画を見るとめちゃくちゃカッコイイですね!!!

    特にザンダクロスの足に乗っかって赤くエネルギーがチャージされていく様にはロマンがありますね~♪

    ルース品が安く買えるなら頑張って探してみようと思います。
    というかこんなブリスターに入ってたらホットウィールと気がつかないですね。

    • にわかマニア管理人 より:

      林さん

      こんにちは!!!コメントありがとうございます。

      ホットウィール大図鑑2・・・僕も欲しいんですがどうにも高額で手が出ません・・・。
      それこそ安価に売っていたら欲しいんですが・・・なかなか見かけませんね~。

      >デザイン微妙なのに値段高!!!

      www
      ホットウィールに関してはデザインと価格が比例しませんからね!w
      それでもこの商品、さすがに当時の子どもたちにも高額だったんじゃないかと思いますね・・・。

      >ザンダクロスの足に乗っかって

      むしろザンダクロスにのっかってもらってありがとうございますwww

      >赤くエネルギーがチャージされていく様にはロマンがありますね~♪

      僕も当初なめてかかってたんですが、あの真っ赤になっていく様は熱かったです!(実際の温度は熱くないですが)

      >ルース品が安く買えるなら頑張って探してみようと思います。
      >というかこんなブリスターに入ってたらホットウィールと気がつかないですね。

      実は僕も林さん同様に1,000円以上のホットウィールって基本的に手を出していません。
      記憶にあるのでも初期レッドラインだけじゃないかと思います。
      オークションで500円以下のものに手を出すのがほとんどで、今回のもそうでした。
      スーパーボルテージ自体そこまで有名でもなさそうですし、人気もなさそうだし(w)、安価にゲットできるチャンスは意外とありそうな気がしますよ~!

  5. あま より:

    こんにちは、よく拝見させて頂いております。
    当記事を読んで私もSVに興味が出たため、ちょこっとヤフオクで落札してみました。

    確かに認知度という意味で人気がないようですね…。
    おかげで、フォーミュラカーシリーズ(とオマケのゴールドフィーバー)が5(6)台セット2,000円ちょっとで入手できましたw

    なお、フォーミュラもゴールドも、ボディ全てがプラで、金属は使われていませんでした。重いとやっぱり走行スピードに影響がでるからでしょうね。普通のHWよりかなり軽い感じです。
    あと、後輪が段になっていたのには、ラバー製のタイヤを被せてあって、ホイルスピンせずに駆動できるようにしていた為なのですね。まあ、普段のプラ製タイヤだとまともに走らないかもですが。
    しかし、実際に手に入れてみると、コースも欲しくなりますね。
    自走式車型玩具としても十分楽しめますねコレ。

    …あと、やっぱりライトスピーダーシリーズも欲しいかなぁ。チャージで光るのは地味に好みだったりします(あっ

    • にわかマニア管理人 より:

      あまさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      >ヤフオクで落札

      うわ、ちょうどそのアイテム僕も見てました!
      これは危うくヤフオクのライバルになるところでしたねwww
      ・・・というかすでに何かの商品で競ってそうですね。

      >重いとやっぱり走行スピードに影響がでるからでしょうね。普通のHWよりかなり軽い感じです。

      坂を下るだけならある程度重い方がいいんでしょうけど、自走となるとやっぱりある程度の軽さが必要なんですね~。

      >後輪が段

      気づきませんでした・・・wwwww
      言われて、引っ張り出してきて触って初めて何のことかわかりました。

      >しかし、実際に手に入れてみると、コースも欲しくなりますね。

      そうなんですよ・・・!
      僕の場合、家にトミカのどうろセットしかないので全然走らせられなくて、なんだかせっかくのスーパーボルテージがかわいそうです。

      >チャージで光るのは地味に好みだったりします(あっ

      僕は偶然ゲットしたのがライトスピーダーでしたが、徐々に赤くなっていくのは当時遊んでいた子供たちも熱かったんじゃないでしょうか!?
      機会があれば是非w

  6. たけ より:

    こんにちは
    最近ホットウィールにハマった者ですが、それからいつも記事読ませていただいてます!

    このシリーズ、懐かしすぎて思わずコメントさせていただきました。
    ホットウィール好きの父親が当時買ってくれたのだと思いますが、どんな車種かも覚えておらずこのブルピだけ強く記憶に残ってます笑

    なんか面白い記憶が蘇る記事でした。
    ありがとうございます。

    • にわかマニア管理人 より:

      たけさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      いやー、懐かしんでいただけて良かったです^^
      「ブルピってなんだ・・・?」と思ったら、僕が勝手に命名してた例のチャージャーでしたかww

      当時の記憶というのはミニカーよりも価値があるものだと思っております!
      僕は完全に大人になってからホットウィールに触れたくちなので羨ましい!

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