PANDEM SUBARU BRZのレビュー!日本が世界に誇るチューニングブランドを冠したモデルが遂にHWで登場![FYN76]
2021/01/13
2019年Car Culture STREET TUNERSよりPANDEM SUBARU BRZを入手してきました!
これは今回大注目の一台でしたよね!
残念ながらウィングがぐんにゃりしているモデルが大半だったようですが・・・これの直し方もあとで記しておきます!(787Bの時といっしょ!)
ではガタガタ言わんと、レビューいっくでぇー!!!
パンデム・スバル BRZのレビュー
本日紹介しますのは、2019年のCar Culture「STREET TUNERS」にラインナップされた一台、PANDEM SUBARU BRZです!
このマシンが出るという噂が出始めたの、いつだったか覚えてます??
↑これですよ!
2018年の2月です。
この時はAmazon.comにいきなり「Pandem Subaru」という名前があがって、ホットウィールのプレミアムラインであることなどが記されていたんですね。
それをOrange Track Diecastさんが発見して記事にしていたのですが、おそらくM社かA社からの圧力がかかって記事を消したのではないかと思われます。。。
僕は「Amazon限定モデルが出るのか!?」と予想して騒いでいましたが、蓋を開けてみたら何のことはない・・・2019年Car Cultureシリーズの情報を得たAmazonが先走ってアイテムを公開しちゃってただけ・・・みたいな感じでした。
ただまぁ、この情報が出た時点から、日本のファンも世界のファンも「パンデムスバル出んのかよ!!」と興奮し、いつかいつかと待ちわびていたのではないかと思われます。
僕もこの車種にそこまでの想い入れはないながらも、やっぱり楽しみにしていた一人でした。
この車種がラインナップされたSTREET TUNERSは日本車ばかりが5種ラインナップされた大注目シリーズで・・・2019年9月のメインライン発売日に同時発売されました。
マテルもかなり日本で力を入れていたアイテムだったようで・・・当日は各店でかなりの入荷があった模様。
店舗によっては「夕方になっても余ってる」というような珍しい状況だったようですが、そんな中でもPANDEM SUBARU BRZだけが売り切れているというお店も少なくなかったようです。
僕としてもこのBRZは逃せないと思っていたのもあり、珍しく30分前ぐらいには販売店に到着し、並んで待ちました。
そして見事ゲットしてきたというわけなのであります。
PANDEM SUBARU BRZについて
PANDEM SUBARU BRZはトヨタ86の兄弟車であるスバルBRZに、TRA京都が世界に誇るPANDEMブランドのボディキットを装着させた一台です。
・・・といっても僕もホットウィールを集め始めてからちょいちょい名前を聞いていた「TRA京都」についてはほとんどよく知りませんでした。
「・・・TRA京都ってトラストでしょ?」とか言ってたぐらい。
僕同様に知らなかった人はここで覚えて帰りましょう。
すでにご存じの方は生暖かい目で見守って(時にはツッコミを入れて)あげてください。
TRA京都は三浦慶氏を代表とするエアロキットを製造販売する会社です。
その代表的なブランドとして「ROCKET BUNNY」・・・通称ロケバニがあります。
ロケットバニーはビス留めオーバーフェンダーというクラシカルなボディキットがその特徴で、トラスト(GReddy)とのコラボとして2012年のSEMAに出展した86(サイオンFR-S)のワイドボディキットをキッカケに世界で注目されるブランドとなりました。
※ちなみにロケバニの原点は軽自動車のボディキットだったんだそうで・・・今でもTRA京都のウェブにはカッコいいラパンのカスタムカーが載ってて震えます。。。ミラジーノ用も出してくれw
PANDEMはそんなTRA京都が持つブランドの1つ。
明確な違いとしては、ロケバニがビス留めオバフェンなのに対し、パンデムはブリスターフェンダースタイルを特徴としている点らしいです。
ただ・・・僕が観た感じだとパンデムでもオバフェンっぽいのもあったし・・・ちょっとよくわかりませんでした。
もしかしたらそう感じている人も多いのか、それともわかりやすく説明するためなのか「ROCKET BUNNY=PANDEM」としている意見もよく見かけます。
※実際、先月のモデルカーズでもPANDEM SUBARU BRZの紹介で「ロケットバニー/パンデム」としてました。
まぁ、でも厳密には別ブランド・・・ってことですね。
ちなみにUSではGReddyが独占的に輸入を行っているようで、「ロケバニ=グレッディのボディキット」っていうのが定着しているみたいです。
ちなみに!
三浦氏は2017年にはマテル本社を訪れていて、Mark Jones氏とツーショットを撮ったりしてるんですよ。
・・・そういえばJun氏が引退する時に「マイフレンド」とか言ってたような・・・。
もしかしたらこの時にPANDEM SUBARU BRZの製作についての打ち合わせ・・・というかライセンス云々の話があったのかもしれませんね。
(それとも手にしている青いプロトタイプみたいなのがソレだったり・・・???)
・・・それか単純にFUGU ZやCUSTOM FORD MAVERICKの件だったかな・・・?
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PANDEM SUBARU BRZはホットウィールにおいては今作がデビュー品。
今後の展開が楽しみなモデルの一つであります。
では各部みていきますよー(前置きが長くなり過ぎた!!)
フロント・リア
ノーズに輝くスバルエンブレム、そしてこの特徴的な釣り目。
まぎれもなく現行のSUBARU BRZでございます。
ただ!!!
このマシンを知らなくとも一目見たら「うわカッコいい!」って思えちゃうワイド&ロースタイリング。
これこそがPANDEMたる所以なんですね~。
そして・・・たしかにPANDEMブランドなだけあってブリフェンです。
アメリカのみんな!こいつぁロケバニじゃねえ、パンデムだ!
テールランプやライセンスプレート(GReddyロゴ入り)までしっかり仕上げられているのはCar Cultureの標準仕様となりつつありますね。
ホットウィールらしさは失われるかもしれないけれど、やっぱりここまで綺麗に仕上げられているのは嬉しいゾ~。
サイド
サイドビューもめちゃくちゃカッコいいですね。
なんかGTカーみたいなスタイルで・・・これが公道を走ってると思ったらマジで震えちゃう。
ブルッ・・・ブルブルッ。。。
最近流行りのRR6SPM(Real Rider 6-Spokes Mag)もよく似合ってます。
(他に言う事ない)
トップ・ベース
ブルーのメタルフレークボディがなんともスバルのスポーツカーって感じがしますねえ。
これまた綺麗なカラーリングです。
注目すべきはちゃんと右ハンドルになっている・・・ってところですかね。
カードイラストをよく見ると左ハンドルなんですけど、キャストの方はちゃんと日本をリスペクトしてくれたみたいw
底面には2018年の著作年およびタイ製であることが記されています。
曲がったウィングの直し方
冒頭でも書きましたとおり・・・今回のBRZはウィングの曲がりが酷いアイテムというのが多かったようです。
僕が入手してきたものも例に漏れずグンニャリとしていてかなり不格好でした。
※このページの写真はほぼすべて、直す前に撮影したものです。
ウィングが曲がったまま発売されたアイテムというと・・・最近だとCircuit LegendsのMAZDA 787Bを思い出しますよね。
MAZDA 787Bのレビュー!ル・マン初優勝した日本車のワークスカラー版![FLC25]【Car Culture Circuit Legends】
これが約10カ月前ぐらいに出たアイテムなんですが・・・
ま る で 成 長 し て い な い。。。
軟質樹脂製のウィングをブリスターに無理矢理押し付けるような感じでパッケージングされてるために曲がっちゃうんですねえ。
そんな時は・・・
お湯につけて、ここを伸ばしてあげればOKです。
何℃のお湯・・・としっかりした答えは出せないんですが、僕は80~90℃ぐらいの熱湯にこのウィング部分だけつっこんで柔らかくし、真っすぐになるよう伸ばしました。
やっぱりここがピンとしてると全然違いますね!開封派の人にはオススメです!
おわりに
というわけで・・・PANDEM SUBARU BRZのレビューでした。
今回このアイテムを入手したことで、ロケバニ、パンデム、そしてTRA京都やトラストへの理解が深まって良かったです。
86の兄弟車ってことでト*カの86と並べてみました。
向こうはガチのレーシングカーで、こっちはレーシングカスタムの一般車・・・っていうのが面白いですね。
ホットウィールではノーマルのBRZってリリースされてなかったと思うので、比較用にゲットするなら2013年にリリースされたSCION FR-Sを入手すべきでしょう。ウオオ急激に欲しくなってきた。
あとは以前コメント欄で書かれていた3台も並べてみましたよ~。
RWBのポルシェ、パンデム・スバル、リバティウォークのS30・・・という、なんともニードフォースピードな感じの3台ですw
これ、結局のところ3つとも日本が誇るチューニングブランドのアイテムなわけじゃないですか。
※フェアレディZは公式でリバティと言われてるわけじゃないけど。。。
日本車が世界で人気なだけでなく、こうした日本のチューナーたちもホットウィール化されているというのは本当に熱い!!
果たしてこの人気がいつまで続くのやら・・・!楽しみでありますな!
Comment
待ってましたー!!
これ自分の周りで話題なんですけど前後ランプのタンポって86の使い回しじゃないんですかね??テールはどっちとも言えない感じありますけど ヘッドライトはBRZならウィンカーがあるはずなんですよねー。
この辺詳しい人が居たら助かります!! それとも突っ込んだらダメな部分なのでしょうか、、、笑
ゆるやま先生初めましてこんにちは
BRZのヘッドライトは後期型?を表現したと自分は思ってます
でもやっぱり86にしか見えない・・・
たぁ坊さん はじめまして!!
僕も初めは後期かなと思ってたんですけどね 86じゃね??って聞いて そんな馬鹿なwww
ググるやで
86やないかい。 ってなりましてwww
それに後期フェイスなのに前期テールなのかってなりますし 見れば見るほど前後86にしか、、、笑
ゆやまる先生さん
コメントありがとうございます!
タンポの使いまわしなんてあるんですね!?!?
そういうのはガンガンつっこんでいきましょうw
といっても、ホットウィールでは「ここが実車と違うんだけど」みたいなのって日常茶飯事ですよね^^;
86なのか前期後期なのか・・・みたいなのも、「ご想像にお任せします」って感じなのでしょう。。。
更新お疲れ様です。いやもう本当ウイングだけが足引っ張る。 開けないと直せないし、開けたくない派の人はツラいはず。 ワイドボディはカッコいい!この辺出せるのがホットウィールですよね。トミカだとプレミアムの一部以外は改造車無いですからね。 カラーリングはレーシングカーになっていても車体はノーマルのままとか有りますから…。
雷電さん
コメントありがとうございます!
ねー・・・本当にこのウィングどうにかならんかったのかw
でもまぁエラー品というわけでもないですし、開けない派の人にしてみたらそこまで関係なかったりしないんですかね・・・?
>トミカだとプレミアムの一部以外は改造車無い
うおおっ・・・そうでしたか!
なるほど、ホットウィールの醍醐味ってこういう部分にもあるんですね。
>カラーリングはレーシングカーになっていても車体はノーマルのまま
まぁ・・・これはホットウィールでもよくありますよねww
ほら、カラーリングはワイスピなのに、マシンは使いまわし・・・的なw
こんばんわ~
>何℃のお湯・・・
40℃くらいで長めに温めて形を直したら冷水に浸ける。
もしくはドライヤー(弱温風)で温めて形を直したら冷風で冷やす。
これで十分だと思います。
高温だとゴムを傷める可能性が有るのであまり良くないかな。
うちの常連さん曰く ウイングがゴムなのは破損を防ぐためではないかと。
チャレンジャークロックスさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
40℃ぐらいでいけますか!
そうそう、787Bの時はドライヤーで地道に直したんでした。
今回は高温だった故か、、、一発でグッと真っすぐになりましたが、確かに傷める可能性がありますね。(今はよくても後々劣化しそう)
>ウイングがゴムなのは破損を防ぐため
ほほう・・・。
でもウィングも含めてメタルのモデルってたくさんありますよね・・・?
ふと思ったんですが、ウィングをメタルにしちゃうと支える部分が太くなったり、ボディとの間に隙間がなくなったりしちゃうので、それを防ぐために(造形のクオリティを高めるために)ゴムにしたんだったりして・・・?
・・・って、ゴムちゃうわ!!!!
え??ゴムなのか・・・?ゴムとプラの中間みたいな樹脂・・・?
BRZもgtウィングが曲がっているのですね(^^;)出来れば、787B欲しくなっちゃいました。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
787B、未入手でしたっけ・・・?
専門ショップ等ならまだ定価で買えそうな気も。。。