BUICK WILDCATのレビュー!映画デモリッションマンにも使われた未来的なコンセプトカー![11089] | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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BUICK WILDCATのレビュー!映画デモリッションマンにも使われた未来的なコンセプトカー![11089]

先日のデモリッションマンシリーズまとめで紹介したとおり、本日はBUICK WILDCATのレビューをさせて頂きたく存じます。

「え?ビュイック・ワイルドキャットってこんなんだったっけ??」と思ったそこのあなた!!!
僕も本当に、ずっとそう思ってました。

なんだったらこれが「BUICK WILDCATという名前のオリジナルカー」だと疑ったこともあるほどです。

でも実際はそうではなくて、れっきとした”実車・ライセンスドカー”にあたるアイテムでございました。

というわけで・・・この子の詳細を見ていきたいと思います。

ビュイック・ワイルドキャットのレビュー

本日紹介しますのはこちら。
1993年DEMOLITION MANシリーズにラインナップされたBUICK WILDCATです。

当該シリーズの内容については別途まとめさせて頂きました。

ホットウィール DEMOLITION MANシリーズのまとめ

「なぜ急にこんなアイテムを・・・」という感じではありますが、安価に出品されている昔のホットウィールを見かけたら欲しくなるのがコレクターの性ですよね。
昨日の記事では「昨年末ぐらいに」と書いていたのですが、よくよく調べたらもう1年以上も前に相当安く買い叩いたものでした。

ずっとダンボールの底で眠っていたものを、今回ふと思い立って起こしてきたわけなのです。(理由もなく)

BUICK WILDCATについて

個人的にはBUICK WILDCATというと60年代のアメリカンフルサイズなマッスルカーが真っ先に頭に浮かびます。
というのもホットウィール収集を始めたばかりの頃、近所の輸入車取り扱い業者の家にソレが停めてあって、毎日のように眺めていたからです。

「うおお・・・かっけえ・・・。なになに、ワイルドキャットっていうのか・・・。」「ホットウィールで出てないかな・・・」と調べたのを覚えています。

そしたら出てきたのが今回のBUICK WILDCATで愕然とした・・・っていうね。
「アメリカンマッスルじゃないんかい。。。」と。

実はホットウィールでリリースされているBUICK WILDCATは正確には「BUICK WILDCAT CONCEPT」であり、1985年に登場したコンセプトカーなのでした。
※60年代マッスルカーの方のワイルドキャットは未だホットウィール化されていない模様。ぐぬぬ・・・

ビュイックは1953年、1954年、1955年、1985年、1977年の5回ほどワイルドキャットのコンセプトカーを発表しています。
そのうちの1つ、1985年のコンセプトカーが1993年公開の映画「デモリッションマン」で使われることになり、同年のホットウィールにも登場することになったのです。

まぁ、あれですよね。
「なんか未来っぽくね?」っていう理由で、2032年という映画内の設定に合致したマシンとして選ばれたのでしょう。(憶測)

僕が入手した一台はそんなBUICK WILDCATのデビュー品、1993年のデモリッションマンシリーズのものです。
ホットウィールにおけるデザイナーは我らがLarry Wood氏。

デビュー以降メインラインを中心にリリースを続けていたようですが、2005年のFinal Runシリーズにてその生涯を終えました。

数あるバリエーションの中には1998年のボーナスカー(キャンペーン品)なんかもあったので、日本のコレクターさんでも印象に残っている人は多いのではないかと思われます。

そしてこれを初めて見た時に「え、この車ってどっちが前なんだろう・・・?」と思った方も少なくないはず!

なんかこの角度だけだとファストバックでフロントエンジンがむき出しなのか、それともミッドシップで前衛的なデザインのボディなのか・・・というのがわかりづらいんですよね。

どちらが前でどちらが後ろなのか・・・!?
その答えは以下の各部レビューにて!

フロント・リア

こうやって見るとどっちが前でどっちが後ろかっていうのはわかりやすいと思います。
写真の左がフロントビュー、右がリアビューですね。

まぁ、なんとも未来的なデザインといいますか・・・当時(1985年)から考えて34年も未来である現在においてもまだ未来っぽい感じがするというのは面白いです。

あれですね、リアビューをもうちょっと顔っぽくしてもらって、デオラみたいなだまし絵感があっても良かったのでは!

フロント・リア共にタンポはまるで施されておらず、なんだったらキャノピーも黒塗りでおそらくはインテリアも作りこまれていない・・・というのは残念ポイントです。
せめてヘッドライトだけでも塗ってあげたらいいかなぁ・・・?

サイド

このサイドビューがみんなを悩ませる見た目なのではないでしょうか!?
後方になだらかに傾斜する形状がファストバック的というか、本当にフロントエンジンのマシンみたいに見えますよね??

かと思いきや前方に向かってなだらかな、近年のマクラーレンのスーパーカーみたいにも見えるという、なんとも不思議な感じがするデザイン。

ちなみに実車は前方からボディ中腹に入るモールドに沿ってキャノピーがパカッと前に開くことで搭乗できるようになっています。
実際の写真を見た方が早いですねw

Photo by motor1.com

おおカッコいい・・・。なんかデオラIIIにも通ずる部分があるなぁ。

こうやってみるとホットウィールの方はかなりデフォルメが利いてるというのがわかります。

ホイールはブラックウォールが採用されていました。

トップ・ベース

ボディトップは大きなグラスルーフ・・・というか、フロントから一続きになっている開放感のありそうなキャノピーが特徴的です。
ただ残念なことに赤いボディに黒い塗装で再現されているだけだったので中が見えない・・・というだけでなく!ブリスターの中でルーフが擦れていたのか、頭頂部の塗装が剥げてしまっていました。

むぐぐ・・・ボディカラーも含めて塗装し直したいですねえ。
※メタリックレッドボディにしたい。

ミッドシップされているのはビュイックのDOHC V6エンジンとのこと。
このエンジン周りも艶消しブラックにして、エンジンそのものをシルバーに塗り分けて・・・と妄想がひろがりんぐです。

底面はグレーのプラ製。
1997年に登場したメインラインモデルは今回のものとほぼ同じ仕様だったのですが、底面カラーがブラックなのとホイールが7SP(または3SP)になっている部分、あとはサイドのインテークが黒くなっているかどうか・・・という違いがあったようです。
ルース品を見つけた時にはこのあたりを参考に「デビューアイテムかどうか」というのが判断できそうですね。

ちなみに底面には車種名の記載はなく、「MALAYSIA ’93 WARNER」とだけ記されていました。

おわりに

というわけで!ビュイックワイルドキャットのレビューでした。

ホットウィール収集当初はほぼアメリカンマッスル(とトラック)にしか興味がなかった僕なのでこのワイルドキャットにはかなりガッカリしたものですが・・・今となっては逆に魅力的に思えてしまっているのだから不思議です。

底面表記なども含めて謎車扱いされている可能性も微レ存なので、もしかしたらまだまだ安く買えるアイテムかもしれないですよね。
僕としては前述したとおりリペイントをやりたい熱がかなり高まっているので・・・もう一つ買ってチャレンジするか、はたまたこいつをやっちゃうかで悩み中です。(たぶんこいつをやっちゃう)

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. ロードランナーK.K. より:

    志村っ~!うしろっ!!うしろっー…
    お疲れ様です
    思ってたのと違う…
    実車デカくないっすか!?
    コンパクトかミドル系だとばっかり思ってました(やっぱり大国はスゲェ)
    初めはそうじゃなくても、後で魅力的に思えるってなんか恋みたいで素敵
    手持ちを塗っちゃえー!!

    • にわかマニア管理人 より:

      ロードランナーK.K.さん

      コメントありがとうございます!
      ・・・あんだって?

      そういや全然関係ないっすけど、昨日公衆トイレで息子の排便処理をしていたところ「パパの後ろに目がある」とか言われて本気でビビクリまくりましたw

      >実車

      僕はサイズよりもスタイリッシュさが気になりました。
      ホットウィールの方はなんだか野暮ったい。。。

      >後で魅力的に思えるってなんか恋みたい

      さすがですw
      やっぱりこの年になってくるとそういう感覚になりますよね!
      若い頃は1stインプレッションばかりで惚れていましたが。。。

      よーし手持ちを塗るかー

      • ロードランナーK.K. より:

        子供とか動物って「何か」が見えるらしく、昔ワンコを日中お散歩してた時、誰もいない方に向かって怯えながら凄い吠えてた時はキョドったものです
        にわかさん…し…心配ないさー⤵️⤵️

        • にわかマニア管理人 より:

          ロードランナーK.K.さん

          こっわ!こわ!!!!
          や、結局うちの方は、トイレの排気口に目があった・・・あ、正確には「目のように見える突起があった」ってだけだったんですけどね。。。

          >ワンコを

          一瞬ウ〇コって見えたのは、K.K.さんの日頃の行いのせいですな!()

          • ロードランナーK.K. より:

            突起物で良かったですね~
            ワンコをウ◯コですか
            愉快愉快!ダイヤモンドユカイ!!
            自分は初めてウコンの看板見た時に「マジかっ!?」ってなりましたけれども
            汚ない話と下ネタ大好き!!

          • にわかマニア管理人 より:

            ロードランナーK.K.さん

            すんません・・・そこまで反応されると思ってなくて軽い気持ちで返信してました!!!
            でもウ〇コ大好きとのことで・・・良かったです。(言ってない)

  2. うらたろ より:

    お久しぶりです。
    wildcatは未だ持っておりません。ベーシックとして発売された緑のやつを探しております。実は10年以上前、誕生日プレゼントで買ってもらったT rexトラックの箱の写真に、その緑のやつが沢山写っていたので当時の私は気になって仕方がありませんでしたw 「そもそもこの車はどっちがフロントでどっちがリアなんだ?」って考えるぐらい。ゲットできてはいないものの、このブログを読んで少し懐かしい気分になれました。ありがとうございます。

    • にわかマニア管理人 より:

      うらたろさん

      お久しぶりです!コメントありがとうございます。

      T Rex Track持ってるんですか!!羨ましいw
      気になって探してみたんですが、その写真のヤツは見つけられませんでした。

      >「そもそもこの車はどっちがフロントでどっちがリアなんだ?」って考えるぐらい。

      ファーwwww
      やっぱりそうですよね!?
      良かった僕だけじゃなかった。。。

      少し懐かしい気分になったついでに、なんとか探し出して緑のヤツをゲットしちゃってくださいw

  3. poncha2016 より:

    こんにちは。

    デモリションマンと聞くと、懐かしい~
    と思うのですが、いかんせん思い出せない映像・・・(^^;)
    でもこの車は覚えているような・・・
    車だけ・・・。
    映画は見ていないのでは?>私

    • にわかマニア管理人 より:

      poncha2016さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      モリとかションとかマンに反応しちゃう・・・とかじゃなくて、懐かしい感じですか!
      ってことはどこかで観てたってことかな?

      ちなみにこの車は映画ではそこまでしっかり出てない模様。。。www

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