PLYMOUTH BARRACUDA FUNNY CARのレビュー!MOONEYES仕様のスネーク!(リツール)[85639]
ホットウィール、バンダイ時代の日本限定アイテムであるMOON EYES仕様のPLYMOUTH BARRACUDA FUNNY CAR。
先日まとめた「JAPAN OFFICIAL FAN CLUB」の記事で僕が「入手した」と書いていたのはこれでした。
Hot Wheels Club (Japan Official Fan Club) とは?Exclusiveアイテムについて
開封してから気づいたんですが、このアイテムは旧来のホットウィールファンなら知らない人はいないアレのバリエーションだったんですね~。
・・・というわけで”SNAKE”ことPLYMOUTH BARRACUDA FUNNY CARのレビュー行ってみましょう!
プリムス・バラクーダ ファニーカーのレビュー
今回紹介するのは、JAPAN OFFICIAL FAN CLUBの名前でバンダイがマテルに特注したというPLYMOUTH BARRACUDAです。
2002年末に横浜で行われたホットウィールのオフィシャルイベント”トルネード”において先行発売され、2003年にHot Wheels Club加盟店舗にて購入することが出来たというアイテム。
日本限定の商品ということもあって、海外のコレクターさんにしてみたら垂涎ものらしいです。
ただまぁ、今や欲しいものはワールドワイドに入手できる時代ですし・・・ebayとかでもそこまで高値になっている印象はないですね。
僕もそこそこ安価にゲットできました。
カードサイズはウルトラホッツや今年のJAPAN HISTORICS 2より一回り大きく、なんとなく「限定アイテム感」があっていい感じです。
PLYMOUTH BARRACUDA FUNNY CARについて
さてこのPLYMOUTH BARRACUDA FUNNY CARですが、冒頭でも触れた通り、古くからホットウィールのファンをやっている方ならだれもが知っているというアイテムのリバイバル品でした。
その元になったアイテムというのは・・・「Snake & Mongoose」のSNAKEです!
1970年代にホットウィールは実在のレースカーのスポンサーとなり、同じデザインで色違いに仕上げたプリムス・バラクーダとプリムス・ダスターをそれぞれ「スネーク」「マングース」と名付けました。
そして、そのうえで2台を競わせるように演出し、同時にこの2台をミニカーとして発売することによって両者の熱狂的なファンを獲得していったのです。
SNAKEはホットウィールにおいて1970年にLarry Wood氏デザインでデビュー。
翌年以降も実車のデザインに合わせて「SNAKE II」として登場するなどしましたが、80年代序盤ぐらいを最後に生産が終了しています。
その後、1994年のVINTAGE II SERIESにおいて新しく金型が作られ復活することになりました。
この時には再度「SNAKE」として発売されましたが、その後数年間はSNAKEではなく「PLYMOUTH BARRACUDA FUNNY CAR」として展開されていたようです。
バンダイが「日本限定ホットウィールを作ろうぜ!」ってなった時に、このレジェンドなアイテムが候補に挙がったのはなんとなく頷けますね。
・・・ってか、バンダイマテル時代ってすごかったんだなぁ・・・。
マテルインターナショナル先生にも頑張って欲しいところですw
では各部見ていきましょう。
フロント・リア
フロントマスクは70年のプリムスバラクーダ(3代目)のもの。
といってもこれはファニーカーなので・・・ボディはレース用のハリボテで、厳密には市販されたモデルと違うハズです。
それなのに、燈火類の作りこみなど、かなりしっかりしていますね~。
さらにはフロント・リアが丁寧に塗り分けられていて、「さすが特注モデル・・・」といった感じ。
特にお尻に付いたパラシュートの塗り分けや、その横に小さく書かれた「cuda」の文字が高級感を漂わせています。
・・・さすが当時980円(定価)のモデルだぜ・・・!
サイド
ボディサイドはレースカーらしくたくさんの実在するスポンサーロゴで埋め尽くされていました。
MOONEYES主催のカスタムカーショー内で行われたイベントにおいて登場したモデルだったので、少なからずMOONとのコラボアイテムみたいな立ち位置だったりするんですかね。
JAPAN OFFICIAL FAN CLUBアイテムは何気に3種ともMOONEYESロゴ入りだったりします。
拡大するとうっすらとドアのラインが見えますが、実際の車はフルスムージングのハズなので・・・なぜこうなっているのか疑問です。
ボディ前方には大きくMOONのおめめが描かれていますね。
それ以外にもSIMPSONやCHAMPION、Wynn’sにGOOD YEARなど・・・見覚えのあるロゴばっかりで胸熱です。
ホイールはGYCDDRR(Good Year Chrome Deep Dish Real Riders)だと思われますが・・・ややゴールドがかったカラーになっていました。
これが焼けにやるものなのか、もともとなのかは不明。
いずれにせよグッドイヤーのホワイトレター入りリアルライダーはめちゃくちゃカッコいいです。
トップ・ベース
ボディトップからみるとそこそこ普通の車なんですが・・・底面から見れば明らかにファニーカーであることがわかります。
底面にはVINTAGEシリーズのロゴが入っており、さらに左下に「SNAKE」と記されていました。
1994年にはSNAKEとして販売されていた証だと言えますね。
ただ、右上には著作年が入っているのですが、これが「1969」となっており、当初のSNAKEの著作年なんですね。
実はVINTAGEシリーズって他のアイテムもこうした表記(当時の著作年)で・・・なかなかコレクターを惑わせる仕様になっています。
※正しくは1993年もしくは1994年と書いてあるべきアイテムということ。
生産工場は中国だったようです。
ギミック
さてこのモデル、ファニーカーなのでボディがパカッと開くギミックがついていました。
そして中に備えられている軟質樹脂製の棒で開いた状態のボディを支えられるようにできています。
※実際には写真よりももっと前に支えの棒を出して、ほぼ垂直になるように立てるのが正解です。
これ、デビュー当時(1970年)のスネークの画像を見ても同じようなパーツで作られているんですね。
そのころからマテルって熱かったんだなぁと感じさせられます。
ただ・・・
ボディ内部にある軟質樹脂パーツ(ロールケージ?骨組み?)がグニャグニャに曲がっていたんですよ・・・。
これじゃあレースするのに不安で仕方ないですよね。
というか、こういうのって開けてみないとわからないことなので・・・開けたことを後悔しましたw
もし同じアイテムをゲットされて、開けたらこんな状態だったという方は・・・
簡単に樹脂パーツがベースパーツから外れますので、自分で直していくことも可能です。
※ドリルで穴をあけたりする必要もありません。
僕の場合はこんな感じで直しました。
で、完成です。
同じ被害(?)に遭われている方の参考になれば幸いです。
おわりに
というわけで、PLYMOUTH BARRACUDA FUNNY CARのレビューでした。
いやー、こうなってくるとダスターのファニーカーも欲しくなってきます。
そしてあわよくば1970年~1983年までの初期モデルも入手して比較してみたい感じですね・・・。
今回紹介したアイテムも、当時はそこかしこの販売店で見かけられたモデルなんだそうです。
当時は今ほどの知名度もなかったわけで、コレクターさんにとっては特に珍しくもない(いつでも買える)アイテムだったのかな?
おかげで今でもちょくちょくオークションやショップで見かけることがあります。
もし見かけた際には是非一度手に取ってみて欲しいですね~・・・バンダイマテルの底ぢからを感じられる一台だと思います。
Comment
こんにちは。
は~~
しびれるぅ~~~
イイネ!
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
(ご存知だと思いますが)ヤフオク!でちょいちょい出てますよ~!
しかもそんなに高くもないので狙い目ですw
ポチった~!
http://poncha.blog.jp/archives/24767384.html
poncha2016さん
おおおー!かっけえー!!
おめでとうございます!
かかかか かっけー!(小並)
斜め後ろの角度が最高です。
ディスプレイケースの最上段決定ですね
ぷっちゅさん
コメントありがとうございます!
斜め後ろ、最高ですねw
>ディスプレイケースの最上段決定
・・・それが、昨日のうちに息子に見つかってしまい、強制的に「ぼくのと交換ね!」と・・・。
現在SNAKEがいた場所にはPOWER PISTONが収まっています(泣)
ん〜確かにフツーに割引きして売ってました。所ジョージ監修のロードランナーとコブラもありましたね。あぁ懐かしい…(遠い目をしている)。
でも当時は当時で、寝袋くるまって全室からトイザらスの前に陣取る熱狂的なコレクターが牛耳っていて、ある意味間口が広がった現在の方が平和かもですね。
B太(日)さん
コメントありがとうございます!
割引されてたんですね!?どうりで未だに安く中古品が出回ってるわけだ・・・。
僕みたいな新参コレクターにはめちゃくちゃありがたいですw
所さんのコブラも狙ってるんですが・・・あっちは未だに値が張ってて、なかなか手が出せません^^;
>でも当時は当時で、寝袋くるまって全室からトイザらスの前に陣取る熱狂的なコレクターが牛耳っていて
ああ・・・そうだったんですか。
間口が広がった今でも前日から並んでいる方は少なくないので・・・何かしら解決方法はないのかといつも感じています。
メーカーの売り方が売り方だけに、日本で人気モデルをゲットするためにはそうせざるを得ないんですけどね・・・。
そうなんですね…今でも前日から並んでるのかぁ〜。
そういう自分も開店5時間以上前から並んで、栃木や群馬までも遠征してたんだから…「ビョーキなんじゃない?」ってカミさんにもキモがられてましたし(^^)。
まぁ、楽して色々なものが手に入る時代に熱中できる何かがあることは悪いことではないので、皆さんと一緒に頑張ります。
でも、一番大切なのは健康な身体ですよ(切実)。
明日からまた(中)に戻ります…(泣)。
今日は美味いもの喰うぞ!!
B太(日)さん
このブログにコメントを頂いている方でも並んでいる方がいらっしゃいますよ~。
やっぱりそういう方から順にSTHをゲットしていっているイメージ・・・すごいです。
>そういう自分も開店5時間以上前から並んで
やってるんかい!!!w
僕は最長でも45分です・・・根性無しのヘタレなので^^;
>「ビョーキなんじゃない?」ってカミさんにもキモがられてましたし(^^)。
いやー、実際に病気ですよねw
先日他の方のコメントにも書きましたが、月の中頃になると「そろそろ何か買わないと・・・」って思って売り場に行ったりネットショップみたりしちゃうんですよ。。。
ただ、仰る通り、こうして熱中できるものがある、または熱中できる環境にいられるということは本当にありがたいことだと思ってます。
>でも、一番大切なのは健康な身体ですよ(切実)。
唐突になんですか!w
ただ、僕も最近ちょっと体調不良が続いた時に本当にそう思うようになりました。
「お金よりも健康」といつも言い聞かせています。
>明日からまた(中)に戻ります…(泣)。
ああ、そろそろ春節が終わるんですね・・・おつかれさまです!
僕の友人も中国人の嫁さんを貰ったヤツがいるんですが・・・中国に行くと生野菜が食べられないと嘆いていました。
本当にお体にはお気をつけて・・・いってらっしゃい!!