WHAT-4-2のレビュー!エンジン4つは果たして何のために・・・!? | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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WHAT-4-2のレビュー!エンジン4つは果たして何のために・・・!?

先日送って頂いたミステリーカーを開封したら出てきた1台・・・WHAT-4-2。

なんともゴリゴリのフレイムスが入ったカッコいい謎車です。
これは「アタリ」なのか「ハズレ」なのか・・・なんとも判別が難しいアイテムかもしれませんw

・・・ギリギリ「アタリ」でしょう!(断定)

というわけで、WHAT-4-2のレビューです!

ワット・フォー・ツーのレビュー

今回紹介するアイテムは2007年に展開されたホットウィール・ミステリーカーより、WHAT-4-2です。

僕が入手したものは日本で展開されていたショートカードもので、本国US版とは異なり8種+シークレットの計9種のみで展開されたシリーズでした。

ホットウィールのミステリーカー(ベーシックカーシリーズ)について

その「厳選9種」の中にこのWHAT-4-2も含まれていた・・・と思うと、なんだか熱いですね!

WHAT-4-2について

WHAT-4-2は2004年に誕生したホットウィールオリジナルカー。
デザイナーはPhil Riehlman氏です。

ホットウィールの鑑とでも言うべき謎感漂う一台ですよね。

実はこの車、名前の末尾に「2」と付くとおり・・・WHAT-4というモデルの後継車種になります。

WHAT-4は1971年にBob Lovejoy氏(RRRumblersシリーズやROCKET BYE BABYの産みの親)が手掛けたオリジナルモデル。
4機ものエンジンを搭載しており、「What for!?(何のために!?)」という車名が付けられた言葉遊び的なアイテムでした。

活動時期を考えても、Bob Lovejoy氏とPhil氏は直接一緒に仕事をしていたという仲ではなかったと思われます。
ですが、WHAT-4の名前をあえて使用しているあたり、ある意味リスペクトモデルのようなものだったのかもしれませんね。(形状は全然違うけど)

キャスト自体はここ数年のメインラインでもX-RAYCERSから出続けているので、特に珍しいアイテムというわけでもないでしょう。
ただ2015年にリツールが入っているので、今回紹介するアイテムは「旧キャスト」ということになります。

各部見ていきましょう。

フロント・リア

まさしく異形・・・と言えるフロントビュー。
大きなエアスクープ(と思われる)を搭載したV8エンジンが左右に1基ずつ確認できます。
(実際にはその後ろにも1基ずつあるので、計4基)

これはなんかPhil氏ならではのデザインって気がしますね~。

一応運転席は中央後部のキャノピー部分なので・・・正面の視認性は優れてるのかなw

リアビューは現行モデルと少し違っています。
旧キャストはベースパーツ(たぶんエキゾースト)がプラボディにはめ込まれるスタイルになっているのですが、現行モデルの場合はパーツが完全に上下で分離されるようになっています。

あとはキャノピーの後部も現行モデルはボディの一部になっている・・・なども違いますね。

(手元に現行モデルがなくて比較できないのが残念なところ!)

サイド

サイドビューは、何がしたかったのかイマイチよくわからないようなデザイン・・・という感じもw
フロントから見たらエアスクープ状に見えたクリアパーツも、なんとなくエンジンカバーのように見えてきました。
・・・真相はどっちなんだろう?

現行品のカードイラストからはどっちともとれるような気がします。

車体下部からはサイド出しのエキゾーストも見えますね。
やっぱり4基もエンジンを搭載していると排気口もたくさんないとアレなのかな?

トップ・ベース

注目すべきはこのトップビュー!
見てくださいこのゴリゴリのフレイムス・・・。

昨今のモデルではホットウィールオリジナルカーでここまで綺麗なファイアパターンを入れてくれてるモデルってないんじゃないですかねえ・・・!

ブラック地にレッド+ホワイトの縁取りというシンプルなフレイムスがよく映えてます。

また、底面にはエキマニがこれまたゴリゴリにデザインされており、なんとなくこれもフレイムスっぽい雰囲気を醸し出してていい感じ。

2004年の著作年およびマレーシア製であることが記されていました。

分解したよ!

さて・・・にわか家の家訓にこういうものがあります。

「一つ、あまり書くことがなかったモデルならばー・・・分解しちゃえばいいじゃない」

家訓はさておき、このモデルは分解せずにはいられないアイテムでした。
三枚におろすとこんな感じ。

※クリアパーツはボディにかしめられており、取り外すと修復が面倒そうだったのでこのままにしてあります。

注目すべきはインテリアパーツおよびベースパーツのモールドです。

この二つが組み合わさると・・・

見てください・・・この密度!!
そもそもV8が4基ってことは32気筒エンジンなわけで・・・エキマニもしっかり32本分用意されているんですよ。

これはなんかカスタム車両のベースとして使えそうな感じじゃないですか?
そうでなくとも何かしらの閃きを得そうなデザインだと思います。

おそらくはこれを見せたいが為に、最近のキャストはX-Raycers(クリアボディ)でのリリースなんでしょうね~。

あともう一点、バラして気づいたことがありました。

キャノピー後部にホットウィールロゴが刻まれていたんです。

これ、よーく見てたらバラさずとも気づけたと思うんですけど、分解したことで裏からの光が入るようになり・・・エンボスが際立って目立つようになりました。

残念ながらこのロゴマーク、リツール版である現行モデルには存在しません。
せっかくの自社製品アピールを無くしてしまって良かったのかどうかは・・・なんとも判断が難しそうですね。

おわりに

というわけで、WHAT-4-2のレビューでした!

V8エンジンが4基も搭載されているなんて・・・「ぼくの考えた最強マシン」みたいな構想をそのままミニカーにしちゃうのは、なんともホットウィールらしい感じがします。

ちなみにホットウィールにはこれ以外にも複数エンジンが搭載されたモデルが存在しているので、そういったアイテムも片っ端からゲットしたくなりますね!

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. 雷電 より:

    更新お疲れ様です。最近のベーシックの爽やか、涼やか路線のカラーも綺麗で良いですがゴリゴリのファイアパターンも世紀末感が有って格好良いです。実は今クラシックカーのイベントに来ていて、出張販売のショップさんを友人と見て休憩中です。バンダイ時代の物とか買っちゃいました。

    • にわかマニア管理人 より:

      雷電さん

      コメントありがとうございます!

      そうなんですよ・・・クリアなのは爽やかでいいんですが、こうして重たい感じにすると印象が変わって面白いです。

      クラシックカーのイベントいいですね~!!
      僕も2019年こそは絶対にどこかしら参加してみたいです^^

  2. B太(中) より:

    グラフィックスによりキャストの価値が上がる好例ですね。

    自分がホットウィールの魅力にハマってしまった一因もグラフィックスに魅了されたからです。

    その中でも、私がため息が出るほどに魅了されたのは、MiQことマイク・ウィルモット氏のグラフィックスです。

    管理人さんも知ってると思いますが、とにかく彼のグラフィックスは素晴らしい。

    2003〜04年にリリースされたクレイズド・クラウンズ シリーズは、今でも最高傑作のセグメントだったと思っています。

    機会があれば是非取り上げてみてください。

    • B太(中) より:

      最近行きつけの店に全く新着が無く今日は半年振りくらいにモノレールを乗り継いでちょっと遠くの子供用品店に行きました。

      …ら、L+Mアソの残骸がありました。
      店員さんに「これで全部か?」と聞いたら「そうだ」と答えられたので仕方なく残骸から選んでました。

      …ら、今度は店員さんが「お前はコレが欲しいのか?」というのでそうだと言ったら誰かに電話し始めました。

      …ら、「ちょっと待ってろ」ということでやった思いながら待ってたらMの箱が来ました!(店員さんは、ラストワン!ってニコニコ笑ってました)

      いつものように無造作にガッサガッサとテーブルに撒き散らされて…平静を保ってるフリしながら(^^i)未入手のキャストをポイポイとカゴに入れました。

      イヤ〜、本当に久しぶりの新箱ご開帳ということで興奮冷めやらぬ状態です。

      先日の帰国時に目の前で持ってかれた50thレースチームのポンティアックとF150も無事にGET出来ました。

      ちょっと不思議だったのは、バービーちゃんのコルベットが入ってたところです。

      大体、こういう企画ものは流通過程で抜かれてる場合が多いんです。バットマンとかビートルズとか入っているべきアソートの新箱になかったことが何度もありました。

      …そういえば、バービー人形ってこちらでは売ってるのを見たことないから、企画モノだと気がつかなかったのかなぁ…?

      • にわかマニア管理人 より:

        B太(中)さん

        コメントありがとうございます!
        イヤー、本当にそうですね。やっぱりホットウィールはグラフィック命!な部分があるかも・・・と思わせられます。

        >マイク・ウィルモット氏

        いや・・・存じませんでした!!!
        Crazed Clownシリーズ・・・ヤバいですね!!
        個人的にはクーパーが欲しいですが・・・デイリーデリバリーもアイスクリームトラックもめちゃくちゃ怖いし、欲しい・・・!

        これは入手する機会があったら取り上げたいと思います!

        >子供用品店

        おお・・・「お前はコレが欲しいのか?」は熱いですね~www
        なんか米映画を観ているような気持ちになりましたw

        ただやっぱりいい感じのアイテムは抜かれることに違いないんですね・・・。

        バービーちゃんは気づかなかったんじゃないかなぁ・・・単純に。
        コルベットのコンバーチブルってだけで大国では不人気だったり・・・?

  3. らちぇっとれんち より:

    もろこしにちは。
    このモデルは2017年のX-Raycersを各1台ずつ購入済みです。
    確かに最初に目につくのはエンジンの多さですw
    排気量いくつやねーんw力どれだけ出んのやらw

    当記事のようなカニの爪は当然ながらありませんが、
    2017年のX-Raycersはかき氷のように涼しげですよー!

    • にわかマニア管理人 より:

      らちぇっとれんちさん

      もろこしにぃ~。コメントありがとうございます!

      1台ずつ購入済みとは・・・さすがですw
      僕はエンジンの仕組みってそこまでよく知らないんですけど、やっぱり4つもあったらそれだけパワフルになるんですかね~??
      電池の直列・並列みたいにつなぎ方で変わったりするのかなぁ。

      というか・・・ピストン運動が4つでシンクロするとも思えないんですけど・・・どうやって力を均一に(?)タイヤに伝えるんだろう??とかいろいろ考えさせられました。

      >2017年のX-Raycersはかき氷のように涼しげですよー!

      いやー、いいですね~^^
      X-Raycersをたくさん集めて、夏場は透明のグラスに入れてカラフルな氷のようにディスプレイする・・・みたいなのもいいかもw

      • しとろ子 より:

        亀レス&横から失礼いたします。

        今は2019年2月なんですが、ふと立ち寄ったざらすさんで、セールをしてましたので、思わず色のきれいな、x-racerのwhat-4-2をいただいてきました。製造コードを見たら、K31でしたので、1年以上ペグを暖めていたんでしょうかね。what-4-2、4つエンジンの謎はありますが(ツインエンジンのクルマってありますから、4つエンジンがあっても不思議はないですよね? または過酷な耐久レース向けのバックアップ用?てのはどうですか?)、それよりなにより、金魚鉢的な佇まいが気に入ってしまって夏展示の定番にしよかと思ってます。これ系で、あと、セミサイコを狙ってるんですが、6輪はもう出てこないでしょうかね… 雑談で失礼します…

        Let the be force with you!

        • にわかマニア管理人 より:

          しとろ子さん

          コメントありがとうございます!
          X-Raycersのオリジナルカーなんかは数年に渡ってペグを温めるのが定番化していますねw
          僕も以前、地元のスーパーで2008年モノのアイテムを2018年にゲット・・・ということがありました。
          https://hotwheels-labo.xyz/review-about-whip-creamer-ii/

          僕は詳しくはわからないんですが、エンジンが4つもあると車ってどうパワフルになるんですかね?
          速度や耐久力にどう影響してくるのか気になるところ。
          ・・・って、バックアップ用ですか!面白い!ww

          >金魚鉢的

          たしかにX-RAYCERSって涼しげですしね~。
          クリア塗料で金魚の絵を描いたりしたらもっと飾れる車両になったりして・・・!!!

          >6輪

          ベーシックでは期待できないでしょうね。
          あっても「6輪風ダミータイヤ」みたいな「デザイナー苦肉の策」がいいところかと。。。(それはそれで面白そう)

          ではでは・・・フォ(ry

          • しとろ子 より:

            マスターにわか。

            もう少しだけこのネタ引っ張らせてください。

            ちょいとググりましたら、元祖What-4は、Flat-8という名前になるはずだったようで、水平対向8気筒エンジンを表現したものだったみたいですね。それがどういう経緯か、What-4 になった、と。でもって、”What for” は、私の訳では「ん? てか、なんで?」となりますので、このV8エンジンを4つも持ってる理由は、聞くだけ野暮天ということなんでしょうね。とはいえ、しげしげ眺めてましたら、余りにも視界が悪すぎて直線しか走れなさそうですし、きっと干上がった湖とかのフラットベッドでガソリンエンジン車最高速度に挑むマシンなんじゃないかし、と思えてきました。いろんなイマジネーションを膨らさせてくれるのが、現実車にはない、空想車だけの楽しみだと思います。失礼をいたしましたー

            では、Let the Force be with you.

          • にわかマニア管理人 より:

            しとろ子さん

            もう少しと言わずにどうぞどうぞw

            もともとはFlat-8というネーミングだったんですか~。
            なんとなくWhat-4になってよかったですね。シャレも効いてるし。

            聞くだけ野暮っていうのはよくわかりますw
            みんなもっと「なんとなく面白い」って気持ちで楽しむべきなんですよね。

            >干上がった湖とかのフラットベッドでガソリンエンジン車最高速度に挑むマシン

            おお・・・妄想広がりまくりィ!!!
            でもほんと、こういうオリジナルモデルの楽しみ方って「自由」なんだと思います。
            むしろ空想を広げるだけ広げた人の勝ち・・・みたいなところもあるのかなーと。

            というわけで、僕の負けですw

            ではでは・・・フォ(ry
            (このネタももう少しだけ引っ張る気だな!)

  4. poncha2016 より:

    こんにちは。

    このクルマもそうですが、
    フレイムスにするだけで見違えるクルマって
    ありますよね~

    • にわかマニア管理人 より:

      poncha2016さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      そうですね~。
      もうむしろ「フレイムスペイントキット」みたいなヤツを発売して欲しいです。
      そしたら全部フレイムスにするのに。。

      • poncha2016 より:

        ・・・というわけで、

        「フレイムスじゃなかったらイラネーヨ」
        と言われかねないのを送りつけておきましたw

        でも、期待しないで下さい。

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