HWC ORIGINAL 16についてのまとめ。ORIGINAL 16 SETやCUSTOM CAMAROも。

今日はブログを読んで頂いている方に謝罪をしなければなりません。

以前、HWCのORIGINAL 16について「今からでもコンプ可能だ！」のような記事を書いてしまいました。

HWCにてレプリカレッドラインのCUSTOM CORVETTEが登場！HWC Original 16はまだまだコンプ可能！？

でもですね、今回HWCにてHWC ORIGINAL 16シリーズのCUSTOM FIREBIRDが発売されることになりまして・・・、その情報をいろいろ調べているうちに判明したことがあるのです。
それは「HWC ORIGINAL 16シリーズは2011年からスタートしていた」ということ。

僕はてっきり50周年の節目である2018年からスタートしたシリーズだとばかり思っていたのですが、もうずっと前から始まっていたわけなんですね。
当然2011年当時のモデルはすでに売り切れていますし、簡単にコンプすることは出来ないと思います。

なので、前回の記事では結果的にウソを書いてしまったことになります。
本当に申し訳ありません。

※特に信用されて「HWC ORIGINAL 16を集めよう！」となった方がいたら、本当に本当に申し訳ないです。

そこで今回はしっかりとHWC ORIGINAL 16についてまとめておこうと思いました。

HWC ORIGINAL 16について

Photo by Hot Wheels Collectors

HWC ORIGINAL 16はいわゆる「レプリカレッドライン」。
ホットウィール最初の16台であるORIGINAL 16 （SWEET SIXTEEN）を当時のパッケージ、スペクトラフレーム塗装、レッドラインホイール（RL4）で再現したものです。

ホットウィールのコレクター向けサイトHWCで独占的に販売されるアイテムであり、一般の量販店での発売はありません。

価格は1台あたり$19.99。

2011年から順次リリースされ、2017年までに8種が展開されました。
そして残り8種が2018年末までに展開されるということになっています。（予定は未定）

HWC ORIGINAL 16の対応状況について

記事執筆時点における、HWC ORIGINAL 16の対応状況は以下。

2011年、2012年、2013年、2015年に2台ずつリリースされており、2018年は7月時点ですでに4種が決まっています。

残るはバラクーダ、エルドラド、チーター（パイソン）、シルエットだけ。
・・・個人的にはFLEETSIDEが欲しかったので・・・すでに入手できないという事実はかなりショックでした。

コンベンションで紹介されたセットには超期待

さて、ではもう本当に二度とHWC ORIGINAL 16を入手できないのか・・・というと、そんなこともないんですね。
例のレプリカパッケージのものは諦めるしかないですが、先日のコンベンションにて発表された16種セットに手を出すという選択肢が残っています。

カラーリングも違うので、真性コレクターにしてみたら一種のカラバリとしてゲット不可避・・・ってところでしょう。

これについては先日、@hotwheelsdreamteamにてプレビュー品が紹介されていました。

Photo by @hotwheelsdreamteam

うわぁ・・・。
こんなん絶対欲しいよ。。。

これが、

Photo by @hotwheelsdreamteam

こうなるわけです。

最初、このディスプレイケースのみ発売されるんじゃないか・・・と疑いましたが、こうやって全種入ったセットで発売されるようですね。
で、これが何かっていうと・・・

Photo by Hot Wheels Race Tracks 68-71

要はホットウィール初期の店頭ディスプレイを模してある・・・と。

うむむ・・・すごいなぁ。
なんかコレクターからお金を搾り取る仕組みがしっかりできている・・・！って感じですね。

だってこれがもし$500近くしたとしても、買えない額じゃないですもんね。（買えないけど）

ただ、これが出るってことは・・・今後のHWC ORIGINAL 16のカラーバリエーションも期待できると考えられるのかな・・・？
それとも希少価値を高めるためにいったんシリーズの販売を中止するかな～・・・。

気になるカマロの行方は・・・

さてさて、HWC ORIGINAL 16といえばもう一つ気になるのはこちら。

Photo by Hot Wheels Collectors

CUSTOM CAMAROのプロトタイプです。

僕はこれが発表されたのでてっきり「2018年にはCUSTOM CAMAROのレプリカ版が出るぞぉー！！」なんて言っちゃいましたが・・・上の表にもあるとおり、CUSTOM CAMAROは2013年にリリースされているんですよ。

Photo by ebay.com

ただこれ・・・ボディサイドがフルスムースというか、モールドが全くないバージョンなんですね。
なので先に載せたプロトタイプとはまた違うアイテムなんだということがわかります。

なんだったら後輪のタイヤハウスがORIGINAL 16のCUSTOM CAMAROというには大人しすぎますよね。

参考までにこれがガチ（1968年）のORIGINAL 16にラインナップされたCUSTOM CAMAROです。

実は香港版とUSA版の2種があり、たしか香港版の方がドアのモールドあり、USA版はスムース・・・といった違いがあるんですよ。
なので2013年にリリースされたものはUSA版を模したもの、今回のは香港版・・・みたいな感じなのかなとも思えます。（実物を観てないので何とも言えませんが）

とか思ってたんですが！
よくよく前回のコンベンションのプレゼンテーションを見返してみると・・・

アッー！！

確実にこれですね・・・。
パッケージデザインやボディに50thロゴが入っている点を考えても「50th Anniversary ORIGINAL COLLECTION」の派生品って感じがします。

ただこの真っ白なカマロ・・・古くからのファンの方なら一発でピンときましたよね・・・。
ハイレアリティモデルとされる初期ホットウィールの1つ、エナメルホワイトカマロじゃないですかこれ。

Photo by https://www.completeset.com/

厳密にはエナメルホワイトカマロはUSA版・・・なのか、スムースっぽいので今回のプロトとは違うみたいなんですけどね。

いずれにせよ、これがHWC ORIGINAL 16の1つではないだろうことがわかったわけです。

CUSTOM OTTOもお忘れなく

ここまで書いてついでなので取り上げておくと・・・

Photo by WHEEL’S GARAGE

40周年の折に発売された幻の一台、Lost Redlineこと「CUSTOM OTTO」も仲間に入れてあげて欲しいところです。

CUSTOM OTTOは初期ホットウィールのパッケージに堂々と描かれていながらも、デザインセンターにて原型が紛失されたという理由で製品化に至らなかったモデルです。
当時の子供たちが「このパッケージに書いてある車が欲しいんだけど！？」と悶々とさせられたとかなんとかいういわくつきのアイテム。

これが当時普通にリリースされていたなら、ORIGINAL 16はORIGINAL 17だったわけですよね！？
そう思うとこのCUSTOM OTTOもそろって初めてHWC ORIGINAL 16が完成すると言えるのかもしれません。

・・・お金を搾り取る仕組みが出来てるなぁ！（いい意味で！）

おわりに

というわけで、HWC ORIGINAL 16のまとめとオマケのような記事でした。

ちなみに、冒頭にちょろっと触れたFIREBIRDは現地時間にて7月17日の朝9:00からHWC上にて発売予定です。

HWC ORIGINAL 16としてのコンプは難しいかもしれませんが、これもなかなかカッコいいアイテムなので・・・気になる方はチェックしてみてください。
無料のHWC会員なら限定6,000台、$19.99＋送料で購入可能です。

むぐぐ。。。どれもこれも欲しいぜ・・・！

でもあんまり高額なアイテムだと開封しないでダンボールそっ閉じ・・・になっちゃいそうと思うと手が出ませんね。（お財布）