簡易ラップ塗装(ラップフィルムを使ったペイント)でミニカーをカッコ良くする! | Hot Wheels 情報まとめ | ホットウィール にわかマニア

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簡易ラップ塗装(ラップフィルムを使ったペイント)でミニカーをカッコ良くする!

      2019/12/18  - 分解・改造(カスタム)・DIY

今日は「ホットウィールをラップ塗装でプリティにキメちゃおうぜ!」っていうお話です。

  • 本来カッコいいハズのモデルがなぜかカッコ悪かった・・・
  • お手軽にオリジナリティのあるリペイントがしたい

こういったお悩みをお持ちの方はぜひラップフィルムを使ったリペイントを試してみてください。
僕も今回初めて挑戦してみましたが、なかなか面白かったのでオススメです。

ラップ塗装のやり方

以前、入手したSRT VIPER GTS-Rがなんだか気に入らなくて、毒蛇風に塗装したという記事を投稿しました。

SRT VIPER GTS-Rのレビュー!お目めが気になる3代目バイパーのレース仕様車[FYD26]

その時にも簡単に手順は書きましたが今回は「じゃあそれどうやるん?」ってところを掘り下げていこうと思います。

ちなみにラップ塗装自体はかなりメジャーな方法ですので、検索すればもっと上手にやられている方の記事が多数出てくるでしょうw
※僕もそれらを参考にさせて頂きました。

今回僕が紹介するのはその初歩の初歩・・・素人が一歩踏み出すための簡易的な方法です。
これならきっと、誰でも簡単にできるでぇ~!!!

用意するもの

  • 黒いスプレー(100均)
  • 銀のスプレー(100均)
  • ラップフィルム(なんでも)
  • クリアーカラースプレー

用意するもので、最低限必要なのはこれら4つ。

ラップフィルムはサランラップみたいなヤツだったら何でも大丈夫。
クリアーカラースプレーは100均だと入手不可だったので、家に余っていたタミヤのヤツを使いました。

下準備(やってもやらなくてもいい)

今回僕はですね、ラップ塗装だけじゃなくて一部造形もいじりました。
これらは当然塗装をする前にやっておく必要があります。

まずはホビーソー(これも100均w)でフロントスポイラーを切り離して、角度を付けた状態で瞬間接着剤を使って固定。

こんな感じに。
この隙間をポリパテで埋めました。

瞬間接着剤とパテも100均で買うことができますが、模型用のヤツを使うと改めてそのクオリティの高さに驚かされますね。

まぁでも、お試しでやるにはとりあえず全部100円ショップで買ったらいいと思います。
それで楽しくなってきたらツール(ホビーソーなど)も含めてグレードアップしていったらいいかな・・・と。

※逆にプロのカスタマイザーさんを目指しているような方は最初から良いツールを使った方がいいと思いますが!

次にもともとの塗装を残す部分にマスキングをしておきます。
僕はヘッドライトとエンブレムだけ残すことにしました。

その辺のやり方は以前も紹介しているので割愛します。

ホットウィールの既存タンポを生かしてボディをリペイント!オリジナルのカラーバリエーションモデルを作る方法!?

↑これね。

残さない方のタンポ類は上から塗料を重ねる際にデコボコになって邪魔なので紙ヤスリを使って落としておきました。
ただまぁ・・・ラップ塗装ってまだらな下地のうえにクリアカラーを乗せるっていう方法なので多少下地がデコボコでも大丈夫かなぁ・・・って気も。

なので「やってもやらなくても」というところに括らせて頂きました。

本来であればこの後、サーフェイサーを吹いて塗装面がしっかり平らになっているかどうかをチェックすべきなんですが、、、僕はケチってその行程をすっとばしてます。

でもサーフェイサーは塗料の食いつきを考えても吹いた方がいいでしょうね~。
100均で黒スプレー買わないで、黒下地のサーフェイサーを導入するのが正解かも。

塗っていくよ!

ラップ塗装の基本は黒下地、銀ラップ、クリアカラーを重ねることです。
そのためまずは黒を吹いていきましょう。

僕は下地処理をサボったせいで・・・見事にグリル脇らへんのパテを盛った部分がボコボコになったままでした。。。
本当はここでさらにパテを盛ったりヤスリでやすったりして整えていくべきなんでしょうけど・・・待ちきれず次の工程へ。

ここで登場するのがラップフィルムです。
まずは一旦ぐっちゃぐちゃに丸めましょう。

ラップ塗装にもいろいろなやり方がありまして、一番スタンダードなのは黒の上にシルバーを吹いて、乾く前にラップをかぶせて模様をつくる・・・というものなんですが、今回僕はより簡単な方法を取りました。

それは「丸めたラップに軽くシルバーを吹いて、黒の上にスタンプしていく」というやり方です。

黒い下地の上にシルバーを乗せたラップをポンポンポン・・・と叩けばこんな感じに。
これだと下地の黒が「表面しか乾いてない状態」でもシルバーを乗せられるので時短になるんですよねえ。

※セオリー通りにシルバーを吹いてからラップをかぶせる方法をとるのであれば、下地の黒は数日乾かせておく必要があります。

ここでちょっとした裏技なんですが・・・もし気に入った模様にならなかったら、今度は上から黒い色を乗せたラップでポンポンポン・・・とやるというのもアリ。
まぁ、なんとなく複雑な模様ができればどんな方法でもOKかなとw

で、その上からクリアカラーをシュシュッと吹いていきましょう。
今さらですが、スプレーの基本は「遠く(15~20cmぐらい離れたところ)から少しずつ吹いて色を乗せていく」です。
これを守らないと色が垂れてしまって思ったような仕上がりにならない可能性があるので注意。

ある程度色が乗ったら、その次はちょっと厚めに吹く・・・みたいな感じにすることで、上からさらにクリアーを吹かずとも表面をツルテカに塗ることも可能ですぞ!

そうそう、元の印刷を生かすためにマスキングをしていた人は、塗料が完全に乾く前にマスキングを剥がしておきましょう。
塗料が乾いたあとだと、マスキングを剥がすときに塗料ごと持って行かれる可能性がありますので。

もし完全に乾いてからマスキングを剥がす場合には、マスキング周囲の塗面にデザインナイフで切り込みを入れてから剥がす必要があります。

仕上げ(やりたい人だけ)

キャンディ塗装まで終えたら完成!・・・と言いたいところなんですが、僕は上からクリアを吹いて、コンパウンドをかけて、エナメル塗装で目を描き直して・・・ってところまでやりました。

クリアはキャンディ塗膜を保護するためにと思い、水性トップコートなるものを用いました。(古いヤツが家にあったので)
ただこれ・・・容量が少なすぎて途中で「ブブブッ」ってなって、すっごい梨地になっちゃったんですよ・・・。

HWカスタム、材料費をケチっちゃダメ。(今日の格言)
トップコートになるクリアースプレーもダイソーとかで買えますのでね。。。

僕はなんとか梨地を整えようと、コンパウンドで一生懸命平らにするという工程を入れました。

あとはヘッドライトの印刷が結局気に入らなかったので、クリアの上から面相筆を使ってライト位置の変更とハイライトを追加しています。

・・・と、こんな感じで毒蛇感のあるラップ塗装バイパーが出来上がったのでした。

おわりに

というわけで、簡易的なラップ塗装講座・・・いかがでしたでしょうか!?

本当に簡単に試してみたいという方は「塗っていくよ!」の項目のところだけをやってみるといいのではないかと思います。
ちなみに僕はこれ、全行程を2~3時間程度で当日中に終わらせましたので、試しにやる分には本当に簡単ですよ!

よりしっかりとした仕上がりを目指したい方は「下地処理を丁寧にやる」「乾燥に時間をかける」「ちょっといい道具と材料を使う」を心掛けてみてください。
(って、僕がやってないから偉そうに言えることじゃないんだけど!)

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. B太 より:

    足が大分良くなってきました。
    痛めた時から昨日までは膝が一番痛かったですが今は足首が一番痛くなりました。東洋医学では身体の中心から外側に向けて悪いものを追い出す…という思想があるとかないとか聞いたような聞かなかったようなですが、自己治癒能力MAXで回復に向かっているのは間違いないようです。

    ということで、あまりにも記事に無関係なコメントですみませんでしが今日一番言いたかったことから書きました。すんません…(^^)

    昔プラモ作っていた頃、ミリタリー系のモデルの塗装をする時にはこの記事でいうラップの代わりにティッシュを使ってました。迷彩柄の塗装や泥とかの汚しもティッシュ使ってましたね。やっぱりくしゃくしゃにして。

    ただ御想像の通り、ティッシュだと塗装と一緒にティッシュも付いちゃう可能があるし実際付いちゃうんですよねぇ…。

    戦闘機の機体や羽根の部分にぼかし迷彩を施す時は、本当はマスキングテープや新聞紙!を浮かせてスプレーを斜めに吹くのだよというテクニックをプラモ屋のおやじから聴きましたが、スプレーを何本も買う金なんてなかったからメインカラー以外は筆やティッシュを駆使して頑張ってましたね。

    次々と昔の記憶が蘇りますが、、、。
    スーパーカー消しゴムに塗装するのもハマってましたね。狼眼(敢えて老眼ではない!)の今じゃ考えられない匠の技で、1cmX2cmサイズのボディにタバコメーカーのロゴとかマルティニカラーを手描きしてました。

    細筆の毛がいい感じに抜けたヤツを選び、ちょいと一工夫(秘伝の手法)を施してピンと筆先を立たせて、極細の線はワザと塗料を半乾きにしてから筆先で摘んで糸を引かせて描いてましたね。

    あの頃は、爪楊枝の頭をレーシングドライバーのヘルメットに利用してたり、金が無い分色々工夫してましたね。

    もうあの頃には眼も手先の巧みさも戻せませんが、今回の記事含めてリタイヤ後の楽しみのネタにしたいと思います。

    • にわかマニア管理人 より:

      B太さん

      コメントありがとうございます!
      足が痛いって・・・B太さんのことだし痛風か・・・!?と思いましたが、膝ですかぁ。

      東洋医学ってすごく理に適ってると思うんですけど、あまり過信しすぎるのも危険な気はするので・・・あまりに痛みが続くようなら即病院へ・・・。

      >ラップの代わりにティッシュ

      あっ・・・そういえば僕も錆び塗装の時にはティッシュつかってました。
      そうか、ラップを貼り付けてないんだからティッシュ使えば良かったんだwww

      でもティッシュの繊維が付かない分、ラップの方が実用的・・・というわけですか。なるほど。

      >狼眼

      ほほー・・・暗闇で強そうだww

      プロのモデラーさんたちは大きなルーペを使って細部塗装されるそうですよ!

      しかし1x2cmのボディにマルティニとかマルボロ(言ってない)ですか・・・すごいなぁ。。。

      B太さんからよく「カスタムも(狼後に)やりたいなぁ」みたいな話を聞いていただけに、過去にそういう巧みなことをされていたというのは驚きました。
      ってことは本当はもうやりたくてウズウズしているのでは・・・!?

  2. チャレンジャークロックス より:

    なるほどね! こうやるのか~ 勉強になりました。

    • にわかマニア管理人 より:

      チャレンジャークロックスさん

      コメントありがとうございます!

      ぜひぜひやってみて~!

  3. 雷電 より:

    更新お疲れ様です。ラップ塗装は手軽に凝った感じの塗装出来るから良いですよね。 クリアー吹かずに迷彩にしてみたりとか。

    • にわかマニア管理人 より:

      雷電さん

      コメントありがとうございます!

      あっ・・・迷彩!!なるほど。
      むしろ迷彩柄に仕上げて、艶消しクリアー吹いたらいいのかも??

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