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Walmart限定 Sam Walton’s 1979 FORD F-150 TRUCKのレビュー!2019年ウォルマートミュージアム限定品[DKM05]

2020年Aアソの開封情報が出回り、僕が数日前に取り上げた車種が全然入ってなかったことが判明したこの連休明け・・・いかがお過ごしでしょうか!!!

そろそろ公式でも2020年モデル情報が出回りそうな気がしますね~。
近いうちに僕の方でもまとめたいと思います。

さて、そんな今日ですが・・・2020年モデルとは全然関係のないモデル、1979 FORD F-150 TRUCKのレビューです。

 

1979 フォード F-150 トラックのレビュー

本日紹介しますのは、2019年のWalmartプロモ品として販売された1979 FORD F-150 TRUCKです。

いわゆるSAM WALTON’S FORD TRUCKというもので、Walmartの創業者であるサム・ウォルトン氏が所有していた1979年式のF-150をキャスト化したもの。
現在実車の方はアーカンソー州にあるThe Walmart Museum(ウォルマート博物館)に保管されているそうで、そのThe Walmart Museumの記念アイテムのような形でリリースされたミニカーのようです。

今から2カ月前ぐらいにOrange Track Diecastさんで「Walmartで大量に入荷されてたで!94セントで買えるリアルライダーやで!」という紹介とともに、「Walmart博物館のオンラインショップ”Spark Shop”でも買えるやで!」という情報が掲載されました。
その後注文が殺到しすぎたそうで、Spark Shopも早い段階で販売リストを取り下げる事態となったそうです。

その後日本でも同アイテムが専門店やオークションなどを通じて流通するようになり、僕も今回なんとか入手するに至りました。

SAM WALTON’S 1979 FORD TRUCKについて

今回のアイテムは前述したとおり、Walmart創業者であるSam Walton氏が所有していたF-150をキャスト化したものです。
WalmartってWal(tonの)martってことだったんですね。

実は僕、このマシンって以前に紹介しているんですよ。

2015年Camouflageシリーズより、’79 FORD PICKUPのレビュー!ちょっとロングなF-150!

これです。
昨年のFORD TRUCKSシリーズにもラインナップされた’79 FORD TRUCKです。

「全然違うやないかーい」と思われるかもしれませんが、Hot Wheels Wikiなどのデータベースでも「同じアイテム」とされているマシンなんですよこれが。

Photo by ebay.com

実はもともと、1979 FORD TRUCKというアイテムはWalmart限定かつSam Walton氏のF-150として1999年にデビューしました。
当時は100%ホットウィールのような特別ケースに入った仕様で発売されたそうです。(ただし100%ホットウィールではなかった模様)

翌年にはメインラインに登場することになるのですが、その時にはすでに荷台にハードトップが付いた仕様となっていました。
そのまましばらくはハードトップ仕様でのリリースが続きます。

来る2013年(2012年後半?)、Walmart限定で発売されたサイドライン「Jukeboxシリーズ」(Jukeboxシリーズは日本でも西友で取り扱いがあったので覚えている方も多いのではないでしょうか)・・・このシリーズのCHASEモデルとしてSam Walton氏の赤いフォードピックアップが復活するのです。

Photo by ebay.com

Jukeboxは何らかの音楽をモチーフとしたパッケージが用いられているシリーズだったのですが、このF-150トラックはメインラインを模したデザインのパッケージで店頭に並びました。
メインラインパッケージにリアルライダーということで、一部ファンの間では「16番目の$TH」という扱いを受けていたのだそう。

ちなみにこのモデル自体がCHASEだったのですが、写真のようにボディサイドの帯がシーフォームグリーンカラーになっているものがさらにレアなアイテムらしいです。(通常はここが白)

そしてその2年後、2015年にもまたThe Walmart Museumプロモとして同アイテムが登場します。
実はそれが今回発売されたものと全く同じもの(トイナンバーも同じDKM05)。

その時には1つずつがマクドナルドのハッピーミールみたいなビニールの袋に入れられたアイテムだったようなのですが、残念ながら詳細はわかりません。

さらにいうと2017年にも同様プロモが行われたとのことで・・・2013、2015、2017、2019・・・と正味2年ごとに展開されているアイテムということになりますね。
2013年のものだけパッケージも違う(裏面表記もThe Walmart MuseumではなくWalmart Visitor Centerとなっている)ので別物ですが、2015年以降のアイテムはすべて同じようなので・・・もしかしたら倉庫に余りまくってたアイテムを小出しにしているのかもしれません。。。(それか毎回Walmartパワーで大量生産をマテルに依頼しているのか・・・?)

今回の2019年発売分もパッケージ裏の著作年が2014年となっているのも怪しいですね!

この調子でいけば2021年にはまた同じプロモ品が出るのでは??なんて期待しちゃいます。

では各部見ていきますよー。

フロント・リア

世代的には6代目にあたるフォードFシリーズのトラック。
6代目の中でも後期にあたる四角いヘッドライトのマシンがモデルになっています。

1978年にF-100とF-250の中間モデルとしてF-150が誕生しているので、「初代F-150」と言えるマシンですね。

以前に紹介した1979 FORD PICKUPとは主に背面のデザインが違っていて、テールゲートはオープン状態かつ荷台に大きなケージのようなものが搭載されています。

なぜケージと表現したかというと・・・実はこれの初代キャスト(1999年のヤツ)はこの3つの扉の一番右が開いていて、そこからワンチャンが顔を出している仕様だったんですよ!
サム・ウォルトン氏の愛犬だったんですかねえ・・・。

あとはテールランプもしっかり塗り分けられていて、ベーシックカー基準にしてはよくやってくれているなーという印象です。

サイド

サイドビューもおよそベーシックカークオリティではない仕上がりと言えますよね。
USではこれが94セントなんて・・・本当に裏山。

左右で少しだけデザインが違うのも、どうやら実車に倣っているようです。

ボディ脇にはF-150 CUSTOMというバッジがついていました。
これも初代キャストにはなかった部分です。

また、初代キャストでは「VERSA-TRAC GENERAL」となっていたリアルライダーのホワイトレターが「WAL-MART」となっています。

リアルライダーはDDRR(Deep Dish Real Rider)が採用されていました。

トップ・ベース

荷台部分にあれこれを固定して、テールゲートは開きっぱなし・・・っていう、なんか情景が浮かぶ仕様でいい感じですねえ。
僕もその昔ピックアップトラックに乗っていた時は荷台にこんな感じの大げさなケースを取り付けたりしたんですが、ほぼほぼそのケースは使わないまま手放してしまったのが悔やまれます。

・・・また乗りたいなぁ。

底面は・・・ちょっとあとで触れますね。

ハードトップバージョンとの比較

せっかくなので例のハードトップ(ステーションワゴン)バージョンと比較していこうと思います。

実は僕が本当に欲しかったのは今回のサムウォルトンバージョンだったんですよ。
でも当時は全然手に入らなくて、たまたまオークションで買えたステーションワゴン版を買った・・・ということもあって、今回のチャンスは本当にありがたかったわけです。

フロントマスクはこのとおり。
もうまったく同じモデルと言えますよね。

リアビューはこちら。
左側は樹脂パーツでテールゲートが閉じた状態を表していますが、右側は開いている状態です。

そういえば流行りのSUVの原点ってこういう「ピックアップにハードトップ」っていうところにあったんでしたっけ?

荷台のこの部分全体が樹脂製パーツになっていて、おそらくはこれがツメで本体に引っかかっているだけなので、ハードトップに差し替えができるようになっているものと思われます。

外したらこんな感じになるはず。

気になるのは、もともとハードトップを見越してこのモデルを作ったのか、それとも「あれ?これ・・・荷台パーツ差し替えたらいけるやん!!」ってなったのか・・・ってところですね~。(おそらく前者)

底面を見比べると・・・全く同じことがわかります。
どちらもマレーシア製で1999年の著作年、90年代当時のホットウィールロゴに「1979 Ford F-150」という車種名が記されていました。

つまり1999年のデビューモデル(または2000年のメインラインモデル)から一貫して、ピックアップだろうとステーションワゴンだろうと同じ金型が使われているということですね。

・・・やー、こうなってくると1999年当時のモデルもなんとか入手したくなっちゃうなぁ。

おわりに

というわけで、1979 FORD F-150 TRUCKのレビューでした。

それにしても、一企業(といっても大企業だけど)の創業者が乗っていたマシンをそのままキャスト化するなんて・・・なかなかホットウィールも粋なことしますよね。
あれですよ、MAEZAWA’S CHIRONとかが作られるようなもんでしょ?

・・・お金を積めばできそうだなw

日本ではWalmart自体がそこまで馴染みのないスーパーだと思いますが、一応まだ西友の資本を握っている存在です。
なので出来れば西友ではこういうWalmart限定アイテムだけでも優先的に仕入れられるようになってくれるとありがたいんですけどね~。

2013年のJukebox発売の時にだって、どうせこれは入ってこなかったんでしょ??
もし当時のことを思い出せる方がいたら教えて頂けると嬉しいです!

お役に立てたらシェアして貰えると嬉しいです!

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Comment

  1. 光(*≧○≦*)ホットウィール好き より:

    F-150トラックかっこいいですね。そうそう、来年2020年のベーシックカーにS13シルビアが出るみたいですよ!!!最近シルビアが出てきて嬉しい情報です。出来たらS14前期も来て欲しいなーと思っています。因みにシビックのeg6は、ベーシックカーとワイルドスピードに出るみたいな感じです。来年のホットウィールもお金が軽くなり、次第には空っぽになりそうな感じです。

    • にわかマニア管理人 より:

      光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん

      コメントありがとうございます!

      あ、なんかシルビアの情報僕も見ました!
      それとは関係ないですが、最近街中でよくs15を見かけるんですよ。やっぱりカッコいいですねえ・・・。

      >来年のホットウィールもお金が軽くなり、次第には空っぽに

      空っぽになる前に一旦ストップするんや・・・!

      • 光(*≧○≦*)ホットウィール好き より:

        S15は、因みにスペックRですかね?
        やはり改造されているS15シルビアスペックRが好きです。でも地元でJZX100クレスタの改造車両は見たことはなくてチェイサーとマークⅡならばありますけどね(^^;)

        • にわかマニア管理人 より:

          光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん

          僕はスペックRとか言われてもよくわからんですぞ!w
          ただなんかハンのモナ・リザ(のホットウィール)みたいなヤツをよく見かけるな、と。

  2. B太 より:

    コレ、某ホットウィール通販shopで売ってて何なんだろ?と思ってたらそういうことだったのですね。

    1ドル以下でリアルライダーが買えるとか本当に本場は羨ましい!

    • にわかマニア管理人 より:

      B太さん

      コメントありがとうございます!

      そうそう、なんかいろんなところで急に出ましたよねw
      さすがに日本に来るまでのあれこれを考えたら$1ってわけにはいかないですが・・・。

      個人的にはマテルが公式でリアルライダー単品(タイヤ4つセット)を$1で売ってくれたらなぁ・・・と。

  3. poncha2016 より:

    こんにちは。

    ええなぁ~・・・

    • にわかマニア管理人 より:

      poncha2016さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      ええでぇー!

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