BIG-AIR BEL-AIRのレビュー！56年式シボレー・ベルエアーが砂丘を跳ねるオフロードレーサーに！[GHB48]

2020年の注目アイテムの一つ・・・BIG-AIR BEL-AIRです。

もう見た目からわかると思いますが、ベルエアのオフロードレースバージョンですね。
と言っても当時の標準パッケージでこういうモデルが存在したというわけではなく、おそらくはベルエアギャッサーの人気を受けて「こういう解釈も面白いのでは？」と作られたホットウィールのオリジナルモデルではないかと思われます。

※ただし「bel air off-road」などで検索すると、実際にデザートラリー用にベルエアをオフロード化したマシンが出てくるので完全にホットウィールオリジナルというわけでもなさそうですが！

僕も発売日に念願かなって入手することが出来ましたので紹介させて頂きたいと思います。

ビッグ・エア ベル・エアーのレビュー

本日紹介しますのは、2020年KアソートにラインナップされたBIG-AIR BEL-AIRです。

日本では7月の発売日に登場し、僕の中ではERIKENSTEIN ROD、CUSTOM OTTOと並ぶ「三種の神器」として位置付けておりました。
そのため「きっと買えないよなぁ・・・」と勝手に諦めていたんですけども、まさかの僕の順番まで余ってるっていう。

まぁ、当日は超カッコいいシビックやら、RyuさんのNSXやら、マンガチューナーやらタンドラやらいろいろが同時に発売されましたもんね。

おかげでしっかり回収することができ、本日に至っているわけであります。

BIG-AIR BEL-AIRについて

BIG-AIR BEL-AIRは’56年式シボレー・ベルエアをオフロード化したマシンです。
2020年のNew Modelsとして登場しました。

冒頭で書いたとおり、今やホットウィールの超人気アイテム御三家の一つとなった’55 CHEVY BEL AIR GASSERにあやかって作られたモデルではないかと思われます。
※余談ですが御三家残りの2つは’71 DATSUN 510 BLUEBIRDと’83 CHEVY SILVERADOかなと！

キャストデザインも’55 ベルエア・ギャッサーに引き続きベティ（Brendon Vetuskey）氏が担当。
こうなるとTri-Fiveの一角、「’57 CHEVY」の同氏によるカスタムカー誕生も待ったなしですな・・・！

※Tri-Fiveは’55～’57年式のChevy 150（ワンフィフティ）、210（ツーテン）、ベルエア、ノマドの総称

おそらくはデザートラリー、さしずめ「バハレース」をイメージして造られた一台なのではないかと思われます。

きっと「ビッグ・エア」という名前も砂丘を大きくジャンプした姿から名づけられているのではないでしょうか！？
※2019年Automotive「Off Road Trucks」のカードイラストみたいな！

2019年Automotiveシリーズ Off Road Trucksアソートのラインナップまとめ！

まぁ、この辺の名づけってUSの人にしかわからないようなものもあったりするので、もしかしたらもっとなんか面白い言葉遊びがあったのかもしれませんが！

とりあえず今回は新キャストということで「お手並み拝見」と言った感じ。
来年以降のグラフィックデザインによる生まれ変わりもかなり期待したいところです。

では各部みていきますよー。

フロント・リア

およそ高級車のベルエアらしくない無骨なフロントビュー。
これはベルエアギャッサーにも言えたことで、こうしたギャップが僕らを萌えさせるというか・・・「ウヒョー」ってなるんですよねえ。

だからMONSTER VETTEとかも気になっちゃうんだよなぁ！

フロント・リア共にウィンドウはなく、オフロードマシンらしくルーフおよびバンパーにはフォグランプがズラリ。

ウィンドシールド無しっていうのがバハレーサーの特徴だったりするんですかねえ？
そういえばトヨタオフロードもバハトラックもウィンドウ無しだった気が。。。

BAJA TRUCKのレビュー！戦闘機がドラゴンに出会ったらこんなマシンが出来ました[GHC26]

そうか、手抜きやコストダウンでウィンドウがないわけじゃなかったんだ！

サイド

びっしりとスポンサーロゴの入ったサイドビュー。
K&N、GOOD YEAR、Holley、BELL、Borla、B&M、MSD、LUCAS OIL・・・って、しかもすべて実在企業のものじゃん！！！
お金かかってますよ～！！！！ｗ

なのでむちゃくちゃ豪華はハズなんですが・・・マットなアイスブルーボディカラーに赤、白、黒だけの飾りっていうのがちょっと味気ないかなぁ？
できれば同じ仕様で別カラーというのも観てみたいかも。

ホイールは「プラホイールのリアルライダー」（と僕に言われている）BAJA5採用。
これ、採用されているマシンによっては「マッチボックスっぽい」って印象になっちゃうんですけど、今回のはバッチリはまってる感じ！

トップ・ベース

いやー・・・気合入ってますね～！！
ルーフにも「Brendon “BV” Vetuskey」「Coca “D”（？）」と左右非対称のレタリングがされていたり、後部トランク部にもワンポイントの色が乗っていたりと・・・なかなか丁寧に扱われていますｗ

※後日追記：ルーフにあったもう一つレターは「Coco “D”」で、ベッチィの奥様の名前なんだとか！！

ボンネットから2本突き出てるのは何ですかね～？
位置的にサスペンションなのかな。

だとするとすごく・・・大きいです・・・。
さすがデザートラリー用車。

こんなのも前述した「bel air off-road」で検索したら同じ仕様の実車画像が出てきたので、オフロードレーサーにとっては標準的な仕様なのかも。

後部トランク部にあるのは、形状的に燃料の携行缶かしら？
過酷な状況下でもザッと取り出せるように、こんな感じで埋め込まれてるんですかねえ～？？（妄想広がりまくりんぐ）

分解をば・・・

さてさてこの子なんですが、ベッチィが「ウィンドパーツの代わりにインテリアパーツを2つ使えて面白かったよ！」と言っていたんですよ。
なので、「そこまで言うなら分解して中身もしっかり見る」・・・というのが敬意みたいなものじゃないですか。

・・・という言い訳をしながら分解させて頂きました！！

なるほど、たしかにインテリアパーツが組み合わさっていて面白い！
もしかすると1つのパーツだと甘くなりそうな部分が、こうやって分けられることでメリハリがつくのかも？？

ほほーなるほど。なるほどなぁ。
ロールバーなどのパーツとシート他のパーツが別になっているので、今後はこの辺のカラーコーディネートによるカッコよさも楽しめるようになる可能性が残されている、と！

分解ついでに手持ちのオフロード系リアルライダーを履かせてみました。

うーん、なんかミッチミチやぁ・・・！（もう1サイズ下だったかな）

おわりに

といふわけで！！！！！
ずっと気になっていたBIG-AIR BEL-AIRのレビューでございました。

ギャッサースタイルもいいけど、オフロードなベルエアも新鮮でしたね！

それにしても、どうなるでしょうね～この子は。
偉大なるパイセンに勝てるのかな！？

まぁ、勝てないまでも、今後のホットウィールにおける人気アイテムになってくるとは思うんですけどね。
（やっぱオフロードだからイマイチ人気薄？）

そうそう、今回のヤツが’56ベルエアをベースにしているということで、久しぶりに’56 CHEVY（ツーテン）を引っ張り出してきました。

100% Hot Wheels ’56 CHEVY 210のレビュー。一目でホットウィールとは気づけない上級仕様に見惚れる！

あ＾～、ビッグエアちゃんもこのカラーリングで出てくれたらいいのになぁｗ
（超カッコいいんすよこれ！）

ちなみに僕はワンフィフティやツーテンと上位車種であるベルエアの違いがイマイチよくわからないんですけどね！（へへっ・・・）

ちなみに’56 Chevyってホットウィールでは優遇されていて、

50th Anniversary FAVORITESより’56 CHEVYのレビュー！Car Culture以上HWC未満な高品質モデル！

↑これもありますし

’56 CHEVY CONVERTIBLEのレビュー！2017年Collector Editionのトリを飾る一台！

↑こんなのもあります。

あと僕はもってないですけど、’56 CHEVY NOMADっていうのもあるんですよねえ・・・
欲しい。。。

・・・こうして沼にハマっていくのであります。