’70 ROAD RUNNERのレビュー!プリムスの原点回帰的マッスルカー![FJX48]
2019/12/18
HW 50th RACE TEAMセグメントにラインナップされた’70 ROAD RUNNER。
日本人にしてみたら「所さんのロードランナー」で有名なアイツが、2018年版ホットウィールのレーシングチームカラーで登場しました。
レースチームセグメントをコンプしたい方も、そうでない方も・・・これはゲット必至なアイテムだったのではないでしょうか!?(・・・僕だけ!?)
というわけで、’70 ROAD RUNNERのレビュー・・・元気に行ってみましょう~!
’70 ロードランナーのレビュー
本日紹介するのは2018年11月に発売された’70 ROAD RUNNERです。
アソート的には「Nアソ」となるため、12月の発売日には入ってこなさそうなアイテム。
僕もなんとか発売日に並んで、(順番に買う列の)2周目でカゴに入れることができました。
冒頭でも書いたとおり、50周年記念シリーズの一環であるHW 50th RACE TEAMにラインナップされた一台。
僕は特にこれをコンプしようというつもりはなかったんですが、ロードランナーという車種自体を持っていなかったので欲しくなってしまったのです。
ホットウィールっていくらでも「持ってないアイテム」に出会える、無限の可能性を秘めてますよねw
’70 ROAD RUNNERについて
’70 ROAD RUNNERは1968年に登場したPlymouth Road Runnerの初代・後期モデル。
フェイスリフトがあり、それまでとは違う印象のフロントグリルになっているのが特徴的です。
初代と第二世代を繋ぐ中間的な顔つきをしていますね。
プリムス・ロードランナーは当時高価格化の波にあったマッスルカーを原点回帰するかのように、若者をターゲットに安価なマッスルカーとして誕生したそうです。
当時の価格でベースモデルが2,980ドルだったというので・・・今の物価で言うと150万円ぐらいだったのではないかと思われます。
要は軽自動車並みの価格で6.5Lの大排気量V8エンジンを搭載したマッスルカーが買えた・・・ってわけですよ。
当時のUSの若者、本当に羨ましいな!
ミッ!ミッ!
ホットウィールにおいては1998年のメインラインにPhil Riehlman氏デザインの作品として登場。
以降メイン・サイド共に精力的なリリースが続いています。
また本キャストとは別に、2008年にはJun Imai氏デザインの’70 PLYMOUTH ROAD RUNNERというローダウンバージョンの同世代ロードランナーが登場しています。
各部見ていきましょう。
フロント・リア
まず最初に触れておきますが・・・これ、エラー品でした。
売り場でちゃんと確認したはずなんだけどなぁ・・・。
ボディが少し浮いちゃってるのがわかりますかね~。(少しどころじゃない)
きっと何かバリみたいなヤツがあって、うまく噛み合わせられなかったんでしょう。
ま、あとで直せばいいかー。
さてさてこの顔つき。
これこそが’70 Plymouth Road Runnerの証と言えますよね。
同じ初代ロードランナーでも前年モデルとは造形が違います。
タレントの所さんが所有しているロードランナーってちょうどこれと同じ顔をしているので、おそらく70年式じゃないかって思うんですけど・・・69年式っていう記述もよく見かけるんですよ。
一説には69年式に70年式のパーツを載せているとかなんとかいう話もありますが・・・実際はどうなんですかね~?
1969年にリリースされた1970年モデル・・・っていう意味かな。
ちなみに2002年にホットウィールと所さんのコラボアイテムとして黄色いロードランナーがリリースされています。
いつかはゲットしたい”ところ”です。(しーん・・・)
サイド
ボディサイドは「This is アメ車!」って感じの箱感・・・たまらないです。
ただちょっとロードクリアランス高め。
ドンクかな!って感じですね。
実はこのキャスト、2016年に金型変更が入っており、それまでのモデルとは少しだけ造形が違っています。
サイドビューではその違いが顕著で、僕が確認できた限りだと、ドアの形状、フロントバンパー、タイヤハウス形状あたりが旧キャストから変更になっていました。
ホイールは50周年記念のHW50が採用されています。
さて、僕がかなりガッカリしたのは左側面のタンポ。
なんだか全体的に潰れてたり擦れてたりする・・・言わばB級品です。
左側面ってブリスターに入った状態だと見えないから、開けて初めてわかるんですよね。
むしろブリスター保管派の人だったら「シュレディンガーの猫」状態っていう・・・。
そういえば先日、元HWデザイナーのJun Imai氏がインスタで「買ってきたインテグラの左側のAピラーが破損してた!とても悲しい」みたいなことを言ってました。
・・・一般コレクターはずっと同じ目にあってたんやで・・・!!
トップ・ベース
メタルボディ×プラベース仕様で、ボディカラーはマットブルー。
2018年のHW Race Teamカラーです。
同セグメントの他アイテムはシャーシなどにオレンジ色が必ず使われていましたが・・・ロードランナーだけは青×黒という仕様なんですね。
あれかな・・・グリルがオレンジになっちゃうのを避けたのかな?
ボンネットには8番のゼッケンと、426Hemiエンジン搭載車であることを物語るグラフィックが印刷されています。
底面には1998年および2016年の著作年、そして2016年のフィアット・クライスラーの著作表記、マレーシア工場製であることが記されていました。
ちょっと削ってローダウン化
さてさて!
このロードランナーの車高がどうしても気になってしまったので、ちょっと削ってローダウン化させてもらいました。
写真の矢印が指している、アクスルを抑える部分をデザインナイフで深く削ります。
タイヤを慎重に外し、元のホイール留め具の上に重ねて、あとは元通り組めばローダウン化できるはずです。
※本当は内径1mmのアルミパイプやらでしっかりシャーシにタイヤを固定した方がいいと思いますが・・・。
そのままだとタイヤがボディに干渉してしまうため、内側の突起部分も少し削りました。
こうすることでタイヤの厚みが少しだけ減り、タイヤハウスにすっぽりと収まるようになってくれます。
・・・が!
ホイール中心から余った車軸が外側にはみ出してしまうので・・・横着しないで車軸を切断して調整するなどした方がいいですね。
ローダウン化すると底部の突起も地面に干渉してしまうので、これも削ります。
ここまででやったことは「デザインナイフで削る」ということのみ。
なので、「ちょい足しカスタム」ならぬ「ちょい削りカスタム」ですね。
※ドリルでの分解作業は除く
それでこれぐらいまでロードクリアランスを下げることができました。
やっぱりこれぐらいの方がマッスルカーっぽい気がするんですが・・・どうでしょうか!?
この個体はタンポもアレだし・・・Baby Shit Yellow(赤ちゃんのウンチ色)に塗り替えて所さん化しようかな。
本当はホイールも今の前輪を後輪にして、もうちょっと小さいサイズのを前輪に・・・とか思ったんですが、どうもデフあたりが地面に干渉しちゃいそうなので、このサイズがギリギリって感じです。
分解ついでに浮いていたボディの問題も探ってみたんですが・・・こちらは結局原因がわからず。
一つだけ判明したのが、ウィンドウパーツを外すことでしっかりとハマるようになる・・・ということでした。
ただウィンドウパーツやインテリアらへんに突起などがあるわけでもないんですよねえ・・・。
「ギュッ」と押さえつければボディが浮かなくなるので、もしかしたら何かしらのパーツが曲がってるとか、そういう問題かなと思い・・・
とりあえず輪ゴムで押さえつけておきました。
1週間ぐらい放置して様子をみてみようと思いますw
おわりに
というわけで、’70 ROAD RUNNERのレビューでした!
こうなってくるとアレですね・・・上級車種であるGTXの’71年モデルなんかも欲しくなりますね~・・・。
2018年のMoparシリーズって日本に入ってこないんだっけ・・・?
なぜFord Trucksだけ入ってきたんだろう?不思議。
Comment
おいらもたった今Twitterにロードランナーあげたとこや!
たしかに車高が気になってたんですよぅ!
こりゃいい、真似しよう。
なお☆にゃおさん
コメントありがとうございます!
ツイッター拝見しました~。この車高気になりますよねえ。。
なんかここでもPhil氏のクセが出ている感じ・・・。
実は通販納車の自分のロードランナーはサイドの向かって右側、買ったときのケースに入っている方ではない所のホットウィールの文字がない!?と言うミスを掴んでしまったようです。左側にはちゃんと文字はあるのに…。文字なしは始めてです。でもそれでもいいんではないかと。珍しい記念として持っておきます。モパーはとある通販では入って来ていたようですが、既に全車売り切れでした。わかったときには既に遅きは、スローバックで、経験済みだったのに 。
虎鉄さん
コメントありがとうございます!
おお・・・ホットウィールロゴだけないっていうアイテムですか!?
それはそれでレアな感じがしますねえ・・・。
モパー・・・できるだけ量販店で買いたいので、ジョーシンとかヨドバシあたりに入ってくれないかと期待。
管理人さんこんにちは♪
ロードランナーの車高の件、自分も気になってました。落とすとさらにカッコいい!参考にさせていただきます♪
自分も2台入手した内の1台がボディが浮いてます。開封してないで断言出来ませんが、記事を読む限り窓パーツが悪さをしていそう。
もしかしたら、個体差だと思うのですが 窓パーツの足が若干長いのかなと想像してます。
じむさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
車高、やっぱり気になりますよねえ~。下げていきましょ!!ww
ボディの問題、言われてみて窓パーツの足をちょっと削ってみました。
・・・が改善せず;;
なんか窓ばかりに着目しちゃったけれど、根本的にインテリアパーツだかベースパーツあたりが歪んでるのかなぁ・・・?とか思ったり。
こんにちは。
これまたNアソートで、入手できずの1台です。
REACING TEAM集めていただけに無念・・・
まぁ、いっか(この精神もホットウィール・ファンには必要)
さて、スプレー塗料が届きましたので早速塗りまくっています。
あのTeam Transportのフリをした3台もOD自衛隊色に様変わり
もうすぐブログで公開予定。
とりあえず、初仕事はこちら。
http://poncha.blog.jp/archives/29435362.html
poncha2016さん
こんにちは!コメントありがとうございます。
えっ・・・これも未入手でしたか!
でもこれはオークションとかでそこそこ安価で出てそうな気が・・・。
>まぁ、いっか(この精神もホットウィール・ファンには必要)
ほんとほんと!!
僕も最近はすごくそれを意識してますw
>スプレー
おおおっ!オリーブドラブ!!
ていうか、窓も全部塗っちゃうんかい!!!!!www
でもこれ、やっぱりこの色ってだけでかなり様になりますね。
あとはホワイトのステンシルデカールか何かを貼ったら一気にアーミー風に・・・!
そういやガチャのジムニーにもオリーブドラブがあるみたいですね。
うちの方ではモトコンポすら見かけませんが。。。。
やはり車高は落とすことによってだいぶ違いますね。また、チームトランスポートが買いに行けないです(><) 金曜日とか
本当は休みやったのに…仕事になりました。
見事にブラックフライデー(11月23日(金・祝))に
ブチあたるという・・・
また、あの「大カートだらけで身動きが取れぬわ~」地獄が・・・
あえて地獄に挑むか、
大安売りの電機屋系列数社の天国を選ぶか・・・
これもまたホットウィール・ファンの楽しみ
poncha2016さん
>大安売りの電機屋系列数社の天国を選ぶか・・・
その手があった・・・!と言いたいところですが、こっちはこっちで入荷が確定しない可能性もあるんですよねえ。。こわやこわや・・・。
光(*≧○≦*)ホットウィール好きさん
コメントありがとうございます!
そうですね~ホットウィールはただでさえタイヤが大きいので・・・車高が高めだとちょっと違うスタイルに見えちゃう感じ・・・。
>トラポン
あっ、金曜日(祝日)ですかぁ・・・。
これは朝からめちゃくちゃ並ばないと買えないパターンのヤツや。。。
更新お疲れ様です。あぁ〜確かにアメ車以外の何者でもない形ですね。めっちゃ格好良いです。別のモデルのロードランナーってワイスピにラインナップされていたやつでしたっけ? ボディの浮きや塗装ずれは確かに気になりますが、自分は「まぁ値段考えればしゃーないか、開けて遊び倒す用に決定!」と諦め開封&遊んでます。(綺麗なA級品はループやらの派手なコースで遊ぶの勿体無い感じがして… 。B級品とかならコースアウトして吹っ飛んでも笑って済ませるので。)
雷電さん
コメントありがとうございます!
ね!ザッツアメ車!これはもう実物(1/1スケール)が欲しくなりましたよ・・・。
昨年あたりのワイスピにラインナップされてたのも同じ’70 ROAD RUNNERだったと思います。
どうやらその時に金型変更があった模様。
あとは’71年モノが一応Moparアソに入ってたと思うんですよ・・・。欲しい。
>まぁ値段考えればしゃーないか
そうですねw
きっとUSのコレクターもそれぐらいの感覚なのかなーって気がします。(向こうではもっと安いわけだし・・・)
>綺麗なA級品はループやらの派手なコースで遊ぶの勿体無い
僕は当初、「ミニカーなんて遊ぶためにあるんやああぁあぁぁぁ!」と思って綺麗なヤツもビュンビュン走らせてたんですが・・・やっぱりそれなりに傷ついちゃいますね^^;
まぁ、それも勲章みたいなものなんだろうけど・・・やっぱりお気に入りの一台とかだと寂しくもあり。。。w
かといってずっとケースに仕舞われているのも可哀想な気がしちゃって、なんだかジレンマだったりしますw