CRESCENDOのレビュー。ギンギラギンの謎エキゾチックカー[DTX04]
2017/12/22
2017年KアソートのNew Models、CRESCENDOです。
CRESCENDOはカタカナにすると「クレッシェンド」。
音楽の授業を少しでも真面目に聞いていた人なら「ああ、あれね」となる強弱記号です。
事前にデザインを見て「どこがどうクレッシェンドやねん」と思った方も多いと思いますが、僕もその一人でした。
で、「これは買っていろいろ見ていけば謎が解けるに違いない!HWだしな!」という期待を込めて連れて帰ってきました。
結論からいうと、どこがどうクレッシェンドかは全くわかりませんでしたw
でも、なかなかにカッコいいヤツです。
クレッシェンドのレビュー
CRESCENDOは2017年のNew Models。
SUPER CHROMESセグメントからのデビューとなったため、ギンギラギンです。
デザイナーは今のところ不明。
ホットウィールのオリジナルデザイン車両(いわゆる謎車)です。
クレッシェンドは音楽の楽譜上に書かれる記号で「<」←こういうヤツです。
意味は「だんだん強く」を意味しています。
ブリスターカード裏面にはフロントスポイラーが上下するギミックの説明が書いてありました。
個人的にちょっと気になったのはトイナンバーの下にある「G2」という文字。
これ、なんだろう・・・?
今年の他のNew Modelsに書いてあったりしましたっけ?
うーん、謎ですw
謎は謎のまま、各部見ていきます。
フロント・リア
正面から見ると、ウアイラやオロチのような、丸みを帯びたスーパーカーといった感じの近未来的なデザインになっています。
写真では見えづらいですが、一応ヘッドライトのモールドも甘めに入っており、その下に謎のクリアパーツが配置されています。
また、フロントノーズ部にはエンブレムと思しき丸い突起がありました。
これがどういった意図でデザインされたものなのか・・・そしてこれが音楽的な何かなのか・・・気になるところです。
背面もしっかりと造形されていますが、この四角い部分が排気口なのかな・・・?
とにかくホットウィールらしい未来のスーパーカー感がありますね。
サイド
ボディサイドから見ると、フロントタイヤのフェンダー部だけもっこりしていますが、あとは風の流れを考えられたかのような流線形になっています。
おかげで真正面から見た時や斜めから見た時とは全然違った印象がありますね。
ホイールは2017年のあたらしいカラーリングの5SP(5-Spokes)。
なんとクロームウォール×クロームリムという仕様です。
今までホイールのリムとスポークがクロームというものはありましたが、まさかクロームウォールのものが出るとは・・・さすがスーパークロームス(セグメント)!
むしろ、ここまでやっておいてなんでスポークがクロームじゃないのか・・・逆に気になります。
とはいえ、青いベースカラーとクロームがよく合ってますね。
今後のSuper Chromesセグメントの定番となるのかな・・・。ゴールドメッキバージョンも楽しみです。
※ただし、タイヤパーツのクロームメッキってボディのものと違って剥がれやすいので、ちょっと遊んでいるうちに見る見る「ブルー5SP」になるんじゃないかと安易に予想できますw
トップ・ベース
ボディトップは僕の部屋がガッツリ映り込むぐらいギンラギンラですw
そのため、細かいモールドなんかがちょっと写真からだとわかりにくいですね。
ルーフに入ったモールドからガルウィングドアであろうことがわかります。
また、本当に写真からだと全然わかりませんが、車体後部に半円状の突起があり、フロントノーズのエンブレム様突起とあわせて、これが「音楽的な何か」を意味しているんじゃないか・・・とか考えたのですが、結局答えは出ませんでした。
車体後部にエンジンフードと思われるクリアパーツがあり、近年のスーパーカーらしくミッドシップエンジンだろうと予想できますね。
底面には2016年の著作年とマレーシア製であることが記されていました。
ギミック
ブリスターカード裏面にあった通り、本モデルにはフロントスポイラーが上下するギミックがついています。
フロントスポイラー自体がインテリアパーツと一体の軟質樹脂なので、無理やり上に持ち上げてボディ前部にある突起に引っ掛けて固定する仕様。
最近のホットウィールのギミックは軟質樹脂をつかった無理やりなものが多いですw
デザイン的には口が閉じている時の方が好きかも。
横からみるとこんな感じ。
実はこの車種、ブリスターカードに「TRACK STARS」と記載されているとおり、ホットウィールのレーストラックで早く走れるモデルなんですね。
トラック上を早く走る際にはどうしてもスポイラーが邪魔になってしまうんだとか。
そこでスポイラーを上に上げられるという、なんとも本末転倒なギミックなわけなんです。
実際のレースであればスポイラーは風圧を操って速度をあげてくれる役割があると思うんですが、ことホットウィールの”ループするような”コースにおいてはデザイン的には必要でも実用性がない(というか邪魔)ということなのかもしれません。
インテリア
ここまで見てもクレッシェンド感が全然わからなかったので、中に何かあるんじゃないかと思ってバラしてみました。
・・・が、ここにも特にクレッシェンド的な何かはなかったですね。
一応ミッドシップV8エンジンであることと、座席がかなりゆったり・・・もうほぼ寝っ転がって運転する車であることはわかりました。
おわりに
というわけで、CRESCENDOのレビューでした。
ホットウィールオリジナルのスポーツカーとしてはかなりカッコいい方のデザインではないでしょうか。
どことなくGAZELLA GTを彷彿とさせる感じもあります。
[参考]Gazella GTのレビュー。謎車だからと敬遠するのがもったいないHWオリジナルカー
結局音楽的な何かは全くもってわかりませんでしたが、何かしらが「だんだん強く」なるんでしょう。(テキトー)
あれかな、走っているうちにどんどん風圧とかを効率的に使えるようになっていって、最高速度がありえないほどになるとか。
ちなみにUSカードの裏面およびHot Wheels Collectors.comの解説によると「this exotic car is music to our eyes.」と締めくくられており、どうやらこの車が僕らの耳を音楽にしてくれるらしいです(直訳)。
英語って難しいですね・・・。
追記
コメント欄にて「フロントスポイラーを開いた形状がクレッシェンド」と頂きました。
これだああああああああああああああ!!!
ホットウィールの正面は「向かって右向き」なんですよ。
これはUSの交通事情(右側通行)が影響しているわけで、ベーシックカーがブリスターに入る向きもこうなっています。
[参考]ホットウィール、右向きに飾るか?左向きに飾るか?
これが左向きだったら「デクレッシェンド」だったことを考えても、クレッシェンドという名前の由来はこの部分にありそうですね!!w
Comment
こんにちは
ギミックつきのフロントスポイラーを横から見た姿がまさに
「<」なのではないでしょうか?
HWのデフォルトの右を向いたらクレッシェンドw
poncha2016さん
!!!!!!!!!!!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおそれだああああああwww
ありがとうございます、きっとそうですねw
追記しておきます!!
伝道師様、皆様こんにちは!
今日に関東地方は湿度が高く、外に出ると滝の様に汗が噴き出てきます。
CRESCENDOギンギラで青いストライプが涼しげで、速そうでカッコいいです!
前々から気になってた1台ですが、発売日には実車中心で買ってしまい、またいつでも買えるでしょう?の心が出てしまい一度は手にとりましたが、スルーしてしまいました。
早速レビューされてて、やっぱりコレしかないでしょ!で、避暑ついでにノコノコ買いに行って来ました、無事に入手出来ましたが、開けたら指の跡がバッチリ付きそうなので、まだブリバリしていません。
中々、想像を掻き立てる1台ですね?
所で前に、ザラスから新発売お知らせメールが来ないときがあると、仰っていましたが
今回は如何でしたでしょうか? 当方は前日夕方には来ていましたが?
hiroさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
このところ毎日暑いですね~・・・。我が家は早くもエアコンが稼働し始めました。。。
>前々から気になってた1台ですが、発売日には実車中心で買ってしまい、またいつでも買えるでしょう?の心が出てしまい一度は手にとりましたが、スルーしてしまいました。
僕もこのホイールじゃなかったらスルーしていたと思います^^;
なんとなく今回のギンギラホイールの実物を見てみたい気持ちに負けましたw
>早速レビューされてて、やっぱりコレしかないでしょ!で、避暑ついでにノコノコ買いに行って来ました、
>無事に入手出来ましたが、開けたら指の跡がバッチリ付きそうなので、まだブリバリしていません。
おおお・・・レビューで魅力が伝わったのは嬉しい反面、やっぱりNew Modelsなのに発売日を過ぎても余っている悲しさを感じましたww
指紋は、ばっちり付きますw(レビューの写真にも写ってますね^^;)
>ザラスから新発売お知らせメール
今回はしっかり届きました~!
新型カマロが紹介されていましたね。
・・・なぜそこでCrescendoを紹介しないのかとw